【ありがとうございます!!底辺の壁突破!!】拉致放置?から始まる異世界?生活?【進めー!!モフ☆モフ!!】

uni

文字の大きさ
190 / 409

後後64 機動部隊?! ソクセキ

しおりを挟む

「果てしない荒野、ってこういうのを言うんでしょうねぇ、、」
俺は隣で馬の上でうつらうつらしている泉さんに声をかける。

「お、をう、、だなぁ、、、飽きてきた、、、なんか、こう、、スカッとすることねーかな?」


今朝、泉さんが起きてから、領主様からの手紙を読んだ。

やることないんでそのまま進もう、
ちゅーことが書いてあった。

まぁ、、そうだよな?
でも、
領主様なら、
もちっとなんかコレっていうなんか出してくれてさ、俺らが、おおお!!ってちょっと感動するのとか、期待しないでもないかったんだよなぁ、、

それとも、進むだけ進んでりゃ、そのうち船から連絡入ってそっちに急行とか?
いやねーな、、速度が全く違うからなー、船の兵士たちを降ろして行かせるほうが早いし、、もしなんなら司令部に船での兵士輸送要請し、位置だけ教えてそのまま先に進めばいいだけだし、、

ーー

そんなこんなで2-3日経っていた。
たった2-3日で、あれ?2日だっけ3日経ったっけ?ってわからなくなるほど、全く変化ねいです!!

で、そんなこと思った翌日、ぽくぽくぽくぽく馬に乗ってると、後ろの方から地響きが少しづつ?近づいて?
うつらうつらしながら、振り返るんもまんどくせぇとか思ってたら、
すっぱーーーん!!!
「起きろ!ガク!!」
後頭部を平手打ち?

お?夢?
「夢じゃない。全軍停止!!ここできゅうそーくっ!!!」領主様

泉さんも目を覚まし、、ぼーっとしている、、味方内だからなー、

「・・・泉さん、高速馬車ですよ?いっぱい在りますよ?荷が満載ですよ?飼葉も、樽?水も?
歩兵も皆馬車にのってるですよ?」
・・
「へ?(いきなりしゃきっとする泉)、んじゃ、全軍で高速進軍?なにそれ?何処の機動部隊?」泉さん
「ですよね?一体、、、なんか転移ゲートがでっかくなったんじゃないかな?と思われる件」俺

「あたりだガク。もうあの最初の飢餓者発見の時に、将軍様は物資輸送用の転移門を作れと指示されてな。助かったわ。
農国と日のいずる国と同盟してなきゃ、こんなの使えなかったわな。特に日のいずる国さまさまだなぁ」
と感慨深そな領主様

精霊も多かったしな、、魔法使いも多くてもなんの不思議もないわな、あそこらはw
でもな?

今になって、こっちきて何年も何年の経って、やっとおっきな魔法かいっつ!!ちまちまちまちま小出しかい!!
モフ☆モフも出てくるの遅かったしっつ!!!
俺にチートも無いのはまったく変わらんなっつ!!!

「まあ何に憤ているのかわからんが、戦争になったから、というか、必要になったからやったまでだ。
普段からゲートばかり利用するようにってたら、街道整備など、支配者は行わないだろ?民はぬかるみやら回り道やらの苦労そのままだろう?便利過ぎるのは、あまり使わんでいいんだ。

転移門だって、王たちが時間ない、でも頻繁に会えれば信頼がより強くなっていく、そのために絶対必要だから各国の王宮騎士団駐屯地に設けたわけだ。特に緊急性も無いのに便利に使いたいためじゃあない。
理解できるだろ?」

と領主様

俺と泉さんは
(ああ、ひょいひょいと農国に行けるわ、とかの目論見が破壊されたことを理解した)

「それじゃ、ここで少し休んでから、爆走するぞ?野上、お前たちは我らに追いつきながら、可能な範囲で、両側の地域を索敵しながら付いてこい。」
「はっつ!」
と、跳んでいってしまった。
「休憩後、と言ったのに、、、」

「解き放たれたんで、仕方ないですねー」俺
俺ら移動拠点が決まるまでもったら付いてきていたので溜まってたんだよ狼だからおもいっきし走りたいんだよなー

ーー

数倍の移動速度である!
つーか、俺も馬で疾駆けし続けなきゃならんので、すんげー疲れるんですけど、もも、ふくらはぎ持たないんですけどっつ!!!!


でも、そんなのは数日続けば少しづつなれていった。怖いね慣れって?
んじゃねーよ、もももふくらはぎも太くなっているよ!鍛えられちゃってるんだよっつ!!!
ジーンズ履けねーよ!ないけどよっつ!!


よって、数日後、まじ前方にうっすら高い山々の姿が見え始めた。

「まじあったんですねぇ!!」
でかい声で泉さんに叫ぶ
「おお!あれ超えれば、まともな世界だ!!」
嬉しそうである。

それは、あの夢の通りだったら、だからな?
でも、
そこで、戦闘じゃないかな?

