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闇−149
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新しく改装された浴室に驚きながら入浴を済ませてからフロリナが髪を乾かして整え、応接に戻ると同じく風呂上がりでやや髪が濡れたままのアレックスが白ワインを飲みながら寛いでいた。
「いつの間に入浴をしたのですか……」
ワンピースのような寝衣に着替えたツキヨが不思議そうにアレックスの隣に座るのを見て、フロリナは冷たい果実水をツキヨに渡した。
「ダンたちが使う部屋や厨房、風呂の設備もいろいろと改装したんだ。いやー、かなりボロっちいし壊れていたところも多くてよ俺も大変だったぜ」
カトレア男爵邸は歴史ある屋敷であるものの、長い間改装することもなかったため使用人部屋はたらい湯で体を洗い流す部屋しかなく、マルセルの主寝室に小さな浴槽とツキヨの部屋に更に小さな浴槽がある程度だった。
「んっかーーっ!!!!こんなんじゃ、体も休まんねぇだろーがっ!!風呂くらい俺が出来らぁっ!!」
お風呂大好きおじさんが図面を引いて改装案をまとめ作業に加わった結果、一階の使用人部屋の並ぶ廊下の行き止まりを壊して、そこから24時間営業の男女別共同浴場を作ってしまった。
こっそり裏に小さいものの貸切風呂があるのは秘密だ。
そして、主寝室とツキヨの部屋も大きさの問題はあったが同様に改装をしてやっとお風呂大好きおじさんは納得することができたのだった。
「おう、ツキヨが入ってる間に俺はダンたちと共同浴場に入ってきたんだぜ。いやー、いい湯で最高だね。
ダンのやつと腕相撲をしたがなかなかの腕っぷしだったぜ!」
ワハハ!と楽しそうに話すアレックスのシャツがついと引っ張られた。
「あの、アレックス様……この改装費用……」「あーーー、言うと思っていたぜ!ツキヨは優しいから心配するってな」と待ってましたとばかりに話を遮ってアレックスはテーブルにワイングラスを置いた。
隣のツキヨの細い腰に手を回し抱き寄せてこめかみにチウと唇が軽く触れる。
「金のことで苦労したツキヨに金金金金いうと下品だと思うが事実として話しておくぜ。親父殿……マルセルが今やどんだけ資産があるか……」
「え?」
見開いた黒曜石の瞳が菫色の瞳を見つめる。
「オリエ布や糸だけじゃねえ。品質が一番なのが重要だが帝国では今野菜、果物の加工品でマルセルのところのものが高級贈答品になってるんだ。当然、ツキヨやマルセルの名前なんて入れてねぇ。
しかも帝国から他国へ同じ高級贈答品として流通していてなぁ……」
知らないうちにツキヨが慣れ親しんだカトレア領地内の新鮮な野菜や果物が高級贈答品扱いになっていることに目を瞠る。
「この間はついにモ○ド・セ○クション金賞も受賞したぜ……まぁ、細けぇのはさておき、ツキヨ皇后陛下のご実家のカトレア男爵家は今や王国内でも五本指に入るほどの資産家になっちまったんだよ」
「ま、まさか。そんなにーーーーー?!?!」
「おう。マルセルの実直で真面目で一生懸命なところが今、花となり実となったんだ。
風呂や家ん中の改装は一部領民や俺、あとは流しのよく分かんねぇ五人組の男たちが『土を改良するところから始めるんですか?』って何故か手伝ってくれたけど、なかなかな手際だったな!」
ヒョイと腕の力だけで隣に座るツキヨを持ち上げて膝を跨がせて座らせる。
チラと脹脛が見えたのが嬉しい。
「今はとにかくツキヨが心配なことは限りなく少なくなったんだ。親父殿もあぁ見えてもやり手の実業家で俺も驚いているくらいだ」
汗の引いたツキヨの額に口付ける。
「なんだか夢を見ているみたいです」
「んー?これが夢か?」
