378 / 409
後後247 華子、学園に入る。1日目
しおりを挟むで、俺らは転位門で領都に戻った。
そろそろ夕方になる。
アニャータも終わるころだろうし。
領都の領主邸に戻って茶を飲んでいる。
「なんか領都と王都って勘違いしやすくないですか?」俺
「んー、人が多いし建物多いからなぁ、、景色も似た様な感じでな」泉さん
やっぱそうだよな
「でも、それじゃ、お上りさんだぞ?」泉さん
別にそれでもいーっす。いなかが好きっ!!。
夕食後、領主様は華子と博子に告げた。
「明日から王都の学園に行きなさい」
領主様は戻ってきてから転位門で王城に行って王妃様に伝えた。
「あのままじゃダメなことはわかってますよね?ガクと泉と園長の協力により、学園で2人の矯正に入ります。明日から入れようと思います。いいですね?」
半ば強制。 矯正だけに?とか昭和のおっさんのギャグが浮かんだ人は手遅れだ!!
華子に博子を与えた張本人は何も言えず、・・・・楽しそうに輝く瞳でこっくりと頷いた。
(やっぱダメだ・・)それを見た領主様はやっぱこれからも期待しないようにしよう、と思った。
ーー
「ええー、おじさまぁーーーーー」
嫌がる華子
華子が嫌がるの理由をわからず、華子だけが嫌がるのであればいんだが自分も巻き込まれるなぁと少し感じた博子は、
「華子姫が嫌がってます!」
と、人をだしにする。
((博子・・・))
その意図を読み取ったガクと泉。あきれる。
「まず行ってみれば?おもしろくしといたからさ」ガク
「・・・そうお?そうなの?面白いんだったらいいけど・・・」華子
「・・・あー、たしかに面白いだろうな、アレらは」泉さんも太鼓判を押す。
そういう観点からみれば、そうなんだろうけど・・・
だがさすが博子だ。疑惑の視線で俺達を見る。
俺達はニッコリ笑って返す。
(ガクさん?どうしたんですか?昼間に何かあったのですか?)アニャータが小声で隣のガクに訊く。
(うん、ちょっとね。面白いことがね。あとで部屋に戻ったら話すよ。)
(はい、面白そうですね?)
アニャータも少しづつなんか染まってきてる?
ーー
翌日学園
きょうから皆といっしょに・・
と説明する園長。
講堂で臨時朝の全校集会を行って、華子と博子が入ることを発表する学園長。
なぜか話は逸れない。生徒たちはつまらなそうだ。デフォ通りにやれよ園長、という数百の視線が園長に突き刺さる。
鈍感園長。
でもやろうっておもってできるもんじゃないよね?あの技。
臨時講師としてジゴロ&ビッチも紹介される。姫様専用の教師だと。
博子は華子のボディガード兼学友と紹介された。
クラスはあの4階の響子となっちゃんの教室。薫と小太郎もそちらに移されていた。
クラスでの説明は、響子、薫、小太郎、なっちゃんが華子の学友に指名されたと。
なっちゃんは実は地方の小領主の娘で夏姫と言う名らしい。多分なつひめと読むのだろうけど、皆なっちゃんとしか言わないので真相は知らない、と人々は言う。何か隠された秘密でもあるのかもしれない!!ねーよ。
そのクラスだけカリキュラムは変更され、華子が飽きないようにされた。数学の後に武芸とか、歴史の後に自由時間とか。我慢できなくて暴れてしまう小学生並だ。ちなみにこっちの世界には農薬も食品添加物も何も無いので、我慢できない子等いない。当然向こうレベルのいじめなど無い。もしあったら周囲がよってたかって真相究明する。人間の社会として成り立っているのだ。
勿論、ガクも泉も見に来ていない。もう関わりたくないなー、と、「見に行こう」と領主様に誘われたけど断っていたのだ。
領主様はしぶしぶ一人で見に行った。姪っこを見たいんだよね!
学園は基本午前中で終わる。給食は食堂でとる。とらないで帰っても良い。
華子達は食堂に行った。何があるのかみたいのだ。
ごく普通の武国飯。
「つまらないわね。ケーキすら無いの?これは問題ね?」
何もないところに問題を発生させるのがなりわいの華子。
だが、今回だけはいいことをしそうである?!
あまり美味そうなのがないので、とりあえず学園長室に向かう華子一行。
コンコン!はいりますー
と華子は手下達?を引き連れて園長室に入り込んだ。
「学園長?」
「お、おう、姫様、何用ですかな?」
身内だけだとざっくばらんな話し方をするが、一応公的?ちゃんとした言葉を選ばんとな、とか思ってる園長。
「学園の食堂です。いまどきアレはないのでは?」
「へ?不味かった?美味しいとおもうんだけ、ですけどね?」
「食べてないからわかりません。ですが、アレはないです」
意味不明な園長。
「華子様、それだとわかりませんよ?何がどういけないのかを具体的に申しませんと」ビッチ
「そうね。武国食だけだというのが、今時ありえないのです。ケーキも無い!せめてケーキだけでもあれば私は満足したのにっつ!!」
(((((((自分の不満をぶちまけに来ただけかい!)))))))
だが、
農国の食事も美味しいことを知っている薫や小太郎、ビッチとジゴロ。響子も少しだけ知っている。犬っころはどうなのか?は、ガウガウしか言わないから不明。
「そうですね。農国の食事も最近では王都に広まっています。ここの学園なので早めに取り入れるべきでしょう。他国の文化を知ることは重要です。食、それはどこの文化でも最重要なものです。」ビッチ
武国は違うけどなー、と心の中で思うジゴロ。食うのも闘いのエネルギー補給扱いだったのだ最近までは。
心当たりのある学園長。昨日ケーキの美味さを知ってしまったから!!!
「うむ、まずケーキから始めよ、という古の格言があるように、早速ケーキは取り入れよう。その後、他国の食事を取り入れさせる。食事は作るのを覚えなければならないから少し時間をほしい。」園長
「まぁ、それなら・・・では、明日からケーキだけは食べられるのですね?」
「それは儂が努力しよう!!」力強く言う園長。
学園で食べられりゃ万々歳だ。いちいち外に出る必要ないのだ。しかも園内なので園長室員出前させてもよいのだ!!明日からケーキ三昧の職場だ!!と、いつの間にか妄想に浸っていた園長。
よだれだだもれなので、皆の視線が園長に・・・
「あ・・・これは、・・・どうしたのだろう?何かの呪いを貰ってしまったのかっつ!!?」園長
「いや、だいじょぶですよ、昨日園長先生があのケーキ屋であーんなだったのを皆知っていますから」
え?私知らない?(華子)
私もしらないけど興味ない(博子)
そうね、おじさんのことなどどーでもいいわ(おっさんに厳しい華子。親戚なのに!)
めでたく明日からケーキ導入!
勉強とか躾とかどこいった?
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる