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11章
453.喧嘩
「はい、コハクこれが厚揚げの炒め物だよ~明日また幻影使うからよろしくね」
【あつあげー!あぶらあげより…大きい?】
【そうだよ、油揚げより太く切って揚げてるの】
ミヅキが器を置くとコハクがガツガツと食べる!
【どう?】
ミヅキが美味しそうに食べるコハクに笑って聞くと
【うま!うま!】
話すのが勿体ないとばかりに食べながら答える。
【まだあるから落ち着いて食べてね】
ミヅキはプルシア達にも料理を持っていく
【シンクとプルシア、ムーもどうぞー】
【ありがとう!】
【どれから食おうか】
【……!】
【これはお肉が入ってるよ!これは玉子とトマトね、こっちはコハクの好きな厚揚げの炒め物だよ】
【じゃあ僕は厚揚げ!】
【私は肉のかな】
【……!】
【ムーは全部がいいみたいですね】
【あっ!僕も全部食べるよ!】
【私もだ】
【大丈夫、みんなよそっておくからね】
ミヅキはみんなの分をよそっていると…
【ミヅキ!俺は肉多めの大盛りな!】
シルバがミヅキのそばに寄る。
【シルバ、ちゃんとベイカーさんと仲直りした?】
ミヅキがシルバを見つめると
【あっ…まぁな…そうだな、じゃああいつに飯持っててやるからベイカーの分もよそってくれ】
【シルバ偉いね!待ってね!】
ミヅキが喜んで二人分よそうと
【持って行ける?】
【問題無い!頭に乗せてくれ】
シルバは器用に皿を身体と頭に乗せてベイカーの元に向かった…
と見せかけてその途中で皿の中味を一口食う…
「ガウッ」
シルバはベイカーを見つけると少し減った皿を差し出す…
「なんだよ?」
ベイカーがシルバが置いた皿を見ると不自然に減った皿を見る。
「飯を持ってきてくれたのか?それにしちゃ…なんか不自然に少なくないか?」
【あん?いらないのか!せっかく持ってきてやったのに!】
シルバが不機嫌そうに唸る。
「ま、まぁ持ってきてくれたならありがたくもらうよ…」
ベイカーが皿を受け取ると…シルバがニヤッと笑って去って行った…。
「アラン隊長嗅ぎつけて来るかと思ったけど来なかったね」
ミヅキがみんなと食べながら話していると
「よっぽどセシルの料理が気に入ったのかもしれないぞ」
「そうだね!これでちゃんと働いてくれるといいけどね」
ミヅキが笑っていると
「ミヅキーこのピーマンの野菜炒めみたいのもっとくれよ」
ベイカーが空になった皿を持っておかわりを要求する。
「ベイカーさん何言っての?これ青椒肉絲だよ?お肉も入ってたでしょ?」
「えっ?」
ベイカーがポカンとすると顔色をみるみると変えていく…
「あの野郎…」
ベイカーは不自然に減っていたシルバが持ってきた皿を思い出す…
「青椒肉絲人気でもうほとんど無いよ?シルバがさっき最後の一皿食べちゃったし」
「シルバ!」
ベイカーがシルバの元に駆け寄ると…ちょうど食べ終え皿を綺麗に舐めていた。
【あー美味かった、この肉と野菜のバランスが最高だな!】
ペロペロと口の周りを舐めながら最後に毛ずくろいをしていると目の前にベイカーが仁王立ちする。
「お前!俺の皿の肉を食べただろう!」
【なんのことだか?】
シルバがプィっと横を向いてベイカーを無視していると
「あー…そういう態度をとるんだな!わかったミヅキに今までのお前の行動を話すからな!ミヅキの事だお前に呆れて飯抜きだな!」
【はぁ!余計な事するなよ!】
シルバがガバッと立ち上がりベイカーを睨みつける。
「あん?やる気か?」
ベイカーが剣を触ると
「ちょうどいい!このミヅキとお揃いの防具の調子を見てみるか!」
ピクッ!