むちゅり……と熱を孕んだ菫色の瞳が黒曜石の瞳を捕えながら桃色の唇に貪りつく。
「ん……ぁ」
白ワインの味がする厚い舌が歯列を何度か擽るようになぞると、観念したように小さな舌がちろりと受け止めようとするが主導権を渡されることはなかった。
「今……これ……は、夢……か?ん?」
ちゅぶ……ちゅ……くちゅ……と水音の合間に問われるが答えられるほどツキヨに余裕は与えられない。
「ふ……ん、ん」
小さく首を左右に振るとアレックスはそのまま抱き上げてすぐそばのいつもよりやや小さめの「ツキヨの部屋」の寝台へ倒れ込みながら大きな手のひらで綿の寝衣の上から全身を優しく弄り、刺激を与えた。
手とざらつく布地から伝わる刺激はいつもより敏感に快楽の中枢へ蓄積され、両足をもじもじとしたくなるがアレックスに押さえ込まれているため刺激を散らすことができない。
「俺を足で挟み込んで……ん?」
耳朶を甘噛みして首筋をベロリと舐め、鎖骨沿いを食む。
右手は寝衣上から脇腹をサワサワと撫で、左手は先程から胸元の布を押し上げ始めてきた尖りをかしかしと爪先で引っ掻いた。
「んっ……ふっ……ああっ!!」
熱が蓄積されたのか堪らずツキヨが声を上げる。
「しーっ!ツキヨ……静かに……」
突然、アレックスが動きを止めると足音が聞こえた。
足音はツキヨ部屋の前の廊下を抜けると隣の部屋―――マルセルが入ってきたのか主寝室の扉の開閉音が響いた。
「静かに……声を出すなよ」
さわっ……とまた触れられると忘れていた熱が一気に全身を駆け巡る。
「んは……ゃ……ぁ……」
「静かに……聞こえるぞ……」
「んー……ふ……やっぱり……やめ……しょぅ……ん」
拒む言葉を伝えてもその手が止まることはなく、右手も押し上げて存在をアピールする右の尖りをきゅむきゅむと摘む。
布と指の感触にツキヨは今にも声をあげたいが隣の主寝室いる父マルセルのことを考えるとそんなことができるはずはなかった。
左右の尖りは更に先端を尖らして布を押し上げる。その部分を先程より強めに爪でかしかしと掻くと布越しの快感が下腹部に熱となり集まる。
「は……ひ……っっ……んんんぁ」
「駄目だ。声を出すな」
今度は尖端を爪先でかりりと丁寧に掻くと口を手の甲で押さえツキヨは声を出すまいと耐える。
「我慢して……いい子だ……」
耳元で囁くと耳朶を甘噛みする。
「ふっ……く……!!」
「んー、そうだ。静かに……隣に聞こえちまうぞ」
布越しに張り詰めてパンパンになった尖りがピクピクと微かに震えたような気がした瞬間、ツキヨの脳内が白くなる……ところでまたもツキヨの部屋の前の廊下をパタパタと歩き、主寝室の扉を叩く音が聞こえると、アレックスは息を止めて手を離す。
「……ぁぅ…………ぅ」
発散できなかった熱がツキヨの体を蝕むが、声を出さずに耐えられたことを褒めたい気持ちだった。
マルセルとのやりとりが終わったのかパタパタと足音は再び遠のく。
「ア、アレックス様……恥ずかしいし、もうね、寝まし」「駄目だ……静かに……こんなに熱が籠もってる」
涙目で小声で訴えるのも退けられ唇を塞がれ、寝衣もザッと器用に脱がされてしまう。
胸の蕾はプリプリと尖りきって珊瑚色に艶めいている。今にもはち切れそうなそこを隠そうとする腕を捕らえて左右に優しく押さえつけ、厚みのある舌でベロリと右の蕾を一舐めする。
「んっ!!」
「いい子だ。声は出すなよ……」
チロチロ……と繊細な動きをする舌を見せつけるように尖端を丁寧に刺激をすると、人の気配で発散ができなかった快楽が簡単に胸元に蓄積される。
「は……ぅんっ」
「静かに……しーっ……」
再び舌は尖端から離れてしまうと蓄積された熱はそのまま胸元に残りツキヨを苛める。
