224 / 383
下−149 チーの一日
しおりを挟むチーはA学園の学生だ。
でも、年齢がまだ小学生低学年程度?
なので午前中は子供の学校に通う。
チーは、ドラゴンが出た山の麓に広大に広がる森の中に小さな集落を作っていたでびるいやー族もしくはエルフとかとも呼ばれるかも知れない一族の子で、そこに住んでいた。
村はアホウばかりなので嫌気が差し、魔法を開発し、皆が無理だと言って邪魔していた空飛ぶ魔法をどうにか手にし、ある嵐の日に村を飛び出した。
数日空でふらふらしていたところを巡回していたタカシ軍団の者達に保護され、今学園の学生になっていた。
学園の寮で早めの朝食を食べ、飛行魔法で子供の学校に行く。飛行でなら5分程度だ。
学校の生徒はこどもばかり。
教わることは、文字の読み書き、計算、知識、武芸、そして魔法。
武芸と魔法は初心者相手のもの。それらは基礎知識の勉強はほとんどせず、まず試してみることから始めている。
子供の学校も学園と同じく、技量によって集まって教わる。なので授業では年齢もまちまち。
ただ、魔法に関してはチーは「学園で教わってね。」になっている。魔力使えるしむっちゃ有るし空も飛べちゃー、もう教えること無いと。
なので、チーは教える側にまわっている。最初は先生の補助だったが、一ヶ月もしたらもう一人前の先生として教えていた。
チーは学校で人気が出た。とくにわんぱくな男の子達にはキラキラした目で見られるほどに。
なので、いつも皆集まってくる。くっついてくる。
最初はうざかったけど、、、なんか手下っぽくなって、そうするとなんか可愛げも見えてきて、、
元々村でアホウな大人たちと喧々諤々やりあってきたチー。精神は大人っぽいのだ。
いつの間にかその男子達は「チー組」とか「チー軍団」とか自称するようになっていた。
それを聞いたチーは呆れたが、、、まぁ、、男子はそんなもんだろう、、と。
村に居た時も、村の男たちもなんか群れ作ってないと不安らしい感じがよく見えたから。
で、ある日、飛行魔法でメンツ全員を寮に連れて帰ったら、姉(自称)が喜んでた。ものすごく喜んだ。
なので、まーいーかなー、と。
姉は面白い。妹がほしかったのだろう。ましてや姉のいるタカシ軍団内では姉が一番小さい。魔法も皆より今ひとつ使える種類が少ないようだ。一生懸命覚えて増やしているけど、面白い!だけでどんどん覚えていく男子達に付いていくのは結構大変そうに見えた。
ましてや、どこが面白いんだか、、とか思っちゃうんだからモチベも違う。
なので、チーが先に覚えて姉に教えてあげたりしてる。子供の学校で教えるということを毎日のようにしているのが役に立っている。
ある日、なんかモザイクがかかったうねってるモノを、食堂で食べさせられた。
デビル(略)の勘で「うまいもの、安全」と出たので、よく噛んで食べたら美味しかった。見ていた姉は少し引き気味だった。
が、
その晩、寝ているときに体に魔力のちからがみなぎる感じがすごくしてきた。
モザイクの影響だろうとすぐにわかった。
よし、これであのアホウどもをぶっつぶしてやれる!余裕で!!あっはっは!!あーーっはっはっはっはっはあああ!!
自分の軍団を見せつけ、その力を見せつけ、完膚なまでに折りまくるには、軍団員に力が必要だ。
それからはチーは、子供の学校で、自分の勉学を励み、余裕を見せつけ、その上で魔法を教えることに力を入れた。
自分の勉強がダメダメだと、「教えなくっていいから」と魔法を教えることから遠ざけられるから。
大人の行動は読めているチーだ。すげー鍛えられたんだろう、、故郷ウンババ族(タカシ命名)の村で。
チーが子供の学校で給食を食べ、下校になると、そのままA学園校舎に登校する。
そして自分の所属するクラスで授業を行っているところに出席する。
得意な科目はどんどんやって、すぐに上のクラスに上がり、じっくりやりたいのは納得行くまで理解できるまでしつこくやる。魔法応用のC子先生の研究室にも入った。
C子先生もちっさいので、チーが入るのをとてもよろこでくれた。
おかーさんと呼んで、は、さすがに遠慮した。
でも、そのモノの見かた考え方はとても参考になり、その黒さが特に参考になった。魔法に白黒あるが、思考にも白黒あるんだなぁ、、と。
ちなみに、タカシ先生のは、ものすごい色っぽく、理解出来ない系の色みたいに感じ、あまり関わりたくないと感じる時も少なくない。
それをC子先生に言うと、同感だと喜んでくれた。「それがわかる人、少ないのよ!!」って。
C研究室の他の学生たちは、個性が有るというか、、埋もれるのが好きな系で、、迷彩な人生を送りたい系みたいな気がする。しかも、面白いのが好きそうなんで、、
そう、、何度か食堂で会っているメフィさんに気配が似ているんだ!!
気づいては行けないことに気づいた気がしたんですぐに忘れ去った聡明なチー。
タカシ軍団の行動に混じることも多くなった。
ここの人たちはわかりやすく、とても居心地が良い。
そして何より面白い。
魔法少女にしてくれたのもこの人たち。
そのおかげで子供の学校では最初からやりやすかった。
子供学校の女の子達は、魔法の技量がまだまだ全然だが、そのうち興味を持つ子が出始めれば、技量も付いてくるだろう、そしたらいつか魔法少女軍団なんかいいなと思うチー。F姉も歓喜してくれることだろう。
寮の寝床も、村のより気持ちよく眠れるし、食事も美味しいし何より種類が際限ないと思えるほどだ。
頻繁に、姉が街にも連れて行ってくれ、ケーキなども食べさせてくれる。もちろん村のあの得体の知れない自称菓子とかともう次元が100くらい違う。
そう、チーは、自力であの村から抜け出して、ほんとに良かった、と思うことが今でも毎日のようにある。
エルフ。基本、名詞。
動名詞としても使われ、未変化(基本形)と名詞形がエルフ。エル匕、エルヒャ、エルファム、アル匕、アル、など使い方によって変化する。
まだ確認されていない想像上の生物。人型。みみがとんがってると言われている。森の人とも言われるが、モルの人がなまったんじゃないか?と言う説もある。モルモット、人間を実験に使い、なんかへんなふーになったのが逃げて森に住み着いて、、とかいう説もある。
いろいろ伝説やおとぎ話になっているが、総じて「なまいき」「えらそう」「プライドのみ」とか言われているので、実際にどっかでその被害にあった者がいたんじゃないか?と思われている。
たまに、希少種としてまともで聡明な個体が発生するというのも、数多くの伝説が述べている。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる