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「はぁ、はぁ、はぁ…。」
疲れと、苦しさとで涙目になり尻餅をついて呆けていた。
そんな俺を、ネフィル先生は力が入らないまま立たせ、今度は机にうつ伏せにさせる。
そして、俺のズボンと下着を下ろし脱がせられた。
お尻が空気に当たり、恥ずかしい格好になっている事に顔が熱くなる。
ヤル事は承諾したのに、今さらになって怖くなり足が震え、手に力が入る。
急に冷たい液体を尻にかけられ、ピクッと反応してしまう。
その粘り気のある甘い香りの液体を、指に纏わせ尻の穴に無遠慮に入れられる。
「いっ、んんっ。」
急に入れられ、少し痛みが走る。
まだ滑り気が足りないと思ったのか、指で穴を広げ、冷たい香油を直接入れられて、嫌悪感が背中を走り、手に力が入る。
ネフィル先生の陰茎が尻の穴に付けられ、液体を広げていく。
と、ズブズブと力任せに入れてきた。
「いっ、ああぁぁぁ。」
俺は慣らされていない場所に、無理やり押し入れられてピリピリと痛みと苦しみを与えられる。
「力を抜けよ!俺のモノを食い千切る気か!」
バシッンと尻を叩かれる。
「うっ、くっうぅ…。」
息を吐きながら何とか力を抜いていく。
俺は、悔しくなってきて涙が溢れてくる。
その間にも、ネフィル先生は自分の陰茎を抜き差しして、動きは止まらない。
俺の尻の穴からは、液体の「ぐちゅ、ぐちゃ」という音と、肉同士がぶつかる「ぱん、ぱん」という音だけが室内に響く。
叩かれる痛さと、奥まで突かれる苦しさと、尻の穴の痛みに耐え、ネフィル先生が達するのを唇を噛みしめじっと待った。
どうして俺が、こんな目に会わなきゃならないんだ。
こんなに辛くて痛い思いをしてまで、守護魔法を施さないとダメなんだろうか…。
それは、俺が弱いから、守られていないと何も出来ないから。
だから、ネフィル先生も本当は嫌々こんなことを…。
こんな何も出来ないガキが、聖人様なんて言われて良い気になってたから、だから、ネフィル先生をも怒らせた。
俺は、思い上がってたんだ。
騎士になるっていう夢があったのに、最近は訓練もしてなかった。
それなら、今よりもっと強くなって騎士になれば、守ってもらわなくても良くなるんじゃないのか?
「くっ、うっ、ネフィル先生…っう、ごめんなさい…。」
俺は、痛さで歯を食い縛っていた口を開け、何とか言葉を紡ぐ。
「もぅ…俺を、離して、くっ、下さい…。」
ネフィル先生の動きが止まる。
苦しさは止んだが、それでも、今までの痛さが薄れる事はなく、手に力を入れ、歯を食い縛っていないと気絶しそうだ。
「な…に?」
ネフィル先生は、今まで入れていた陰茎を抜いて、俺を自分の方に向けさせた。
だが、俺は泣いている顔を見られたくなくて顔を背けるが、ネフィル先生の手はそれを許すはずもなく、顎を捕まれ無理やり顔を暴かれる。
「罰は受けます。だから…そんなに怒らないで…。」
もう、ネフィル先生自身も、許して、あげて欲しい………。
そう口に出せたか解らないが、俺は堪えきれず、意識が遠退いていった。
ーーーーーー
ルシオンは気を失い、その場に倒れてしまった。
そして、ネフィルは自分のやってしまった事に、やっと気付いた。
王立記念日に、ルシオンがいないと騒ぎになっていたのは知っていたが、さほど気にもしていなかった。
そんな生徒は大勢いる。なのに、皆が必死になり探していた。
たかが、光属性があるというだけで、ちやほやされ、国の保護対象になったのに、どこまでも呑気なルシオンが嫌いだった。
だが、あの日、街でグレース王子と、キスをしそうになっているルシオンを見た時から、ネフィルは苛立っていた。
そして帰りの馬車で私の素性がバレても、少しも私に興味を示さないルシオンが不思議だった。
この解らない感情に、更に苛立ち、いくら他の美少年を抱いても気は晴れなかった。
セレスが施していた、厄介な守護魔法が消えたら、すぐに実行しようと思っていた。
『ルシオンを壊してやろう』と。
そうすれば、あのすましたセレスの顔を歪ませられるだろう、そう楽しみに思っていたのだ。
それなのに…ルシオンが苦しみに耐え、紫色の瞳に涙を湛え流している顔を見たら、自分で自分を抑えられず、結果的に痛め付けてしまった。
『壊してしまいたい』思いと『抱き潰したい』思いが私を暴走させ、ルシオンの意思を無視した行為になってしまった。
『ネフィル先生自身も、許して、あげて欲しい…』
いい大人がガキ1人に助けられるとは。
あんな痛め付けていた行為の最中でさえ、私を気遣い思いやって、隠していた本心に気付かされるとは。
だから貴重な保護対象の光属性なのかもしれない。
私には死んでも真似できないだろう。
私は、あの苛立ちがなんだったのか、ようやく理解した。
ルシオンに私に興味を持って欲しかった。好意を持って欲しかった。ただ、それだけだったのだ。
ルシオンの汗ばんだ素肌の滑らかさも、感じている表情も、吐息も喘ぎ声も、今となっては幻だ。
「くそっ、ミイラ取りがミイラになるとは……。あぁあ、もっとちゃんと抱きてぇぜ…。ははは………。」
ネフィルは何故か、晴れた気分だった。