シルバの耳が動くと…
「どうしたの?」
ミヅキが様子がおかしなベイカーとシルバの元に近づいてきた。
「ミヅキ!聞いてくれよ!」
【ミヅキ!なんでも無い!ちょっとベイカーと運動に行ってくるから!】
シルバはベイカーに噛み付くとミヅキ達から距離を取った!
「いてっ!噛み付くな!おい!」
痛がるベイカーを無視してシルバは遠くまで連れて行くと
【全く余計なことを…ミヅキに嫌われたらどうしてくれる】
ベイカーをペッと捨てる。
投げ出されてベイカーは
「さっきからいい態度だなぁ~」
指をボキボキと鳴らしながらシルバに向き合う。
【ここなら思う存分やれるだろ!そのミヅキとのお揃いだって言う防具をビリビリにしてやる…】
「グルルル…」
シルバが笑うと
「絶対ろくな事考えて無いな…お前は少し反省って言葉を覚えた方がいい!」
ベイカーは剣を取り出すとシルバと向き合う。
【まぁ殺さない程度に遊んでやる】
シルバはベイカーに向かって飛び上がった!
「シルバとベイカーさんどっか言っちゃった…」
ミヅキが呆気に取られていると
「どうした?」
デボットさん達が気がついて声をかける。
「なんか運動してくるってシルバとベイカーさんがどっか行っちゃったんだよ」
「あの人達大人しくしてないなぁ…似た者同士だからな満足したらそのうちに帰ってくるだろ」
「そうだね!」
ミヅキ達が片付けをしようとくるっと向きを変えると…
ドッゴォォン!
後ろで大きな爆音が響く…
「な、なんだ…」
ドッゴォォォォォン!
遠くの方で爆炎があがる…
「あれって…」
デボットが唖然とすると
「軽い…運動では無さそうだよね」
「ま、まぁあのふたりなら大丈夫だ」
ミヅキはちょっと考えると…
【プルシア、様子見てきてくれる?】
【いいぞ】
プルシアはのんびりと爆音に向かって行った。
「プルシアに任せたから大丈夫かな…」
ミヅキはあんまり気にしないように片付けに向かった。
プルシアが空から下を眺めると…地面には所々に巨大な穴が開いていて、ベイカーとシルバが剣と爪を立てて向かい合っていた…
【おい、シルバ何してるんだ?】
プルシアが声をかけると
【プルシア!この男が調子に乗ってるからな!ちょっとお灸を据えてやってるんだ!】
【にしちゃあ…凄い有様だが…地形が変わってるぞ】
【あん?軽く叩きつけただけだ!あの野郎抵抗しやがって!】
【そろそろやめた方がいいぞミヅキが感ずいてるぞ】
【えっ…】
シルバに一瞬隙ができると…
「ここだー!」
ベイカーが炎を纏った剣をシルバに向かって突き立てた!
【ヤバイ!】
シルバは慌てて剣に噛み付いて防ぐが炎が口の中を熱していく!
【グッ!】
ふたりで睨み合っていると…
【いい加減にしろ…】
プルシアが上からふたりに大量の水を落とした。
「冷てえ!」
【プルシア!何をする!】
ふたりが顔をあげると
【もう終わりにしろそれ以上やるとミヅキに嫌われるぞ】
【そ、それは困る…】
シルバがシュンと尻尾を下げるとベイカーもその様子に剣を収める。
「プルシアが来たってことは…ミヅキに気づかれたのか?じゃあここまでだな」
【ふん、許してやるか】
シルバがトコトコと歩き出すと
「次からは気をつけろよ!今回は許してやる」
【別に許してもらわなくても大丈夫だが】
ふんとシルバが鼻を鳴らすと
【全く…喋れないのに息ぴったりだな】
プルシアが上から苦笑すると
【こんな奴と一緒にするな!】
シルバがプルシアに吠える!
【ふふ…先にミヅキの元に帰ってるぞ】
プルシアはふたりを無視してスーッと飛び立って行った…
【なっ!俺も行くぞ!】
シルバが負けじと走り出すとベイカーがそれに続く…帰る頃には競走となり、砂埃を撒き散らしながら帰ってきたふたりは仲良く結局ミヅキに怒られる事になった…
【あつあげー!あぶらあげより…大きい?】
【そうだよ、油揚げより太く切って揚げてるの】
ミヅキが器を置くとコハクがガツガツと食べる!
