【ありがとうございます!!底辺の壁突破!!】拉致放置?から始まる異世界?生活?【進めー!!モフ☆モフ!!】

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後後24  武国便器と呼ばれててホッとする件

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ムッサリム料理店を出て通りを再度腹ごなしにあるく。
歩きながら、
「なんか、、うちの国が、食事に関しては最も、というか、、ほぼ無関心じゃないっすかね?こっちの者達に比べりゃ!」
言っててなんか少しムカついてきた。

「おう、お前の怒りもわかるが、ここで怒っても仕方がないし、帰ってしまえば武国の者達にそれを言っても理解できないだろう。自分がこっちに来てある程度わかるまで滞在して、やっとわかるのだから。だろう?」
流石年の功?

「ああ、だから居着いちゃうのかな?」
「そうかもなぁ、、」

武国に居つく外国人は少ない。特に農国人は見たことがない。
というか、
「武国に、外国からの旅行者って、来ます?」
「・・・・んー、、聞かないなぁ、、、」

国境閉じているわけでもないのに。特に出入りはラクラクだ!
「まぁ、、特に、、武国って、なにあるわけでも無いし、、なぁ?」

「脳筋以外無個性ですよね」
「あ?今違うぞ?何言ってんの?おまえのせいというか、おかげで、というべきなのか、、とても、、ある意味、一種の、個性?豊かな?とらえどころのない?意味も今ひとつ判り難い?国になってるじゃないか!」
・・・・・
けなしたいんだったら素直にけなせよ?とか思う、、

確かに洋式便座とか「武国便器」って呼ばれているけど、、、最近知ったw
小館とか学とか付かなくてよかった♪学便器とかだとトラウマ?
まぁ馬車はまだ一般的にならないだろうけど、、盛り沢山だからね。
多分ノギスとかはもうコピーとか出て広まってるんじゃないかなー。名前もノギスで広まってるかなー?
モフ神は獣人達は一応知っているレベル?
でもやっぱ「武国は強い」というイメージが圧倒的だよなー。なぜか軍関係獣人達には小館の名が通っているけど、、

まぁそれはいーとして、、
まだあまり減らない。というか、腹減らしに出たのにまたくっちゃう、だから、意図的になんか運動とかなくちゃまずいんじゃないか?
というか、食うために減らすってのはどうかと思うよね?

「泉さん、忘れてましたがここ王都なんで商会あるでしょ」意識を”食う”から他に転換!
「あ、そうかもな、、忘れてたわ、、なんか王都っぽい喧騒というか、居心地の悪さがまったくないんだもんなぁ、、」

なるほど、、王都では大概、なんか居たくないなぁ、、と思ってたけど、単に居心地が悪いんだん、、人が住むにあまり適していない環境なんだろうな。
って、、
前の世界じゃ、俺の家の付近以外は全部そうじゃね?怖いよな?ちょっと遊ぶには良いけど、、程度のみ。

「泉さん、前の世界の俺の時代、俺の家は山の麓だったらか良かったけど、、街は皆こっちのでかい王都以上に居心地悪いでしたよ?」
「え?そーなの?未来だから良くなってるんだと思いこんでたわ、、」泉さん

俺らは大通りに出た。商会の看板見つけながら歩いて話している。

「何か?こう、棲家というか、建物狭くって、道が多くって、馬車多くって、人がせこせこ歩いてて?みたいなのか?」
「まぁ、それもありますが、、まず土がない。石もすら無い。コンクリートというモルタルみたいな見た目の建物のみ。地面は全てそれかアスファルトという似たようなもんに覆われ、木や草も殆ど無い。」

「何の話しているんだ?牢獄?」

「・・・ですよねぇ、、アパートなんか牢獄同等の広さだもんなぁ。しかも壁は牢獄はマンション並だし、、アパートって牢獄以下だったんだなー、、、済んだこと無いけど、TVの音とかちっさくしないと壁どんするおかしいの多いらしいし。」
「何言ってんのかさっぱしだが、、居心地悪そうなのだけは通じるぞ?」
「・・・奴隷って、知ってますよね?」
「?ああ、知ってるが、、?」
「全国、それ並?一応生活できるし、仕事変えることもできるけど、実質あまり現実的ではない環境だし、、雇い主のやりたい放題だし、、嫌がらせ酷いし、、、」
「嫌がらせって、、闘えばいいだけだろ?」
「よってたかって、全部対一人で?自殺するまで追い込まれるんですよ?年間2000人だったかな?自殺者」
「・・・・・理解不能だし、知りたくもないわ、俺の日本がそんなんなってるって?想像付かん、、けど、、切腹に追い込まれる優秀なものも善良な者も多かったんだぞ、俺の時代も。なので、まぁそんなもんじゃないのか?」

