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後後45 師匠シューレ、小館に来てみる
しおりを挟む領主様は精霊を空想の産物だとは思っていなかった。
「なんらかしらの理由があるからそれは言われているので、そのものが居るのか、それに類似したものがいるのか、はたまた他に何かそれが言われるそれなりの理由があるのだろう」とは思っていたそうな。
「でも、ケーキが大好物だとは思わなんだなぁ、、」
で、シューレが出したケーキをシューレの茶で食べると、、
「わかった、私が将軍様に直々に進言しよう、、このような世にも稀な逸材が我が国にいらっしゃったのだ、、ぜひとも居てもらいたい」
話が早い人でよかった、、、
まぁ、なんか企んでるのかもしれないけど?将軍様を驚かせたりギャフンと言わせたりかの何かを?
このお人と将軍様だからねぇ、、(お互い仲の良い悪ガキの様)
そして、
精霊も風呂に入るらしい。
「だから温泉も好きだ。ブートッチに精霊が多いって言ってたな、温泉出るところだろう?うまい飯、ケーキ、温泉、となりゃ、集まってこないわけない」byシューレw
「おう、じゃー、武国には精霊はあまり居ないだろうな」泉さん
「ですねぇ、、食事がかなりきびしいですね」俺
「なんじゃ?それほどなのか???」領主様
「「きいていないんですか?」」俺と泉さん
「あれ?何を?」
「将軍様、ブートッチに数日滞在したこと。毎日大笑いしっぱなしだったそうですよ?」俺
「あれだ、この上もなくうまいもの食い放題してたんだろうな、しかもそれ、民の普通の飯だし」泉さん
「・・・・まじか??」
「「まじっす」」
「シューレ殿、、大変身勝手なことを申し上げるが、、どうか、、この領で、この領を武国いちのうまいケーキの領にしてもらえまいか?、、」
「ほう、、そなたは将軍と競っているのか?なかなかおもしろそうで、泉、ガク、お主ら、ここと王都、どちらが好きなのだ?」
「「ここ」」
「領主殿。わかり申した。ここをブートッチ並か、それ以上のケーキの里にしようではないか、皆の者!」
と俺と泉さんが、、、
「「おーーー!!!」」俺と泉さん
「精霊シューレ殿、、私もできうる限りのこといたします。どうぞその2人を配下にして、よろしく計らってください」
あ、売られた!!、(俺、泉さん)
くそお、、しかしケーキ、この世最高のケーキと一緒の毎日!これ実は最も良い場所だよな?
うん、有り難いわ、、ここでいい、シューレの配下、最高じゃないか?(泉)
この代えがたいポジション、失うわけにはいかないが、、いかないがっ!!モフは?モフ達はどーすんだよ?せっかく帰ってきたのに???
・・・・
「提案しますっ!!」
「ん?何?」
俺達にか軽いのかな?シューレ、、
「モフは?、いやいやいや、、えーと、、俺の村には優秀な、それはナンにでも優秀な者達が揃っています!!
なので、一度みなして村に行って、少し滞在し、そのなかから人材を選んでみてはどーでしょーか?!!」
「そうなの?」と泉を見るシューレ
「まぁ、、そうだな、、熊とか子どもたちは世界でも最高くらいだろうし、、生産するものも、なぜか同様にやっている他の村や領のそれに比べてもわかるほど良いし、、料理とか以外ではすごいよな?」
何致命的なこと言ってんだよ!!!
「料理に関しては、この武国自体にその風習が身についていないだけで、それをこれから染み付かせるんでしょ?だったら人材的にも他でも優秀な人のほうが器用だし何より勘がいいんじゃないの?
泉さんもいずみ村からそれっぽい人材連れてきてよ!!」
半分というかかなりムキになっている俺w
「まぁ、まぁ、、時間はいくらでもあるんだ、それじゃ先にガクの村に行ってみようか?」シューレ
やった!!
