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竜王陛下1
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目を覚ましたとき、最初に目に映ったのは、花の描かれた美しく白い天蓋の内側。
起き抜けでぼんやりした頭でも驚いて、はっと周囲を見渡せば、そこはエリナの横たわっている大きな大きな天蓋付きのベッドを中心にした、白い家具で埋め尽くされた空間だった。
調度品のどれもこれもがエリナの給料や貯金なんかをひと吹きで消し飛ばしてしまえるほどの価値を持っている。
かつて人間貴族だったエリスティナのたしかな目は、椅子、ソファ、テーブル、そしてエリナを寝かせているこの絹でできたベッドシーツでさえも、最高級品のそのまた上の品質であることを見抜いていた。
混乱するエリナは、ふるふると頭を振って起き上がった。
その際に手をついたベッドのマットレスが異様に柔らかくて、心地よさよりも恐怖を感じる。前世でも今世でも、勉強のために見たことはあれど、これだけの価値のものの中で過ごした経験はない。
「落ち着いて、落ち着くのよ、エリナ。なにがあったのか思い出すの」
額を押さえ、うう、とエリナが呻く。
その時、ばっと音を立てて、エリナの傍らにいた「誰か」が顔を上げた。
「エリー!起きたんですね」
「クー……?」
一瞬、クーがいることに驚いた。
自分がここにいる理由もわからないのに、と。
けれど、直後に思い出した。
エリナがこんな場所にいる理由が、竜王のお召しによるものであることを。
「…………」
「エリー……?」
エリナがきっとにらみつけた先、クーがエリナを心配するように見つめている。
その目の色に、嘘はなかった。
だからきっと、クーは本当に、エリナを案じているのだ。
自分がエリナをこんな風に追い詰めたのも知らずに。
「言ったわよね、クー。私、竜の番だけはいやなのって」
「はい」
「どうして私はこんなところにいるの。あの馬車の色は何?」
「エリナが、竜種の番だと判明したからです。僕が連れてきました。あの馬車の色は……竜王の色です。今代の竜王は、歴代の中でひときわ愛情深く、あなたを愛していますから、あの色彩になりました」
「会ったこともないのに?笑わせないで」
は、は、とエリナは荒く息を吐いて言葉を放った。
強気で、自分を強く見せなければ、竜種の中ではやっていけない。そう思ったから。
そう、ずっと思っていたから。
「会ったことは、あります」
「まさかあなたが竜王だなんていうんじゃないでしょうね。私のシチューが母親のシチューに似ているから私のことを選んだなんて言ったらぶっ飛ばすわよ」
「エリーになら、そうされてもかまいません」
クーは静かに目を伏せた。
やめて、と思った。じゃあ、だって、それじゃあ本当にクーが竜王みたいじゃないか。
「やめてよ、クー……。あなた、竜王、じゃ、ないんでしょ……。そんなこと言わないでよ……」
強気の仮面が上手くかぶれない。だってクーは大事な友達なのだ。
エリナが唯一愛した竜種はクリスただ一人で、そのクリスに似ているから好ましく思っただけの、ただの、普通の竜種。
「前世って、信じる……?」
「――……」
エリナは、前にクーに告げた言葉を繰り返した。
以前竜種にひどい目にあわされた、だから竜種が好きになれない。
そう、言ったはずだ。クリスはあの時、どんな顔をしていたのだっけ。
「……信じます。だって、そのおかげで、僕はあなたに会えたのだから」
「そう、人間の魂はめぐるから、もし番が死んでも同じ番に会えるんですってね。そうしないと、生まれる時間が違う人間と竜種はなかなか結ばれることがないから。だから人間貴族が生まれて、番の出生率まで管理されたんだわ」
エリナは、クーにひどいことを言っている自覚があった。
だって、エリナがかつて人間貴族だったのはクーのせいじゃない。
人間貴族だったエリスティナが悲惨な最期を遂げたのも、エリスティナが不幸だったのも、クーのせいじゃない。
人間貴族が生まれたのも、クーのせいでありはしなかった。
それなのに、今、エリナはクーに八つ当たりをしている。
番の魂は普通の人間の魂とは違う。竜種に選ばれた魂は、何度でもめぐって竜種の元へ戻ってくるのだ。そういう、世の摂理があった。
そんな話まで持ち出してクーを責めるなんてお門違いだ。そんなことわかっているのに、目の前の竜種が、クーが……竜王の色彩を持つ竜種が――いいや、もういい、もうわかっている。本当は、もうわかっている。
「もうしわけありません。口が過ぎました。竜王陛下」
――竜王である、クーが。
クーが、リーハとダブって見えてしまうのだ。
エリナを不幸にした元凶の、竜王リーハに。
リーハはエリスティナの恐怖の根源だった。
だから今、エリナは震えることをやめられないでいる。
劣等個体だったクリスはどうなったんだろう。エリナは、クリスに会いたかった。
クリスなら、エリナが愛せる相手である、クリスなら、きっとエリナを抱きしめて、大丈夫だよって笑ってくれる。
でもここにクリスはいない。
いないからしかたなくて、いないから頼れる相手もいなくて――クリスが。
クリスがいないから、ずっとさみしいのが抜けないし、目の前の相手にクーなんて愛称をつけて呼んでします。そのせいで、エリナはこの男を突き放せないでいるというのに。
