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下−283 日常の、さば
しおりを挟む「こんにちはー!!」どやどやどやどや
魔物の森の宿入り口からどやどやと入ってくるタカシ軍団11名
タカシは見えない。
というか、タカシは今日は出勤していないな?朝食時見えなかった。
と思ったイサム。
「なんだ?タカシを訪ねてきたのか?篭ってるぞ?クンクンタイムみたいだ、昨晩から」イサム
「いえ、今日は・・
先日の大量のサバっぽいのを買いとってー!!
とのこと。
1)街ではあまり売れない。魚はあまり食べられない。魚をうまいと知っている者が少ないから。
2)自分たちで食べようと、寮の食堂に入れたが、3日で飽きた。
3)残るはここしかねぇ!と。イサムさんサバ大好きだったよな?とタカシセンセーか誰かが言っていたのを誰かが思い出したので。
ということで、ここに来ました!!
だって。
メフィとヨーコを呼ぶ。
「そうですね、ココの食堂とダンジョン一階層の食堂でもさばききれないですねー」メフィ
「魔国は?」
「魚、あまり食べないですね」
「魚は食ったことあるの?」
「市場で売ってるんで、食べたことはあるんじゃないですか?」
「ゴッツに、魚美味いぜー!!ってCMやらせてもダメかな?」
「無理ありますね?どこで売るんですか?」
・・・・
「草履はどうかな?」
「魚好きそうですね?」メフィ
だよな?
「んじゃ、送りつけるか。名目・・・」
「おすそ分け、でいんじゃないですか?」
「おお!流石だなメフィ!!」
「あの、どのくらいあるんですか?」ヨーコ
お、こっちモードで?、あ、少し睨まれた・・・
「30mの船に喫水一杯まで獲って、食ったのわずかだけ、っす」英治
「なぜそんなに?」
英治、チーを見る。
「いっぱい獲れたから、美味しそうだった。」チー
おもわずやっちまいました、後悔していません。みたいな感じ?
「それだけ送りつけられても・・・」
「いや、大丈夫じゃね?草履だぞ?」
「ええ、3食魚で大喜びしそうですよ」メフィ
いやに乗り気なメフィ。
そうですね、では半分だけここで干物にしますので。メフィさん人員数名貸してくださいとヨーコ。
仕方ないですねぇ、とメギーと配下3名を与える。
まぁ、それでもまだまだ大量です♪とほくそ笑むメフィ。
「では、送っておきますね。英治くん、私のストレージここなんで、半分転送してください」
「ういっす」
と、転送。
「残りは、宿の前に山積みでいいですよ。」ヨーコ
魚臭くなりそう。
ーー
いきなり王宮に大量の魚。玄関前に山。まだ新鮮なのでさほぞ臭くはない。
一瞬ブチ切れた桜だったが、現物、新鮮でうまそうである。
王宮のストレージに入れて、軍、ギルドに配りまくった。もちろん王宮でも食べる。
あっとゆうまにさばけた。
3食、一週間くらい続けても、ここの連中は飽きないのだ。魚大好き♪特に海の魚!あまり入らないからね!!
草履王国は一週間ほど皆うはうはだったという。
桜の評判はうなぎ昇りに!!
桜が乱入してこないので、おっかしいなーと思っていたメフィ。一週間後に草履の噂を耳にし、「チッ!!」と舌打ちw
スカったのだ、目論見が。
もし倍あったらどうであったろう?
やっぱくいきってたんじゃないかな?
でも、イサムの宿両方で、焼サバ(っぽい)定食はそこそこ評判。その半月後からのひもの定食はプチヒットした。鮮魚よりヒモノの方が美味しい場合も結構あるのだ。
チー達もヨーコに付いてひものの作り方を見て手伝って覚え、
「よし!今度から干物だ!!」
と、意気揚々である!!
タカシはヒモノ定食を見て、
「くさやのほうがいいのに・・」
うん、醗酵系の臭いのが好きなんだよな君は?
ーー
引退者村コンビ前
ウンコ座りで車座になっている若者たち。
「ひものが出回っている様だ」
「え?なんの?トカゲとかの?」
「うむ、漢方の材料ではないようだぞ?」
「定食みたいだな」
「トカゲのひもの定食とかいやだね」
「そっから移動しなさい」
「なんか、サバっぽい魚のひものの定食だそうだ」
「あ、俺らの世界のじゃん?」
「っぽい、ってのが引っかかる」
「でも、」
「そうだ、食ってみないとわからんのだ!!」
「では、
じゃーんけーーんぽん!!
「なぜ?いつもは出番すら無い癖に・・・」ハチロー
「ああ全く。セリフなんか片手も無いのに」クロー
「お前たち斥候部隊には期待している!!がんばってくれたまい!!」ヨシオ
「「うっし!!」」
らったったー!!
ヨシオたちに作ってもらったモペットを駆り、魔物の森の宿に向かう2名の決死隊。
って、定食になってんだから不味いわけなかろうが。
茶をすするイサムの向かいに座って茶を飲んでいるヨーコ。
「なぁ、なぜヒモノを知っていたんだ?この国、海なん・・・西にあったな?」
「そうよ、こっちの実家の母の実家は西の国にあるの。その海側ね。港も持って漁盛んよ。だから子供の頃から港の方で遊んでて、よく干すの手伝ってたわ」
「へぇ?漁師だったの?」
「・・・・・一応、りょうし、というか、りょうしゅ、かな?」
え?
・・・・・
「ごめん、滅ぼしていた?」
「大丈夫、皆健在。まともだからねうちの人たち。」
まぁ、こいつがまともだからな、こっちのこいつは。
あ?って睨まれた。
「そっかー、今はもうストレージあるんだから、草履と交易すれば?」
「そうね、一度帰って、いや、念話があるわね。連絡しとくわ。」
「うん、俺の名を出していいから」
「助かるわ、ありがと!」
少しづつ顕になっていく。
が、要は、面倒くさくなければなんでもいいのだ。
さて、
そろそろ・・・
「なぁ、俺そろそろ少し世界をざっと見てきて、世界地図作れるくらいに把握してくるから。1日くらいで戻ってくるから」
「一緒に連れて行ってくれないの?」
ええええ
「まじざっとだけだから」
「初めての場所でしょう?すんごくきれいな場所とかあったらさー、ああ、やっぱ連れてくれば良かったなー、って思うんじゃないの?」
・・・・まぁ、そう思うだろうなぁ・・
「しかも、その次に私を連れて行った時はあんた2度めよ?そんなに感動無いでしょ?」
まぁなぁ、そうだよなー
「わかったよ。んじゃメフィーに断ってきて」
「はーい!♪」
論破されやすい男である。つか女に弱い?
おかまにも強くはなかったな?
「おまたせー!」
ヨーコはバイク用の革ジャンを羽織っていた。
んじゃいくぞ!
と、イサムはヨーコの脇を抱えて
シュン!!
中央王国上空2万メートルほど。
「地球が丸いわ・・」
「よく見えるけど、雲がおおいから、降りたり登ったりだな」
雲の下だと広範囲に見えないのでそうするしかない。
「んじゃー、西から周っていくか。太陽が追う形だからな」
「ええ、しゅっぱーつ!!」
どっごーーん!!
即音速に入るイサム飛行。
程なく西の国、そして西の先の方に海が見える。
「おまえのばんさんち、寄らなくって良いのか?」
「今度でいいわ、先に行きましょう!」
「おう!」
西の大海原に出、更に西に。
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