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下−249 デート初日 2
しおりを挟む「ヨーコさん、ぶ。家名は、みなと、でふか?」イサム
コースターがガコガコ登っている時に隣のヨーコに訊いてみた。
「え?いえ、違いますが、何度かそう訊かれたことがあります。なんなんですか?」
「ぶふっ、そういう歌がありまして、ぶふ、遠くの国の、遠くの時代ぶふぅー」
喋ることさえも結構きっついって、まじ死ねるよな?しかたねぇ、体重20%減、コースターが終点に到着する寸前に!。と、変化(へんげ)の魔法を少しいじくった。
「なんかさっきから登りっぱなしね?どこまで昇るのかしら?」
ゆるく曲線を描いているので、先頭以外に乗車してる客が見えるのは空。でも先に昇る線路はある。
「下を見てみるといい、ぶふぅ」
「・・きゃっ!人が、アリンコより小さく・・」
「ゴミの、ようだ、と言うのがぶふぅセオリー」
ぶふうせおりー?何のことかしら?(ヨーコ)
ガッコン!
かたかたかたたたたじゃーーーーーーーー!!
うんぎゃあああああんぎゃーーーーおんぎゃおおおおおおおうんがすdばゆkfぱい@ふ6&じ0%#$こおおおおおおおお!ちゅわぁああああああああああああああん!!!あーっはっはっはっは!おほほほほほほほ!!
阿鼻叫喚とはこのことか?変な笑いもまじってるけど?
皆魂と顔面を後ろの方に残してきてしまったようになって、数分後、コースターは降車場に到着した。
今回は脱線の余興は無かったようだ。
ちなみに、イサムがチビラないように魔法を掛けていたのでちびった者はうちらの中にはいなかった。他の同乗の客はほぼ全員濡らしていた、それは見事に。
モッシュは、三半規管が逝ったのか、よろけるミャーノを支えて階段を降りている。
ミシュランはワニャンにおぶわれている。をいをい・・
タローとバリエリルは、仲良さそうに手を繋いで歩いている?おや?
「あの笑いは、あの2人だったのね、趣味が一致したようね」そういいながらふらつくヨーコを、俺は支えてやる。
20kg減らしといてよかったわ、減らしておかなかったらヨーコの45kgくらい?は到底支えられなかったろう。身体強化でもしなければ。
で、今回はあからさまな魔法は使えない。使ったら女性たちの意識が俺に向いてしまうかも知れないからな。
(あーあー、小隊全員に告げる。小隊全員に告げる。今すぐ身体強化を少しだけかけろ。ダメージを復活させるくらいにかけろ。おーけー?)
らずやぁ、とヘタレた声が返ってきた。が、次の瞬間皆なんかシャキーン!となった。あからさま過ぎるかな?
女性たち皆驚いたので、
「身体強化したみたいぶふぅ」
と言っておいた。
「へぇ、皆さん魔法使えるんですか」
「中央王国の冒険者だから」
・・・・・
大変なコースターだったんで小休憩をとりに喫茶店に入る。
テラスのテーブル2つに、4人ずつ座る。
向こうはタローとバリエリル、モッシュとミャーノ。
こっちは俺とヨーコとミシュランとワニャン。
皆飲み物のみでいいらしい。胃があっち行っちゃったのかな?
俺は体型に合わせたほうがいいかな?とバケツパフェを頼んだ。
モノが来た時には、多くの者が「うっ・・」とかうめいたが、おめーら弱すぎ。
お!案外イケるじゃん!魔国もすごくよくなったんだな!!
と、ばくばく食べていると・・・視線を感じる。
おや?
仲間うちのみならず、そのカフェ(喫茶店)の客のみならず、テラス横の広場を歩いている者達まで凝視しているんですけど・・
「・・なに・か?」ヨーコに訊いてみる。
「いやなんでもないですけど、なんか・・凄いな?って感じたんで・・」
妖気でも出てたのかな?ネーヨw
が、傍から今の俺の図を見てみると、なるほど、俺が見たとしても凝視しちゃうかもな?
口の周りクリームだらけだし、もろバケツのパフェ、ほぼ食い終えているし、数分で?
