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第4章 小さな変化
9.色んな強さ
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ルクトが隣の部屋に行くと、私とニニーグさんは向き合う形で椅子に座った。
2人の間を隔てるものがないのが不安だが、いざとなったらルクトが助けに来てくれるはずだ。
「シェニカ様、ワガママを言ってすみません」
ニニーグさんはいつも見せていた優しげな目ではなく、何か決意したような真剣な目で私を真っ直ぐに見てきた。
「いいえ。ニニーグさんには良くしてもらっただけでなく、お手伝いまでして頂きましたから…」
「それで。あの…。シェニカ様はどんな男性が好きですか?」
ーーえ?好きな男性のタイプ?
ニニーグさんが意を決した顔で聞いてきたのは、なぜか私の好きなタイプだった。
ここでこの質問がされるとは思わなかったので、一瞬頭がついて行かなかった。
「どんなと言われると…困りますね。私、恋愛にあまり興味がなかったので、そういうのは考えたことがなくって」
「じゃあ、どんな男性が嫌いですか?」
ーー今度はキライな男性のタイプを聞くの?なんでこんな質問をするのだろうか。もっと別の話をすれば良さそうなものなのに。
ニニーグさんが私なんかを好きだと想ってくれる気持ちは嬉しいが、私は彼をそういう対象として見ていないし、本人も分かっているように一緒に行動を共に出来ない人との恋はかなりハードルが高い。
だから、「ごめんなさい。お気持ちにはお応えできません」と返事をして終わりだと思っていたのに、どうして彼は「返事が欲しい」とか別の話題を口にせずに、私の好きなタイプとかキライなタイプを聞きたがるのだろう?
「それなら答えられますよ。自分勝手でこちらの気持ちなど考えない方です」
「そうですか、今の僕みたいなタイプですか?」
別にニニーグさんのことを言ったわけではなかったのだが、彼は自嘲するように笑った。
「いや、ニニーグさんは違いますよ。ニニーグさんは優しくて紳士的な男性だと思います」
「すみません。気を使わせてしまいました。
シェニカ様は、ルクトさんのような強い男性がお好きなのかと思っていたのですが…」
ニニーグさんのその言葉に思わず目が点になった。なんで私がルクトの様な強い人が好きだと思うのだろうか?
「ルクトとはそういう関係ではないですよ。彼は私の護衛をしてもらってるだけなんです」
「そうですか。2人に何もないのは空気で何となく分かります。でも、僕にはない2人だけの信頼関係みたいなのが見えると、ちょっと悔しくもあり羨ましくもあります」
「信頼関係ですか」
私はルクトを信頼しているけど、第三者の目で見たら、彼も私を信頼してくれている様に見えたのだろうか。
もしそれが本当なら嬉しい事だ。
「はい。信頼関係がないと護衛なんて頼まないでしょう?
ルクトさんの様に、想った人の隣に居られるというのがどれだけ羨ましいか。
あぁ。僕にもルクトさんの半分くらいで良いから、シェニカ様を守れる強さがあれば…。そうすれば立場なんて放り捨てて、シェニカ様のそばにいられたかもしれないのに」
ニニーグさんは悔しそうに顔を顰め、膝の上に乗せていた両手を固く握り締めた。
「ニニーグさんは、将来この街の町長になるのでしょう?
その時に必要なのは腕っ節の強さではなく、皆を率いていく統率力や観察力、判断力、優しさなのではないでしょうか?
だからルクトのような強さを欲しなくても、ニニーグさんにしかない強さを探求すればいいのではないでしょうか。
汚職に塗れた領主や町長を見ますが、ニニーグさんにはそういうものとは無縁のクリーンな街にしてほしいです」
私がそう言うと、ニニーグさんは一瞬ポカンと気の抜けた顔をしたが、次の瞬間には今にも泣きそうな顔をして笑った。
「シェニカ様…。ありがとうございます。確かにそうですね。いつかシェニカ様が住みたくなる様なクリーンな街を目指したいと思います。
その言葉だけで僕はもう満たされました。貴重な時間をありがとうございました」
「いいえ、ニニーグさんの気持ちに応えられなくてすみません」
「最後に、シェニカ様の前途が明るくありますように…」
ニニーグさんは静かに椅子から立ち上がると、床に膝をついた。何をするのか分からずにその行動を見ていると、そっと私の手を取って手の甲に口付けようとした。
ーーえええ?!な、何するのよ!