ああ、泉さん、だけじゃねーな、こいつら全員それを望んでるんだよなっつ!!!
「おら!つえー奴見ると、わくわくするだ!!」ってやつらだったよなっつ!!!
どこの猿民族だよっつ!!!
行かねば餓死世界、行けば戦闘世界、どっちにしてもダメんじゃーん!!!

しかし、
なんにもないなんにもないまったくなんいもなーい世界から開放される、やっとあと数日で、、
とにかく行けばまともな農地が見られるんだ、、戦闘で荒される前の、、、
まぁ、うちの将兵達が一般人や田畑を荒らすとは思えないけど、、

などと思いながら時にはうつらうつらしながら早がけを続け、それから3日位後?

「やっと山の麓です!!緑も無いけど!!」俺
「・・・ここも、かぁ」泉さん達

まじ、山の麓までさえも、坊主!!!丸坊主!!!

「この念の入よう、はんぱないっすね?ここまで自然破壊するのが楽しかったんスかね?この西の国のやつらはっつ!!!」俺

「・・・・・そこまでじゃぁないだろう、といいたいが、、でも、言えないなぁ、、おまえの言うとおりに思えてしまうわ」
と領主様もご納得です!

と、、
「報告します!、」野上
いつの間に戻ってきたのか流石ニンジャ部隊人狼である!(違います)

「東に(狼の足で)半日ほどのところに山越えの小さな道が在りました。うちの馬車なら超えられそうです。」
ふむ、、
「で、向こう側は?」領主様
「はい、向こうはこちらとは違い、普通の景色が広がり、村落が見えました。農耕が継続されており、戦闘員も見られませんでした。何より戦争の気配がほとんど感じられませんでした。」
「ほとんど?」

「はい。村落を抜け、四半日ほど行くと街が在り、そこには兵士の気配が在りました。防衛の兵士なのか、戦争のためのなのかは、街に入れなかったので確認できませんでした。」
「つまり、街は何かで囲まれていて、入るのに容易ではない?」

「はい、古い高い塀で広く囲まれていました。東武領都の半分くらいではないかと思われます」
「ほほう、でかいな、領都かなにかだろう」

「んじゃ、泉、全軍の指揮をとって、峠超えしろ。私はガクと野上達と、先にその街に行く」
「は?、、ずりぃ!領主様!そんな危険な役割儂の役割ですわ!!代わってください!!」

「はっはっは!たまにはオイシイところを儂にくれ、な?め・い・れ・い・だ!」
領主様は鎧など全て脱ぎ、平服に着替える。
俺は胸当てと手甲、すね当てを外せば民間人w
脇差しだけ背中に回して差している。
将軍様も脇差のみ。

「全軍傾聴!、これから泉が全軍の指揮をとる。指示に従い、安全に山を超えろ!向こう側では極力戦闘を避けろ。
では、泉、たのんだ」
と、言い残して速攻で馬を駆る、
あ、まってー、といいながら俺も馬を駆る、野上達は嬉々としてついていく。久々の飼い主との作戦行動なので嬉しさひとしおなのだろう。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。

かの
ファンタジー
 孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。  ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅

あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり? 異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました! 完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

スマホアプリで衣食住確保の異世界スローライフ 〜面倒なことは避けたいのに怖いものなしのスライムと弱気なドラゴンと一緒だとそうもいかず〜

もーりんもも
ファンタジー
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。 ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を! 目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。 スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。 何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。 やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップすると検索バーが出た。 「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ! ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていた矢先、命を狙われ国を出ることに。 ひょんなことから知り合った老婆のお陰でなんとか逃げ出したけど、気がつけば、いつの間にかスライムやらドラゴンやらに囲まれて、どんどん不本意な方向へ……。   2025/04/04-06 HOTランキング1位をいただきました! 応援ありがとうございます!

アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~

うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」  これしかないと思った!   自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。  奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。  得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。  直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。  このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。  そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。  アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。  助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

【一秒クッキング】追放された転生人は最強スキルより食にしか興味がないようです~元婚約者と子犬と獣人族母娘との旅~

御峰。
ファンタジー
転生を果たした主人公ノアは剣士家系の子爵家三男として生まれる。 十歳に開花するはずの才能だが、ノアは生まれてすぐに才能【アプリ】を開花していた。 剣士家系の家に嫌気がさしていた主人公は、剣士系のアプリではなく【一秒クッキング】をインストールし、好きな食べ物を食べ歩くと決意する。 十歳に才能なしと判断され婚約破棄されたが、元婚約者セレナも才能【暴食】を開花させて、実家から煙たがれるようになった。 紆余曲折から二人は再び出会い、休息日を一緒に過ごすようになる。 十二歳になり成人となったノアは晴れて(?)実家から追放され家を出ることになった。 自由の身となったノアと家出元婚約者セレナと可愛らしい子犬は世界を歩き回りながら、美味しいご飯を食べまくる旅を始める。 その旅はやがて色んな国の色んな事件に巻き込まれるのだが、この物語はまだ始まったばかりだ。 ※ファンタジーカップ用に書き下ろし作品となります。アルファポリス優先投稿となっております。

処理中です...