175 / 409
後後49 無防備過ぎる最高権力者とそのサブ
しおりを挟む遊びで人生生きている2人を放置しようかな?とか思ったガクと泉。
ま、できないけどねwこの2人、面白すぎwこれだけ食いつきがいい権力者も他にないだろーしw
なにより側にふくっち(福田氏)がいるからまぁ安心だし。
ただ、ヲタ(大田)氏に染まると危険過ぎるけど。
なんか本業以外では2人共無防備過ぎないかなぁ、、
どうしてか、この2人には仕える気持ちよさもあるが、一方では保護欲が強くでる。俺らが居ないとだめなんじゃないか?とかw
「あ、昔からここに来た外来達が必ず戻ってくるって、、自分がこの国にいないとだめんじゃね?とか思ったからですかね?」
「あー、それあるな、、多分それだなあ、、んじゃなきゃ戦闘狂以外は農国に移住するわな。」
「ですよねー」
小声で言っていたけど、二人には聞こえていたみたいで、二人は固まってしまっていた。
やべ、、
ひそひそ
(んじゃ、将軍様の先代とか先々代とかも、同じとか?)
(だったんだろうなぁ、、)泉さん
・・・・・・・・
その後、デザートのケーキ食べながらお茶飲みながら、店長の農国人と武国人向けの武国風ケーキについてあれこれ談義し、試作というかあるものの改良型をその場で付くてもらって試したり、
気づいたら夕方になっていた。
福っちに怒られる!と、急いで辻馬車つかまえ王宮に戻る。俺らはその足で領主邸に戻る。
某将軍様は(え?俺ひとりで福田に叱られるの?)みたいな、捨てられた子猫みたいな目をしていたが、無視で。
領主邸に着いてひといき、居間で茶をすすているとき
「ガク、おまえは儂らを見捨てないよな?」領主様
「は?」何いきなりいい出してんの?
(ばか、さっきのことだよ)泉さん
あー、、、ぷ、とかわらっちゃいけないよな?
「えーと、何をどう思ったのかわかりませんが、小館は僕の故郷で家です。村の皆は家族です。もし引っ越すなら港一緒ですね」
「もっとわるいわっつ!!!」
あれ?
「あほう、言い方ってのがあってだなぁ、、」泉さん
「だって一回引っ越しそうになったじゃん、、」
「あー、、だったな。迎賓館だろ?ありゃ将軍様だろーが」
「でも村の危機だったでしょう?」
「・・・・」
「いずみ村が似たような目にあって、珍獣動物園になったらどうよ?」
「移住するな」泉さん
・・・・・・・
・・・・・・・
「悪かったよう、、ようく言い聞かせ置くから、、」領主様
「「まぁ、、」」
「あれ?でもなんで俺だけに訊いたんですか?」
「その、先の件もあるし、、泉はほれ、なによりも戦闘狂だし、、、」
むか
「農国でもドラゴン狩ったなー、狩り放題だったなー」泉さん
「悪かったよう!おまえも見捨てんでくれ!」
・・・
え?「泉、、ドラゴン、狩り放題したの?」
「え?まぁ、、」
「一撃でしたよ、ドラがよわっちいんでふてくされてその後、向こうの者達の狩りが終わるまでふて寝したままw」俺
「いちげき?」
「ええ、なんか、剣を光らせてイッパツ!」
「・・・・おまえ、、また強くなったのか?」
「?どうだろう?」と俺を見る泉さん
いや、俺に振られても、、
「あ、ですね、、強くなってると思いますよ」
「そうか?自覚ないけどなぁ、、ケーキ効果かなぁ、、」
「そうかもしれませんね。(泉さん固有の)そういうのあると思いますよ。」
なにせ本体がおお喜びだったろうからなぁ、、
その後、領主様が毎日ケーキを食べるようになり、それが将軍様に伝わり、将軍様も毎日3食後ケーキを食べるようになったそうな。
おかげでその後、領民・国民にもケーキを食うようになった者が増え始めた。w
ーー
シューレの研修は続いている。
シューレはお店を開店させた。
人狼達の作るものが売るに耐えうる程度になった。そうな。普通の食堂として営業する。
同じ研修生のひと達は「まだまだだな」なそうだが、「でもこのままいけば半年か一年で今の獣人並に行けるだろう」と。
「その頃獣人達はどうなってると思う?」と俺が訊くと、
「多分、菓子作りに入ってるんじゃないかなぁ?」シューレ
「すごく早くない?」俺
「ああ、あの頃のフィジニより早いだろうな」
妖精以上かよ!!何?うちの子達!!!さすがだなっつ!!!
「ただなぁ、、」シューレ
「?」
「甘いものに関して、どうなのかな?と」
「ああ、たしかに、ひと並に甘いものへの執着は無いみたいなところが、、」
「ああ、食うのが好きでなければそれを作るのが、な」
今後の課題である。
「あ!!!」
「なんじゃいきなり?」
「大聖霊様!!おねがーい!!」
「うさんくさいのう?」
「いや、、ほら、航海中に食べる栄養価があっておいしいもののメニュー、つくってもらえないっすか?」
「まぁ、そのくらいなら、、」
船の中って食うくらいしか楽しみ無いし、軍だとメシマズだと意欲に直結だし、、航海中病気になってもやだろうし、、
最重要って言っていいくらいじゃないか?飯。
0
あなたにおすすめの小説
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
スマホアプリで衣食住確保の異世界スローライフ 〜面倒なことは避けたいのに怖いものなしのスライムと弱気なドラゴンと一緒だとそうもいかず〜
もーりんもも
ファンタジー
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。
ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を!
目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。
スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。
何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。
やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップすると検索バーが出た。
「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ!
ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていた矢先、命を狙われ国を出ることに。
ひょんなことから知り合った老婆のお陰でなんとか逃げ出したけど、気がつけば、いつの間にかスライムやらドラゴンやらに囲まれて、どんどん不本意な方向へ……。
2025/04/04-06 HOTランキング1位をいただきました! 応援ありがとうございます!
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
【一秒クッキング】追放された転生人は最強スキルより食にしか興味がないようです~元婚約者と子犬と獣人族母娘との旅~
御峰。
ファンタジー
転生を果たした主人公ノアは剣士家系の子爵家三男として生まれる。
十歳に開花するはずの才能だが、ノアは生まれてすぐに才能【アプリ】を開花していた。
剣士家系の家に嫌気がさしていた主人公は、剣士系のアプリではなく【一秒クッキング】をインストールし、好きな食べ物を食べ歩くと決意する。
十歳に才能なしと判断され婚約破棄されたが、元婚約者セレナも才能【暴食】を開花させて、実家から煙たがれるようになった。
紆余曲折から二人は再び出会い、休息日を一緒に過ごすようになる。
十二歳になり成人となったノアは晴れて(?)実家から追放され家を出ることになった。
自由の身となったノアと家出元婚約者セレナと可愛らしい子犬は世界を歩き回りながら、美味しいご飯を食べまくる旅を始める。
その旅はやがて色んな国の色んな事件に巻き込まれるのだが、この物語はまだ始まったばかりだ。
※ファンタジーカップ用に書き下ろし作品となります。アルファポリス優先投稿となっております。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる