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中−20 中央マーケットと学園ラブコメフラグと関西弁だと勝てそうな
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そうこう言っているうちに中央マーケット。青空いちば。
「ほう、なかなか盛況だな。」
「へえー、ドワーフのみならず獣人も結構多いんだここ、、いいね♪!」
食べ物を作って売ってる出店以外は、布を地べたに引いて、その上に品物を置いて売っている。
大概は値段を出してる。
「あまり安くないっすね、、、ウチの領地のほうがモノが安い、、」
「ここの価格は国の平均的なものだと思うぞ?王都は流石に少し高いがな。
東武領はお前らのおかげで開墾が進み、良い道具のおかげで効果的に仕事ができる。だから人手の割に多くを生産できる。ウチの領は住みやすいと言われるわけだな」
「言われてんですか?」
「ああ、知らなかったのか?」
「知らなかったっす、、モフばかり気にしてたんでー」
「・・・・なんつーんだったっけ、、ひきこもる、とかいうやつか、、」
言うなら、もふこもり、かな?
昼飯持ってきたのに、結構買食いしてみる俺と泉さん。
村に帰ってから作らせてみたい、ってやつを試してる。
きりたんぽみたいなのに味噌付けたのとか、砂糖醤油塗ったのとか、こっちのはっぱで日本ではよもぎみたいな使い方されているのを入れたもちとか、チャパティみたいのにいろいろ巻いたのとか、ナンみたいなのにいろいろ挟んだのとか、サモサみたなのとか、マンダジみたいのとか、様々な串焼きとか、、、出店ではやっぱおやつ類になるのが大半だ。峠の宿の食事のこともある。見た目がパッとしなくても、うまいものもあるかもしれない。これだけは食ってみなけりゃわからない。
「カラアゲとかはんばーぐとか見ないっすね?」
「ああ、まだこっちに来ていないのか?肉が少ないってわけじゃなさそうだが、、」
「でも見たことないやつが多いほうが面白いっす」
「だなー」
野菜やら卵やら、農家の者達らしき者達は、売り切ったら店じまい、その後に食い物でない物売り達が新たに店を広げていた。
「こういうイチって、領都にもあるんですか?」
「なんだガク、行ったことなかったのか?」
「あまり村から出ない派なので、、」
「今度領都をじっくり見てみると、結構おもしろいぞ?」
「そーします。外に出て初めて中をよくみてみたい、とかになるんですかねぇ、、」
「それはあるなぁ」
「泉さん、あのでっかい天幕、なんすかね?」
「見世物じゃないかな?夕方ころにはなんか始めるんゃないかなぁ」
「そうだよ旅の人、ありゃ北から来たエルフの一座だ、面白いよ、夕方からだから見においで」
と、目の前にいたおばさんが教えてくれる。
こっち来て「いいな」と思ったことの一つが、これだ。話しかける、話しかけられる、に全く気兼ねがないのだ、庶民層は。人種が多いのに。いや、多いからなのか?
「気兼ねなくっていいですね!」
「ああ、でも江戸も黒船の来るまでは、こんな感じだったがなー、わしの子供の頃はな。」
日本でもそうだったんだ!驚きだな、、、想像できないわ、、
あれだな、こっちに長くいる割には学はさほどこっちのことを知らん。経験も薄い。村から出ていない、ってのが原因だったのか。無理やり連れ出さないと出ないからなぁ、、
この旅でどうなるか、だなー。
などと心配する泉。
ああ、領主様もこんな気持ちで学を送り出したのかもな。
食い物は結構食ったが、物は薬草類しか買わなかった。荷物が増えるのはよろしくない。
昼でもまだ腹は減っていなかったので、市場の周囲のまちなかを散策していた。
ドン、「うきゃ!」ドテ、ドテッ
いてて、、あ、
「大丈夫?」
双方よそ見していたのであろう、路地からのではなに無防備にぶつかってひっくりかえった。
相手は、あっと思ったらすぐ立ち上がってそのまま走って行ってしまった。
すぐあとから、同じ方向から数人のまともそうには見えない男達が走ってきた。
「おい、フードをかぶったやつ見なかったか?」さっきぶつかった奴のことだな
「ああ、向こうにおもいっきり走っていったぞ?」泉さんは逆の方を指差す
男どもは礼も言わずに走っていった
俺はすぐに気がついた、お約束だ!!
、、あれ?あれは学園ラブコメとかのお約束か、、異世界転生のお約束ではないよな?
