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後後174 港町と猫
しおりを挟む「いつの間に????」
「ああ、ドラゴニアの者に協力してもらって作った。」りょーしゅさま
トンネルである!!!!
峠超え、しなくなっちゃった!!!
とおげのおやど、どーなったか?多分、今朝方出た街に移ったんだろうな!
南部領に入っても道は良いままだった。夕方には港町に着いた。
「ここで南部の領主と会談する。」領主様
「なんで港で?」
「食い物がうまいから、だそうだ」
「ああ、自慢なんだな、」
納得だな
良い統治を行っている支配者は、街に出ることが多い。
忙しいのに、なんとかその時間だけは確保する。
それが良し悪しの最もわかりやすい目安。あくまでも目安です。
さて、最後に港に寄ったとき、風呂が泥水だったのが少しトラウマな領主様とガク。
ここがそんなわけないじゃないか、あっはっは!とこめかみあたりから少しへんな汗流して、腰が少し引けながら風呂屋に行く。もちろん泉にはそんなトラウマ無い。女風呂だったので。シューレもそんな目に会ったことはないらしい?
・・・
「・・・よかったっすね」ガク
「ああ、コレが普通なんだよな」領主様
ゆっくり堪能したとな。
なので、外の縁台では、珍しく泉がシューレとおばちゃんと話しながら待っていた。
「おう!遅かったな」泉、シューレ
「いやー、なんか、堪能してて、、トラウマ補正?」ガク
さっぱりした顔の領主。トラウマ、なにそれ?まで回復したらしい。
狂戦士と言えども、戦闘以外には意外と弱い時も少なくない。銭湯なのに、、と昭和のおっさんらしきこと逝ってみる、、
おばちゃんに、皆で礼を言い、そのまま宿に戻る。宿は、メシウマな宿とのこと。南部領領主のおすすめとのことだ。
そのまま一階の食堂に座り、
「まずはエール!」南部は気温が高めだからね!
と、食事を注文。もちろん刺し身を中心に、海藻とタコの酢の物とか、揚げタコとか、、、タコ好きは多い。
イカとニンニクの炒めものとか、海産物のスープとか、焼えびとかとか、、、
泉さんの食う量は半端ないが、こういう時はガクも結構食べる。で、つられて領主様も普段より食べるんで、多めに注文した。
そう言えば、シューレはあまり食べるというイメージ無いから、普通だったのか?今まで。
小一時間は無言でかっこんでいた3人。
シューレは、これはなんだ、あれはアレだ、とか半分独り言みたいなこと言いながら食べていた。
・・・
「・・あれだな、、久しぶりに海の美味いものを食べると、なんか違っちゃうな?」
と、領主様がなんかわけわからんみたいなことを言うが、皆わかった。
冷酒を頼む泉さん。
温燗を頼む領主様。
エールなガク。
シューレは酒を2人から少し貰って、熱燗頼んでいた。
刺し身とタコの素揚げをつまみながら、飲む。
宿の一階の扉は開けっ放し。
夜なのでうみかぜが入ってきて気持ち良い。
もともと蚊はあまりいないし、いても飛ばされていくだろう。
昼間の馬車疲れもあって、皆ぼけっとしながら、ちびちび飲む。
いいもんである。
ーー
翌朝、泉さんとシューレがガクの部屋の戸を叩いた時、領主様はもうとうに出ていた。
「いつまで寝てるんだー、朝の鍛錬もしないでー」泉さん
がちゃ、、
「あー、、すんません、領主様もう出てっちゃったみたいっすねー」
「おう、朝早く会ったな、一緒に棒振りして、汗拭いて着替えて出てったわ。こっちの領主も働き者なんだなぁ」
南部領主もうちの領主様と朝早くから会合するのだから、同様に早く起きているわけで、、。
・・・
「シューレは、今起きたの?」ガク
「いや、泉と一緒だ。寝なくともいいのだが、、昨晩はなんとなく寝るのがいいかな?と思ってな」
そうだった、、
「うん、俺、こっちでヒキニー目指しているから、寝坊に慣れなきゃ、、」ガク
何アホウなこと言ってんだ、メシくうぞ!と泉さん
朝から期待できそうな感じは、たしかにする。
味噌の香りも単なる味噌汁ではない香り。海の香が混じっている。
この、香ばしいのは、、、エビじゃないな、、カニ?朝から?まさか?
・・・
通りを散策ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
「どした?!!」シューレ、泉
・・・・・・猫が、、キー踏みっぱだった、とか言えねぇ、、
「大量の猫が、、、」ガク
「うん、檻に入っているな?」
ドナドナされている。
「食べるのかな?」泉
「猫はうまくないというぞ?どんな調理しても無理だとか昔から言われてるな」シューレ
「・・・・あんたらには心が無いのか?!!猫に愛情は無いのか!!」
と、どっかのなんかのシュチュエーションでどっかのアレとかがよく言うと言われてるようなセリフを吐くガク。
どーしろっていうんだよ?(シューレ、泉)
「これこれ、そこの荷車引いているおっさん、、」ガク、後に引けない
「おう、にいちゃん、なんだい?猫、ほしいのかい?どれがいい?」
「「猫売り?」」
「えっと、いくらなの?」
「安いよ?もう歳だからな、船では活躍できないんで、家猫にしか使えねぇ、、が、狩りはうまいぞ?」
(あ、、船の猫、か、、)と、得心の泉とシューレ
「・・売れ残りとか、でたら、、食うの?」ガク、こびりついた?
「くわねーよ?誰がそんなこと言うんだ?」
ガク、泉とシューレを見る。
ぎろっと2人を睨むおっさん。
そっぽを向く2人。
「いや、、ごめん、少し心配になったから聞いたんだ、手間取らせてごめんなさい。」素直がガク
「いや、食われる、とか聞いちゃぁ、そう思うよな、、いいよ、これからも猫好きでいてくれな!あばよ!」
とまた荷車を引いて行ってしまった。
「・・・・私は猫はうまくない、食えないって言ったよな?」シューレ
「俺は、食うのかな?って訊いただけだろ?」泉さん
「それ訊いて心配にならない猫好きはいねーよ!」
まぁ、そうかもな、、しかもガクは人一倍モフりやさんだからなー
と思った2人。
港町。魚が居るという理由より、でかい船があるから猫が多い、っちゅー理由のほうがでかいのだ。
廃船→猫、港の家に引き取られ、放し飼い→増える→放し飼い→いつの間にか一部が野良同様に→野良と飼い猫の区別がなくなる→どーでもいいや、、の住民
雄がいいというと思うのだが、、飼ってみると、「なんか、メスのほうが狩り好きなんじゃね?」って思うよね?
領主様は夜まで帰ってこなかった。なんか、少し高級飲み屋から丁稚が「迎えに来てください」って呼ばれ、3人で迎えに行ったら、べろんべろんだった。はじめて見たので、泉さんは物珍しそうにみていた。現代だったら写真とってたろうなぁ、くらいに。
なんかかなり意気投合しちゃったらしい。南部領主の側近らしい人がそう言っていた。「うちのもべろんべろです」。
側づきにしては珍しい組み合わせの3人だな?みたいにみられたので、
「俺は領主様付きの学者です」
「俺は騎士だ」
「私は、、、、なんだろう?」
「「いや、領主様の客人だろう!!」」
なるほど、、(しゅーれ)
説明しても余計なんか不審がられたが!
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