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口を塞ぐシドにフレッドは睨みをきかせる。
「誰が誰に惚れてるって?」
「あっ、いや…あの馬鹿王子、いえ、馬鹿ジョージが…」
「そんなわけあるか!ロレッタはあいつに泣かされて……」
フレッドは途中で言葉を止めて、口をおおった。
「そう言えば寝てる時、ロレッタは泣きながら男の名前を言っていた…あの馬鹿ではないと思うが、もしや他にも想い人が?」
何やらブツブツと言い出す。
「王子?大丈夫ですか?」
シドは心配になりフレッド王子に声をかけるが完全に一人の世界に入ってしまい帰ってこない。
「もしもしーどうするんですかー?ロレッタ様にはもちろん内緒にしておくんですよね?」
ロレッタと聞いて王子が帰ってきた。
「もちろん今は絶対に会わせん!そんな馬鹿な奴らを会わせたらせっかくここに馴染んできたロレッタがまた殻に閉じこもってしまう」
「ならどうします?もう面倒だし追い出しますか?」
シドはなんだか面倒になってきた。
「いや、一度そいつらと話がしたい…」
「王子として会うのですか?」
「いや、どうせ向こうの元王子とは顔も合わせていないのだ。お前の代わりに話を聞いてくる」
「駄目です。あなた一応王子ですよ?いくらこの国を継ぐつもりがなくとも何かあったら一大事です」
「ならお前もこい!」
「えー!」
フレッドはシドを掴むと肩に乗せた。
そしてそのままジョージ達の元に向かおうとする。
「ちょっと!王子行くなら着替えてください!その姿ではすぐにバレますよ!」
「そうだな、ではお前の服を借りよう」
シドを担いだまま部屋へと向かった。
「ジョージ様…誰も来ませんね」
レミリアはお腹を擦りながらジョージを見つめる。
「あいつ…何やっているんだ!来たら文句を言ってやる!」
ジョージとレミリアはあれから誰も部屋に来ることなくただただ待っていた。
ぐぅ~
「お腹…空きましたね」
ジョージの腹がなるとレミリアは気を使って微笑んだ。
「す、すまない…はしたない真似を…」
自分の腹の音を最愛にレミリアに聞かれた事に恥ずかしさから怒りに変わる。
「一体いつまで待たせれば気が済むんだ…」
怒りが限界に達した時にその扉は開いた。
現れた男にジョージは掴みかかった!
「おい!頼んでいた食事はどうした!レミリアが空腹なんだぞ!今すぐ何かもってこい!」
「ちょ、ちょっと落ち着いて下さい!ジョージさん離して」
掴みかかられてシドは落ち着くように声をかけるが興奮しているジョージは顔を真っ赤にして話を聞いていない。
「いい加減にしろ…」
すると後ろについてきた男にジョージは首根っこを掴まれると猫の様に引き剥がされた。
「お、下ろせ!」
身長差からジョージは宙ぶらりんになる。
足をばたつかせて離せと叫ぶがビクともしなかった。
「元王子とお聞きしましたが、この様な姿…嘆かわしい。王族ならもっと誇りをもて」
男はジョージを下ろすとジロッと見下ろした。
「くっ、くそ…」
「ジョージ様!大丈夫ですか!」
レミリアが駆け寄りジョージを心配する。
「酷いです!」
レミリアは男を見上げると……
「えっ……」
その姿に頬を染めた。
「誰が誰に惚れてるって?」
「あっ、いや…あの馬鹿王子、いえ、馬鹿ジョージが…」
「そんなわけあるか!ロレッタはあいつに泣かされて……」
フレッドは途中で言葉を止めて、口をおおった。
「そう言えば寝てる時、ロレッタは泣きながら男の名前を言っていた…あの馬鹿ではないと思うが、もしや他にも想い人が?」
何やらブツブツと言い出す。
「王子?大丈夫ですか?」
シドは心配になりフレッド王子に声をかけるが完全に一人の世界に入ってしまい帰ってこない。
「もしもしーどうするんですかー?ロレッタ様にはもちろん内緒にしておくんですよね?」
ロレッタと聞いて王子が帰ってきた。
「もちろん今は絶対に会わせん!そんな馬鹿な奴らを会わせたらせっかくここに馴染んできたロレッタがまた殻に閉じこもってしまう」
「ならどうします?もう面倒だし追い出しますか?」
シドはなんだか面倒になってきた。
「いや、一度そいつらと話がしたい…」
「王子として会うのですか?」
「いや、どうせ向こうの元王子とは顔も合わせていないのだ。お前の代わりに話を聞いてくる」
「駄目です。あなた一応王子ですよ?いくらこの国を継ぐつもりがなくとも何かあったら一大事です」
「ならお前もこい!」
「えー!」
フレッドはシドを掴むと肩に乗せた。
そしてそのままジョージ達の元に向かおうとする。
「ちょっと!王子行くなら着替えてください!その姿ではすぐにバレますよ!」
「そうだな、ではお前の服を借りよう」
シドを担いだまま部屋へと向かった。
「ジョージ様…誰も来ませんね」
レミリアはお腹を擦りながらジョージを見つめる。
「あいつ…何やっているんだ!来たら文句を言ってやる!」
ジョージとレミリアはあれから誰も部屋に来ることなくただただ待っていた。
ぐぅ~
「お腹…空きましたね」
ジョージの腹がなるとレミリアは気を使って微笑んだ。
「す、すまない…はしたない真似を…」
自分の腹の音を最愛にレミリアに聞かれた事に恥ずかしさから怒りに変わる。
「一体いつまで待たせれば気が済むんだ…」
怒りが限界に達した時にその扉は開いた。
現れた男にジョージは掴みかかった!
「おい!頼んでいた食事はどうした!レミリアが空腹なんだぞ!今すぐ何かもってこい!」
「ちょ、ちょっと落ち着いて下さい!ジョージさん離して」
掴みかかられてシドは落ち着くように声をかけるが興奮しているジョージは顔を真っ赤にして話を聞いていない。
「いい加減にしろ…」
すると後ろについてきた男にジョージは首根っこを掴まれると猫の様に引き剥がされた。
「お、下ろせ!」
身長差からジョージは宙ぶらりんになる。
足をばたつかせて離せと叫ぶがビクともしなかった。
「元王子とお聞きしましたが、この様な姿…嘆かわしい。王族ならもっと誇りをもて」
男はジョージを下ろすとジロッと見下ろした。
「くっ、くそ…」
「ジョージ様!大丈夫ですか!」
レミリアが駆け寄りジョージを心配する。
「酷いです!」
レミリアは男を見上げると……
「えっ……」
その姿に頬を染めた。
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