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17話
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王子がすくすくと成長し、精霊の森に新たな活気をもたらしていた。王子は、父であるバルトと同じ金色の瞳を持ち、母リサと同じ精霊に愛される匂いを全身から放っていた。
王子は、父の巨大な熊の姿を何よりも気に入り、ハイハイができるようになると、真っ先にバルトのモフモフの毛皮を目指して突進していった。
バルトは、公務を人間の姿で執り行おうとするたびに、王子が泣きながら彼の足にしがみつき、「モフモフ!モフモフ!」と要求するため、ほとんど巨大な熊の姿から離れられなくなっていた。
「リサ。この子のモフモフへの執着は、俺にそっくりだ」バルトはそう言いながら、熊の鼻先で王子の小さな体を優しく押した。
リサは微笑んだ。「ええ、バルト様。この子は、あなたの温もりと、わたくしの愛の全てを知っているのです」
しかし、バルトは王子の成長と共に、人間界への警戒心をさらに強めていた。
「この子の力が、あまりにも強大すぎる。リサの聖女の力と、俺の精霊王の支配力が融合している。王都の愚か者どもが、この子を『新たな聖なる秘宝』として狙い、再びこの森を脅かすことを許さない」
バルトは、森と家族の絶対的な安全を確保するため、人間界との最後の繋がりを完全に断ち切ることを決意した。
彼は、人間の姿となり、リサを正面から見つめた。その瞳には、冷酷な王としての決意と、夫としての深い愛情が同居していた。
「リサ。俺は、精霊の森と人間界との全ての国境を、精霊王の永遠の結界で完全に閉ざす。これで、二度と人間がこの森に足を踏み入れることはできなくなる」
それは、永遠の鎖国を意味していた。リサが育った人間界との、永訣。
リサは、一瞬の寂しさを覚えたが、すぐに微笑んだ。彼女にとって、人間界での地位や名誉は、すでに裏切りの象徴でしかなかった。彼女の真の居場所は、このモフモフの王の隣にあった。
「バルト様。わたくしは、あなたの決断を尊重します。わたくしは、人間としてのリサの全てを捨てました。わたくしは、あなたの賢妃、そして永遠にあなたのモフモフの中で生きる母です」
リサは、バルトの頬に手を添えた。
「ただし、一つだけ条件があります」
「なんだ、リサ」
「あなたが人間としてではなく、精霊王として、永遠に温かいモフモフの姿でわたくしと子の傍にいること。わたくしの温もりが、あなたから離れないように支配し続けること。これが、永遠の森の王妃としての、わたくしの願いです」
バルトは、リサのその支配的な愛の要求に、心底歓喜した。
「ああ、リサ!その望み、喜んで受け入れよう!」
バルトは、再び巨大な熊の姿へと変身し、リサと王子を同時に抱きしめた。
その日、精霊王バルトは、精霊王の絶対的な力を使い、森の境界線に史上最強の結界を張り巡らせた。森は、人間界から完全に隔離され、永遠に温かい、モフモフの国となった。
バルトは、巨大な熊の姿で、リサの首筋に顔を埋めた。
「君の匂い、この温もり。君は、永遠に俺のものだ。君の匂いは、俺だけのものだ」
リサは、過去の全てを清算し、モフモフの王の揺るぎない愛と支配の中で、永遠の幸福を噛み締めた。
王子は、父の巨大な熊の姿を何よりも気に入り、ハイハイができるようになると、真っ先にバルトのモフモフの毛皮を目指して突進していった。
バルトは、公務を人間の姿で執り行おうとするたびに、王子が泣きながら彼の足にしがみつき、「モフモフ!モフモフ!」と要求するため、ほとんど巨大な熊の姿から離れられなくなっていた。
「リサ。この子のモフモフへの執着は、俺にそっくりだ」バルトはそう言いながら、熊の鼻先で王子の小さな体を優しく押した。
リサは微笑んだ。「ええ、バルト様。この子は、あなたの温もりと、わたくしの愛の全てを知っているのです」
しかし、バルトは王子の成長と共に、人間界への警戒心をさらに強めていた。
「この子の力が、あまりにも強大すぎる。リサの聖女の力と、俺の精霊王の支配力が融合している。王都の愚か者どもが、この子を『新たな聖なる秘宝』として狙い、再びこの森を脅かすことを許さない」
バルトは、森と家族の絶対的な安全を確保するため、人間界との最後の繋がりを完全に断ち切ることを決意した。
彼は、人間の姿となり、リサを正面から見つめた。その瞳には、冷酷な王としての決意と、夫としての深い愛情が同居していた。
「リサ。俺は、精霊の森と人間界との全ての国境を、精霊王の永遠の結界で完全に閉ざす。これで、二度と人間がこの森に足を踏み入れることはできなくなる」
それは、永遠の鎖国を意味していた。リサが育った人間界との、永訣。
リサは、一瞬の寂しさを覚えたが、すぐに微笑んだ。彼女にとって、人間界での地位や名誉は、すでに裏切りの象徴でしかなかった。彼女の真の居場所は、このモフモフの王の隣にあった。
「バルト様。わたくしは、あなたの決断を尊重します。わたくしは、人間としてのリサの全てを捨てました。わたくしは、あなたの賢妃、そして永遠にあなたのモフモフの中で生きる母です」
リサは、バルトの頬に手を添えた。
「ただし、一つだけ条件があります」
「なんだ、リサ」
「あなたが人間としてではなく、精霊王として、永遠に温かいモフモフの姿でわたくしと子の傍にいること。わたくしの温もりが、あなたから離れないように支配し続けること。これが、永遠の森の王妃としての、わたくしの願いです」
バルトは、リサのその支配的な愛の要求に、心底歓喜した。
「ああ、リサ!その望み、喜んで受け入れよう!」
バルトは、再び巨大な熊の姿へと変身し、リサと王子を同時に抱きしめた。
その日、精霊王バルトは、精霊王の絶対的な力を使い、森の境界線に史上最強の結界を張り巡らせた。森は、人間界から完全に隔離され、永遠に温かい、モフモフの国となった。
バルトは、巨大な熊の姿で、リサの首筋に顔を埋めた。
「君の匂い、この温もり。君は、永遠に俺のものだ。君の匂いは、俺だけのものだ」
リサは、過去の全てを清算し、モフモフの王の揺るぎない愛と支配の中で、永遠の幸福を噛み締めた。
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