疲れと、苦しさとで涙目になり尻餅をついて呆けていた。
そんな俺を、ネフィル先生は力が入らないまま立たせ、今度は机にうつ伏せにさせる。
そして、俺のズボンと下着を下ろし脱がせられた。
お尻が空気に当たり、恥ずかしい格好になっている事に顔が熱くなる。
ヤル事は承諾したのに、今さらになって怖くなり足が震え、手に力が入る。
急に冷たい液体を尻にかけられ、ピクッと反応してしまう。
その粘り気のある甘い香りの液体を、指に纏わせ尻の穴に無遠慮に入れられる。
「いっ、んんっ。」
急に入れられ、少し痛みが走る。
まだ滑り気が足りないと思ったのか、指で穴を広げ、冷たい香油を直接入れられて、嫌悪感が背中を走り、手に力が入る。
ネフィル先生の陰茎が尻の穴に付けられ、液体を広げていく。
と、ズブズブと力任せに入れてきた。
「いっ、ああぁぁぁ。」
俺は慣らされていない場所に、無理やり押し入れられてピリピリと痛みと苦しみを与えられる。
「力を抜けよ!俺のモノを食い千切る気か!」
バシッンと尻を叩かれる。
「うっ、くっうぅ…。」
息を吐きながら何とか力を抜いていく。
俺は、悔しくなってきて涙が溢れてくる。
その間にも、ネフィル先生は自分の陰茎を抜き差しして、動きは止まらない。
俺の尻の穴からは、液体の「ぐちゅ、ぐちゃ」という音と、肉同士がぶつかる「ぱん、ぱん」という音だけが室内に響く。
叩かれる痛さと、奥まで突かれる苦しさと、尻の穴の痛みに耐え、ネフィル先生が達するのを唇を噛みしめじっと待った。
どうして俺が、こんな目に会わなきゃならないんだ。
こんなに辛くて痛い思いをしてまで、守護魔法を施さないとダメなんだろうか…。
それは、俺が弱いから、守られていないと何も出来ないから。
だから、ネフィル先生も本当は嫌々こんなことを…。
こんな何も出来ないガキが、聖人様なんて言われて良い気になってたから、だから、ネフィル先生をも怒らせた。
俺は、思い上がってたんだ。
騎士になるっていう夢があったのに、最近は訓練もしてなかった。
それなら、今よりもっと強くなって騎士になれば、守ってもらわなくても良くなるんじゃないのか?
「くっ、うっ、ネフィル先生…っう、ごめんなさい…。」
俺は、痛さで歯を食い縛っていた口を開け、何とか言葉を紡ぐ。
「もぅ…俺を、離して、くっ、下さい…。」
ネフィル先生の動きが止まる。
苦しさは止んだが、それでも、今までの痛さが薄れる事はなく、手に力を入れ、歯を食い縛っていないと気絶しそうだ。
「な…に?」
ネフィル先生は、今まで入れていた陰茎を抜いて、俺を自分の方に向けさせた。
だが、俺は泣いている顔を見られたくなくて顔を背けるが、ネフィル先生の手はそれを許すはずもなく、顎を捕まれ無理やり顔を暴かれる。
「罰は受けます。だから…そんなに怒らないで…。」
もう、ネフィル先生自身も、許して、あげて欲しい………。
そう口に出せたか解らないが、俺は堪えきれず、意識が遠退いていった。
ーーーーーー
ルシオンは気を失い、その場に倒れてしまった。
そして、ネフィルは自分のやってしまった事に、やっと気付いた。
王立記念日に、ルシオンがいないと騒ぎになっていたのは知っていたが、さほど気にもしていなかった。
そんな生徒は大勢いる。なのに、皆が必死になり探していた。
たかが、光属性があるというだけで、ちやほやされ、国の保護対象になったのに、どこまでも呑気なルシオンが嫌いだった。
だが、あの日、街でグレース王子と、キスをしそうになっているルシオンを見た時から、ネフィルは苛立っていた。
そして帰りの馬車で私の素性がバレても、少しも私に興味を示さないルシオンが不思議だった。
この解らない感情に、更に苛立ち、いくら他の美少年を抱いても気は晴れなかった。
セレスが施していた、厄介な守護魔法が消えたら、すぐに実行しようと思っていた。
『ルシオンを壊してやろう』と。
そうすれば、あのすましたセレスの顔を歪ませられるだろう、そう楽しみに思っていたのだ。
それなのに…ルシオンが苦しみに耐え、紫色の瞳に涙を湛え流している顔を見たら、自分で自分を抑えられず、結果的に痛め付けてしまった。
『壊してしまいたい』思いと『抱き潰したい』思いが私を暴走させ、ルシオンの意思を無視した行為になってしまった。
『ネフィル先生自身も、許して、あげて欲しい…』
いい大人がガキ1人に助けられるとは。
あんな痛め付けていた行為の最中でさえ、私を気遣い思いやって、隠していた本心に気付かされるとは。
だから貴重な保護対象の光属性なのかもしれない。
私には死んでも真似できないだろう。
私は、あの苛立ちがなんだったのか、ようやく理解した。
ルシオンに私に興味を持って欲しかった。好意を持って欲しかった。ただ、それだけだったのだ。
ルシオンの汗ばんだ素肌の滑らかさも、感じている表情も、吐息も喘ぎ声も、今となっては幻だ。
「くそっ、ミイラ取りがミイラになるとは……。あぁあ、もっとちゃんと抱きてぇぜ…。ははは………。」
ネフィルは何故か、晴れた気分だった。
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