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第2章 始まりは手探りで
3.酒好きの町
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ルクトと2人でのんびり歩くと、昼を過ぎた時間に小さな町に到着した。
そんなに大きくもない大通りを歩いて宿屋へ向かっていると、そこは沢山の傭兵で溢れていることに驚いた。
まだ日が高い時間だと言うのに、通り沿いに軒を連ねる酒場に、傭兵達が吸い込まれていく。
どの店も既に店内は客で溢れているのか、酒場に入りきれない人が外に置いてある大きな酒樽をテーブルにして酒を飲んでいた。
「なんか、小さな町なのに酒場と傭兵がいっぱい…」
「ここは国境からも遠いし、傭兵街でもないのに何でこんなにいるんだろうな」
町長の屋敷に行く途中にある衛兵の詰め所に、強制催眠をかけた5人の盗賊たちが捕らえられているのを見かけた。
盗賊達は衛兵をうっとりした表情で見上げているが、衛兵は青い顔をして見下ろしている。
早く解除してあげたら良いのに、なぜか強制催眠は解除されていない。
「なぁ、俺達が連れて行った方が謝礼も貰えて良かったんじゃないか?」
「謝礼は確かに嬉しいけど、治療以外で領主や町長、軍人、神殿関係者とかに関わりたくないんだ」
「そうなのか?」
「繋がりがあると何だかんだ理由をつけて長く逗留させようとするんだ。
自由が保障されてるから無理にどうこうされないけど、面倒だから関わらないのが一番だって思ってるの」
「まぁ、確かに『白い渡り鳥』が長く逗留してると便利だもんな」
「だから私はそういう人にそっけない態度を取るから、できればルクトも協力してくれると助かる」
「分かった」
私は町長さんの家に行って身分を明らかにすると、すぐに応接間に通された。
「すごいな…。アポなしで町長に会えるのかよ」
「『白い渡り鳥』を利用しようって魂胆の人達だから、すぐ会ってくれるよ」
ルクトは立派な応接間を見渡した後、壁に置かれた戸棚の中を食い入る様に見ている。
そこには酒瓶がぎっしりと並べられていたが、たまに「へぇ~」「いいなこれ」「よくこんなものが」という声が聞こえるから、彼はどうやらお酒が好きらしい。
しばらくすると扉がガチャリと開き、でっぷりとした中年の男性が現れた。
「ようこそお越し下さいました」
私の訪問を歓迎してくれる町長さんに治療の話をすると、快く町の空き家を紹介してくれることになった。
私は話ついでに傭兵の多さについて聞いてみた。
「町長さん、どうしてこの町に多くの傭兵が来ているんですか?」
「この町は世界各地の酒を取り扱う酒場が多くあるんで、それを目当てに傭兵達が来てくれるんですよ。
何の特産もない町なんですが、仕入れに力を入れたらこの通り!ガッハッハッ!」
それからしばらく町長の自慢話に付き合わされた。
私はお酒にあまり興味がないから適当に相槌をうつだけだったが、ルクトは町長とお酒の話で盛り上がっていて、宿に戻ったのは夕方だった。
食事を終えて部屋に戻る時、私はルクトに声をかけた。
「ルクト、酒場に行ったら?私は結界張って部屋で大人しくしておくから」
「いいのか?」
「だってルクト、町長さんとお酒の話で盛り上がってたし、酒場の方を見ながらウズウズしてるじゃない。行ってきなよ」
ルクトは町長の屋敷を出て宿に戻るまでの間も、宿の食堂で食事をしている間も、酒場の方を羨ましそうに見ていた。
多分従者の立場だからと思って、行きたい気持ちを諦めているんだろう。
私は護衛の仕事をして貰えば良いのだから、自由にしてもらって全然構わない。
「俺が逃げ出すとか考えないのか?」
「ルクトはそんな事しない人だと思ってるよ」
「…そうか。じゃ行ってくる」
ルクトは私が部屋に結界を張ったのを確認すると、私からお金を受け取って酒場に向かった。
ーーーーーーーーー
俺は宿から出て酒場に入ると、カウンター席に座って酒を注文した。
こんな小さな町の酒場に、よくこれだけの種類が揃えられたなと感心する品揃えだった。
町長の応接間の戸棚には、思わずため息が出るようなビンテージ物と豊富な種類の酒がたくさんあった。
夕方までひたすら世界中の酒について熱く語っていたから、町長の酒好きが高じてこの賑わいになったんだろう。
いくつかの酒を飲んで楽しんでいた時、傭兵達の会話が耳に入った。
「なぁ、今日この町に『白い渡り鳥』が来たぞ!しかも若い女で可愛いの!」
「まじか!お前見たのかよ!」
「見た見た!黒髪のボブヘアで俺もろタイプ!」
シェニカの話をしていると分かったので、静かに酒を飲みながらじっと聞き耳を立てた。
「そんだけ可愛いなら、護衛をいっぱい侍らせてるんじゃねぇのか?」
「そうだそうだ。『白い渡り鳥』なんて、だいたい護衛とよろしくやってるじゃないか」
ーー他の『白い渡り鳥』はそういうことが多いだろうけど、シェニカと俺はそんな関係じゃねぇよ。
「それがさ!なんと1人だけ!俺も護衛の1人にしてもらおうかな~?」
ーー無理だ、お断りだ。お前みたいなヘナチョコ傭兵じゃ出る幕ねぇよ。
「1人!?『白い渡り鳥』って白魔法特化だから黒魔法なんて使えねぇだろ?
