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第5章 菰田千燦2
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敬老の日は午後から夜まで部活があるので、代わりに直前の金曜日は休みになった。放課後、布目が駅前の図書館で小説を借りていると教えてくれたことを思い出して、足を運んでみることにした。
図書館が入っている複合施設は、建物が新しく、外装は近代的な印象を受けた。図書館は2階にあり、中に入ると、大きな階段が目に入った。階段の前にはカフェエリアがあり、カップ片手に文庫本を読む人が何人か座っている。勉強をしている者もいれば、談笑している者もいる。図書館という言葉から受けるお硬い印象はまるでない。本棚やイベントスペースを見るともなく見ながら館内を巡った。雰囲気は都会のおしゃれな本屋さんみたいだ。
大きな階段の右側にはクッションが置いてあって、腰かけて読書ができるようになっている。2階に上がると、一般文芸のコーナーを見つけた。表紙に目を引かれたら手にとってあらすじを読む。ときどき少しページをめくる。
俺は小説を書いているくせに、決して読書量が多い方ではない。その場面に適した語彙や表現がなかなか浮かばない時に、インプットが全然足りていないことを実感する。だから読みたい。できれば、良質で、感性を成長させてくれるような小説がいい。やはり有名な賞を受賞している作品がいいのだろうか。そんなことを考えながら図書館を回っていると、ふいに知っている顔が視界に入って、「あっ」とつい声が出た。
視線の先にいる麻野間がすくりと顔を上げる。眉間にしわを寄せてこちらを睨んでいる。
「図書館」とだけ、彼女が言う。
「すみません」と咄嗟に謝った。
「なんてね。この図書館、ばか騒ぎしなければ、おしゃべりオッケーだよ」
麻野間は本を読んでいた。ピンク色の表紙に丸文字で『キミスキ』とタイトルが書かれている。作者名は『ぴぃ。』とある。聞いたことがない。俺が近づいていくと、彼女は、ポンポンと彼女の隣の席を叩いた。俺は黙ってそれに従い、椅子に座る。
「麻野間先輩、そんな本読んでるんですか」
「そんな本、なんて言い方しちゃってさ。きみはこの本読んだことあるの?」
「ないですけど」
「じゃあ読まず嫌いなわけ。この小説、私やきみが生まれる前にかなり流行ってたみたいだよ。ケータイ小説っていって横書きになっているの。知ってる? 今では、ネット上に小説を投稿するっていうのはポピュラーなことじゃん。たくさんのアマチュア物書きが異世界転生してる。でも、この小説が書かれた時代では、きっと最先端だったんじゃないかな。で、きみは、そんな当時の最先端を、どうせ低俗な文学とでも思っているんでしょ。読みもしないで」
「まあ正直、思ってるかもしれないです」
「じゃあさ、こんな文章、きみには書ける?」
麻野間が椅子ごと身体を寄せて、開いているページをこちらに向けてくる。ふわっと甘いかおりが鼻孔をくすぐる。パッと見ただけで、一つひとつの文章は簡素だし、改行や三点リーダーは多いし、主人公の友だちと思しき登場人物の名前が半角カタカナで書かれている。感嘆符の後には当たり前のように空白がつけられていない。小説の基本的なお作法がまるでなっていない。
「書かないですよ」と、俺はむっとして言った。
「書くか書かないか、じゃなくて、書けるのか書けないのか、の話をしてるんだよ。きみには書けない文章が書かれてる時点で、この作品には、きみよりも優れている部分があるわけじゃん」
ぐっと頭に血が上った。わざわざ品質の低い文章を書く必要なんて、ないではないか。しょうもない文章を書けないことを、劣っていると評価するだなんて、ふざけている。それになにより、麻野間の書く脚本の文章はどれも読みやすいし、親しみやすくてきれいだと思っていた。だからこれまで悔しいと感じてきたのだ。そんな彼女が、この文章に優れているなんていう言葉を使うことに腹が立った。
「なんですかその理論。じゃあ、俺が書く文章をこの作者が書けなかったら、それは俺の方が優れてるってことなんですか」
「そうだね。でも、この作者がどんな文章を書けるのか、分からないからね。会ったことも話したこともないんだから。残念ながら、その勝負はこちらから仕掛けることはできない」
「なんにせよ拙い表現の作品に違いないと、俺は思います」
「だからさー、読んでから言おうよ。だってすごいよ。例えば、破瓜の表現が私、感動しちゃったんだけどさ」
「ハカ?」
「女性の初体験のこと。例えばね、きみの言う『優れた表現』だとさ」
