疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

uni

文字の大きさ
217 / 383

下−142 画伯

しおりを挟む

さて、
イサムは亜空間部屋でさくじつのアラタと桜のコス趣味を遠視でみていた。
で、
今日マンガ本を読んでたらふと思った。
「あの時代のその手のエロ本をアラタにプレゼント、いや危険だな、見せるだけで、、見せたらどうだろう?」
と。
でも、他のメンツではなく、あの真面目っ子なアラタだ、下手したらなにかのトラウマになるかもしれない、、
「桜に、確実に殺られるな、、、」
と思い、そういう危険なことは考えることすらしてはいけないのだ、と思い直した。

この世界で最も強いのは桜っつ!!!


さて、マンガも数周目、、あきたな、、
と思い、下界ビジョンのスイッチを入れた。
チャンネルは「勇者」。そのチャンネルの中からいくつか子チャンネルを見てみる。

最初勇者チャンネルにするとホームが現れ、トピックスとかおすすめとか出てくるけど、だいたい運営が押したいってやつなので、面白いやつではない。ばればれの騙しだ。
なので、小チャンネルで自分で探すか、勇者掲示板で面白い話題に成っているモノを見てみるのがいいのだ。
たまに運営が勇者掲示板にカキコして瞬時にバレて袋にあうこともある。それも少なくないw

掲示板にスレッドができているのが幾つか在るので覗く。
【画伯】現代勇者の憂鬱【ヒモ】
というのが面白そうなので見てみる。
イサムは最初から見る派なので、ちゃんと一番始めから見る。

そのイサムの亜空間部屋には、それからしばらく爆笑が続いた。

最もウケたので何度か見返してしまったのは
【日曜のゴールデンタイムの悪夢】の回だ。在る意味レアなアニメが映るのだ。

ーー

「ゆーしゃ、、オファーが来たぞ」画伯
「あ?月刊誌?」勇者
「いや、、アニメだ、、」
「深夜アニメに画伯の絵は、、まじ冗談じゃ済まないぞ?いいのかなぁ」

「・・・いや、、子供向け番組として、らしい」
「・・・・??????????、、よくわからないんだけど?」
「うむ、、わたしもわからないんだが?」

かといって画伯が部屋を出てその会社だかに行って話を訊くなんぞ不可能だ。せいぜいコンビニくらいまでしか行けない。それ以上の距離を伸ばすとしたら、頭に紙袋かぶせていくしかない。
もちろん何も見えないし、言葉など話せない。せいぜい出てくる言葉はあわわわあわあわわあわあくらいだ。

なので、キャラデザインと、監修をやるくらいしか出来ない。
と、返事した。
それでもいいです。と向こうから言ってきた。
まぁ、やすかったのでその程度ならいっか、と気軽にOKを出す、画伯にどうしようと聞かれた勇者。

で、第一回のAパートの絵コンテが上がってきた。
これで、画伯の絵、だとしたら、、子供にはきついんじゃないか?
と、向こうにメールを送ったら、スポンサーもこれで乗り気になってますが?と逆に問われてしまった。

「なあ、、今時の子どもたちって、この程度の絵じゃ怖くないのか?」
と、画伯のデザインキャラを指して言う勇者。
「ああ、子どもたちは大人より怖さに強いと思う。最近の子達は、内蔵ぐちゃぐちゃがリアルで描かれてると喜ぶからなぁ、、」
まじか、、、
おかしいのか?・・どっちが? と悩む勇者。

まぁ、進めてみるしか無いよな、と画伯との話し合いの結果。


出来上がりが送られてきたのでPCで見てみた。音声もいきなりでかくなるので小さめにした。
・・・・・
「・・・・すっげーな、、、これ、、ダイジョブなのか?老人とかでも、死ぬ奴でるんじゃね?」
「ああ、まぁ子供だから強いだろ?中には夜眠れなくなる子とか出るかもしれんが、少数だろう」画伯
その程度かよ、、、
なか、オーメンとかキャリーとかが喜劇に見えてきちゃんだけど、、、

一応、
「いんですか?」とメールで送ってみたら、
「スポンサー含め、全員最高だと絶賛です!!」
という返事が返ってきた。嘘クセェ、、とつぶやく勇者。

なので、画伯のサイトで
「第一話、ABパート見ました、すんげーんだけど、これを子供向けというの不安だし、、しかも日曜のゴールデンタイム(はいじとかのあった時間)にやるのってどーかと思う。
と書いた。

