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後後144 ぷち、悪魔的思考?
しおりを挟む朝食後、モフ小屋(トリミング用小屋)に行って、トリミングを始める。
看板を出すとほどなく誰かしら来てくれるのだ。
最近は小学校の裏に住む3カ国の人狼兵たちも、毎日ちゃんと狼形態で風呂に入っているらしく、きれいになってる。
ホコリまみれのときれいになってのと、じゃ、効果は全然違うので、きれいにしててくれると嬉しい。
あれだな、肌触りがどんどん良くなっていくのが、なんどやっててもたまらん。
不思議なことに、ベスト状態!とか思っても、その後やっぱプラシを掛けたくなる。
ブラシジャンキーwww
油とか何も使わないで良い毛づやや毛並みになるのが最も良いが、歳の獣だとそうはいかないのが少し悲しい。
でもそういうときは少し油を手に塗り、手で毛を梳く。手に付いた油が毛並みになじむまで梳き続ける。
油の感触がなくなる頃には、かなりよい毛づやになる。
ただ、毛皮の張りはいかんともしがたい。
・・・・
「でぶらせりゃ、いんじゃね?脂肪付くし、、、もしかしたら毛艶、脂肪でよくなるんじゃね?」
悪魔の思考だろうか?
狼を、デブらせる?
酷いよね? ぷw
ただ、オレ一人の考えだと偏ってるかも知れないんで、、、、
「しゅーれぇーもーんーー、たあすけぇてぇええ!!!」
「・・・・誰だって?」シューレ
いやそれはいいからさ、
これこれこう、と説明してみた。
「おまえ、、最低だな、、、でもいいかも?」
おまえもたいがいだなー、数千年行きている割にわー
「いや、、長いだけであまりおもしろいこと無かったぞ?最近が最も面白いんじゃないか?私の人生の中で」
と、
シクシクシクシクシクシク、、、頑張って生きてきたんだねぇ、、ろくでもないばっかりの人生を、、、
「いや、そこまではひどくない、、と、、、思いたいぞ?」
そーですか、、
「いや、それよりどーよ?なんか、こう、、食べ物でさー、老人狼の、、ぷ、、なんか、、上から読んでも下から読んでも、、、」
「おまえは子供か?」シューレ
ちがいます
「そう、だからあ!食事でどうにか回復させるか、無理なら少しだけ、皮がたるまない程度に太らせるとか、、それ以上太らせるとあとで痩せたらエライことになるんで微妙だけど、、
できない?大聖霊様あああ!!!」
「こういうときだけだなぁ、おまえは、、」
「おねがいっ♪♡♪」
「・・まぁ、、できんことも無いと思う、、数日待て」
「シューレ大好きー♪♡♪!!」
こいつ、、、と、こめかみにうめぼしされしょっぱい顔になったままスキップして小屋に戻った。
あ、昼飯食うの忘れてた、、、
モフに関しては、食事など二の次なのだ!!
しかし、、
小館村は、手に入れてはいけない人材を手に入れてしまったのではないだろうか?
誰よりも、ガク、が、エスカレートしていきそうである。
普段、転移してとか転送してーとか、シューレを便利に使おうなど一切したこと無いガク。でも、「立ってる者は将軍でもつかえ」という時のガクは見境とか知らない。辞書にないとかいい出すくらいなのだ。
ガクの後ろに立ってて、そういうときはどつきまわす役が必要だろう。が、泉も泉で、最近特にひと(教える相手)が強くなっていくのを見るのが好きなので、ガクの監督なんぞよりも稽古を付けるほうが大好きだ。
どーなるのだろーか?
まぁ杞憂だろうけど、、、。 だったらいいな。(じゃないとなー、つまんなくなっていきそうなんだよ、気がするんだよ、、)
今回だって、
「老人だから柔らかい所を、、」とか言って、脂身ばかり食わせてみりゃいいのに。それで一月様子見てもだめならシューレに泣きつけばよかったのだ。だが、その努力をしてない。もしシューレがいなかったら、ガクはその方法を見つけ、努力をしてみたろう。
どっちにしても年寄りには脂身分は必要だ。なのでデブらせすぎなければ悪いことではない。体力つくし。
まいったなぁ、、、
キャラの暴走を止められるやつはいないんだよ、、作者なんぞ所詮入力人なだけなのだ。無力っつ!!
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