1 / 1
月光 Clair de lune/bergamasques
しおりを挟む
Back Ground Music : Suite bergamasque, L. 75: III. Clair de lune
https://www.youtube.com/watch?v=Kn7MnQc0rC0
月明かりに惹かれ 表に出ていた。
さほど大きくもない秋の終わりの 冬の始まりの青い月。
その澄んだうす青い明かりは、草原を、森を照らす。
虫の音も無く、風の音も無く、音のない、薄い光と影だけの世界。
ゆるやかな歩みは止まらない。どこまでいくのだろう 足は私と別体になったように
誘(いざな)われるまま、照らされる森の小道に入る
いきなり、森が切れた。いや、、、木々が無い空間に入った
なぜかそこだけ森の中にポッカリと、小さな草原
青い光に照らされる舞台にように。
ああ、音のないこの空間に、私の耳には音が聞こえる。かすかな音楽が聞こえる。
月の淡い光は音に変わったのだろうか
いつの間にか、その草原の中程に、、、踊っている?
その身は軽く、軽やかに跳ね、ステップを踏む。
見えない相手と踊っているのか? 私には相手が見えない。
妖精なのだろうか、、
流れるように、喜ぶように、月の明かりの、月の音楽の、それを楽しむ影
幻影か
ああ、曲が終わりに近づく、、
私が嘆く間もなく消えてしまうと思った。
「あなたも?」
「・・君は、、、妖精なのか?」
「この、月に惹かれて出てきた者は、妖精か、その眷属よ?」
ーーー
彼女はひとであった。
「あなたも?」
の言葉通り、その彼女も月の光に惹かれ、導かれ、あの場所に。
そして、月の光の奏でる曲に誘われて踊った。
「月が、踊る相手を欲しがったのよ」
でも、
私には、踊る彼女の背に、薄い薄い羽が見えた気がした。
今にも飛び去ってしまうのではないか、と思うほど
彼女は軽く薄く 見えた。
「そうね、私も、飛べるかも、と思ったくらい。」
彼女は何処から来たのだろう?
何処へいくのだろう?
「私も知らないわよ?」
それから、毎年、音のない季節、青い月の光の夜は、
二人に訪れる。
二人は部屋から出、手をつなぎ、導かれるまま
そのつど、私は恐れる。彼女がそのまま飛び去ってしまうのではないか、と
だが、
彼女が月の光に踊るのが、淡く青い光の楽曲が、無上の幸福を私に与える
ああ、私も飛べたら、一緒に行けるのに あの淡く青い世界に
https://www.youtube.com/watch?v=Kn7MnQc0rC0
月明かりに惹かれ 表に出ていた。
さほど大きくもない秋の終わりの 冬の始まりの青い月。
その澄んだうす青い明かりは、草原を、森を照らす。
虫の音も無く、風の音も無く、音のない、薄い光と影だけの世界。
ゆるやかな歩みは止まらない。どこまでいくのだろう 足は私と別体になったように
誘(いざな)われるまま、照らされる森の小道に入る
いきなり、森が切れた。いや、、、木々が無い空間に入った
なぜかそこだけ森の中にポッカリと、小さな草原
青い光に照らされる舞台にように。
ああ、音のないこの空間に、私の耳には音が聞こえる。かすかな音楽が聞こえる。
月の淡い光は音に変わったのだろうか
いつの間にか、その草原の中程に、、、踊っている?
その身は軽く、軽やかに跳ね、ステップを踏む。
見えない相手と踊っているのか? 私には相手が見えない。
妖精なのだろうか、、
流れるように、喜ぶように、月の明かりの、月の音楽の、それを楽しむ影
幻影か
ああ、曲が終わりに近づく、、
私が嘆く間もなく消えてしまうと思った。
「あなたも?」
「・・君は、、、妖精なのか?」
「この、月に惹かれて出てきた者は、妖精か、その眷属よ?」
ーーー
彼女はひとであった。
「あなたも?」
の言葉通り、その彼女も月の光に惹かれ、導かれ、あの場所に。
そして、月の光の奏でる曲に誘われて踊った。
「月が、踊る相手を欲しがったのよ」
でも、
私には、踊る彼女の背に、薄い薄い羽が見えた気がした。
今にも飛び去ってしまうのではないか、と思うほど
彼女は軽く薄く 見えた。
「そうね、私も、飛べるかも、と思ったくらい。」
彼女は何処から来たのだろう?
何処へいくのだろう?
「私も知らないわよ?」
それから、毎年、音のない季節、青い月の光の夜は、
二人に訪れる。
二人は部屋から出、手をつなぎ、導かれるまま
そのつど、私は恐れる。彼女がそのまま飛び去ってしまうのではないか、と
だが、
彼女が月の光に踊るのが、淡く青い光の楽曲が、無上の幸福を私に与える
ああ、私も飛べたら、一緒に行けるのに あの淡く青い世界に
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
✿ 私は夫のことが好きなのに、彼は私なんかよりずっと若くてきれいでスタイルの良い女が好きらしい
設楽理沙
ライト文芸
累計ポイント110万ポイント超えました。皆さま、ありがとうございます。❀
結婚後、2か月足らずで夫の心変わりを知ることに。
結婚前から他の女性と付き合っていたんだって。
それならそうと、ちゃんと話してくれていれば、結婚なんて
しなかった。
呆れた私はすぐに家を出て自立の道を探すことにした。
それなのに、私と別れたくないなんて信じられない
世迷言を言ってくる夫。
だめだめ、信用できないからね~。
さようなら。
*******.✿..✿.*******
◇|日比野滉星《ひびのこうせい》32才 会社員
◇ 日比野ひまり 32才
◇ 石田唯 29才 滉星の同僚
◇新堂冬也 25才 ひまりの転職先の先輩(鉄道会社)
2025.4.11 完結 25649字
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる