【ありがとうございます!!底辺の壁突破!!】拉致放置?から始まる異世界?生活?【進めー!!モフ☆モフ!!】

uni

文字の大きさ
174 / 409

後後48 ”面白い度8ですよ!!”

しおりを挟む

王都のケーキ屋
農国から来てくれたケーキ屋の本物はうまかった。
紅茶と一緒に食べさせたら、将軍様も領主様もうまいとわかったようだ。
多分、いままで緑茶で食べてたとかじゃないかな?

農国から来たケーキ屋の和風ケーキは、それなりに美味しかった。
俺が居た世界のケーキのあんこや抹茶やきなこを使ったケーキに近い。
だが、
武国人のケーキ屋(和風けーきのみ)は、和菓子に洋風を加味して失敗しちゃった、てへ♪

なので、
農国から来てくれたケーキ屋の食事のほうを試してみた。
まず
ふつーのシチ。

「煮物とは少し違い、汁の方がメインかな?具は汁の味を出すためのもの、みたいな感じです。勿論具を食べてもうまいです。ごはんよりパンがあうと僕は思いますが、好き好きでしょう」
と解説。

将軍様と領主様は最初パンで食べてみて、それからご飯で食べてみていた。で、パンに戻った。
つまり両人ともパンのほうが合うなーと思ったのだろう。

次に、クリーム系シチ。牛乳系にあまり慣れていない武国人。どうだろう?
泉さんは本体のほうが慣れていたし、俺も向こうでは普通だったし。生粋の武国人はどーなのだろうか?

匂いで、うっ、となった様子だが、流石に匂いだけで忌避しない。んなくらいで逃げてたまるか!ってなところなのだろうか?w

将軍様、鼻つまんで食べている。けど、何口か食べたら少し慣れた様子で、、、
領主様はそんな将軍を尻目に、なんとも思っていない様子を見せ、パクパク食べている。

(あー、領主様もあれだ、我慢してるなぁ、、)泉さん
(ですねー、目が結構来てましたね最初w)俺

でも食べ終わる頃には慣れた様子で

「慣れたら食える。もっと慣れたらうまいかも?」と、2人とも。
「でも、ふつーのシチのほうが、いいかな」

次にパスタ。
最初はトマトソース。
次にペペロンチーノみたいなの。
次に、ベーコンときのこ。
で、
グラタン。

全部ひと皿を4人で分けていたので、少しづつだが、流石に最後になったときはかなり満腹だった様子。
こっちの人は、見た目江戸期の日本人みたいだけど、今の日本人ほど食わない。江戸期の人たちもそれほど食わなかったのかな?と思って泉さんに訊いたら、
「ああ、そんな食わないぞ?そうだなぁ、、、一回で、そば一杯でもどうにかなってたぞ?」
あれ?

「それは、びんぼーだったから?もしカネに不自由無かったら?」
「あー、、そば3杯くらいかな?」
くうじゃん、、


結局
「試食というより、あれだな、新しい料理に慣れさせた、みたいな結果になったな♪」笑う泉さん
微妙な表情の2人。

「僕ら、武国飯も農国飯も両方共食べますが、もし両方あってどっち食べる?となったら、大体農国飯を選ぶと思いますよ?あと、他に南部の飯もあるし、、あれも慣れたら病みつきw,慣れるまで死ぬ思いするけどw」

・・・・・・
「食い物って、、なんか、、すげぇな?」将軍

「たかが食い物と舐めたらいかんですな。なにせ精霊たちはそれのみ、なんですよ?」泉さん

確かにそれ以外の精霊って見たこと無いな?聞いたことは海の精霊の話だけだけど、、あれだっていざうまい食い物食わせたらどーなることなのか?
食わせてみたい気もするw
スクレ、試してみりゃよかったのに。(スクレは海の妖精に会ったことある)


あ、
「ん?なんか?」泉さん
「ああ、、なんか、気づいちゃった」俺
「何に?」
「いやさ、、

丁度食後の茶をのんでまったりし始めた所だった。

「俺、こっちきて、日本の昔と同じなだけ、だと思ってたんですわ、、最初のころずっと。村か、領都くらいしかしらなかったし、領都だって少ししか滞在しなかったんで町中なんかほとんど知らなかったし。
なので、獣人もエルフもドワーフも魔法も魔獣も、いないんだろーなーないんだろうなー、とか思ってた。」
「ああ、で?」

