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後後103 東の大陸視察2 美味しい国♪
しおりを挟む翌朝
下で朝食を食べてみる。
「なかなかイケるな。」シューレ
シューレ認定!
いちいちそれやめろ、、と言われたw
朝ゴハンです。ご飯と言うからには当然米のもの。
粥でした。でもおかずアリで、魚のヒモノ。
粥、つけもの、薬味系は中央のテーブルにドン!とあり、おかわり取り放題。
茶もやかんで置いてある。雑だが、それがなんか粗野でいい感じ?
朝食は外からの客はいなさそう。粥だからねぇ、、
シューレはおねーちゃんに「もう一泊するかもしれん、昼には戻る」と言い、いくぞ、と皆を連れて外に出ていく。
「なんか、首領様、って感じになってきたな?」泉さん
「ああ、、たしかにそれっぽいですねー♪」俺
きこえたのか、幾分歩き方がのっしのっしになってきたかもしれない♪
ノリ、いいね!♪!!
首領様御一行♪
で、ここは小さな街だった
「国境の街にしては、あまり大きくないなー」俺
「あー、隣がアレだから商人も来ないんだろーよ」泉さん
なるほど、、
「でも、あの外来が支配し始めた頃は、避難民とか多かったんじゃないすかね?」俺
「通さないだろ?」シューレ
一言でバッサリ!w
そりゃあの国境、通さなかったろうなぁ、、
自国民のほうが余程大切だからなー。
「そのおかげで、今この街はキレイで安全でオイシイんじゃないか?」
とシューレ
おう、言葉を発し無くても会話できる便利さ!
いや皮肉じゃなくまじそう思ってんですから、ぶーたれた顔しないでよー、、、
「お!ケーキ屋!」たたたたたったたたたったた!
がちゃ、ちりんちりんちりん!!
あ!まともなケーキ屋だ!(ガク)
いつの間にかドアの鈴の音でまともかどうかを判断するようになっているガク。
以前の旅で、神社のズズの音のようなとこで痛い目見たんで。(何話か、忘れちった♪)
皆泉さんに続いて入る。
ほう、いい匂い、、、うむ、、期待可能!!
「・・だな」とシューレ
・・・・・・・・・・(ガク、必死にいいたいのを堪える)
「いいよ、許可するよ、、まったくこいつは、、」
「あざっず!シューレも認めるこの匂い!!」
はー、すっとしたー!はああああすっとしたーーー!!!
と、言いたいこと言えてすっとしたガク
ここも入り口にケーキが並べてあり、そこで選んで注文して席に着く。
魔法使いの若い子達、さすが農国人だけあってケーキ好き。一人幾つも注文してる。
「いやー、ほかの国のケーキってなかなか食べる機会無いんでー」
とか言い訳無用!
「いや、ケーキ好きは、”好きだからっ!!”だけでいいんだよ?」と諭す
「「「「「おおおお!!さすが学者さん!!」」」」」若手達
一応武国の学者として紹介されていたのか、、、今更だが知った。
あまり意味ないけど、、、w、しかもケーキ好きに肩書関係ねーし、、
メニューもあったので見てみる。泉さんも見ている。
あ、、
「食事もできますね」
「ほう、、ケーキがよかったら、少し食べてみるか?」
「勿論!!」泉さん
「「「「「はーい!」」」」」若手
さっきからずっと無口な大田さん、甘いもの苦手だった?
「ヲタさん、甘いものダメですか?」訊いてみる
「・・・いや、、好きだけど、、、やっと思い出してくれて、ありがとな、、、」大田
いや、決して忘れてたわけじゃないんだよ!!ただ、ちょっと、、、あの、、その、、・・・ごめんよ、、?
「誰かに謝られている気がするが、、まぁいい、、どうせ俺のキャラが薄いから悪いんだ、、、」大田
いや、濃けりゃいい、濃けりゃ忘れられないとか、無いから。コすぎたら消されるから、、、どっかのおかしなJKみたいに隅に追いやられちゃうから、、
ケーキ来ました!
お茶来ました!ケーキの合うのって頼んだら紅茶っす!ミルクティっす、、んじゃケーキは甘さが濃いわけではない、ということか?!
さくっつ、、ぱく、、、むぅ、、、さくぱくさくぱくさくぱくごくごくさくぱくさくぱく、、
「あれ?なくなっちゃった?」
「あほう、お代わりすればいいだろが」
とシューレに叱られる。そのシューレも一緒に席を立ちケーキ達の所に。
「「これとこれ」」
奇しくも同じのを
「おう!ケーキ大王と同じのを選んだ俺様!!スキルゲットおおお!!」俺
誰だよそれ、、
で、皆何度かお代りして少々満足したら、
「んじゃ、食事頼むか」
シューレと泉さん
そうっすか、あの幾つものケーキは前菜でしたか、、、
若手も目を輝かせてメニューを見ている。
あれ?