私はその行動に驚いて身体が固まり、声も出なかった。
唇が手の甲に触れる寸前。
いつの間にかルクトが後ろからニニーグさんの肩を掴んで、感情が一切篭っていない冷たい目で見下ろしていた。
「その手と顔を離してもらえるか?」
「ルクトさんは本当に優秀な方なんですね」
ニニーグさんは苦笑しながら私の手をそっと放した。
「宿に帰るぞ」
「う、うん」
ルクトは冷たい目でニニーグさんを見たまま、私を椅子から立ち上がらせて、治療院から出ようと促した。
「シェニカ様、明日の朝我が家にいらっしゃるのをお待ちしています」
「はい、明日の朝お伺いします」
私は苦笑したままのニニーグさんにそう答えて、宿へと戻る帰り道を歩いた。
「ルクト来てくれてありがと」
「護衛の仕事だからな」
隣を歩くルクトを見上げるとさっきまでの冷たい目ではなく、いつも通りの顔つきに戻っていた。
翌朝、旅立ちの支度を整えて町長さんの屋敷に行けば、やはりすぐに客間へ通された。
「レガルドさん、ニニーグさん。お世話になりました。今から街を発ちます」
「そうですか。もう行かれるのですね。シェニカ様が治療院を開いて下さっている間、この屋敷に多くの人達が感謝の言葉を述べに訪れました。
市民もシェニカ様の存在をとても心強く感じておりましたが、これから寂しくなります」
町長さんはニニーグさんのお父さんだけあって、寂しそうな顔がとても似ている。
「少しでもお力になれたのなら良かったです。ニニーグさん。お手伝い頂き、本当に感謝いたします」
「こちらこそ、とても貴重な体験をさせて頂きました。
シェニカ様の凜とした姿勢には、色々と学ぶことがありました」
ニニーグさんも寂しそうな顔をしていたが、昨日で満足したのか、どこかスッキリとしたとした印象を受けた。
「息子はシェニカ様のような優しくてキレイな女性に出会えて、とっても嬉しかったようです。もしよければ、またこの街に足をお運び下さい」
「身に余るお言葉ありがとうございます」
町長さんからお金が詰まったずっしりと重い革袋をもらうと、私達はたくさんの街の人達に見送られながら街を出た。
「何だか見送りが賑やかだな」
「そうね。みんないい人達ばかりだったね。町長さんも慕われてるみたいだし、ニニーグさんも良い町長さんになるだろうね」
「あの町長はまともな人だったから人望もあるんだろ。息子も大丈夫なんじゃねぇのか?」
「そうだといいね。あ、そうだ。ルクトのお給料、今のうちに分けておきましょ」
私は街道沿いの木の下に座ると、もらった革袋から新しい革袋にお金を詰めてルクトに渡した。
「こんなに貰って良いのか?ちゃんと立て替えてもらった分は引いたか?」
「今までの仕事で貰った謝礼からちゃんと引いたし、もう随分前に全部清算したよ。今回はいっぱいもらっちゃったから、ルクトの分も多かっただけよ」
「こんなに多いのか。俺の傭兵の給料よりも多いぞ」
ルクトはそう呟きながら革袋を鞄の中にしまっていた。
2人の間を隔てるものがないのが不安だが、いざとなったらルクトが助けに来てくれるはずだ。
「シェニカ様、ワガママを言ってすみません」
ニニーグさんはいつも見せていた優しげな目ではなく、何か決意したような真剣な目で私を真っ直ぐに見てきた。
「いいえ。ニニーグさんには良くしてもらっただけでなく、お手伝いまでして頂きましたから…」
「それで。あの…。シェニカ様はどんな男性が好きですか?」
ーーえ?好きな男性のタイプ?
ニニーグさんが意を決した顔で聞いてきたのは、なぜか私の好きなタイプだった。
ここでこの質問がされるとは思わなかったので、一瞬頭がついて行かなかった。
「どんなと言われると…困りますね。私、恋愛にあまり興味がなかったので、そういうのは考えたことがなくって」
「じゃあ、どんな男性が嫌いですか?」
ーー今度はキライな男性のタイプを聞くの?なんでこんな質問をするのだろうか。もっと別の話をすれば良さそうなものなのに。
ニニーグさんが私なんかを好きだと想ってくれる気持ちは嬉しいが、私は彼をそういう対象として見ていないし、本人も分かっているように一緒に行動を共に出来ない人との恋はかなりハードルが高い。
だから、「ごめんなさい。お気持ちにはお応えできません」と返事をして終わりだと思っていたのに、どうして彼は「返事が欲しい」とか別の話題を口にせずに、私の好きなタイプとかキライなタイプを聞きたがるのだろう?
「それなら答えられますよ。自分勝手でこちらの気持ちなど考えない方です」
「そうですか、今の僕みたいなタイプですか?」
別にニニーグさんのことを言ったわけではなかったのだが、彼は自嘲するように笑った。
「いや、ニニーグさんは違いますよ。ニニーグさんは優しくて紳士的な男性だと思います」
「すみません。気を使わせてしまいました。
シェニカ様は、ルクトさんのような強い男性がお好きなのかと思っていたのですが…」
ニニーグさんのその言葉に思わず目が点になった。なんで私がルクトの様な強い人が好きだと思うのだろうか?