「で、攻国占領地に行き、はじめてモフに会った。そのおかげでいまモフ☆モフまくり?」
「だな、で?」

「今度は農国やらたくさんの国に行って、魔法見たし、なにより精霊達、しかも一回では無く、別々に、たまたま、何度も会う機会が会った。」

「ほう、おまえが外に出ると、おかしなことが起きるってことだな」泉さん
「は?いつも泉さんと一緒ですよ?もしかしたら泉さんにその気があるんじゃないですかね?そっちのほうっぽいっすよね?」
くっ、、、自分が自分だけに、、言い返せないw

「たしかになぁ、、おまえら、おもしろいなぁ、、」領主様
「いや、、他人事ではないですよ?」俺
「そうだなー、俺らの主様だから、これからも尻拭いを・・」
・・・・・・・・・・「それは、、我が主である将軍様に譲ろうかと、、」

「あ!てめっ、きたね!こういうときだけっ!!!」将軍
「おまえいつもそーだもん、おいしいとこだけなぜかおまえんとこに行くの、なぜ?なぜなの?」涙目将軍
なんだ、昔からなのかー

日頃のとかいい出しそうだったけど、さすがに言わない領主様w

「まぁ、、面白いことが好き、だから、でしょうかね?」
「・・そーだったなぁ、、なんでも”面白い度いくつ”とかに換算していたもんなー」しみじみ言う将軍

ぷww
「「面白い度wwぷwっw」」俺と泉さん
「将軍様!何昔のこと言ってんですか!!!」
「い?今だって言ってんじゃん」ばらす将軍

「で、モフ神だって、”面白い度8ですよ!!”とか言って持ってきたんじゃん」ばらすばらすw
「・・・・・」

あきれる俺ら。

「馬車の時は10だって言ってたろ?確かにあれは満点だったなー」更にばらす!

「馬車レースのときは
「わかりましたからっつ!!もうそのへんで勘弁してくださいっつ!!!」

スッキリ顔の将軍

こいつら、、、
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。

かの
ファンタジー
 孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。  ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅

あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり? 異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました! 完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

スマホアプリで衣食住確保の異世界スローライフ 〜面倒なことは避けたいのに怖いものなしのスライムと弱気なドラゴンと一緒だとそうもいかず〜

もーりんもも
ファンタジー
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。 ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を! 目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。 スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。 何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。 やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップすると検索バーが出た。 「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ! ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていた矢先、命を狙われ国を出ることに。 ひょんなことから知り合った老婆のお陰でなんとか逃げ出したけど、気がつけば、いつの間にかスライムやらドラゴンやらに囲まれて、どんどん不本意な方向へ……。   2025/04/04-06 HOTランキング1位をいただきました! 応援ありがとうございます!

アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~

うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」  これしかないと思った!   自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。  奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。  得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。  直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。  このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。  そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。  アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。  助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

【一秒クッキング】追放された転生人は最強スキルより食にしか興味がないようです~元婚約者と子犬と獣人族母娘との旅~

御峰。
ファンタジー
転生を果たした主人公ノアは剣士家系の子爵家三男として生まれる。 十歳に開花するはずの才能だが、ノアは生まれてすぐに才能【アプリ】を開花していた。 剣士家系の家に嫌気がさしていた主人公は、剣士系のアプリではなく【一秒クッキング】をインストールし、好きな食べ物を食べ歩くと決意する。 十歳に才能なしと判断され婚約破棄されたが、元婚約者セレナも才能【暴食】を開花させて、実家から煙たがれるようになった。 紆余曲折から二人は再び出会い、休息日を一緒に過ごすようになる。 十二歳になり成人となったノアは晴れて(?)実家から追放され家を出ることになった。 自由の身となったノアと家出元婚約者セレナと可愛らしい子犬は世界を歩き回りながら、美味しいご飯を食べまくる旅を始める。 その旅はやがて色んな国の色んな事件に巻き込まれるのだが、この物語はまだ始まったばかりだ。 ※ファンタジーカップ用に書き下ろし作品となります。アルファポリス優先投稿となっております。

処理中です...