まだ脱いでいないアレックスの寝衣が肌をただ掠めるだけでももどかしい快楽となり息が荒くなる。
「ふ……ぁ……ゃあ……」
抗議も無視してアレックスの舌は鎖骨や胸元を舐め、蕾を僅かに掠めて臍を擽る。
「ひ……んんん」
臍の周りにご丁寧にハート型になるように所有印を残しつつ、下生えの手前辺りを何度も口付け、細い体に似合わない無骨な骨盤に噛みつく。
「ぁふ……ぁぁっ……や……」
「ん?静かにしてろよ。バレちまう」
声も出せず熱を貯めすぎた体は火照り、決定的な刺激を求めているが低音で囁かれる命令にツキヨは逆らうことができなかった。
熱の発散……ができるかと思えば途中で止められることを何度も繰り返されて涙が寝台を濡らす。
「も、ぅ……ゃあ……」
「駄目か?何をしてほしい?」
耳元で悪魔が囁く。
「な、舐め……」「どこを?」と聞くと同時に包皮を乱暴にグリィッと掴み、勃起をしている花芯を剥き出しにした。
「んっっっくっ!!!あぁっっっ!!!!!」
花芯を押し付けるように背を反り蓄積していた熱の一部を発散してしまう。
「声が大きいぞ……」
咎める小声は甘い毒を含んでいる。
「静かに……な……可愛いツキヨの声が聞けねぇのは寂しいけどな」
クイクイと包皮で花芯を扱くが、容易く達したあとでその命令を遂行することはツキヨにとっては困難なものだった。
扱くたびに淫靡な水音が入り交じり始め、花芯は赤く色付きツキヨに快楽のみを与える。
「んっ!!ィ……………く!!」
蓄積されていた熱が発散されたころ、溢れ出た蜜を花芯に塗りたくり指の腹で押し潰し、転がす。
上下左右にくりくり、ヌチヌチと自由に動き回り、予想不可能な刺激から逃れようとするツキヨの両太股をアレックスは掴み、逃さない。
「は……はっ……っぁ!」
口を手の甲で押さえるが効果はなく、途切れ途切れの喘ぎ声が室内に響く。
「油断しているとだんだん声が大きくなるなぁ」
クリ……と爪先で花芯を掻く。
「っっんん!!!!!!」
ピチャッ!
花芯の目の前に陣取っていたアレックスは潮でずぶ濡れになるが、嬉しそうに微笑んでいた。
「いつの間に入浴をしたのですか……」
ワンピースのような寝衣に着替えたツキヨが不思議そうにアレックスの隣に座るのを見て、フロリナは冷たい果実水をツキヨに渡した。
「ダンたちが使う部屋や厨房、風呂の設備もいろいろと改装したんだ。いやー、かなりボロっちいし壊れていたところも多くてよ俺も大変だったぜ」
カトレア男爵邸は歴史ある屋敷であるものの、長い間改装することもなかったため使用人部屋はたらい湯で体を洗い流す部屋しかなく、マルセルの主寝室に小さな浴槽とツキヨの部屋に更に小さな浴槽がある程度だった。
「んっかーーっ!!!!こんなんじゃ、体も休まんねぇだろーがっ!!風呂くらい俺が出来らぁっ!!」
お風呂大好きおじさんが図面を引いて改装案をまとめ作業に加わった結果、一階の使用人部屋の並ぶ廊下の行き止まりを壊して、そこから24時間営業の男女別共同浴場を作ってしまった。
こっそり裏に小さいものの貸切風呂があるのは秘密だ。
そして、主寝室とツキヨの部屋も大きさの問題はあったが同様に改装をしてやっとお風呂大好きおじさんは納得することができたのだった。
「おう、ツキヨが入ってる間に俺はダンたちと共同浴場に入ってきたんだぜ。いやー、いい湯で最高だね。
ダンのやつと腕相撲をしたがなかなかの腕っぷしだったぜ!」
ワハハ!と楽しそうに話すアレックスのシャツがついと引っ張られた。
「あの、アレックス様……この改装費用……」「あーーー、言うと思っていたぜ!ツキヨは優しいから心配するってな」と待ってましたとばかりに話を遮ってアレックスはテーブルにワイングラスを置いた。
隣のツキヨの細い腰に手を回し抱き寄せてこめかみにチウと唇が軽く触れる。