「ルクトとはそういう関係ではないですよ。彼は私の護衛をしてもらってるだけなんです」
「そうですか。2人に何もないのは空気で何となく分かります。でも、僕にはない2人だけの信頼関係みたいなのが見えると、ちょっと悔しくもあり羨ましくもあります」
「信頼関係ですか」
私はルクトを信頼しているけど、第三者の目で見たら、彼も私を信頼してくれている様に見えたのだろうか。
もしそれが本当なら嬉しい事だ。
「はい。信頼関係がないと護衛なんて頼まないでしょう?
ルクトさんの様に、想った人の隣に居られるというのがどれだけ羨ましいか。
あぁ。僕にもルクトさんの半分くらいで良いから、シェニカ様を守れる強さがあれば…。そうすれば立場なんて放り捨てて、シェニカ様のそばにいられたかもしれないのに」
ニニーグさんは悔しそうに顔を顰め、膝の上に乗せていた両手を固く握り締めた。
「ニニーグさんは、将来この街の町長になるのでしょう?
その時に必要なのは腕っ節の強さではなく、皆を率いていく統率力や観察力、判断力、優しさなのではないでしょうか?
だからルクトのような強さを欲しなくても、ニニーグさんにしかない強さを探求すればいいのではないでしょうか。
汚職に塗れた領主や町長を見ますが、ニニーグさんにはそういうものとは無縁のクリーンな街にしてほしいです」
私がそう言うと、ニニーグさんは一瞬ポカンと気の抜けた顔をしたが、次の瞬間には今にも泣きそうな顔をして笑った。
「シェニカ様…。ありがとうございます。確かにそうですね。いつかシェニカ様が住みたくなる様なクリーンな街を目指したいと思います。
その言葉だけで僕はもう満たされました。貴重な時間をありがとうございました」
「いいえ、ニニーグさんの気持ちに応えられなくてすみません」
「最後に、シェニカ様の前途が明るくありますように…」
ニニーグさんは静かに椅子から立ち上がると、床に膝をついた。何をするのか分からずにその行動を見ていると、そっと私の手を取って手の甲に口付けようとした。
ーーえええ?!な、何するのよ!
私はその行動に驚いて身体が固まり、声も出なかった。
唇が手の甲に触れる寸前。
いつの間にかルクトが後ろからニニーグさんの肩を掴んで、感情が一切篭っていない冷たい目で見下ろしていた。
「その手と顔を離してもらえるか?」
「ルクトさんは本当に優秀な方なんですね」
ニニーグさんは苦笑しながら私の手をそっと放した。
「宿に帰るぞ」
「う、うん」
ルクトは冷たい目でニニーグさんを見たまま、私を椅子から立ち上がらせて、治療院から出ようと促した。
「シェニカ様、明日の朝我が家にいらっしゃるのをお待ちしています」
「はい、明日の朝お伺いします」
私は苦笑したままのニニーグさんにそう答えて、宿へと戻る帰り道を歩いた。
「ルクト来てくれてありがと」
「護衛の仕事だからな」
隣を歩くルクトを見上げるとさっきまでの冷たい目ではなく、いつも通りの顔つきに戻っていた。
翌朝、旅立ちの支度を整えて町長さんの屋敷に行けば、やはりすぐに客間へ通された。
「レガルドさん、ニニーグさん。お世話になりました。今から街を発ちます」
「そうですか。もう行かれるのですね。シェニカ様が治療院を開いて下さっている間、この屋敷に多くの人達が感謝の言葉を述べに訪れました。
市民もシェニカ様の存在をとても心強く感じておりましたが、これから寂しくなります」
町長さんはニニーグさんのお父さんだけあって、寂しそうな顔がとても似ている。
「少しでもお力になれたのなら良かったです。ニニーグさん。お手伝い頂き、本当に感謝いたします」
「こちらこそ、とても貴重な体験をさせて頂きました。
シェニカ様の凜とした姿勢には、色々と学ぶことがありました」
ニニーグさんも寂しそうな顔をしていたが、昨日で満足したのか、どこかスッキリとしたとした印象を受けた。
「息子はシェニカ様のような優しくてキレイな女性に出会えて、とっても嬉しかったようです。もしよければ、またこの街に足をお運び下さい」
「身に余るお言葉ありがとうございます」
町長さんからお金が詰まったずっしりと重い革袋をもらうと、私達はたくさんの街の人達に見送られながら街を出た。
「何だか見送りが賑やかだな」
「そうね。みんないい人達ばかりだったね。町長さんも慕われてるみたいだし、ニニーグさんも良い町長さんになるだろうね」
「あの町長はまともな人だったから人望もあるんだろ。息子も大丈夫なんじゃねぇのか?」
「そうだといいね。あ、そうだ。ルクトのお給料、今のうちに分けておきましょ」
私は街道沿いの木の下に座ると、もらった革袋から新しい革袋にお金を詰めてルクトに渡した。
「こんなに貰って良いのか?ちゃんと立て替えてもらった分は引いたか?」
「今までの仕事で貰った謝礼からちゃんと引いたし、もう随分前に全部清算したよ。今回はいっぱいもらっちゃったから、ルクトの分も多かっただけよ」
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