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下−71 チチで窒息すると天国に行ける件
しおりを挟む蘇生したギルダー
「あー、なんか天国に行っていたよ?雲の上のような場所でさぁ、、・・」
ほう、チチで窒息死すると行けるのか?いいこと聞いた?
【萬天国に逝かせます!金魂、真の万屋】
とかやろーかなw勿論アサシンはチチネー軍団w
暗殺するけど皆喜んで暗殺されんのww
などと馬鹿なこと考えていると飲み物が来た。
「フルーツたのんでいい?」元ネー
まだ乾杯もしていないのにオレのお財布完敗を狙う元ねー、蝉プロだね?
脱皮した本物のプロはあれだぜ?客を楽しくさせ、知らず知らずにお財布を空にしていくもんだぜ?
嫌と言うほど毎日その被害を楽しんで受けていた元被害者イサムが断言する!!
フルーツの値段を訊くと、これがぼっただった。
「フルーツ頼むといくらもらえるの?」
と直球で訊くと、素直に答える元ねー。
「500ゴリよ!」
ごりぃ?
「ゴリって?」
「いや知らないの?この国のお金のことじゃない!」
・・・・・・
150回(話)近くにしてはじめて知るこの事実!!!
大金貨、金貨、銀貨、銅貨、しかしらんかった、、、ああ、大銅貨とかもあったな、、多分大銀貨とかもあるのかもしれない、、、
で、単位がゴル?ゴリ?必要ねーよね?銀貨1枚とか書いておけばいいだけじゃん?
「で、500ゴリって、銅貨でどのくらい?」
「いやね、銀貨5枚じゃない!」
んじゃ銀貨5枚って言えばいいだけじゃん、、、
今まで誰もゴリなんて単位使ってなかったぞ?
田舎になればなるほど、そういうもんなのだと、イサムはまだ知らなかった。
都会っ子だったからね!
美人さんなギリねーちゃんを見ると、頸を振った。
「私も知らなかった、、西の国は銀貨何枚とか銅貨何枚とかでやっていたから」
「王都もそうだぜ?」俺
・・・・・
「何?王都の人たちって、ゴルって言わないの?」
「うん!全く誰も使っていないぞ?!!今まで一度も聞いたこと無い!!市場だろうがお店だろうが、皆表記は銅貨何枚とか銀貨何枚とかしかないっつ!!!」
・・・・・・
なんか、負けた、クッ!ころがせ!みたいな表情してますが元ねーちゃんさん??
「ちょっと席はずすわね、、」といいながら、テーブルの上のメニューを全部持って行く元ねー。
あー、書き換えに行ったのかな?
「いなか、って、、皆こうなの?」
「え?うーん、、、、うちは西の国でも田舎じゃなかったからなぁ、、、」
よかったな!この発言を元ねーが聞いていたら、、、
あ、
「ギルダー!ゴリって知ってる?」
「ゴリぃ?・・・あ、まてよ、、聞いたことあったな、、魔物の森の・・」
「ちっげーよっつ!!!」
こいつ!ポンコツになり具合すっげーなっつ!!!
最初に森の宿に当場したときはまともにギルマスらしい男だったのに!!
いや、完全にイサムとタカシの影響でしか無いのだが。
イサムとタカシが派手にやって起きた世界の変化に精神が対応できず、幼児化したのだろうか?!ぷw
ギリねーのグラスがピンク色でキレイだったので少し飲ませてもらった。
桜の香りのアルコールが薄い上品なカクテルだ。
「へぇ、、魔物の巣窟なのに、こんな上品な味のカクテルがあるんだなぁ」
と何気に言うと
「・・・それ、ママが居る時いわないでね」
え?さっきの元ねー、ママだったの?
「おう、、わかった、、、でも魔物の巣窟ってすぐわかったよね君」
「・・・仕方ないでしょ!」
カクテルっていくらだろ?今まで見たことなかったんで、できれば飲んでいこうと思ったんで、、、
あ、メニューは全部持って行かれちゃったんだった、、
「カクテルっていくら?どういう種類有るの?」俺
「50ゴリよ。30種類くらいあるかしら、、半分くらいがこのくらいの薄さ、軽いやつ。お客さんにも結構人気有るわよ」
銀貨半分ってのは高いかもな、普通の人には。
でも、まぁ、、他であまり見なかったからな、できるだけ種類飲んでみようと思う。
あ、、
「変なもの入れていないよな?」
「?・・あー、、よほど追い出したい客以外には普通のお酒になってるわよ」
そうですか
「んじゃー、これみたいに透明なんで緑系のってある?」
「えーと、ニッキ(ペパーミントみたいな)のと、茶葉系のと、かき氷のシロップのがあるけど、、」
最後のなんだかなぁ
「んじゃ、ニッキの頂戴」
ギリねーは注文してくれた。
ほどなくママがメニューを一枚だけもって帰ってきた。
「ほら」と俺に差し出す
ほうほう、と見ると、
値段の上に小さく紙が張られていて、銅貨何枚、銀貨何枚と書かれていた。ぷw
で、
あ、
俺がボッタクリうんぬん言ったせいだろうか?
値段が幾分安くなっている!ごめんよ?せっかくプチボッタだったのに?
いやいや、安いほうが客が定着するだろう!!
カクテル、今まで銀貨1枚で2杯だったのが、新価格で3杯飲める!!
「よし!新価格!値下げ記念で皆に奢ろう!!」
「「「わー!!」」」
皆にグラス渡りきったらママが
「あんた、乾杯しなさいよ、あんたのおごりなんだから」
「んじゃ、価格を安くしたママに敬意を表してかんぱーいっ!!!」
「かんぱーい!!!!」全員
「うまいわねぇ、、あんた、、」ママが俺に言う
「あ?やったことは評価されたいだろ?」俺
「そうよねぇ、、あんたの部下も、、大変だろうね」
ああ、、、そうか、、ちゃんと評価されちゃうんで、もっと頑張ろうと、、、
「その結果が防衛軍の奴等なんだよ、、あんたら、奴等の面倒、頼むな?」
・・・・・・・・・・・・・・
「あん・・・いや、いいわ、わかったわ、、あの子達いい子ばかりだからねぇ」
「いや、変な意味でたのんだんじゃないぞ?」
「あっはっは、わかってるわよ、食わないわよ!、、」
・・・・・
「みなっ!!俺の部下たちを頼まれてくれた姉御なママに感謝し、今日はこの店全部オレの驕りだ!」
「・・・・・・。、、わぁあーー!」皆、他の客も。
あぶれている子達は皆外に出ていき、客を捕まえて来る。すぐに満員になってしまう。
ギルダーは相変わらず窒息しそうにされたり、うまくかわしたり、遊んでいる。どういう遊びなんだろう。
チチ窒息ゲーム?
まぁ、物価上昇を抑制し、通過を増やして回せば、市井の生活が良くなっていくのは自然なことなのだから、俺が作った自家製本物通貨がよりおおく世に出されるのは良いことだ♪
なんとなく、前の世界の仕組みと逆をやれば良くなるんだなぁ、、と実感し始めるイサムだった。
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
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本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
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