人魚姫は鬼畜な王子様を短剣で刺さない

楓子(かえでこ)

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本編

19。ー居残り

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「蛍ちゃん、最近居残り多いねー」
「築島先生けっこう怒ってたよね? 大丈夫かな」

「それにしても築島先生、蛍ちゃんにだけ厳しくない?」
「そうかなぁ。確かに今日は集中してなかったぜ」
「先生も目をかけてるんじゃないの? 将来有望そうだし」

「ちょっとスランプみたいだけどね」
「でも考えてみたら、彼女まだ二年生だから」

「確かに。あんな高速授業、去年なら到底ついていけなかったですよ。それにいきなり、硫酸タリウム急性中毒の解毒剤を答えよ、なんて」
「あれってメチレンブルー……だよね?」


 * * *


「はぁはぁ……っんぐ、」

 ずっぷりと入れられて、本棚を背に突かれる。

「もう一度聞く。硫酸タリウム急性中毒の解毒剤として用いられる薬品はなんだ」
「……んっ、ぷるしあん、ぶるー……」
「メチレンブルーではないのか?」
「めちれんっ、ぶるーは……めとへも、ぐろびん、けっしょうに、おける……とくいてきなっ、げどくざい……」
「正解だ。きみは本当に優秀だな……無論、これだけ乱れていることを別にすればの話だが」

 結合部からぐしゃぐしゃ音が鳴り響いた。

「それで? 実験中に身体をまさぐられた気分はどうだった?」
「……はず、かしく、てっ……ぁっ……でも、かんじ、ちゃって……」
「あまり感心しないな」
「でもぉ……せんせい、がっ」
「口答えは減点だ」

 先生はまた一層深く差し込んだ。

「せんせい……こんなとこっ、だれかに、みられたらっ、わたし、」
「嬉しいのか?」
「ちがっ、」
 わたしには抗議する権利はないというように口を塞がれた。

「しかし身体は歓んでいるとしか思えない。膝まで垂れているぞ」

 先生がいうように、持ち上げられていない方の脚に、自分の体液がダラダラと流れていく。先生が突けば突くほど、大量に。
 突かれる震動で背中に本の角が当たったりするけれど、それさえも快感になってしまうわたしは、もうどこかがおかしいんだろうか。

「それにこんなに勃起させて……吸ってほしいと言っているようにしか見えない」

 下着をずり上げられて飛び出た突起を、右手の親指で強くいじられた。また卑猥な声を発してしまう。

「せんせっ、……もう、がまん、できな、」
「まさか、嫌だ嫌だと言いながら、先に逝くんじゃないだろうな」
「ふぇえ……んっ」

 突きまくられて、いかされて。
 先生はドサッとデスクの椅子に座って、倒れる寸前のわたしを上に乗せた。

「ではお望み通り・・・・・、吸ってあげよう」

 居残り授業はまだまだ終わらなかった。


 * * *
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