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12 イルカになれたらうれしいのに、、、それは人類の夢

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一ヶ月ももうすぐだ、もうすぐ帰れる、この暇すぎる生活とともおさらばーーー!!
って先程までは思っていました、思っていましたともっ!!!


なんか、しょぼいおじいちゃん、、そんちょみたいな、、と、お供の兵士と言うより戦士だな、剣と短剣の間くらいの剣を腰の左右に差した、ごっつくないけど腹筋8つ以上には割れてんな!みたいな締まりに締まったはがねみたいな体つきのが2人。

「山に住む人狼族の長でごぜーます。」と自己紹介した。 ウルフガイ!!明かっ?!!!誰だよ!でも亜人モノホン!!
普通お供が言うんじゃないの?とか思ったが風習はそれぞれ違うので、目くじら立てるほうが小物でバカなので、思っても言わないほうが正解。思うこと自体俺小物、とかわかっちゃったww(涙)

「わしは、こう見えても(幼女w)この元あった国を滅亡させた軍勢の将軍の片割れ、白泉社(やしろ)だ。」
あ、名前の方変えた、”杜”じゃ”終わり”だもんな!幼女から成長しないとか怖いよね?!字が近い社なら神聖っぽいし、、
何より そ の ま ま じゃんw いいのかな? 何に!!

 
出版社さんは(誰だよw)そんちょ2(誰だよw)を居間に招いた。洋式だからねこの城。
側付きに茶菓子を用意させ、お話に入る。
出版社さん(しつこい!つか逆に文字数多くて面倒だろう!誰が?)が先に切り出した。

「我が国としては、基本的にはこちらから積極的には人狼族に干渉はしない方針だ。
立場的には、そうだな、対等だと思っていい。なのでこの場でも、人狼族の長とわし武国の占領地代表、同格だ。
堅苦しい言葉遣いなど辞めてもらいたい。言葉遣いが対等でなければ、気持もそうはならないだろう?」

「それでは、ありがたくそうさせていただこう。感謝する。わしの名は狼・長(ろう・ちょう)
俺は口を押さえた!!泉さんは顔を後ろにそむけた!!真っ赤だ!!我慢だ代表だろ!!我慢しろ!!目で訴える!!
数分、、、

「ごほ、、ごほ、、すまん、茶が変な方に入ったようだ、、、思わずむせてな、奇妙なことに副官も同時だが、これは偶然でしか無いので許してもらいたい」

「よくあることです。わしは、儂ら人狼はめったに人に名を明かさない。認めた者にしか明かさないのだ。
ただ、どうしてか、わしの名を明かしたときだけ、わしだけ!、みな、お主達と全く同じようになる。
・・・なので、茶でむせてしまうことは、、わしの前にいる者達の間ではごく普通のことなのだと、わしは、、、決めている、、、、シクシク、、、」
(泣くな、がむばれ!!ちょろう!!ぷw 俺我慢だ!!秘技ポーカーフェイスっ!! 泉さんもだよっつ!!)

おつきの戦士たちも後ろ向いて肩をがくがく言わせている、ぶるぶるとかじゃないよ?ガクガクだよ?すっげー薄情なやつらだよなーw

「・・・名付けた奴が悪い、、、」「泉さんっつ!!!」
「「「・・・・・・・・」」」 納得顔すんな3人!!

そんちょといい、みな逆が好きなのかな?
へんてこな名前にこだわるってのが、神の資質なのかな?趣味なのかな?困るよねー ぷ

「さて、腰を折ってすまんかった。」
「いやいや、名付け親が悪いだけで」
ぶーーー!!!ぶしゃーーー!!がーははっはっはー!!
もうだめ、4人どころかちょうろう本人も爆笑してるよ腹折って!!

数分後、
「やりおるなちょうろう、(ぷ)」
「いやいやお主こそ (ぷ)」

会談は平和理に終わった。

終わってないよw
もう雑談ばかりで何も話なんか進んでないっつーか、なんか重要な話題すら出てないよっ!!!

で、
「さて、夕食もできたようだ、参られよう。人狼族の好みについて儂らは無知なので、儂らの食事と同じで大丈夫だろうか?」
「問題は全く。では、我らも喜んで呼ばれましょう」
「酒は?」
「嗜む程度に、、」
ふむ、、、酒と聞いた瞬間からよだれ垂れっぱなしな3人、、3人でいいんだよね?匹じゃないよね?は、人の姿なのにいきなり思いっきりモフッとした尻尾生やしてぶんぶん振っているっ!犬系わかりやすっ!!!モフりたいっ!!

もう全く親しんでました。親戚のおっちゃんたちになってました♪


どーでもいいよね、仲いいおっさん同士でいろいろ決めちゃってーw



「決めた。交換だ。学、おまえ人狼の村にいけ。ちょうろうのおつきの一人が、俺に付き、武国のうちの領主の元で人間の世界のことを学ぶ。別に人質とかじゃないぞ?俺達はもう親戚みたいなもんだ。」
(まぁww)
「で、俺達は人狼のことをほとんど知らない。人狼は人間界のことをあまり知らん、つか、ほとんど知らん。なので、まずお互いに学ぼうってことになった」
「ちょとまてくださーい!!それじゃ、人狼の人がうちに来て人狼のことを教えてくれながら、人間界を学ぶでもいいでしょ!!オレ一人行くのやだーーー!!とりあえず一回はお家に帰りたいぃいいいいっ!!」
俺はその場で床に転がりまくった。いやだーいやだーと転がりまくった。

駄々こねてみました♪。論理的に攻められないときでこの手が使える場合、使わない手はないっ!!
情けないような困ったような視線をいくつも感じ、、、しかし!床に転がりまくった、それはもう!まくった!!!

「・・・仕方がない、、んじゃ、いっぺん人狼一人を連れて帰り、落ちついたら我らの領主からの挨拶として、そちらに出向けるように手はずしよう。それで勘弁してくれないか、ちょうろう。」
「勘弁するも何もないけどな、もとより人質交換じゃない。留学させよう、という心づもりなだけだからな。できることならわしも行ってみたいもんだ、な、くらいだ。」
「その話はおいおいだな。最初の一手がうまく行けば、交流も頻繁にできるようになろう」
「そうだな。期待しよう」

たすかりますた♪こねてみるもんだwww

そんちょ2ことちょうろうは、おとも1人と山に帰っていった。変態して狼形態になればさほどの距離でもないとのこと。

いいなー、俺はイルカとかになれたらうれしいのに、、
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