だってアイスクリームが溶けちゃうだろう?
「そーゆー問題じゃないとおもわれ」モッシュ
「え?」ヨーコ
「もぐもぐ・ごっくん、中央王国の冒険者は皆念話が使えるんです」
「あら!ぶふう、がなくなってるわ!」
驚くところだったんだ?
「いやなに、あのコースターで痩せたようですね。かなり体が軽く感じます。20キロほど空に置いてきてしまったのかな?あっはっは!」
カフェの客やら広場のこっち側の客やらがざわめき始めた
コースターにダイエット効果があるらしい・・
20キロも痩せた?!!
私もそれでやせるわ!
(うん、あなたはその前にコースターの席に座れるくらいにまで痩せてね?)
私も乗ろうかしら?
(おめーはそれ以上痩せてどーすんだよっつ!)
↑そのくらい痩せているのになぜかダイエットをしようっての、少なくないよね?
勿論ウチラのグループに痩せたいとか言う奴はいない。
が、女子たちは今コースターに乗ってきたばかりなので、(どっかに体重計ないかしら?)とか全員思っている。
「あの、女性の皆さん、貴方方はもうコレ以上痩せる必要ないですよ?これ以上減らしたらバランス崩れちゃうんでもったいないです」
と言っておく。
あ、しまった・・・
4人の女性の意識がこっちに・・
(おめーら!すぐにフォロー入れろ!!女性たちの体型を褒めろ!!」)
(((らじゃー!)))
「そうですよ、これだけ美しいのにこれ以上痩せたらもったいないですよ!毛づやが衰えちゃう!!」ミシュラン
「そうそう!最高のモフ具合なのにっつ!やめてね!!」まじなモッシュ
(あなたは今のままがいい)何気に殺し文句言うタロー
・・・なんか、何気にやるなこいつら?
おかげで意識がみなパートナーになってきている。よしよし!!
ジト目で俺を見つめるヨーコ
(あなたが指揮官ね?)小声で俺の耳元で囁くヨーコ
(おや、何のことでせうか?)
(まぁいいわ。奇遇というか、都合いいからよかったわ)
ヨーコが女性陣を仕切っていることを言っているのだろう。
(それより、次、どこに行くか決めているんですか?)
「そうね、皆さん、次はキラーハウ・・じゃないミラーハウスでいいですか?」
何気にすんげーあぶねーいい間違いしたなこいつ・・
皆コースターで受けたダメージを回復させHP,MPともに満タンになったようだ。んなのねーけど。
ぞろぞろとミラーハウスの城の方に歩いていく。でっかいので見えるからそっちに向かって歩くだけでいいのだ。
「何階建てなんですかね?ミラーハウスって」俺
「そうね、」とパンフを見るヨーコ。
「5階建てだって」
「・・・・・・・・・・・・・・入ってから、出るまで、どのくらい時間掛かるんですか?」俺
「ベストタイムが、5時間23分?」
いや、時計ないだろこっちの世界!!
「なんか計測機器があるみたいね、変わってるわねぇ」
よかった、そこの独自の・・・・・・いやいや、一体誰がそんなもの、あ、メフィか、、
「・??・・・いやいやいやいやいやっ!!一日終わっちゃうよ!?いいの?そんなんで終わっていいの?!!」俺
皆立ち止まる。
うーん、と悩む皆。
「んじゃ採血じゃないよ採決とります。ミラーハウスにいきたいひと手を上げて!」俺
・・・・・皆無
「はい、他のもっと短い時間で楽しめるとこにいきましょー!どこがいい?」
ヨーコがパンフの地図を皆に見えるように広げる。
あ、ばんじーじゃんぷあるじゃん!500mだって
(どっからどこまでだよ・・)
昇るのかったりー
私達は、そういうのは、、(スカートだし)
それじゃ魔王城
見学時間1時間ってある、手頃だね?
でも、モンスター討伐系だと書いてあるぞ?
私達は大丈夫よ?
へ?と男性陣皆女性陣を見る
皆うんうん頷く。
いいんだ?
魔王城はどーでもいいけど、その女性陣の反応に興味をもった俺ら小隊は魔王城を選んだ。
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