「金のことで苦労したツキヨに金金金金いうと下品だと思うが事実として話しておくぜ。親父殿……マルセルが今やどんだけ資産があるか……」
「え?」
見開いた黒曜石の瞳が菫色の瞳を見つめる。
「オリエ布や糸だけじゃねえ。品質が一番なのが重要だが帝国では今野菜、果物の加工品でマルセルのところのものが高級贈答品になってるんだ。当然、ツキヨやマルセルの名前なんて入れてねぇ。
しかも帝国から他国へ同じ高級贈答品として流通していてなぁ……」
知らないうちにツキヨが慣れ親しんだカトレア領地内の新鮮な野菜や果物が高級贈答品扱いになっていることに目を瞠る。
「この間はついにモ○ド・セ○クション金賞も受賞したぜ……まぁ、細けぇのはさておき、ツキヨ皇后陛下のご実家のカトレア男爵家は今や王国内でも五本指に入るほどの資産家になっちまったんだよ」
「ま、まさか。そんなにーーーーー?!?!」
「おう。マルセルの実直で真面目で一生懸命なところが今、花となり実となったんだ。
風呂や家ん中の改装は一部領民や俺、あとは流しのよく分かんねぇ五人組の男たちが『土を改良するところから始めるんですか?』って何故か手伝ってくれたけど、なかなかな手際だったな!」
ヒョイと腕の力だけで隣に座るツキヨを持ち上げて膝を跨がせて座らせる。
チラと脹脛が見えたのが嬉しい。
「今はとにかくツキヨが心配なことは限りなく少なくなったんだ。親父殿もあぁ見えてもやり手の実業家で俺も驚いているくらいだ」
汗の引いたツキヨの額に口付ける。
「なんだか夢を見ているみたいです」
「んー?これが夢か?」
むちゅり……と熱を孕んだ菫色の瞳が黒曜石の瞳を捕えながら桃色の唇に貪りつく。
「ん……ぁ」
白ワインの味がする厚い舌が歯列を何度か擽るようになぞると、観念したように小さな舌がちろりと受け止めようとするが主導権を渡されることはなかった。
「今……これ……は、夢……か?ん?」
ちゅぶ……ちゅ……くちゅ……と水音の合間に問われるが答えられるほどツキヨに余裕は与えられない。
「ふ……ん、ん」
小さく首を左右に振るとアレックスはそのまま抱き上げてすぐそばのいつもよりやや小さめの「ツキヨの部屋」の寝台へ倒れ込みながら大きな手のひらで綿の寝衣の上から全身を優しく弄り、刺激を与えた。
手とざらつく布地から伝わる刺激はいつもより敏感に快楽の中枢へ蓄積され、両足をもじもじとしたくなるがアレックスに押さえ込まれているため刺激を散らすことができない。
「俺を足で挟み込んで……ん?」
耳朶を甘噛みして首筋をベロリと舐め、鎖骨沿いを食む。
右手は寝衣上から脇腹をサワサワと撫で、左手は先程から胸元の布を押し上げ始めてきた尖りをかしかしと爪先で引っ掻いた。
「んっ……ふっ……ああっ!!」
熱が蓄積されたのか堪らずツキヨが声を上げる。
「しーっ!ツキヨ……静かに……」
突然、アレックスが動きを止めると足音が聞こえた。
足音はツキヨ部屋の前の廊下を抜けると隣の部屋―――マルセルが入ってきたのか主寝室の扉の開閉音が響いた。
「静かに……声を出すなよ」
さわっ……とまた触れられると忘れていた熱が一気に全身を駆け巡る。
「んは……ゃ……ぁ……」
「静かに……聞こえるぞ……」
「んー……ふ……やっぱり……やめ……しょぅ……ん」
拒む言葉を伝えてもその手が止まることはなく、右手も押し上げて存在をアピールする右の尖りをきゅむきゅむと摘む。
布と指の感触にツキヨは今にも声をあげたいが隣の主寝室いる父マルセルのことを考えるとそんなことができるはずはなかった。
左右の尖りは更に先端を尖らして布を押し上げる。その部分を先程より強めに爪でかしかしと掻くと布越しの快感が下腹部に熱となり集まる。
「は……ひ……っっ……んんんぁ」
「駄目だ。声を出すな」
今度は尖端を爪先でかりりと丁寧に掻くと口を手の甲で押さえツキヨは声を出すまいと耐える。
「我慢して……いい子だ……」
耳元で囁くと耳朶を甘噛みする。
「ふっ……く……!!」
「んー、そうだ。静かに……隣に聞こえちまうぞ」
布越しに張り詰めてパンパンになった尖りがピクピクと微かに震えたような気がした瞬間、ツキヨの脳内が白くなる……ところでまたもツキヨの部屋の前の廊下をパタパタと歩き、主寝室の扉を叩く音が聞こえると、アレックスは息を止めて手を離す。
「……ぁぅ…………ぅ」
発散できなかった熱がツキヨの体を蝕むが、声を出さずに耐えられたことを褒めたい気持ちだった。
マルセルとのやりとりが終わったのかパタパタと足音は再び遠のく。
「ア、アレックス様……恥ずかしいし、もうね、寝まし」「駄目だ……静かに……こんなに熱が籠もってる」
涙目で小声で訴えるのも退けられ唇を塞がれ、寝衣もザッと器用に脱がされてしまう。
胸の蕾はプリプリと尖りきって珊瑚色に艶めいている。今にもはち切れそうなそこを隠そうとする腕を捕らえて左右に優しく押さえつけ、厚みのある舌でベロリと右の蕾を一舐めする。
「んっ!!」
「いい子だ。声は出すなよ……」
チロチロ……と繊細な動きをする舌を見せつけるように尖端を丁寧に刺激をすると、人の気配で発散ができなかった快楽が簡単に胸元に蓄積される。
「は……ぅんっ」
「静かに……しーっ……」
再び舌は尖端から離れてしまうと蓄積された熱はそのまま胸元に残りツキヨを苛める。
まだ脱いでいないアレックスの寝衣が肌をただ掠めるだけでももどかしい快楽となり息が荒くなる。
「ふ……ぁ……ゃあ……」
抗議も無視してアレックスの舌は鎖骨や胸元を舐め、蕾を僅かに掠めて臍を擽る。
「ひ……んんん」
臍の周りにご丁寧にハート型になるように所有印を残しつつ、下生えの手前辺りを何度も口付け、細い体に似合わない無骨な骨盤に噛みつく。
「ぁふ……ぁぁっ……や……」
「ん?静かにしてろよ。バレちまう」
声も出せず熱を貯めすぎた体は火照り、決定的な刺激を求めているが低音で囁かれる命令にツキヨは逆らうことができなかった。
熱の発散……ができるかと思えば途中で止められることを何度も繰り返されて涙が寝台を濡らす。
「も、ぅ……ゃあ……」
「駄目か?何をしてほしい?」
耳元で悪魔が囁く。
「な、舐め……」「どこを?」と聞くと同時に包皮を乱暴にグリィッと掴み、勃起をしている花芯を剥き出しにした。
「んっっっくっ!!!あぁっっっ!!!!!」
花芯を押し付けるように背を反り蓄積していた熱の一部を発散してしまう。
「声が大きいぞ……」
咎める小声は甘い毒を含んでいる。
「静かに……な……可愛いツキヨの声が聞けねぇのは寂しいけどな」
クイクイと包皮で花芯を扱くが、容易く達したあとでその命令を遂行することはツキヨにとっては困難なものだった。
扱くたびに淫靡な水音が入り交じり始め、花芯は赤く色付きツキヨに快楽のみを与える。
「んっ!!ィ……………く!!」
蓄積されていた熱が発散されたころ、溢れ出た蜜を花芯に塗りたくり指の腹で押し潰し、転がす。
上下左右にくりくり、ヌチヌチと自由に動き回り、予想不可能な刺激から逃れようとするツキヨの両太股をアレックスは掴み、逃さない。
「は……はっ……っぁ!」
口を手の甲で押さえるが効果はなく、途切れ途切れの喘ぎ声が室内に響く。
「油断しているとだんだん声が大きくなるなぁ」
クリ……と爪先で花芯を掻く。
「っっんん!!!!!!」
ピチャッ!
花芯の目の前に陣取っていたアレックスは潮でずぶ濡れになるが、嬉しそうに微笑んでいた。
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