異世界召喚され、話したこともないクラスメイトと冒険者になる。

きんさん

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第1章

1-4 話し合い

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日も沈みかけてきたので、宿に戻ることにした。

晩御飯の準備もできているのかいい香りがする。

荷物を置きに部屋まで戻ると、パンツを取り出してトイレに向かう。

ユウカは、荷物の整理をしながら、俺と同じように、パンツをポーチに入れてトイレに向った。

食堂は冒険者達で満席に近かったが、空いてる席に座ることができた。

二人で料理を取りに行った。

白い御飯はないが、ピラフのようなものがあった。

バターと香草で味をつけたもの2人共パンを取らずにピラフを選んでいた。

ほかに、野菜たっぷりのビーフシチューと唐揚のようなものを選んだ。

野菜を生で食べる習慣はないなかサラダは無かった。

あの2人を探してみたがこの宿には、居ないようだ。

おと、エールとワインは、1杯銅貨2枚(200円)で売っている。

お茶は無料で、オレンジジュースのようなアルコールの入ってないドリンクは1杯銅貨1枚。

栄養のバランスを考えてオレンジジュースを追加した。

ほとんどの冒険者達はアルコールを飲んでいたが、他のパーティーとは関わらないのがルールなのか、喧嘩や話しかけられることも無かった。

後日宿屋の主人に聞いたところ、冒険者は、他のパーティーとは、ほとんど関係を持たないようにしているらしい。

ここにいる冒険者はまだジョブ無しで単独もしくは、ペアで活動している。

ジョブが確定して4人以上のパーティーを組むまでトラブルを起こさないためにも、他の冒険者とは関わらない方がいいと忠告された。

パーティーを組むためにも、たくさんの冒険者と関わるほうがいいのかと思ったがそうてはないみたい。

自分のステータス等は、絶対に他の冒険者に見せないのがいいとも忠告された。

食事後は、部屋に戻り二人でこれからの事を話すことになった。

俺に付いて来いと言った手前どうしようか悩んで時間を稼ぐためにも

「ユウカさん」

「ユウカって呼び捨てして!」

「ユウカ、、、のステータスみたけど体力的なものが足りてないから、明日から体力つけるのを優先しようと思ってる。」

「どうすればいい?」

「明日の朝ギルドに行って相談しよう。スタミナ回復のお茶作って鍛えていけば体力すぐにつくよ」

「ケンタさん」

「俺も呼び捨てにして」

「ケンタ、、、私を見捨てないでください。」

「また、そんな事言ってる。俺なんかよりもユウカの方がずーっと、強いよ!」

「いいえ、私は弱いです。心が弱いです。」

「ユウカが?」

「はい。学校では強がっていただけです。
クラスメイトと、どのように接すればいいのかわからずに、
気がつけばクラスメイトの女子から無視されてました。
イギリスでのやり方が日本では通用しませんでした。
毎日毎日どうすれば良いのか考えてましたが、全然答えが出ませんでした。
ケンタが立花さんのこと好きなのも知ってます。私のこと嫌いなのも知ってます。
お願いします。私のこと見捨てないでください。」

「あっ、ごめん!ユウカの事苦手だったのは認める。
けど今は違うよ、ユウカも俺とおなじで弱い人だとわかったからね。」

「弱いから苦手じゃなくなったの?」

「そうだね、ユウカって、完璧じゃん。
成績はいつも一番で体育は苦手だったみたいだけど、俺の入り込む隙間がなかった。」

「弱みを出して、隙間を出せればよかったってこと?」

「そうなるかな」

「今まで考えて行動してたことが全部裏目になってたってこと?」

「そうかもな、頑張って頑張るほど駄目になることもあるのさ。
完璧な人と一緒にいても疲れるだけ、お互いに肩の力抜いていこー!」

「わかりました。」

「了解とかりょーでいいよ。」

「了解、、、けれど、立花さんのこと、、、」

「ああ、立花のこと好きだったよ。
けど、大谷と毎日イチャイチャしてたの見て冷めたわ!大谷、彼女いるんだぞ!
それを知っててあんなことできるなんて、俺には考えられない!
どうせ立花は、いつかは大谷に捨てられる。
大谷のステータス見たけど、俺よりもかなり高い。
それに比べ立花は特徴もなければ、俺よりも低い。
大谷が立花捨てるのも時間の問題だよ。
そんなことに気づかずに、大谷と2人ででていった立花には好きだったという感情すらなくなった。」

「立花さんを助けないの?」

「今、言っても聞いてくれない、俺が悪者にされるだけ、その時がきたら考えるよ。」

「じゃあ、最初から立花さんより私を選んでくれたという事?」

「ユウカが拒否しなければ、ユウカとパーティー組みたいと思ってたよ」

「ありがとう」

「まあな、俺は頑張るけど、ユウカは普通にしてればいいよ。俺もユウカに追いつくから。」

「ありがとう」

それからは、俺が何言っても「ありがとう」としか言えずに、目に涙を貯めていた。

周りも静かになってきたので、寝ることにした。
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