【どう?】
ミヅキが美味しそうに食べるコハクに笑って聞くと
【うま!うま!】
話すのが勿体ないとばかりに食べながら答える。
【まだあるから落ち着いて食べてね】
ミヅキはプルシア達にも料理を持っていく
【シンクとプルシア、ムーもどうぞー】
【ありがとう!】
【どれから食おうか】
【……!】
【これはお肉が入ってるよ!これは玉子とトマトね、こっちはコハクの好きな厚揚げの炒め物だよ】
【じゃあ僕は厚揚げ!】
【私は肉のかな】
【……!】
【ムーは全部がいいみたいですね】
【あっ!僕も全部食べるよ!】
【私もだ】
【大丈夫、みんなよそっておくからね】
ミヅキはみんなの分をよそっていると…
【ミヅキ!俺は肉多めの大盛りな!】
シルバがミヅキのそばに寄る。
【シルバ、ちゃんとベイカーさんと仲直りした?】
ミヅキがシルバを見つめると
【あっ…まぁな…そうだな、じゃああいつに飯持っててやるからベイカーの分もよそってくれ】
【シルバ偉いね!待ってね!】
ミヅキが喜んで二人分よそうと
【持って行ける?】
【問題無い!頭に乗せてくれ】
シルバは器用に皿を身体と頭に乗せてベイカーの元に向かった…
と見せかけてその途中で皿の中味を一口食う…
「ガウッ」
シルバはベイカーを見つけると少し減った皿を差し出す…
「なんだよ?」
ベイカーがシルバが置いた皿を見ると不自然に減った皿を見る。
「飯を持ってきてくれたのか?それにしちゃ…なんか不自然に少なくないか?」
【あん?いらないのか!せっかく持ってきてやったのに!】
シルバが不機嫌そうに唸る。
「ま、まぁ持ってきてくれたならありがたくもらうよ…」
ベイカーが皿を受け取ると…シルバがニヤッと笑って去って行った…。
「アラン隊長嗅ぎつけて来るかと思ったけど来なかったね」
ミヅキがみんなと食べながら話していると
「よっぽどセシルの料理が気に入ったのかもしれないぞ」
「そうだね!これでちゃんと働いてくれるといいけどね」
ミヅキが笑っていると
「ミヅキーこのピーマンの野菜炒めみたいのもっとくれよ」
ベイカーが空になった皿を持っておかわりを要求する。
「ベイカーさん何言っての?これ青椒肉絲だよ?お肉も入ってたでしょ?」
「えっ?」
ベイカーがポカンとすると顔色をみるみると変えていく…
「あの野郎…」
ベイカーは不自然に減っていたシルバが持ってきた皿を思い出す…
「青椒肉絲人気でもうほとんど無いよ?シルバがさっき最後の一皿食べちゃったし」
「シルバ!」
ベイカーがシルバの元に駆け寄ると…ちょうど食べ終え皿を綺麗に舐めていた。
【あー美味かった、この肉と野菜のバランスが最高だな!】
ペロペロと口の周りを舐めながら最後に毛ずくろいをしていると目の前にベイカーが仁王立ちする。
「お前!俺の皿の肉を食べただろう!」
【なんのことだか?】
シルバがプィっと横を向いてベイカーを無視していると
「あー…そういう態度をとるんだな!わかったミヅキに今までのお前の行動を話すからな!ミヅキの事だお前に呆れて飯抜きだな!」
【はぁ!余計な事するなよ!】
シルバがガバッと立ち上がりベイカーを睨みつける。
「あん?やる気か?」
ベイカーが剣を触ると
「ちょうどいい!このミヅキとお揃いの防具の調子を見てみるか!」
ピクッ!