大田さんを見る。
じっくり選んでる?
あれ?
まともなのは俺だけ?
あれ?
もしかして、俺って小食なの?
いや、物差しがおかしんだ!と、確認のために周囲の客を見る。
皆ケーキは1つか2つ、それを食べて、その後に食事を注文してる様子が、、、、たまにあるくらいだ!!
・・・よくわからないので保留にします。
で、パスタ!久しぶりにまともなパスタくえるかも!!
「おい、、聞き捨てならないな?ウチの食堂にもあるぞ?」
え?あった?俺まだ食べてないよね?シューレのパスタ、、なんで?なんで俺はまだシューレのパスタ食べてないのさ?!!
「いや、、しらんがな、、、もしかしたら、メニューに書いていなかったのかな?」
「ひでぇ、、、」俺
「まぁ、、帰ったら食わすから、、」
「たのんますっつ!!」
なんか酷い仕打ちを受けた気がしたので、パスタを2品頼んだ。
カルぼっちとぺぺろんっちのおふた方が、おいしそうな気配をそのメニューの文字から漂わせていたのだ!
みなそれぞれうまそうなのを頼んでいた。
「ニラレバ炒め定食」泉さん
・・・・・
「クサヤのヒモノ定食」シューレ様???え?なんだって?
・・・
俺は離れた席に移ってパスタ達を食した。
その後、俺達は外を歩く。腹ごなしだ。
先ほどの店の店員さんに訊くと、奥に中央市場があるという。
「近隣地域含めた市場なので、街の割にはおおきいんですよ」
とのことだった。
歩いてる時、
「いや、クサヤ、あれうまくできていたなぁ、、、ひとの分際であれほどのを作る者がいるとはなぁ、、」シューレ
「ニラレバもうまかったぞ。全然臭みがなくってな、でもレバの旨さはよく出て、ニラも苦味や辛味が強くもなく、ちょうどいいくらいに混じっていたわ!」泉さん
食材もいい、ってことかな?ここは。
パスタは粉もよく挽かれてたし、、練もよく練られてたし、一度乾燥させたらしくて美味くできあがっていた。
よおく知ってなきゃできないよな、、
ここにも精霊いたりしてなー、、、
あ、ダメ!フラグ立てちゃ!!
「よう!久しぶりだな、こんなとこで何しているんだ?」シューレ
・・・・・・
すげーよシューレの回収力、、、瞬時かよ、、、さすが大精霊様でごわすな、、、
「ああ、ケーキ食いも、もう終わりさ、、最近は作る方が楽しくってな、、つい最近からだけどなー、ここ100年ほどは研究さ!」
さすが時間の概念桁外れ
「おう!シューレの知り合いか?んじゃ美味いものばかり作るのか?」泉さん
「お?・・・じょう・・にいちゃん?、、面白いなこの子、、」とシューレの知り合い
「ああ、外来だが、特別でなー。」
「ああ、確かに特別だなー、うん、おもしれー」
よくわからんが、悪いことではなさそうなんでどーでもいいや、みたいな泉さん
「それより、マスベク、聞きたいことが
「マクベスだと何度いったら、、、」
「そーだったっけ、、悪い、、まべす、、マクベル、、、マクベス!私たちは西にある国から来たんだが
「ちょいまち、、あんだって?聞き間違えかな?」
「いや、、あのくっそ不味い国のほうから来たんだ」
「なぜあんなとこ?」
話せば長いことながら、、と、シューレは話し始めた。
俺と泉さんと大田さんと若手達道端に座り込んでそれを眺め始めた。
「シューレさん?茶屋にでも入って座って話したら?長いでしょ?」俺
はっつ!と気づくシューレとマクベス
おまえもかよ、、さすがシューレの友人だけある、、
近くの路上にもテーブル出している茶屋に入り、冷たい飲み物など注文した。
気温が上がってきてるんでね。
冷えている抹茶が在ったのがダブるな驚き。
魔導冷蔵庫あるんですよー!と誇らしげな店の娘。そりゃ誇らしいよな、、、
・・・・こっち、安いのかな?あとで訊いてみよ。
で、シューレが手振り身振り交えて話している。そのたんびにマクベスがへぇ!とか驚く。
何を話してるんだろう?精霊が驚くくらいだろ?
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