コメ欄は
画伯をヨに知らしめる最高のチャンス!
ドンドンショック死させよ!!
みたいなコメントしか来なかった。

俺がおかしのかなぁ、とひとりごちる勇者。

もちろんストーリーはほのぼの系なのだ。話を聞く限り。
PVでは、絵はとりあえず、ストーリーは
「子どもたちが遠足に行き、罠に掛かったうさぎを助け、お礼にうさぎの里に連れてもらい歓待を受け楽しい毎日を過ごしました。その後子どもたちは帰るけど、そのうさぎの里で過ごした時間は過ぎてはおらず、遠足のときの時間だったので問題も起きませんでした。
その後、うさぎたちが子供達の町に遊びに来るようになり、うさぎはうさぎパワーで子どもたちをいじめる奴等を成敗してくれました」
みたいなもんで、、、
たしかに嘘じゃないけど、、、
その、
ひとつひとつの、、ほんの些細なイベント含め、全て、すっべてっ!スプラッタなんだよね。

しかも、アニメの絵も、すごくうちの画伯のそれに近くって、迫力在るの、、、動画回しも、恐怖系にすんごく上手い人?なの?
心臓に悪い進め方しかしていないんじゃね?

もううトーリーいらないよね?

恐怖のみ、、
勇者自身も、途中でPC消したかったが、消せなかった、、なんか消したら呪いとか降りかかる気がおもいっきししていたから。

感想
「ウチの画伯、、すっげぇ、、、」

で、
戦績
第一話放映。心臓麻痺4(幸い老人はいなかったので、全て蘇生させられた様子)。全て40インチ以上のテレビ。なので、番組では、必ず35インチ以下で見てください。と注意喚起。

小便漏らす、うんこ漏らすとかは些細なことになっていた。
眠れないとかも同様に。
で、
すっげー人気出た。
その真相は、
海外でも同時放映していた。あめりかで。世界で最もスプラッタ大好き国民のお国で。
で、翌日のお米の国の大新聞を筆頭に、マスコミ全てが大絶賛。
「日本から奪って我が国で作るべきだ!」とか言い出していたくらい。

勇者も英語サイトで見てみると、もう、こいつらバカなの?レベルだった。

なのでーー、アメリカ文化に頭が全く上がらないこちら側、打ち切りとかできるわけ無く、、逆にもりあげなければお米の国から「お前らバカ?理解できないの?ウチで作るからスタッフよこせ」と盗られてしまうんで、、、

しかもこれを利用しない手はない、とか思った某日本最大広告代理店。やつら超無能なので寄生虫できるチャンスを逃すはず無く。
なんか明後日の方向に進んで行った。パチとか実写版とか、、バカとしか思えない方行に。

実写版は思いっきりダメ出しくらい、アメ公国内では記録的赤字達成という栄誉を頂いた。
でも画角サイトのマンガの方はあっちの方々のアクセスが99%以上になり、まぁ絵が主体なマンガなのでほぼ読まなくっていいし、、見るだけでいいし。

日本でアニメ打ち切りになったらこっちでやるから早く打ち切れ、とかの大合唱だし、、

相変わらず毎週心臓麻痺が数人でているし、、
学校じゃ見るの禁止しているし、言うだけだけどw
でも視聴率すげーらしいし、、何があってもやめないだろう、

ちなみに、世界の120カ国で、国内放映禁止。ネットは止められないので仕方がない。でも監視部隊が見つけたら即停止ね!みたいな。
という方向になっていた。

「ねぇ勇者、、ほのぼの系なのに、なぜ毎週心臓麻痺がでるのか、解せぬ」
「おう、、おれも、そんなのをよく放映継続しているよな、って解せぬよ。」

画伯の絵は確実に、「画伯的」に、あきらかに向上していた。
これも勇者効果なのだろう!
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

落ちこぼれの貴族、現地の人達を味方に付けて頑張ります!

ユーリ
ファンタジー
気がつくと、見知らぬ部屋のベッドの上で、状況が理解できず混乱していた僕は、鏡の前に立って、あることを思い出した。 ここはリュカとして生きてきた異世界で、僕は“落ちこぼれ貴族の息子”だった。しかも最悪なことに、さっき行われた絶対失敗出来ない召喚の儀で、僕だけが失敗した。 そのせいで、貴族としての評価は確実に地に落ちる。けれど、両親は超が付くほど過保護だから、家から追い出される心配は……たぶん無い。 問題は一つ。 兄様との関係が、どうしようもなく悪い。 僕は両親に甘やかされ、勉強もサボり放題。その積み重ねのせいで、兄様との距離は遠く、話しかけるだけで気まずい空気に。 このまま兄様が家督を継いだら、屋敷から追い出されるかもしれない! 追い出されないように兄様との関係を改善し、いざ追い出されても生きていけるように勉強して強くなる!……のはずが、勉強をサボっていたせいで、一般常識すら分からないところからのスタートだった。 それでも、兄様との距離を縮めようと努力しているのに、なかなか縮まらない! むしろ避けられてる気さえする!! それでもめげずに、今日も兄様との関係修復、頑張ります! 5/9から小説になろうでも掲載中

処理中です...