【ありがとうございます!!底辺の壁突破!!】拉致放置?から始まる異世界?生活?【進めー!!モフ☆モフ!!】

uni

文字の大きさ
176 / 409

後後50 そんちょ屋敷の厨房

しおりを挟む

村に帰って落ち着いたら、人狼の子どもたちが増えていた。
勿論新しく生まれた子達は表に出ないんでわからないが、3歳くらいになって親が表に出していいとなった子達が、幼年組に加わっていた。
俺をはじめて見る子達。俺がはじめて見る子達。

少年組やリーダーの太狼や次狼が俺と親しくしているを見て、警戒はしないが、、なかには人見知りの子もいるし。
で、2-3日、風呂の後にトリミングをしてやってやっとなつき始めた。

「なんか、お前たちが来た最初の頃を思い出すなー、、」
「あっはっは、随分昔のことに思えます」太狼
子どもたちが怖がったりしないかと一緒に居てくれてるのだ。気遣いできるし、強いし、良いリーダーになってるよなぁ、、

「あの頃は、今と比べりゃ、毛並みボッロボロだったなぁ、、、そりゃひどいもんで泣きたくなるほどひどかったなー」
「あっはっは!、、、すみません、、、」

「そりゃそうと、飯、どうよ?」
「ああ、新しいほうの食事ですね、ガクさんが仕入れてきた、、」
「そうそう、向こうではあんなのばっかり食ってた、、うまかったなぁ向こうの飯は、、」
「そうなんですか?」
・・?

「・・うまく、ないの?」
「うー、、どうでしょうかね?スキだって子もいるみたいですけど、、」

トリミング後、小さい子達がお昼寝に入ったので、そんちょ邸に行く。子どもたちは太狼にみててもらう。

帰国後、俺達の食事は「久々に武国に帰ってきたのだから」と、武国の飯を出していてくれた。
なので、俺らはまだこっちでの洋食が「どんなもの」なのか見ていなかった。はっきりいって忘れてたw
領都のらくだとパンケーキ屋を見て、なんか安心してしまってたのかもしれない。


「ちーっす!そんちょ奥さんいるー?」
「はーい!」
どたどたどた、、

「すんません忙しい?」
「うんにゃ?昼終わってわたしゃ暇だけど、、」
「あの、カレーとか、シチとか、パスタとか、、できたら作って見せてほしいなぁと、、」
「・・・・あまし、自信ない・・・」
・・・・

なので、
そんちょ奥さんと、その部下No1を連れて領都に連れて行くことにした。
ラクダ亭のおっさんに教えてもらえたらなー、と。
こんなことなら、そんちょ屋敷の女性陣もシェーレの養成所にぶち込めばよかった、、、

今日もう午後なので、行ってもろくすっぽ何もできないだろうけど、行くだけ行って、ラクダ亭の食堂とパンケーキのケーキ屋に食べにいって、領主様のとこ泊めてもらって、翌日からラクダ亭おっさんのところで厨房手伝いで覚えてもらおうと思う。
そんちょ奥さんと部下No1(おくさん補佐)は、二人共だんなに許可もらってきた。

で、快速馬車で飛ばす。

ーー

領都。
「はぁ、発展したねぇ、、、」奥さん
「あたしははじめてだったかな?」補佐

女性たちはあまり出る機会ないんだろうなぁ、、機会作らなきゃなぁ、、
村の女性たちに年一回くらい慰安旅行とか、、あ、おっさん達でも外に出たことな者いるよな、熊チームと戦闘要員以外は出たこと無いかもしれない、、、

領主邸に行き、領主様に挨拶し、滞在の許可を貰い、街に出た。



「ここが農国の料理人がやっている食堂です。向こうで知り合ったベテラン料理人。すごく美味いですよ」
と、店内に。

「ちわ!また来たよ!」
「おお!いらっしゃい!今日も本場のカレー?」
「うん、普通の1つと、はじめての人よう2つください。あと、シチ一つ、クリームシチ1つ、取皿3つください。勿論アチャーも3つね!」
「おうよしきた!上手いの淹れるからな!」
美味いアチャーをわかるガクにアチャーを淹れるのは嬉しいのだ。


ほどなく料理が来た。
「コレ食べて辛いと思ったら、その紅茶をのんで口に含んですこし口の中で遊ばせて飲んでください。辛味がかなり飛びます」
と教えてから食べさせた。