「つくづく、、こっちに来てよかったっすよ」
「・・俺も、今そう思った、、」


話の後半戦は、商会の前で立ち止まっていしていた。
目立たない看板を重点的に探していたら、容易に見つかった。

商会の扉が開いて、
「お待ちしておりました。泉様、学様。どうぞ中へ」
と、支配人風の男性に誘われるまま中に。

二階、支配人室と表示がある部屋に。

「私がここの支配人になります。お待ちしておりました。」
「よくわかったなぁ、、東国に行くと思わなかったのか?」泉さん
「そうですね、その可能性もあるかもしれないという意見もありましたが、全制覇されるんじゃないか?という意見が多数でしたね」
ふーん、そんな大事に?

「何にせよ、全ての国の王都や重要都市に支店を置く計画でしたから、いらっしゃらなくとも、東国で連絡取ってもらえればよろしいので、、」

「まぁ、そうだな。悪かったな、なんか大事になってるようで、、」泉さん
「いえ、支店運営の一環ですから。今後、他の方もこのように利用されるかも知れませんし。」

「すげーよな将軍様、、、つーかふくちゃんか、、」泉さん
「そうですね、設立からですからねぇ」支配人

「そういえば、同盟はどうなった?」
「はい、とりあえずおかけください、、茶を入れますので、それからお話を。」

支配人に茶を淹れてもらい、支配人が書類束を持ってきて座った。

「日のいずる国との同盟締結は確認されていますよね。で、その後農国、北国が同盟に。よって各王都に大型転移門が設置されました。もう稼働してます。今の所、軍事顧問は日のいずる国のみで、農国と北は自国の精鋭部隊を武国に送り現地で指導を受けています。」
「「は?」」

「東部領に駐留し、現地部隊にまじって訓練してるそうですよ」

(いいのかよ?飯、こっちのほうがうまいだろ?ケーキも無いしなぁ)泉
(あ、でも獣人多いだろうから、ケーキや飯よりも、酒じゃないっすか?)学

「はっはっは、東武領都にも、小館村にも、ムッサリム料理屋とケーキ屋ができていますよ。ご安心ください。」

「「素早い!!!」」
「私らも国に帰った時でも美味いものを食べたいですからね」
「ということは、王都にも?」
「ええ、王都はもうかなりできています。大層人気ですよ」
へぇ!!

「これで安心だな?!」
「ほんとに!!」


「で、本題ですが、、半年以内に帰国されるようお願いいたします。」
「・・もう、めどが立ったのか」泉さん
「はい。」
「・・・・・」

「東の国から海路で武国の港まで行こうと思ったのだが、日程的にはどだろうか?」泉さん
「嵐でも来ない限りだいじょうぶでしょう。余裕はあると思われます。」
「ありがとう。それじゃ、あと2-3日したら、発つか、、」
残念そうな泉さん。
「あ、も少し居ても大丈夫じゃないすかね?」俺
「そうお?んじゃ、も少し長くいるか♪」

「いや、ここの料理のうまいまずいがわかるくらいにまでなりたいと思ってるんですよ吾々」
と支配人さんに説明

「うっ、、、それは、、なかなか剛毅ですな、、」
「毎日食ってるぞ」
「ケーキで口直ししてますけどねー」

支配人氏も食べ物好きで、あのムッサリム食堂と教会のケーキ屋を知っていた。ケーキ屋が教会のオーナだとは知らなかった様子。精霊のことは喋らなかった。なんとなく。
支配人さんも、こっちの料理にチャレンジ中だという。ただ、一日おきくらいにしか食べられないとのこと。
俺らは農国でムッサリム料理の経験あるから受け入れ易いんだと思われ。
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