疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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下−50 休日の使い方?

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もう定番。
多くの対戦者が待ってくれていた。並んでw
おっしゃー!!!と気色満面A子、速攻で最初の者に突っ込んでいく!
「おねがいしやーっす!!!」と飛び膝蹴りで

2人目に
「私もおねがいしまぁあっすー!!」C子
身体強化掛けて思い切り走って勢い乗せて両足での飛び蹴り

3人目には
「お願いします!」じっくり構え、身体強化し、相手の動きを待つB子

3人が、今日は昨日よりよほどやる気が高いので、対戦者もギャラリーも大喜び!!
魔人というのは、プロというか、競技場での凄い闘いも好きだが、身近な闘いはもっと自分達に身近なので、そういう面白さがあるのも大好物だ。

飛び蹴りの2人は相手にさっと避けられてしまったが、大技を嫌う者はいない魔国。避けられても、ウケる技を出すのがイイのだ!w
ノリノリのときはそうでなくっちゃいけない!というのが魔人達のノリ。
勝とうが負けようが、ぼこぼこになって力を使い切り、スッキリするのがイイのだ。

ただ、対戦者達は、順番後の者達のために、ABCが力を使い切るまではせず、ほどほどで切り上げる。
で、お次の方どーぞ!だ。
ABCはお代わりが来る。皆得意系統が違う、力量も違う、年季も違う。どんなのが来るかわからない。けどとりあえず突撃して反応を見るとかしないとわからない。瞬時にそれを少しでもわかり、対処していかねばならない。
緊張しっぱなしで楽しい。なんかのハイになっているようだが、それがイイ!!な3人。

夜にはぼろぼろになり、ここまでだなー、と次のものが判断したら、そこで皆解散になる。魔人はそういうとこには機敏だ。壊れると育たない。ギリギリまでが、最も効果的なのだ育つには。


一週間が終わった。
防衛隊である。なので、訓練生でも7日に一日休みがある。魔人達は最初はそれをなんかのまじない?とか思っていたようだが、慣れると慣れたで、なかなか使える1日だとわかる。
最近はやっと定着しはじめに入った。中央王都のほうはそんなこともうわかっているが、でも人手不足なので幹部はまだブラック状態維持で気の毒だか。

で、休日定着を知らないABC。休みだと言われ、はいそーですか、とも言えず??と。
「んじゃ、自主訓練ね?」C子
「おう、朝から辻稽古だな?」A子
・・・・(違うと思うけど、皆が行くのなら、、)B子

昼過ぎにたまたまコロシアム脇の広場を通りがかった防衛軍総本部総隊長の副長。
ぼろぼろになって転がって気色満面の疲労満面の3人発見。まさかと思ったがABCだった。
「・・何やってんの?君たち?」
「・・あー、、野稽古、、」C子

「今日は、おやすみ、って言われなかった?」副長
「あー、ゴリさんが言ってたなー」A子、ごろんと顔を横に、副長の方に向け。
「でも、休みって、自主訓練でいーんでしょ?」C子、寝転がったまま。
「・・・まァ、、違うけど?」副長
「「「違うの!?!!」」」

「体や頭を休めるんだよ、、好きなことやったり、、自由に使うんだよ」
「あー、んじゃ、やっぱ稽古でもいいんだ」C子、こだわるね?

「まぁ、、壊れないようにたのむよ?俺らは人間で、魔人達よりよほど壊れやすい、脆いんだからな?」
「「「ういーっす」」」

「んじゃ、夕方まで休憩するか、、風呂入ってから飯にしよう」A子
「ん、お腹すいたー」
「言われると、そうね、減ってるわね」

(こいつら、目離すと危険かも、、)腹減っているのさえわからん、ってかなりだけどな、と昔を思い出す副長。

副長は本部に帰って魔人の幹部に訊いた。
その幹部は魔人なので、当然その辻稽古の話を聞いている。もうここらの魔人の中じゃ有名なこと。
「多分だいじょうぶですよ、、相手が壊れないように皆が気をつけると思います。ほら、子供相手でも同じですから」
そーなのかー?とか思いながら、そんでも、あの3人には少し気をつけておこうと思った。

A子達は風呂に入り飯を食い、休憩所でごろ寝して、夕方にまた同じ広場に行った。
また大勢が待っていてくれた。
燃えるAC、そんでもやっぱやる気が勝手に少しは出てしまうB。

夜まで休み無く続け、でも本人達にしてみれば一瞬で夜になってた、である、
そのまま風呂、食事、で帰路につく。

「今日は昼間寝たからかな?さほどきつく感じないな!」A子
「そうね、、かなり効果的ね、一度寝るってのは」C子
「確かにそうね、、2日分?」B子
「あー、休みの日って、2日分できるんだ、、いいな休みって!!」A子
「そうね、もっと休みが多ければいいのに!」C子

なんか違う感じがするB子。
うん、君が正しい!

C子が店に寄りたい、というので商店街をまわって帰る。以前は魔国にあまり無かった八百屋。
「そんないっぱい?」B子
「え、まー」C子
「怪鳥って、野菜食うんだ?」A子
「そうよ、丸呑みで」
・・・・?うまいのか?
うまいとかそーゆーんじゃないかも、、?

商店街で酒買ったA子。
「帰ってから少しやるべ!」
「部屋でならいいかも」
「そのまま寝込んでも大丈夫だからね」

で、
「俺ら強くなっていると思うことにカンパーイ!!」A
「「カンパーイ!!」」
ごくごくごくごく
っぷっはぁあああ!!
「もういっぱい!」
ごくごくごくごくごく、、ゴテン、、ゴン、ごろん、、

いきなり眠り込む。
やはり体はかなり厳しかったようである。
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