佐々木と吉田 チュウニボーの人らはXが好き編

ある日、終わるかも

ナントカマスク

「更に言うと」
　佐々木が続ける。
「採算は関係ない、採算が取れてても、経営者が、経営側がやめるって言ったら、やめるのね」
「ええっ？そうですか？」
「だからそれが、さっきの空のF1の話」
「まぁ確かに」
「流行っていたけどやめたわけじゃん」
「そうですね」

「親会社があってというか、会社の経営方針が変わればさぁ、利用者が沢山いても、流行ってても、採算が取れてても、やめる時はやめる訳なのね」
「うんんんん、言ってる事は分かりますけど、そんなに起きないでしょう」
「そうか？」

「イーロンナントカマスクっているじゃん」
「ナントカ要りませんねそれ」
　吉田が笑う。
「ナントカマスクさん」
「ナントカマスクって、ロビンマスクみたいですね」
「なんだお前」
　佐々木が笑う。

「ナントカマスクっていえば、普通、タイガーマスクだろう」
「いや、世代的にね」
「世代的にね・・・・・そうか？」


「で、とにかく、そのナントカマスクさんがね」
「はい」
「ツイッターをエックスに変えたじゃん」
「ハハハハハッそうですね」
「これってテイオーこと伊集院さんが言ってたことじゃない、って思ったの」