【ありがとうございます!!底辺の壁突破!!】拉致放置?から始まる異世界?生活?【進めー!!モフ☆モフ!!】

uni

文字の大きさ
96 / 409

後−23 川沿いの街、ナンダコッチャ目前

しおりを挟む

ぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこ

「今回は、、、後味がいいんだか悪いんだか、、、」泉さん
「まぁ、今後によりけりってことですかね?うまくいけばよかったし、いかなければまずったというだけで」
「あとは、宿のあの2人次第ってことかー」
「あの条件で飛びついてくれたんだから、めっけもんの内じゃないすかね?」
「・・かもなぁ、、そう考えれば、、な、、」

昼は川沿いの茶店に停まった。
そばがうまい店だと御者は言う。

泉さんはまいどのざると冷酒、川魚の焼いたやつ。
俺は山菜そばとやっぱ川魚。

そばはうまかった。コネもほどよく、ゆでもちょうど良い具合。長年の経験を培ってきた賜物だろうか、と思わせる。



ぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこ

「なんか、川沿いばっかっすねー」
川に沿って少しずつ下りながら東に向かっている。

「この川は途中から南に向いて、日の出る国にいくだよ。次の町から日のいづる国に船があるだよ、馬車より少々値が張るがね」他の乗客の男
へぇー、、

「俺は船は好かん、、、」泉さん
「酔うんですか?」
「川船で酔うやつはおらん、好きではないだけだ」
ふーん、、

あ!沈没遭難の記憶、本体の体のほうの記憶の影響!!
トラウマになるのも当然だ、一回死んでいるのだから。

本当に必要になるってことがなけりゃ、船にのらなくって一生終えてもいいんじゃないかな。

などと学が気を使っていたが、
実はそんなこと関係なかった。

泉が生前の幼少時、女中が泉を小さな庭の小さな池でたらいに乗せて「お船ですよー」とやっていて、そのうち放置された。池のたらいに乗せておけばどっかに行かないし、イタズラもできないというわけだ。そしてその女中は友人というか彼氏が来て、それとの話に夢中になっていた。で、その隙きに近所の悪ガキがたらいを揺らす嫌がらせをしていて、そのうちほんとにひっくり返ってしまった。悪ガキはびっくりしてそのまま逃げた。子供でも低能だと無責任になりがちだ。助けもせずに逃げる。

泉は足が池の底に着いたから溺れ死ななくってまだよかったが、浮かんだ先がひっくり返ったたらいの中。息こそできるがたらいをひっくり返すことができなく、真っ暗で叫んでも中に響くだけで誰も来なかった。
今思えば、池に潜ってたらいの外に行けばいいだけだったが、当時はそこまで頭が回らなかった。幼児だったからね。

女中は泉が自分でたらいをひっくり返したと泉の母に弁明していた。
ホントの事を言っても事がよくなることなど、今まであった試しがなかったので、母親には何も言わなかった。が、後日自分で女中に仕返しした。

その記憶で、船と言ったらその女中のムカつく顔が浮かぶので嫌いだったのだ。
ただそんだけ。ろくでもない話である。


泉も学に負けず、生前の思い出はろくなのがない。というか、ろくなのしか思い出さない。
良い思い出を思い出すと、郷愁に焦がれるからだろうか。



天気の良い日の昼下がり、のどかな川沿いの道をぽくぽく馬車はのんびり走る。
乗客たちは寝入っている。
泉も学も居眠りだ。



「くしゅん!」
目が覚めた泉。
外を見るともう日がかなり低くなっている。
首を出して前を見てみる。そこそこ大きな街の影が遠くに見える。

「あとすごしでナンダコッチャですだー、」と御者。
そうか、次の町はナンダコッチャ、、、なのこっちゃ?
なんか、とっても名前の由来を知りたい街だな?

「なんか気になりますかい?」御者
能力者か?!!
「いえね、皆さん名前の由来を気にしますんで、一応・・」
・・・・
「この街の創設者が、
ナンダ侯爵とコッチャ騎士団長だったらしいです。二人は子供の頃からの親友で、二人の名前をあわせた街にしたそうですよ」

「・・・・つまらん、、」泉
「まぁ、、そういいますね。みんななんか多くを期待するみたいです、名前を聞いた時に。
お客さんはどんな感じの期待しましたか?」
御者も暇なんだろう、、

「まぁ、そうだな、、、
大昔、、まだこの辺りが無人であった頃、、ある冒険者が魔物との戦闘で瀕死の重症を負いながらここらに逃げてきた。川で傷を洗いながら、ああ、もう死ぬかなぁ、と自分の傷の深さを確認し、覚悟を決めていると、、、
川の精霊が顕現し、”ここにひとは来たのは初めてです。初めてのひとを死なせるわけにはいきません”と、癒やしの魔法で傷を全て瞬時に治してくれた。そして、その冒険者は川の精霊に感謝し、川の精霊に忠誠を誓った。
その後2人は一緒に暮らし、そのうち愛が芽生え番(つがい)になった。精霊は身ごもり、300と数日後、赤子が生まれた。

生まれたばかりのその精霊は羽が生えており、父と母に頬ずりした後、飛んでいってしまった。
”生まれたばかりの精霊は100年間霊脈の中で過ごし、精霊としての力を貯めるのです”と精霊である妻は冒険者の夫に言った。動転した夫は
”なんだこっちゃ!!!!”
なんのこっちゃ!となんだそりゃ!がまぢったのだった!!
で、その夫は、自分の死後に戻ってくるかもしれないわが子のために、わかりやすいように大きな街を作った。

ってのはどうだ?」

「ほう、すごくいいですね!!ウケますよ!アホっぽいのがいいですねっ!!
んじゃ、今度はそれを広めますわ!!
あーはっはっはっはっはー!!」

くそっつ、最初のもっ!!!

こうしてアレな人々との出会いの旅は続く。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜

上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】  普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。 (しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます) 【キャラクター】 マヤ ・主人公(元は如月真也という名前の男) ・銀髪翠眼の少女 ・魔物使い マッシュ ・しゃべるうさぎ ・もふもふ ・高位の魔物らしい オリガ ・ダークエルフ ・黒髪金眼で褐色肌 ・魔力と魔法がすごい 【作者から】 毎日投稿を目指してがんばります。 わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも? それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。

五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~

よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】 多くの応援、本当にありがとうございます! 職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。 持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。 偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。 「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。 草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。 頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男―― 年齢なんて関係ない。 五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~

きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。 前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

処理中です...