その晩は、領主様から聞いて領都の旨い店を数件まわってみた。
「・・・・・・・・・・すんません」俺
「もうしわけない、、これほどとは思って見なかった、、幾分は、とか思ってたけど、、」泉さん
「・・まぁ、、やりがいはあるな、、あのフィジニも最初は酷いもんだった、食うことしか考えていなかったから、粉こねることもできなかったし、、」
はぁ、、そー言ってもらえるだけ、幾分楽に、、、なんないよなぁ、、
あー、ならんわ、、状況変わらん、、
「なんか、ここの者達が、、料理も作り方、気の利かせ方ひとつですごく旨くなるだぞ、ってわかるくらい衝撃的ななんかがあって、皆心構えが変われば一気に良くなるんだろうけど、、」俺
「ま、んなのないわ。地道に美味いものを追い求めて作り出し、、そのうち周囲が勝手にわかってくる、というのが今までだったからな」シューレ
続けるシューレ
「今はよい時期だと思うぞ?農国から美味い料理人たちが来てくれているんだろう?」
「あー、それが大きな助けですねぇ、、、」でも立ち直れない俺ら2人
翌日の朝、快速馬車で小館村に向かった。
小館村ではそんちょ屋敷に滞在してもらおうと思った。
が、厨房が
「今ひとつふたつ不足な、、」
ということで、急遽突貫で熊にお願いした。
徹夜3日。
シューレの要望通りの厨房を持った、表にお店、裏がデカイ厨房。
横並びで二階建ての小さめの民家程度の大きさの、でも中身はかなり質実剛健の建物ができた。
全てシューレの要望通り。
シューレさん、中をチェックし、ご満足の様子。よくやった熊!!さすが熊!妖精を満足させるミラクル大工!!
家が出来る間の3日、シューレはそんちょ屋敷の女性陣に普段の料理の基礎を教えていた。
全く同じ材料、ほぼ一緒の作り方、で、、
「なぜこんなに差が出るの?」そんちょ他全員
「妖精だから、じゃないぞ?」シューレ
「うん、俺もそれは保証する。向こうでは極普通の美味しさだ。」俺
「ああ、俺らの泊まった宿の一階の食堂は大概このくらい美味かった」泉さん
「「「「「まじか?!」」」」」女性陣含む全員
武国で料理を作る者は、どうしても「作ればいい」の領域を出ていなかった。できて「おいしいだろ?」程度。
美味しいものを追求していく、という気概を持つということじたいが、わからない。だった。
なので、そこから。
皮の向き方ひとつ、食材の保存の仕方のひとつ、洗い方ひとつ、そういう料理以前のところから、
食材の合う合わないはある程度皆知っているけど、何が良いペアなのか?ということは追求していない。あーこれとこれはあうなー、程度でしかない。なぜそれが合うのか?んじゃ、ほかのそれに似たものは?など追求や試してみることなど、日常的に極当たり前に自然に行うのが農国主婦とか料理人だと言ったら
「国民皆職人か!」皆
そのたんび、俺と泉さんが、それを肯定する。
で、途中で気づいて、つか、忘れてたんだがw,人狼のメシスキー系数人呼んで一緒に講習?に混じらせた。
やっぱ!!
勘が良い、鼻が良い。手先が器用か?と言われりゃ、ふつーだけど。それでも人より秀でる。
3日目には「お前たちだけで作ってみろ」とシューレに昼飯まかされた。極かんたんな料理だけだけど。
焼き魚。味噌汁。ごはん。のみ。
真剣な顔してやっている人狼4人。
全員分用意され、
「いっただっきまーす!」
においからなんか違うのがわかった。
ほかの者達大ショック!!!箸がフリーズ!!
「本気でやれば、経験が浅くとも、ここまで美味いものをつくれるんだよ」シューレ
炊飯も、肴焼くのも、味噌汁似るのも、みなつきっきりで秒単位で管理かよ?みたいな真剣さだったからなぁ、、鼻が良いから見た目だけじゃない情報も多いだろうし、、食材ごとに温度ひとつとっても違うもんな、
すげー修行の場、がいつの間にかできていた件
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