車いすの少女が異世界に行ったら大変な事になりました

＝＝＝＝＝＝＝＝第五章＝＝＝＝＝＝＝＝

10•ヴィオレット海をめざし進む

ただいまお姉様と一緒に海に向かっております
私の目的はある食材を探すためとはいえ楽しい旅です。だって好きな人と一緒なんですよテンションが上がってもしかたありませんよね

「お姉様天気もいいし景色もいい所ですね」

「そうだねヴィオレットのおかげよ」

なんて言ってもらえたら嬉しいじゃないですかやっぱり私はお姉様が一番です。癒しです
そんな感じで馬車に揺られています。やっぱり異世界に来たら旅は外せませんね実際に見ないと分かりませをからどういう世界なのか出来ればおいしい物がたくさんあれば嬉しいですね
私お菓子作りも好きですが食べるのも好きなんです。海といえば海鮮ですよね。なかなか食べれないんです。内陸だから日本人なら魚が食べたいんです。刺身はさすがに無理でも火を通した物なら食べれるんじゃないですかね楽しみ

「お姉様は海は初めてですよね」

「そうだね初めてだよまさかヴィオレットと一緒にいけるなんて思っていなかったわ」

「私は前の世界は島国だったから海は行こうと思えばいつでも行けました」

「そうだったんだじゃ懐かしいわね」

「そうです凄く楽しみなんですわ」

そんな話をしながら進みます。予定の半分くらいの距離は走りましたかね。あの山を越えればもうあと少しのはずです。山の上から海がみえますかね楽しみです今日は山の手前の町で宿をとります。無理は禁物ですからね何だかスイスみたいな感じですね結構観光客もいるんじゃないでしょうか？宿も期待できそうです