疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

uni

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下−182 臭い宿

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その街は、速かった

皆コマネズミになったように、もしくは、早回しで見てるように速かった。ハヤタタイインもこのくらい早いのか?と思うほどに。
いや、彼は早いんじゃなく、流行った方なのかな?よくわからん。

メフィはとりあえずは成功ディース。ディモオ、こわいのはリバですからねー、、
などと思いながら、みなさん3日分の仕事を一日でしちゃってるんじゃないですかね?とか見ていた。
脳の並行活用が得意なメフィ。

投薬量を減らすか、薬効を落とすか、、その違いは大きい。薄めるだけ、ってのが最もろくでもないやり方。

あと、副作用として皆髭が生えている。やぎ髭でもチョビ髭でもない。漫画の猫のように、ネズミのように、3本ぴょーーーんん!て生えている。
動きが早いから必要なんでしょうかね?
他人事メフィ。

原因は材料だろう?
超コマネズミの髭3本、スーパーにゃんこの髭3本、これで追い回し逃げ回り効果が本気度100%なり、抜群になる。何がどーかはよく知られていないが。竜神の髭極太1本、薬効抜群になる。何がどうかは(同)。で、女神の髭。本人にバレたら地獄のそこまで追い回されるが、大概美女には髭が3本くらいはえる。生えないうちはまだまだだということだ。だから本物の美女女神は毎朝起きたら一番に鏡を見るのだ。髭あったら抜くかなー、って。それを3本。薬効をマイルド、ステルス化する。

あとはマンドラゴラとかニャンドラゴラとかオイゴラァとかの尻尾の部分に生えている髭を3本ほど。これはよく干したものだ。
それをからなべで炒って干してすりつぶして、ホームマリ(インディカ米)粉にまぜて、薄い駄菓子のせんべい状にして干す。
出来上がり。
投薬は、それを食べてもいいし、粉にして密かに相手の食べものに混入させるもよし。井戸に大量に放り込むもよし。

メフィは井戸だった。

この薬のよいところは、魔法を使わない。誰でもが、材料さえあればできるのだ。
ブラックな経営者なんぞ、喉から手が出るほどだろう。
が、材料が高いので、もしこの薬を売りに出したら「どうやってだまし取ろうか?」ばかりにどリョクするだろう。だからぶらっくきぎょうなんぞやってられるのだ。逝かれてるね♪

100分の1くらいの薬効にすれば、ポーションになりそうですねぇ、、
などと思ってるが、実際材料が材料なんで、今の手持ちが終わったらもう終いだろう、特に女神のそれが入手困難極まりないのだ。

昔々、一度、「髭をバラされたくなければ、生えた髭を全て私にくれるように」と、女神と交渉したことがある。
が、その女神はみるみる婆ァになっていき、そのうち枯れ木になってしまった。
無死のはずの神がたやすくそんなんなんで、阿呆なんですかね?とメフィは其の頃から神どもに対して不信感が起こり始めた。
「私が!私が!」ってのがなければそんなことありえないのだ。そのくらい子供でも知っている。

次の町では100分の1に落として使かってみましょう、と思い、今回は数日様子を見てリバウンドがなければGo!と決めた。

翌々日、
街はとてもスローモーだった。20m先の店に行く者でも、10分くらいかかっている。
だめなやつだったー、、、
今回はきっついですねぇ、、残念です。

街全体に4日のリバースをかけてもとに戻し、駅馬車に乗る。
リバースをかけても、それはもうモルには使えない。
天然そのもののまっさらなモルでなければいけないのだ。


馬車は翌々日にでっかい街に着いた。
でっかいといっても、北桜の街くらいでしょうか。
こんだけならば防衛軍の匂いがしていいのに、、、おかしいですね?

実は草履の精鋭部隊が駐屯していた。
現地住民に近いので、紛れている感じになっているのだろうか?
たまたまメフィの鼻には感じられなかった。
メフィもそれ以上確認しようとも思わなかった。

其の日にはもうメフィは桜と対面していた。
兵士がメフィを見かけ、桜を呼んだのだ。

「なんか、大変なことになっているようだぞ。皆メフィを呼び戻せばいいだろう、とイサムに言っているんだが、せっかくメフィが旅を楽しんでるんだからそんなことできん!と頑ななんだ。」
あれま、、んなことどーでもいいのに、、、私がどんだけ長く生きていると思ってるんでしょーかね?

「どう、ひどいんですか?」
「うむ、、お主が帰ったら、さすがのお主でも全てを片付けるに4-5日はかかるんじゃないかな?・・・くらい、、」
ゲッ!!

「んじゃ戻ります、、これ以上ひどくされたら泣きますよ、、」メフィ
シュン!!

桜お手柄である。
このように、影で色々暗躍し活躍するのが得意な桜なのだった。
いや、暗躍ちがうって


それからメフィは2日ちょいで宿も村もこざっぱりさせてしまった。

皆、、メフィのおかん力の凄さを再認識した。

特に人の女性陣はメフィにキラキラした目を向け始めた。自分もあーなりたい、と。
男たちはもとから、そういうの絶対無理!ってあきらめているので。

魔人や獣人は基本「巣」なので、、、、

イサムはそれから数日寝込んだ。無理がたたったようだ。
現状がひどくなってからタカシは宿には戻ってこず、寮に住んでいた。薄情なやつだ。
翔太のとこの、特に魔法使いと拳士、ごっつのとこの魔法使いと拳士と一緒になって好き放題したのが主な原因だった。
あれぇ?女性なのに?と思う者もいるかもしれんが、すんげーかたし上手なのが女性だけど、でもその対極も女性なんだよ。男はその間。

その対局側がたまたま4人集まっちゃった♪みたいな、とても不幸な出来事だった。

んじゃどうしていままで?
そりゃ、ゴッツも翔太も細かいとこで豆でしょう?

奴らが影で人気あるわけだよね!
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