起き抜けでぼんやりした頭でも驚いて、はっと周囲を見渡せば、そこはエリナの横たわっている大きな大きな天蓋付きのベッドを中心にした、白い家具で埋め尽くされた空間だった。
調度品のどれもこれもがエリナの給料や貯金なんかをひと吹きで消し飛ばしてしまえるほどの価値を持っている。
かつて人間貴族だったエリスティナのたしかな目は、椅子、ソファ、テーブル、そしてエリナを寝かせているこの絹でできたベッドシーツでさえも、最高級品のそのまた上の品質であることを見抜いていた。
混乱するエリナは、ふるふると頭を振って起き上がった。
その際に手をついたベッドのマットレスが異様に柔らかくて、心地よさよりも恐怖を感じる。前世でも今世でも、勉強のために見たことはあれど、これだけの価値のものの中で過ごした経験はない。
「落ち着いて、落ち着くのよ、エリナ。なにがあったのか思い出すの」
額を押さえ、うう、とエリナが呻く。
その時、ばっと音を立てて、エリナの傍らにいた「誰か」が顔を上げた。
「エリー!起きたんですね」
「クー……?」
一瞬、クーがいることに驚いた。
自分がここにいる理由もわからないのに、と。
けれど、直後に思い出した。
エリナがこんな場所にいる理由が、竜王のお召しによるものであることを。
「…………」
「エリー……?」
エリナがきっとにらみつけた先、クーがエリナを心配するように見つめている。
その目の色に、嘘はなかった。
だからきっと、クーは本当に、エリナを案じているのだ。
自分がエリナをこんな風に追い詰めたのも知らずに。
「言ったわよね、クー。私、竜の番だけはいやなのって」
「はい」
「どうして私はこんなところにいるの。あの馬車の色は何?」
「エリナが、竜種の番だと判明したからです。僕が連れてきました。あの馬車の色は……竜王の色です。今代の竜王は、歴代の中でひときわ愛情深く、あなたを愛していますから、あの色彩になりました」
「会ったこともないのに?笑わせないで」
は、は、とエリナは荒く息を吐いて言葉を放った。
強気で、自分を強く見せなければ、竜種の中ではやっていけない。そう思ったから。
そう、ずっと思っていたから。
「会ったことは、あります」
「まさかあなたが竜王だなんていうんじゃないでしょうね。私のシチューが母親のシチューに似ているから私のことを選んだなんて言ったらぶっ飛ばすわよ」
「エリーになら、そうされてもかまいません」
クーは静かに目を伏せた。
やめて、と思った。じゃあ、だって、それじゃあ本当にクーが竜王みたいじゃないか。
「やめてよ、クー……。あなた、竜王、じゃ、ないんでしょ……。そんなこと言わないでよ……」
強気の仮面が上手くかぶれない。だってクーは大事な友達なのだ。
エリナが唯一愛した竜種はクリスただ一人で、そのクリスに似ているから好ましく思っただけの、ただの、普通の竜種。
「前世って、信じる……?」
「――……」
エリナは、前にクーに告げた言葉を繰り返した。
以前竜種にひどい目にあわされた、だから竜種が好きになれない。
そう、言ったはずだ。クリスはあの時、どんな顔をしていたのだっけ。
「……信じます。だって、そのおかげで、僕はあなたに会えたのだから」
「そう、人間の魂はめぐるから、もし番が死んでも同じ番に会えるんですってね。そうしないと、生まれる時間が違う人間と竜種はなかなか結ばれることがないから。だから人間貴族が生まれて、番の出生率まで管理されたんだわ」
エリナは、クーにひどいことを言っている自覚があった。
だって、エリナがかつて人間貴族だったのはクーのせいじゃない。
人間貴族だったエリスティナが悲惨な最期を遂げたのも、エリスティナが不幸だったのも、クーのせいじゃない。
人間貴族が生まれたのも、クーのせいでありはしなかった。
それなのに、今、エリナはクーに八つ当たりをしている。
番の魂は普通の人間の魂とは違う。竜種に選ばれた魂は、何度でもめぐって竜種の元へ戻ってくるのだ。そういう、世の摂理があった。
そんな話まで持ち出してクーを責めるなんてお門違いだ。そんなことわかっているのに、目の前の竜種が、クーが……竜王の色彩を持つ竜種が――いいや、もういい、もうわかっている。本当は、もうわかっている。
「もうしわけありません。口が過ぎました。竜王陛下」
――竜王である、クーが。
クーが、リーハとダブって見えてしまうのだ。
エリナを不幸にした元凶の、竜王リーハに。
リーハはエリスティナの恐怖の根源だった。
だから今、エリナは震えることをやめられないでいる。
劣等個体だったクリスはどうなったんだろう。エリナは、クリスに会いたかった。
クリスなら、エリナが愛せる相手である、クリスなら、きっとエリナを抱きしめて、大丈夫だよって笑ってくれる。
でもここにクリスはいない。
いないからしかたなくて、いないから頼れる相手もいなくて――クリスが。
クリスがいないから、ずっとさみしいのが抜けないし、目の前の相手にクーなんて愛称をつけて呼んでします。そのせいで、エリナはこの男を突き放せないでいるというのに。
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◇◇◇◇
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