2人はアチャーを度々口に含んだが、匕ー!とも辛いとも言わず、もくもくと食べた。
その後、シチをとりわけ、それを食べ終わったら、クリームシチを取り分けた。
クリームシチのときだけ、少し臭いに顔が曇ったが、それでも食べていた。
流石、食い物を知ろうという心構えができているんだなぁ、、

2人共食べ終わり、アチャーのおかわりで一息ついている。

「わかったわ」奥さん
「うん」補佐
・・
「「ぜんぜん違う」」2人

他に客がいないのを確認し、店の主人を呼んだ。
で、俺がお願い事を説明し、たのんでみた。

「よしきた、まかせな!」と快諾してくれた。いいおっさんだ!
「こっちきてから地元の食事を食べ歩いて思ったんだが、食事に対する考えが違うんだろうなぁ、、あまり重きをおいていないというか、、食事が幸せだと思わないのか、、だから多分、素材の使い方から違ってるんだろう。」
「さすがプロ!僕らもずっと旅して毎日くってきて、最後にそれがわかりましたよ」

「あんたたちも流石だな、単に食い歩きしていたわけじゃないんだな!」
まぁ、、単なる食い歩きの旅だったけど、、今思えば、、w

で、領主様と面識あるのか訊いたら(無かったら面識作っとこうと思った)、こちらに着いた当初は領主邸に世話になっていたという。
「泉とガクの肝いり(の計画)だからな」ということだった。
ありがたいこっちゃ!

「かなり世話になったよ。俺は武国語少しできたからいいけど、他の者達はまったくな者もいたからな、それを、先生を呼んで教えてくれたりな」
「この2人は領主邸に世話になっているので、そこから通いますんでお願いします」

と、任せて、領主邸に戻って領主様に報告し、村に帰った。


村に帰ると
「飯作るの最も上手い人を連れて行っちゃったんだから、おまえ責任な!」
とそんちょに言われ、晩飯だけは毎日俺も厨房に入ることになってしまった。
まぁ、子供達にも食べさせるんだから、俺の好きに作らせてもらおう♪


数日語、
「ガクしぇんしぇー、おねげーしますだ、、武国飯も食わせて、、」
とそんちょが厨房に入ってきた。
子どもたちが喜ぶので、俺が入ってきてから毎晩洋食だけだったw
晩酌にあわないよなー♪
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。

かの
ファンタジー
 孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。  ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅

あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり? 異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました! 完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

スマホアプリで衣食住確保の異世界スローライフ 〜面倒なことは避けたいのに怖いものなしのスライムと弱気なドラゴンと一緒だとそうもいかず〜

もーりんもも
ファンタジー
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。 ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を! 目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。 スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。 何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。 やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップすると検索バーが出た。 「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ! ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていた矢先、命を狙われ国を出ることに。 ひょんなことから知り合った老婆のお陰でなんとか逃げ出したけど、気がつけば、いつの間にかスライムやらドラゴンやらに囲まれて、どんどん不本意な方向へ……。   2025/04/04-06 HOTランキング1位をいただきました! 応援ありがとうございます!

アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~

うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」  これしかないと思った!   自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。  奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。  得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。  直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。  このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。  そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。  アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。  助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

【一秒クッキング】追放された転生人は最強スキルより食にしか興味がないようです~元婚約者と子犬と獣人族母娘との旅~

御峰。
ファンタジー
転生を果たした主人公ノアは剣士家系の子爵家三男として生まれる。 十歳に開花するはずの才能だが、ノアは生まれてすぐに才能【アプリ】を開花していた。 剣士家系の家に嫌気がさしていた主人公は、剣士系のアプリではなく【一秒クッキング】をインストールし、好きな食べ物を食べ歩くと決意する。 十歳に才能なしと判断され婚約破棄されたが、元婚約者セレナも才能【暴食】を開花させて、実家から煙たがれるようになった。 紆余曲折から二人は再び出会い、休息日を一緒に過ごすようになる。 十二歳になり成人となったノアは晴れて(?)実家から追放され家を出ることになった。 自由の身となったノアと家出元婚約者セレナと可愛らしい子犬は世界を歩き回りながら、美味しいご飯を食べまくる旅を始める。 その旅はやがて色んな国の色んな事件に巻き込まれるのだが、この物語はまだ始まったばかりだ。 ※ファンタジーカップ用に書き下ろし作品となります。アルファポリス優先投稿となっております。

処理中です...