シルバの耳が動くと…
「どうしたの?」
ミヅキが様子がおかしなベイカーとシルバの元に近づいてきた。
「ミヅキ!聞いてくれよ!」
【ミヅキ!なんでも無い!ちょっとベイカーと運動に行ってくるから!】
シルバはベイカーに噛み付くとミヅキ達から距離を取った!
「いてっ!噛み付くな!おい!」
痛がるベイカーを無視してシルバは遠くまで連れて行くと
【全く余計なことを…ミヅキに嫌われたらどうしてくれる】
ベイカーをペッと捨てる。
投げ出されてベイカーは
「さっきからいい態度だなぁ~」
指をボキボキと鳴らしながらシルバに向き合う。
【ここなら思う存分やれるだろ!そのミヅキとのお揃いだって言う防具をビリビリにしてやる…】
「グルルル…」
シルバが笑うと
「絶対ろくな事考えて無いな…お前は少し反省って言葉を覚えた方がいい!」
ベイカーは剣を取り出すとシルバと向き合う。
【まぁ殺さない程度に遊んでやる】
シルバはベイカーに向かって飛び上がった!
「シルバとベイカーさんどっか言っちゃった…」
ミヅキが呆気に取られていると
「どうした?」
デボットさん達が気がついて声をかける。
「なんか運動してくるってシルバとベイカーさんがどっか行っちゃったんだよ」
「あの人達大人しくしてないなぁ…似た者同士だからな満足したらそのうちに帰ってくるだろ」
「そうだね!」
ミヅキ達が片付けをしようとくるっと向きを変えると…
ドッゴォォン!
後ろで大きな爆音が響く…
「な、なんだ…」
ドッゴォォォォォン!
遠くの方で爆炎があがる…
「あれって…」
デボットが唖然とすると
「軽い…運動では無さそうだよね」
「ま、まぁあのふたりなら大丈夫だ」
ミヅキはちょっと考えると…
【プルシア、様子見てきてくれる?】
【いいぞ】
プルシアはのんびりと爆音に向かって行った。
「プルシアに任せたから大丈夫かな…」
ミヅキはあんまり気にしないように片付けに向かった。
プルシアが空から下を眺めると…地面には所々に巨大な穴が開いていて、ベイカーとシルバが剣と爪を立てて向かい合っていた…
【おい、シルバ何してるんだ?】
プルシアが声をかけると
【プルシア!この男が調子に乗ってるからな!ちょっとお灸を据えてやってるんだ!】
【にしちゃあ…凄い有様だが…地形が変わってるぞ】
【あん?軽く叩きつけただけだ!あの野郎抵抗しやがって!】
【そろそろやめた方がいいぞミヅキが感ずいてるぞ】
【えっ…】
シルバに一瞬隙ができると…
「ここだー!」
ベイカーが炎を纏った剣をシルバに向かって突き立てた!
【ヤバイ!】
シルバは慌てて剣に噛み付いて防ぐが炎が口の中を熱していく!
【グッ!】
ふたりで睨み合っていると…
【いい加減にしろ…】
プルシアが上からふたりに大量の水を落とした。
「冷てえ!」
【プルシア!何をする!】
ふたりが顔をあげると
【もう終わりにしろそれ以上やるとミヅキに嫌われるぞ】
【そ、それは困る…】
シルバがシュンと尻尾を下げるとベイカーもその様子に剣を収める。
「プルシアが来たってことは…ミヅキに気づかれたのか?じゃあここまでだな」
【ふん、許してやるか】
シルバがトコトコと歩き出すと
「次からは気をつけろよ!今回は許してやる」
【別に許してもらわなくても大丈夫だが】
ふんとシルバが鼻を鳴らすと
【全く…喋れないのに息ぴったりだな】
プルシアが上から苦笑すると
【こんな奴と一緒にするな!】
シルバがプルシアに吠える!
【ふふ…先にミヅキの元に帰ってるぞ】
プルシアはふたりを無視してスーッと飛び立って行った…
【なっ!俺も行くぞ!】
シルバが負けじと走り出すとベイカーがそれに続く…帰る頃には競走となり、砂埃を撒き散らしながら帰ってきたふたりは仲良く結局ミヅキに怒られる事になった…
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