疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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下−116 タカシの仕事の副産物

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食い物が美味いと評判が立ってしまったので、それも王都側に追いやっちゃうかな?とおもったが、王都に食堂出したり銭湯の食堂のメシを魔物の森の宿の村並にしたら、今まであった食堂がかわいそう。不味い所、手抜きのところはなかったはず、、皆それなりに努力しているのだから。

「まぁ、、しかたないかぁ、、」
旅客達は、泊まるのではなく、立ち寄ってメシクッたり弁当買ったりするだけなのだ。容認の範囲にすべきだろう。
と諦めたイサム。

でも、他に行っていろいろ食べていても、不味いってあまりおもったことはないイサム。
そこは、やはり9回ほど、酷い暮らしというか人生を送ってきた累積で?
食えればいい、というのが刷り込まれているのかもしれない。
美味けりゃそれにこしたことはないが、そーでなくとも別に良い、がデフォなのだろう。

ま、一種の人生を楽しむ大きいコツだよな。
食以外でもそれを出来ているからこそ、イサムはここまで来たんだろう。


そんなイサムと対極のタカシ。
「気にしない」をモットーにというがその資質のデフォに、というか生まれ持ってきたのはそれだけ、というか、、
それはそれでとても在る意味羨ましくも在るものである。

タカシがメシ食い終わって茶を飲んで、そろそろ学校に出勤しようかな?と、、
「タカシタカシ!ちょっとまった!あとで舞田に、そろそろ桜姫とアラタの結婚とか用意頼みます、ってお願いしておいて」
とイサム。
なぜ自分で言わないのだろうか?と一瞬おもったが、すぐ忘れた。
「わかりました、言っときます」シュン! タカシは出勤していった。

伝言ゲームというのがある。
そう、タカシはその一人達人であった。イサムはなぜそれを忘れていたのか?歳なのだろうか?

「イサムさんから伝言です。アタルがそろそろなんで、用意頼みます?とか、、だったかな?」タカシ
まぁ、、タカシさんいつものことか、、後でイサムさんに確認しよう、、とおもった舞田。場所は職員室。


その頃、
赤豚領のひとつ南の領都。
その郊外にロバ車を停め、ざっ、野草採取していたアタル御一行。

「おう、出すもんだしな」
「「「「おうおうおう!!」」」」
とよたった連中がどっかから湧いてきていた。

アタル達は道中、かなり魔法の練習もしていて、魔獣も角牛鬼くらいなら魔法で倒すどころか捕獲もできるくらいな3人組。
ヨタ者達はいつの間にか蔓草でミノムシみたいに縛られていた。
「「「「「おうおうおうおう!!ほどきやがれ!!!」」」」」
言われてほどくバカ居ない。

3人はその5人を引きずって領都の入り口の警備に渡す。
「んじゃ、報奨金出るから、ここに書いてねー」と防衛隊員から書類を渡される。
名前アタル、クジ、ダイキチ、

書類を見た隊員、、、どっかで聞いた名前、、最近だよな?
あ、、
と壁に張ってある通知を見ると
そこの本部に走っていって、隊長に言う。隊長は念話が使える。

総本部に連絡すると、学園からだから、学園の方に聞いて、と言われ、学園で教師をやっている防衛隊関係者で最も上の舞田に念話した。

実は通達出したのは舞田ではなく、職員室に居た他の防衛軍の教師だった。
新しい生徒かな?とか思い込んでいたようだ。近くまできたら便宜量ってやろうとおもったらしい。でも同盟全運に通達出していたのは、どこから来るのかわからんから、まーいーや、とか思ったのだろう。

「アタルって子、来ました。どうします?今門にいますけど、、」現地隊長
・・・・・・正しかったのか、、アラタさんのことを間違えて言ったのかとおもってた、、、と思う舞田。
いや、君の読みが正しいんだ、タカシ時空に巻き込まれるんじゃない!!

だが事実を知らない舞田。
「では事情聴取し、彼らの予定とか聞いて欲しい」と現地隊長にお願いした。


「え?俺ら?俺らは魔物の森のタカシさんを尋ねる途中です。タカシさんの弟子のマサシさんの弟子なんです俺達。魔物の森の宿の村に移住するためにやってきました。」
とハキハキ応えるアタル。旅は彼をかなり成長させた様子だ。

んじゃ、、と、タカシさーーーん!!!たぁすうけぇてぇえええええ!!!と、心の中ででっかく叫ぶ隊長。
シュン!!
「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃがまるううううう!!」タカシ

「なんすか?事件ですか?事故ですか?」110番か?119番か?

「えと、タカシさんのお弟子さんのマサシさんのお弟子さん達が、魔物の森の宿の村に移住しに来たとのことで、、」
「うんわかった、連れてけばいいのね?」
まぁ、そっすけど、、いいのかな?まぁ子供達だし、、、いんじゃね?

「お願いします!」
「らじゃー!んじゃぼーず、おまえらだけか?」
「いや、皆は外で待っている」
シュン!!
消えたタカシとアタルとクジとダイキチ。

外の院長の待つ所に現れ、ロバ車も一緒に全部転移し、森の宿屋に戻ったタカシ。

「任務終了しました!!」タカシ、イサムに報告。

?????
「いやだなぁ、、今朝の任務ですよ、、アタル君はどこだ?!ってやつ」タカシ
?????
まてよ?

(偶然というものは面白いものですねぇ、、今回はほんとに面白いモノを見させてもらいました、ぱちぱちぱちぱち!!)メフィ
(詳細、いいか?)
(勿論!♪・・・)
アタルがマサシから稽古を付けてもらったこと、マサシはタカシ教官の初仕事の犠牲者集団の一人だということ。
で、ウハウハの話を聞き、ここに夢を見て移住希望してきたということ、更に、誰も気がついていないけど、アタルは勇者だということ。転生ではなく、生まれついてのもの、とてもめずらしいです。
ということだった。

へぇ、、レア?
(ええ、超レア!)
今まで見たことねぇ、、
(普通、そのまま埋もれて終わりですから。今回みたいに、この世界の主要な位置に出てくることなんか、まず無いです、この機会こそが、レアなんです。)メフィ、少々興奮気味。
んじゃ、建売でいいかな?

(孤児院立てちゃえば?今まで魔王様に任せっぱなしだったでしょ?少しは自分でもやってますよって、、)
・・・まぁ、、そーか、、、
イヤ待て、、勇者だから手元に置いておきたかったとか思われるの嫌だよ俺

(マー君!いるぅー?)
(・・・新手の詐欺かとおもったわ、、)魔王
(転生じゃない、モノホンの勇者の子、うちに来たんだけど、孤児院全部で移住しに来たんだよ。なんかここの魔物の森に希望持っちゃってて、、でもそっちで学校入れるのもインじゃねーかな?とかも思うだけど、、)
(何歳?)
「アタル、おまえ幾つ?」
「俺多分7歳、こいつら多分5歳、他はもっとした」アタル

(おう、聞いてた。しっかりしてんなぁ、、うちに欲しいわ、、、まず学校に入れていろいろ学ばすのがいいな。子供らしくな)
(俺もそう思う。んじゃアタル達を一息つかせて、明日当たりに説得してから送るわ。魔王城でいいのか?)
(うん、とりあえずな。)

アタル達にとりあえず着替えを与えて銭湯に行かせ、戻ってからメシを食わせた。で、宿の部屋に泊める。
ロバは厩舎で預かる。
「詳しい話は明日だ。今日はとにかくゆっくり休め。やっと辿り着いたのだから」と言いつけ、休ませた。


一階食堂隅
「勇者云々は置くとしても、すげーな?7歳一人に5歳2人が、ほかの連中、赤ん坊含めてここまで連れて来たんだぜ?」
一緒に座っていっぱいやっているメフィは
「そのマサシという人は?」とタカシを見る。現地に呼ばれたので午後から仕事(学園)をサボっていたタカシ、
「????」
記憶していないそーです、、、

「まぁ、お前の教官としての最初の仕事の犠牲者の一人だ、、」イサム
「え?そうなんすか?でもなんで犠牲者?」タカシ
・・・・・
今も少なからずの犠牲者、でてんじゃねーの?、と思うイサムとメフィ
翔太とゴッツもここに来て一緒に一杯やっている。

「まぁ、、最近は、見てても安定感あるんで、そこまでの犠牲者はいないかと、、」翔太
いるこたいるんだな?なんか坊主が増えた気がしたのは、(イサム)
ええ、増えてたんでしょうねぇ、、(メフィ)

「まだまだ目が届かないってとこ、あるんだなぁ、、」イサム
「神じゃないんですから、、」メフィ
とはいってもなぁ、、(イサム)

「ま、そのマサシさん達が、またこうやって地味にそうゆう目が届かない所でガンバッてくれるんじゃないですかね?」メフィ
「タカシの副産物が開花した、ってことか、、」イサム
奥が深いんだか浅いんだか、、

まぁ、いい勇者に、ひととして、いい人に育っていくように、みなで見守ろうぜ。
ということになり、そっからふつーのおっさんたちの飲み会になった。

魔王参戦。どーやって気配を嗅ぎつけるのか?
「おう、おかんがな、、行ってきていいですよ、っていうんで来てみたらコレだった」魔王
俺のみ成らず、メフィまで一瞬恐怖していた!!  ぷw
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