どんだけ無防備なんだよ。襲って下さいって言ってるようなもんじゃねぇか!あははは!」
ーー普通ならそうだろうけど、あいにくと俺1人で十分だよ。
「それでさ、さっき宿に様子見に行ったんだけど」
「お前、もう行ったのかよ!」
「だってよぉ。目の前にもろタイプで、美味しそうなご馳走があるんだぞ?先手必勝だろ!
でさ、部屋の前に行ったらその子の鼻歌が聞こえてきてさ。もう俺それだけで幸せ!」
ーー扉の外まで聞こえるって…。どんだけデカイ鼻歌だったんだよ。
「あははは!鼻歌だけで満足なんて、お前は子どもかよ!夜這いにでも行ったのかと思ったじゃねぇか!」
「夜這いなんてしたら嫌われるじゃないか。
明日から治療してくれるらしいから、しばらくこの町にいるだろ?
その時、一生懸命口説き落としてやろうって思ってさ!」
「お前だけじゃねぇかんな!俺だって口説き落としてみせるぜ!」
ーーはぁ。そんなことしたら俺の仕事が増えるだけじゃねぇか。明日から忙しくなるな。
店を出ようと椅子から立ち上がろうとした時、聞き捨てならないセリフが耳に入って思わず足を止めた。
「俺もさっき宿の外からあの子の部屋の様子を見てたんだ。
カーテンが閉まってたからシルエットしか分からなかったけど、あの子結構胸がデカイ!
シルエットっていうのが想像を掻き立てるんだよなぁ!」
「「うおおお!!」」
「俺、今晩のオカズにさせてもらおう」
「お前っ!ズルい!ズルいぞ!!」
ーーシェニカには窓の近くにいないように言い聞かせるか。
俺はもう一軒酒場をはしごすると宿へと戻った。
そんなに大きくもない大通りを歩いて宿屋へ向かっていると、そこは沢山の傭兵で溢れていることに驚いた。
まだ日が高い時間だと言うのに、通り沿いに軒を連ねる酒場に、傭兵達が吸い込まれていく。
どの店も既に店内は客で溢れているのか、酒場に入りきれない人が外に置いてある大きな酒樽をテーブルにして酒を飲んでいた。
「なんか、小さな町なのに酒場と傭兵がいっぱい…」
「ここは国境からも遠いし、傭兵街でもないのに何でこんなにいるんだろうな」
町長の屋敷に行く途中にある衛兵の詰め所に、強制催眠をかけた5人の盗賊たちが捕らえられているのを見かけた。
盗賊達は衛兵をうっとりした表情で見上げているが、衛兵は青い顔をして見下ろしている。
早く解除してあげたら良いのに、なぜか強制催眠は解除されていない。
「なぁ、俺達が連れて行った方が謝礼も貰えて良かったんじゃないか?」
「謝礼は確かに嬉しいけど、治療以外で領主や町長、軍人、神殿関係者とかに関わりたくないんだ」
「そうなのか?」
「繋がりがあると何だかんだ理由をつけて長く逗留させようとするんだ。
自由が保障されてるから無理にどうこうされないけど、面倒だから関わらないのが一番だって思ってるの」
「まぁ、確かに『白い渡り鳥』が長く逗留してると便利だもんな」
「だから私はそういう人にそっけない態度を取るから、できればルクトも協力してくれると助かる」
「分かった」
私は町長さんの家に行って身分を明らかにすると、すぐに応接間に通された。
「すごいな…。アポなしで町長に会えるのかよ」
「『白い渡り鳥』を利用しようって魂胆の人達だから、すぐ会ってくれるよ」
ルクトは立派な応接間を見渡した後、壁に置かれた戸棚の中を食い入る様に見ている。
そこには酒瓶がぎっしりと並べられていたが、たまに「へぇ~」「いいなこれ」「よくこんなものが」という声が聞こえるから、彼はどうやらお酒が好きらしい。
しばらくすると扉がガチャリと開き、でっぷりとした中年の男性が現れた。
「ようこそお越し下さいました」
私の訪問を歓迎してくれる町長さんに治療の話をすると、快く町の空き家を紹介してくれることになった。
私は話ついでに傭兵の多さについて聞いてみた。
「町長さん、どうしてこの町に多くの傭兵が来ているんですか?」
「この町は世界各地の酒を取り扱う酒場が多くあるんで、それを目当てに傭兵達が来てくれるんですよ。
何の特産もない町なんですが、仕入れに力を入れたらこの通り!ガッハッハッ!」
