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新婚さんごっこ
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職場から家に帰る途中、スマホがメールを知らせてきた。送り主は周防からだ。
「どれどれ……友人の体調を気遣って、またメールしてくれたのか?」
ほくほくしながら、中身をチェック。読み進めている内に、上がっていた口角が、どんどん下がっていった。
読み終えて、返信せずにスマホを無造作にポケットに突っ込む。
「周防ってば、ちゃっかり俺に自慢話しやがって、まったく――」
『ももちん、聞いてよ。太郎ってば、いきなり俺に患者になれって言ってきて、お医者さんごっこを強要したんだよ。どんだけ~って思うでしょ! まぁその後は、それなりに過ごしたんだけどね。+。ゥフフ(o-艸-o)ゥフフ。+゚』
ムカついちゃいけないけど、こっちだって負けてはいられない。俺と涼一は、無敵な恋人なんだから!
「あっちがお医者さんごっこなら、俺らはそれよりも甘いであろう、新婚さんごっこをしてやろうじゃないか。(ΦωΦ)フフフ・・」
かくて変な対抗心から、ごっこ遊びが展開される模様。続きは被害を被るであろう、涼一目線でお楽しみくださいませ(・∀・)
「どれどれ……友人の体調を気遣って、またメールしてくれたのか?」
ほくほくしながら、中身をチェック。読み進めている内に、上がっていた口角が、どんどん下がっていった。
読み終えて、返信せずにスマホを無造作にポケットに突っ込む。
「周防ってば、ちゃっかり俺に自慢話しやがって、まったく――」
『ももちん、聞いてよ。太郎ってば、いきなり俺に患者になれって言ってきて、お医者さんごっこを強要したんだよ。どんだけ~って思うでしょ! まぁその後は、それなりに過ごしたんだけどね。+。ゥフフ(o-艸-o)ゥフフ。+゚』
ムカついちゃいけないけど、こっちだって負けてはいられない。俺と涼一は、無敵な恋人なんだから!
「あっちがお医者さんごっこなら、俺らはそれよりも甘いであろう、新婚さんごっこをしてやろうじゃないか。(ΦωΦ)フフフ・・」
かくて変な対抗心から、ごっこ遊びが展開される模様。続きは被害を被るであろう、涼一目線でお楽しみくださいませ(・∀・)
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