せっかく異世界に来たんだから楽しまないと!ポジティブ女子の異世界生活

三園 七詩

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30.公認

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「この姿をお前達が?」

リムドが聞くとイブさんは微笑んで頷く。

「私達はアヤカ様のお人柄に救われました…アヤカ様の為ならこの身を捧げることなどわけないのです」

「ちょ、ちょっとイブさん大袈裟だよ」

アヤカが戸惑っていると

「いえ、大袈裟などではございません。私は初めて妹達も同じ気持ちです」

イブが頭を下げるとローとランも同じように頭を下げた。

「うむ…アヤカの味方が増えることはいい事だが…アヤカはどうなんだ?」

リムドが聞くと

「えっ?どうって?イブさん達?好きだよ優しいし色々と教えてくれるし…」

「好き…」

リムドの顔が曇ると

「私達への好きとリムド様への好きは少し違いますよね」

アヤカはイブの言葉を考えるとこくっと頷く。

「う、うん…ちょっと違うかな…」

アヤカの答えにリムドは満足そうに微笑むと

「わかった、お前らをアヤカのお付とする。その身でしっかりと守れよ」

「「「はい!」」」

イブ達は嬉しそうに頷いた。

「つきましては早速ご報告したいことが…」

イブさんはアヤカが出したノートとペンを差し出すと…

「これは?」

リムドが受け取る。

「アヤカ様のスキルによって出されたものでございます。こちらをご覧下さい」

イブはノートにペンで文字を書く。

「この紙をお触りください」

リムドは言われた通りにノートを触ってその触り心地に驚いた。

「このペンもすごいが…紙を作る技術もすごい…これをアヤカが…」

「アヤカ様いわく魔法では無いそうです」

「それは知っている。アヤカからは魔力を感じないからな」

リムドが頷くと

「アヤカ様はこれをスキルと…魔力も無しにこれらを出せるそうです」

「本当かアヤカ?」

リムドがアヤカを見ると

「う、うんまあね…っていうかリムドにあげてたよねクッキーとかお菓子!あれもだよ」

「あのうまい菓子か!アヤカちょっと出して見せてくれないか?」

リムドのお願いにアヤカはしょうがなく携帯を取り出した。

この人達なら見せてもいいかと思ったからだ。

「コレで取り出すの…いくよ」

アヤカはアプリでnanazonを開くとリムドが好きなクッキーを注文する。

すると程なく何処からともなく送られてきた。

「すごい!」

「空間魔法か?」

リムド達がクッキーが現れた場所を確認するがなんの痕跡も見つけられない。

アヤカは構わずにクッキーを広い袋を破くとゴミを写真に撮ってしまった。

「アヤカ!その紙を何処にやったんだ!」

リムドが驚き聞くと

「えっ…このアプリの中に…」

「み、見てもいいか?」

リムドが携帯の画面を覗き込む。

「うん…いいけど…」

収納してる一覧を見せると

「これらを全てここに収納しているのか?」

「まぁそうなるね、ここ押すと出せるよ」

アヤカは先程のゴミを出してみせる。

「これは…」

「すごく高度な魔法でもこんなに素早くできないかと…」

イブさんもこのまでとは思わずに息を飲む。

アヤカ一人ことの重大さがわかっていなかった…

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