まぁ、めんどくさいのはいらないからいーやw
「まあ、なるようになるもんだ、、、、ならなきゃ、、そうなるようにするし」
泉さんは、まぁ、そうしてきたんだから、、
で、また散策していると、、またあった、、
「お!テメーら、さっき嘘言ったろ!」
「あ?なにゆーてまんや!あんたらが探しもん探すーへたなんとちゃうか?じぶんら無能のつけをうちらにおっかぶせてえもみつからへんで!探しモンなら衛兵にたのめばいいんとちゃうやろか?えーへーさーん!!えーへーさーん!!」
「く、くそっつ!覚えてろ!!!」
・・・・・
「学、、、なんで西の、、」
「いや、なんか言いあいの時って、関西弁て強そうな感じしません?関西弁なら負けない!って、、」
「そうなのか?」
「少なくとも、俺の時代だとそんなふーちょーあったようななかったような、、、」
・・・
少なくとも、撃退はできたのは事実だったw
まだ夕方には早いので、一度宿に帰ろうということになった。
宿の部屋に入った直後、
コンコン、
「どーぞー」宿の人だろうな、と思って返事した
かちゃ、ギー、、
フードの人
「先程はありがとうございました」
何もしていないが、、
と、泉さんを見る、
「まぁ、いいわ、そこに座れ、茶を入れてやる。腹減ってるか?」
くぅー、、、何かが鳴ったおと。俺ではない。泉さんをみると、違うらしい。
泉さんが弁当をテーブルの上に置き、「食え、今茶を持ってきてやる」と
行こうとする泉さんの肩を捕まえ、俺が下に行く。
話は泉さんが訊くほうがいいだろう。幼女だから少なくとも警戒はしまい。
だがおかしい、角道でぶつかってーのっていうフラグは異世界モノのフラグではないのだ、なぜ回収されてしまったのだろうか?神が間違ったのか?なんかおボケの神だから、ごっちゃになっているのだろうか?
茶のセットをもらい持ってくと、もう食い終わっていた。よほどだったんだなー
俺の弁当もそいつの前に置く、「食え」、即食い始めた、ガツガツと、、
水のコップを置いてやる。
ひもじい、ってほど惨めなものはない。特に子供がひもじがっているのが一番かわいそうだ。
だから食い物を利用する悪党、特に食い物に薬を入れて喰わせるとかいう悪党は悪党の中でも最も悪党だと思う。そういう奴らを死刑にするときは餓死の刑以外に相応しいものはない。
俺が独裁者だったら絶対そうするな。
って、子供かこいつ?
手が小さい
汚れている小さい手。何日も洗ってすら居ないような
ひもじい子供、最も哀れをさそうシュチュエーションではないか!
食い終わったようだ。
茶を入れてやると、ほっと一息付いた感じで、ゆっくりすすっている。
「ふう、ごちそうさまでした。ボクは・・
「ほう、なかなか盛況だな。」
「へえー、ドワーフのみならず獣人も結構多いんだここ、、いいね♪!」
食べ物を作って売ってる出店以外は、布を地べたに引いて、その上に品物を置いて売っている。
大概は値段を出してる。
「あまり安くないっすね、、、ウチの領地のほうがモノが安い、、」
「ここの価格は国の平均的なものだと思うぞ?王都は流石に少し高いがな。
東武領はお前らのおかげで開墾が進み、良い道具のおかげで効果的に仕事ができる。だから人手の割に多くを生産できる。ウチの領は住みやすいと言われるわけだな」
「言われてんですか?」
「ああ、知らなかったのか?」
「知らなかったっす、、モフばかり気にしてたんでー」
「・・・・なんつーんだったっけ、、ひきこもる、とかいうやつか、、」
言うなら、もふこもり、かな?
昼飯持ってきたのに、結構買食いしてみる俺と泉さん。
村に帰ってから作らせてみたい、ってやつを試してる。
きりたんぽみたいなのに味噌付けたのとか、砂糖醤油塗ったのとか、こっちのはっぱで日本ではよもぎみたいな使い方されているのを入れたもちとか、チャパティみたいのにいろいろ巻いたのとか、ナンみたいなのにいろいろ挟んだのとか、サモサみたなのとか、マンダジみたいのとか、様々な串焼きとか、、、出店ではやっぱおやつ類になるのが大半だ。峠の宿の食事のこともある。見た目がパッとしなくても、うまいものもあるかもしれない。これだけは食ってみなけりゃわからない。
「カラアゲとかはんばーぐとか見ないっすね?」
「ああ、まだこっちに来ていないのか?肉が少ないってわけじゃなさそうだが、、」
「でも見たことないやつが多いほうが面白いっす」
「だなー」
野菜やら卵やら、農家の者達らしき者達は、売り切ったら店じまい、その後に食い物でない物売り達が新たに店を広げていた。
「こういうイチって、領都にもあるんですか?」
「なんだガク、行ったことなかったのか?」
「あまり村から出ない派なので、、」
「今度領都をじっくり見てみると、結構おもしろいぞ?」
「そーします。外に出て初めて中をよくみてみたい、とかになるんですかねぇ、、」
「それはあるなぁ」
「泉さん、あのでっかい天幕、なんすかね?」
「見世物じゃないかな?夕方ころにはなんか始めるんゃないかなぁ」
「そうだよ旅の人、ありゃ北から来たエルフの一座だ、面白いよ、夕方からだから見においで」
と、目の前にいたおばさんが教えてくれる。
こっち来て「いいな」と思ったことの一つが、これだ。話しかける、話しかけられる、に全く気兼ねがないのだ、庶民層は。人種が多いのに。いや、多いからなのか?
