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下−137 cemical reactive mussle
しおりを挟む名も無き冒険者芸名ジローはソロだ。中央王国ど田舎の辺境領主の6男。
ちなみにそこの田舎では、男女ひっくるめて上から1、2,3,で、下に男女を付ける。ジローの上は皆姉だ。上から4番めまでの姉はどっかに嫁入りしていると思った。結構適当なので記憶も適当。このいい加減さは血統らしい。領主でそれってのも素晴らしいけども、そのおかげて領民達がしっかりしているので結果的には効果的なことなのだろう。とある学者は言ったとか言わないとか。
領主は5番目だか6番目だかの姉がすると思う。が、今さっき自分で6男だと言ったくせに、もう6番目の姉とか言っているのが素晴らしい!!
この物語にとてもふさわしい人物である!!もう主役にしたいくらいだ!!
下に弟が2人いるが、多分王都の学校とか行ってるのかもしれない。
ジローはある日なんかすんげーめんどくさくなり、ちょっと旅に出ます。探さないでください。と置き手紙をして田舎を飛び出した。
もともと貧乏だったので、カネなど無く、隣の領で冒険者になって採取とかで糊口をしのいでいた。
ぷらぷらしながら王都の近くまで来た時に、チラシを拾い、スタンビード祭りに参加し、結構稼いだ。その時からダンジョン地下一階の宿に住み着き、獲物を王都に持っていく時以外はそこに住んで狩りをし続けた。
ある時、自分の肌がまっちろけっけなのに気付き、「やべぇ、、」と、陽の当たる魔物の森の宿のほうにやさを移した。行き帰りは日のあるうちにし、往復のときだけでも日に当たるようにしようと。
でもそれでもまだ白人みたいなのが治らないんで、週にお仕事一回休んで、日がな訓練場で障害走路を走ったりした。
そのうち訓練生に応募し、一週間みっちり。その半年後、ベテラン用訓練に応募し3週間みっちり。
そうするとどうだろう?みるみるうちに、肌がもとの黄色人種のそれ+日に焼けた健康的なものに。プラス、マッチョになっていた。
銭湯に行った時にはその姿見の前でポーズを決め、筋肉をむきむき動かしてみていた。
そこで似たような者と知り合う。
草履の国から特訓を受けに来ているという若者。やはり彼も少しづつだが筋肉が付いてきていた。
なので、
いかに筋肉を付けるか?いかに美しい筋肉にすべきか?筋肉は素晴らしい、筋肉への愛とは、などを話し合った。
その若者とはとても話があい、
たびたび銭湯で会っては、筋肉をむきむきしあった。
二人で筋肉武者修行に出たこともある。その若者が情報を持ってきたのだ。北のほうの街に、筋肉なお店が在り、なかなかだと。夜しか開いていない特殊な店らしく、その若者が転移を使えたので、2人で夜にその店に行ってみた。
確かに素晴らしい筋肉が集う店だった。彼らのファッションが少々理解できなかったが、筋肉の前にそんなもの不要だ。ブーメランパンツ一枚だけが俺らの防護武器なのだ。全身凶器!それが筋肉!
俺らは言葉など必要なかった。店には特設リングがあり、天井からガラガラと降りてきた。
3日3晩、俺らは闘い続けた。
最終的には、皆がリングに並んで、お客さんに筋肉点数を着けてもらい、最も高得点な者が勝ちとなった。
美しい筋肉は、強さなのではなく、最も重要なのは美しさなのだ。強ければいいというのではない。
(もうこの辺で何行ってんだかわからなくなってきた気配・・)
良きライバル達もわかってくれ、そのおかしな装束は捨て、ブーメランパンつのみで生きていくと覚悟したようだ。俺よりも遥か上の覚悟である。すばらしい!!
若者のほうは、ではこの店はムーチャス・マッチョスに生まれ変わりましょう!とかわけわからんことを言っていた。
だが、そのネーミングセンスはイケる!!
その後、
新装開店したムーチャス・マッチョスを起点に、筋肉を見せびらかすための冒険者の防具、とか、貴族のための筋肉服とか、日常で筋肉を強調できる普段着、とかいろいろ開発販売していった。
ムーチャス・マッチョスに来る者達は基本防衛隊員、それに連れてこられるベテラン冒険者たち。
なのでみるみるうちに美しい筋肉を手に入れる。
よって、むきむきな防衛軍用制服とかも誂えるようになった。
ーー
久しぶりに亜空間部屋から出てきて食堂で晩メシを食べたイサム。
茶のお代わりを持ってきてくれたメフィに問う
「なんか、最近、食堂が暑苦しくなっていないか?」
「さあ?私は特に、、、」メフィ
まぁ、ミノタウルスとかの群れとかローマ人の部隊とかに比べりゃ可愛いものなので、メフィにとっては全く気にもならないことだった。
なんだろう?なんか暑苦しいよな、、クーラー入れたいくらいな感じに、、、
視覚的になのか、物理的に気温まで上昇しているのか、の判別まではわからなかったイサム。
アラタのマッチョは、そういったアルシュの化学反応があった結果の一つであったのだ。まだまだ反応しそうだけど!
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