うーん、と唸って、彼女はあごに手を添える。彼女の口角はほのかに上がっていて、なんだか楽しそうだ。そして訥々と話しだした。
「『男は乱暴に一物を押し込んできた。それが私の中でぐりぐりと動くたび、全身に五寸釘をガコンガコンと打ち付けられたような痛みが走った』みたいな感じになるんじゃない?」
「実体験ですか」
「それは内緒。ていうかそれ、立派なセクハラ」
「今、先輩が例えに出したガコンガコンの方がセクハラだと思うんですが」
「まあ、どうでもいいけど。でね、この作品でも破瓜の描写があったんだけど、これがまたすごくて。私、感動したの」
麻野間はぱらぱらと該当のシーンが描かれているページを探す。
「あ、ここ。ほら読んで。どうこれ、すごくない?」
『タカシは一気に入れてきた。えっうそ! やばい、嫌だ! 痛い! 私は「キャッ!」と悲鳴を上げた。やばい、ミカもユーリも、いつも気持ち良くて毎日シたいって言ってたけど、嘘でしょ!?』
たったこれだけの文章を読むのに、どっと疲れて気が滅入った。
「これのどこがすごいんですか」
とため息混じりに尋ねる。
「この文章はね、きっと作者が初体験の時に感じたことを、ありのままに書いてるんじゃないかなって思うんだよ。多少の脚色はあるとしてもね。だから言っちゃえば日記に近いのかも。だから嘘がない。だってこの語彙力なくしてる切迫感とか、リアリティがあるでしょ。ありのままに、デフォルメなしで自分の体験や感情を言葉にするのって、けっこう難しいんだよ。だからさ、これはこれで立派な表現なんだと私は思う」
「リアリティあるんですか」
「それは内緒。なんにせよ、たしかに語彙力や表現力は乏しいのかもしれない。けど、難しい言葉なんか使わなくても、あけすけで等身大な文章で、多くの当時中高生だった人に共感されたり、感動されたり、きみみたいなうるさい奴に不快な気持ちを与えたりもね、それってまぎれもない影響力だし、すごいことだよ。勉強になる」
やはり麻野間花のことが分からない。違和感がある。むかむかする。見た目はちゃらちゃらしているし、不真面目で口調は陽気だし、相変わらず夜中に黙々と文章を書いている人間には見えない。でも創作の話をしている時の彼女の目は、不思議ときらきらと輝いているように見えてくる。かっこいいと感じてしまう。
きっと普段はちゃらんぽらんだけど、創作だけには真摯なのだろう。この時はそう思っていた。まさか翌週のバーベキューであんなものを見ることになるとは微塵も思っていなかった。
「そういうケータイ小説、どのへんに置いてあるんですか」
不貞腐れた声で尋ねると、麻野間はにかりと笑顔になった。
図書館が入っている複合施設は、建物が新しく、外装は近代的な印象を受けた。図書館は2階にあり、中に入ると、大きな階段が目に入った。階段の前にはカフェエリアがあり、カップ片手に文庫本を読む人が何人か座っている。勉強をしている者もいれば、談笑している者もいる。図書館という言葉から受けるお硬い印象はまるでない。本棚やイベントスペースを見るともなく見ながら館内を巡った。雰囲気は都会のおしゃれな本屋さんみたいだ。
大きな階段の右側にはクッションが置いてあって、腰かけて読書ができるようになっている。2階に上がると、一般文芸のコーナーを見つけた。表紙に目を引かれたら手にとってあらすじを読む。ときどき少しページをめくる。
俺は小説を書いているくせに、決して読書量が多い方ではない。その場面に適した語彙や表現がなかなか浮かばない時に、インプットが全然足りていないことを実感する。だから読みたい。できれば、良質で、感性を成長させてくれるような小説がいい。やはり有名な賞を受賞している作品がいいのだろうか。そんなことを考えながら図書館を回っていると、ふいに知っている顔が視界に入って、「あっ」とつい声が出た。
視線の先にいる麻野間がすくりと顔を上げる。眉間にしわを寄せてこちらを睨んでいる。
「図書館」とだけ、彼女が言う。
「すみません」と咄嗟に謝った。
「なんてね。この図書館、ばか騒ぎしなければ、おしゃべりオッケーだよ」
麻野間は本を読んでいた。ピンク色の表紙に丸文字で『キミスキ』とタイトルが書かれている。作者名は『ぴぃ。』とある。聞いたことがない。俺が近づいていくと、彼女は、ポンポンと彼女の隣の席を叩いた。俺は黙ってそれに従い、椅子に座る。
「麻野間先輩、そんな本読んでるんですか」
「そんな本、なんて言い方しちゃってさ。きみはこの本読んだことあるの?」
「ないですけど」