「気兼ねなくっていいですね!」
「ああ、でも江戸も黒船の来るまでは、こんな感じだったがなー、わしの子供の頃はな。」
日本でもそうだったんだ!驚きだな、、、想像できないわ、、
あれだな、こっちに長くいる割には学はさほどこっちのことを知らん。経験も薄い。村から出ていない、ってのが原因だったのか。無理やり連れ出さないと出ないからなぁ、、
この旅でどうなるか、だなー。
などと心配する泉。
ああ、領主様もこんな気持ちで学を送り出したのかもな。
食い物は結構食ったが、物は薬草類しか買わなかった。荷物が増えるのはよろしくない。
昼でもまだ腹は減っていなかったので、市場の周囲のまちなかを散策していた。
ドン、「うきゃ!」ドテ、ドテッ
いてて、、あ、
「大丈夫?」
双方よそ見していたのであろう、路地からのではなに無防備にぶつかってひっくりかえった。
相手は、あっと思ったらすぐ立ち上がってそのまま走って行ってしまった。
すぐあとから、同じ方向から数人のまともそうには見えない男達が走ってきた。
「おい、フードをかぶったやつ見なかったか?」さっきぶつかった奴のことだな
「ああ、向こうにおもいっきり走っていったぞ?」泉さんは逆の方を指差す
男どもは礼も言わずに走っていった
俺はすぐに気がついた、お約束だ!!
、、あれ?あれは学園ラブコメとかのお約束か、、異世界転生のお約束ではないよな?
まぁ、めんどくさいのはいらないからいーやw
「まあ、なるようになるもんだ、、、、ならなきゃ、、そうなるようにするし」
泉さんは、まぁ、そうしてきたんだから、、
で、また散策していると、、またあった、、
「お!テメーら、さっき嘘言ったろ!」
「あ?なにゆーてまんや!あんたらが探しもん探すーへたなんとちゃうか?じぶんら無能のつけをうちらにおっかぶせてえもみつからへんで!探しモンなら衛兵にたのめばいいんとちゃうやろか?えーへーさーん!!えーへーさーん!!」
「く、くそっつ!覚えてろ!!!」
・・・・・
「学、、、なんで西の、、」
「いや、なんか言いあいの時って、関西弁て強そうな感じしません?関西弁なら負けない!って、、」
「そうなのか?」
「少なくとも、俺の時代だとそんなふーちょーあったようななかったような、、、」
・・・
少なくとも、撃退はできたのは事実だったw
まだ夕方には早いので、一度宿に帰ろうということになった。
宿の部屋に入った直後、
コンコン、
「どーぞー」宿の人だろうな、と思って返事した
かちゃ、ギー、、
フードの人
「先程はありがとうございました」
何もしていないが、、
と、泉さんを見る、
「まぁ、いいわ、そこに座れ、茶を入れてやる。腹減ってるか?」
くぅー、、、何かが鳴ったおと。俺ではない。泉さんをみると、違うらしい。
泉さんが弁当をテーブルの上に置き、「食え、今茶を持ってきてやる」と
行こうとする泉さんの肩を捕まえ、俺が下に行く。
話は泉さんが訊くほうがいいだろう。幼女だから少なくとも警戒はしまい。
だがおかしい、角道でぶつかってーのっていうフラグは異世界モノのフラグではないのだ、なぜ回収されてしまったのだろうか?神が間違ったのか?なんかおボケの神だから、ごっちゃになっているのだろうか?
茶のセットをもらい持ってくと、もう食い終わっていた。よほどだったんだなー
俺の弁当もそいつの前に置く、「食え」、即食い始めた、ガツガツと、、
水のコップを置いてやる。
ひもじい、ってほど惨めなものはない。特に子供がひもじがっているのが一番かわいそうだ。
だから食い物を利用する悪党、特に食い物に薬を入れて喰わせるとかいう悪党は悪党の中でも最も悪党だと思う。そういう奴らを死刑にするときは餓死の刑以外に相応しいものはない。
俺が独裁者だったら絶対そうするな。
って、子供かこいつ?
手が小さい
汚れている小さい手。何日も洗ってすら居ないような
ひもじい子供、最も哀れをさそうシュチュエーションではないか!
食い終わったようだ。
茶を入れてやると、ほっと一息付いた感じで、ゆっくりすすっている。
「ふう、ごちそうさまでした。ボクは・・
応援ありがとうございます!
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