それからしばらく町長の自慢話に付き合わされた。
私はお酒にあまり興味がないから適当に相槌をうつだけだったが、ルクトは町長とお酒の話で盛り上がっていて、宿に戻ったのは夕方だった。
食事を終えて部屋に戻る時、私はルクトに声をかけた。
「ルクト、酒場に行ったら?私は結界張って部屋で大人しくしておくから」
「いいのか?」
「だってルクト、町長さんとお酒の話で盛り上がってたし、酒場の方を見ながらウズウズしてるじゃない。行ってきなよ」
ルクトは町長の屋敷を出て宿に戻るまでの間も、宿の食堂で食事をしている間も、酒場の方を羨ましそうに見ていた。
多分従者の立場だからと思って、行きたい気持ちを諦めているんだろう。
私は護衛の仕事をして貰えば良いのだから、自由にしてもらって全然構わない。
「俺が逃げ出すとか考えないのか?」
「ルクトはそんな事しない人だと思ってるよ」
「…そうか。じゃ行ってくる」
ルクトは私が部屋に結界を張ったのを確認すると、私からお金を受け取って酒場に向かった。
ーーーーーーーーー
俺は宿から出て酒場に入ると、カウンター席に座って酒を注文した。
こんな小さな町の酒場に、よくこれだけの種類が揃えられたなと感心する品揃えだった。
町長の応接間の戸棚には、思わずため息が出るようなビンテージ物と豊富な種類の酒がたくさんあった。
夕方までひたすら世界中の酒について熱く語っていたから、町長の酒好きが高じてこの賑わいになったんだろう。
いくつかの酒を飲んで楽しんでいた時、傭兵達の会話が耳に入った。
「なぁ、今日この町に『白い渡り鳥』が来たぞ!しかも若い女で可愛いの!」
「まじか!お前見たのかよ!」
「見た見た!黒髪のボブヘアで俺もろタイプ!」
シェニカの話をしていると分かったので、静かに酒を飲みながらじっと聞き耳を立てた。
「そんだけ可愛いなら、護衛をいっぱい侍らせてるんじゃねぇのか?」
「そうだそうだ。『白い渡り鳥』なんて、だいたい護衛とよろしくやってるじゃないか」
ーー他の『白い渡り鳥』はそういうことが多いだろうけど、シェニカと俺はそんな関係じゃねぇよ。
「それがさ!なんと1人だけ!俺も護衛の1人にしてもらおうかな~?」
ーー無理だ、お断りだ。お前みたいなヘナチョコ傭兵じゃ出る幕ねぇよ。
「1人!?『白い渡り鳥』って白魔法特化だから黒魔法なんて使えねぇだろ?
どんだけ無防備なんだよ。襲って下さいって言ってるようなもんじゃねぇか!あははは!」
ーー普通ならそうだろうけど、あいにくと俺1人で十分だよ。
「それでさ、さっき宿に様子見に行ったんだけど」
「お前、もう行ったのかよ!」
「だってよぉ。目の前にもろタイプで、美味しそうなご馳走があるんだぞ?先手必勝だろ!
でさ、部屋の前に行ったらその子の鼻歌が聞こえてきてさ。もう俺それだけで幸せ!」
ーー扉の外まで聞こえるって…。どんだけデカイ鼻歌だったんだよ。
「あははは!鼻歌だけで満足なんて、お前は子どもかよ!夜這いにでも行ったのかと思ったじゃねぇか!」
「夜這いなんてしたら嫌われるじゃないか。
明日から治療してくれるらしいから、しばらくこの町にいるだろ?
その時、一生懸命口説き落としてやろうって思ってさ!」
「お前だけじゃねぇかんな!俺だって口説き落としてみせるぜ!」
ーーはぁ。そんなことしたら俺の仕事が増えるだけじゃねぇか。明日から忙しくなるな。
店を出ようと椅子から立ち上がろうとした時、聞き捨てならないセリフが耳に入って思わず足を止めた。
「俺もさっき宿の外からあの子の部屋の様子を見てたんだ。
カーテンが閉まってたからシルエットしか分からなかったけど、あの子結構胸がデカイ!
シルエットっていうのが想像を掻き立てるんだよなぁ!」
「「うおおお!!」」
「俺、今晩のオカズにさせてもらおう」
「お前っ!ズルい!ズルいぞ!!」
ーーシェニカには窓の近くにいないように言い聞かせるか。
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