「じゃあ読まず嫌いなわけ。この小説、私やきみが生まれる前にかなり流行ってたみたいだよ。ケータイ小説っていって横書きになっているの。知ってる? 今では、ネット上に小説を投稿するっていうのはポピュラーなことじゃん。たくさんのアマチュア物書きが異世界転生してる。でも、この小説が書かれた時代では、きっと最先端だったんじゃないかな。で、きみは、そんな当時の最先端を、どうせ低俗な文学とでも思っているんでしょ。読みもしないで」
「まあ正直、思ってるかもしれないです」
「じゃあさ、こんな文章、きみには書ける?」
麻野間が椅子ごと身体を寄せて、開いているページをこちらに向けてくる。ふわっと甘いかおりが鼻孔をくすぐる。パッと見ただけで、一つひとつの文章は簡素だし、改行や三点リーダーは多いし、主人公の友だちと思しき登場人物の名前が半角カタカナで書かれている。感嘆符の後には当たり前のように空白がつけられていない。小説の基本的なお作法がまるでなっていない。
「書かないですよ」と、俺はむっとして言った。
「書くか書かないか、じゃなくて、書けるのか書けないのか、の話をしてるんだよ。きみには書けない文章が書かれてる時点で、この作品には、きみよりも優れている部分があるわけじゃん」
ぐっと頭に血が上った。わざわざ品質の低い文章を書く必要なんて、ないではないか。しょうもない文章を書けないことを、劣っていると評価するだなんて、ふざけている。それになにより、麻野間の書く脚本の文章はどれも読みやすいし、親しみやすくてきれいだと思っていた。だからこれまで悔しいと感じてきたのだ。そんな彼女が、この文章に優れているなんていう言葉を使うことに腹が立った。
「なんですかその理論。じゃあ、俺が書く文章をこの作者が書けなかったら、それは俺の方が優れてるってことなんですか」
「そうだね。でも、この作者がどんな文章を書けるのか、分からないからね。会ったことも話したこともないんだから。残念ながら、その勝負はこちらから仕掛けることはできない」
「なんにせよ拙い表現の作品に違いないと、俺は思います」
「だからさー、読んでから言おうよ。だってすごいよ。例えば、破瓜の表現が私、感動しちゃったんだけどさ」
「ハカ?」
「女性の初体験のこと。例えばね、きみの言う『優れた表現』だとさ」
うーん、と唸って、彼女はあごに手を添える。彼女の口角はほのかに上がっていて、なんだか楽しそうだ。そして訥々と話しだした。
「『男は乱暴に一物を押し込んできた。それが私の中でぐりぐりと動くたび、全身に五寸釘をガコンガコンと打ち付けられたような痛みが走った』みたいな感じになるんじゃない?」
「実体験ですか」
「それは内緒。ていうかそれ、立派なセクハラ」
「今、先輩が例えに出したガコンガコンの方がセクハラだと思うんですが」
「まあ、どうでもいいけど。でね、この作品でも破瓜の描写があったんだけど、これがまたすごくて。私、感動したの」
麻野間はぱらぱらと該当のシーンが描かれているページを探す。
「あ、ここ。ほら読んで。どうこれ、すごくない?」
『タカシは一気に入れてきた。えっうそ! やばい、嫌だ! 痛い! 私は「キャッ!」と悲鳴を上げた。やばい、ミカもユーリも、いつも気持ち良くて毎日シたいって言ってたけど、嘘でしょ!?』
たったこれだけの文章を読むのに、どっと疲れて気が滅入った。
「これのどこがすごいんですか」
とため息混じりに尋ねる。
「この文章はね、きっと作者が初体験の時に感じたことを、ありのままに書いてるんじゃないかなって思うんだよ。多少の脚色はあるとしてもね。だから言っちゃえば日記に近いのかも。だから嘘がない。だってこの語彙力なくしてる切迫感とか、リアリティがあるでしょ。ありのままに、デフォルメなしで自分の体験や感情を言葉にするのって、けっこう難しいんだよ。だからさ、これはこれで立派な表現なんだと私は思う」
「リアリティあるんですか」
「それは内緒。なんにせよ、たしかに語彙力や表現力は乏しいのかもしれない。けど、難しい言葉なんか使わなくても、あけすけで等身大な文章で、多くの当時中高生だった人に共感されたり、感動されたり、きみみたいなうるさい奴に不快な気持ちを与えたりもね、それってまぎれもない影響力だし、すごいことだよ。勉強になる」
やはり麻野間花のことが分からない。違和感がある。むかむかする。見た目はちゃらちゃらしているし、不真面目で口調は陽気だし、相変わらず夜中に黙々と文章を書いている人間には見えない。でも創作の話をしている時の彼女の目は、不思議ときらきらと輝いているように見えてくる。かっこいいと感じてしまう。
きっと普段はちゃらんぽらんだけど、創作だけには真摯なのだろう。この時はそう思っていた。まさか翌週のバーベキューであんなものを見ることになるとは微塵も思っていなかった。
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