異世界召喚され、話したこともないクラスメイトと冒険者になる。

きんさん

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第2章

2-5 戦う理由

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寝る前の質問タイムが毎晩の日課になりつつある。

最近は、フランも参加するようになった。

「先生?浮遊装置も移動装置も魔道具ですよね?」

「そうじゃ」

「魔道士の杖は、魔道具ではないの?」

「違う、杖は魔石を使わんじゃろ」

「魔石を使う道具が魔道具と言うことで、あってる?」

「そうじゃ」

「なんで、アイスアローを打つ魔道具ってないの?」

「あるぞ」

「売ってるの見たことないけど?」

「この国では、売っとらん。」

「売ってる国もあるのか?」

「あるぞ、この国でも作っておるのじゃ」

「見たことないのに?」

「軍人が持ってるのじゃ」

「軍人と冒険者どっちが強いかと考えたら、冒険者の方が強いのじゃが、
魔道具を使ったら、軍人には勝てないのじゃ」

「そんなに魔道具って凄いの?」

「ユウカみたいなチートは、無視して普通の冒険者は、1分間に1発のアローを打つのが精一杯じゃ、魔道具使えば60発は打てるぞ」

「そりゃ勝ち目ないわ」

「結界術を使った防壁もあるからの」

「戦ってもまず、勝てんのじゃ」

「冒険者は、なんで魔道具を使わないの」

「当たり前じゃ、冒険者は、なんのために戦うのじゃ?」

「金儲け?」

「そうじゃ、魔道具なんて使って戦っても赤字じゃ、だから使わん
軍人は、国民の命を守るために戦うから、魔道具を使うのじゃ。
そりゃ便利で安い魔石で動くような魔道具は使うが、武器としたは使わんのじゃ」

「俺達は今、金のために戦ってる訳じゃないので、魔道武具って奴、使ってもいいのか?」

「軍しか買えないから無理じゃ」

「俺、一等騎士の位持ってるけど買えないかな?」

「一等騎士?」

「うん、この前ユウカと王様に会った時に貰った。」

「なんでも、貰うんじゃない!
私は、お前のことを、ケンタ様とか、騎士様と呼ばんといけなくなるじゃろ。」

「今まで通り、お前でいいよ」

「私は昔、3等騎士にならんかと言われたが断ったのじゃ」

「なんで断ったの?」

「軍人として、戦う意味が私には無かったからの」

「一等騎士って、どれくらいの地位なの?」

「軍の最高司令官クラスじゃ」

「マジか!じゃあ、俺って軍人?」

「こうやって自由にやっておるから軍人とは、言わんが型式的には軍人で第4王女の婿じゃ。
軍人でお前に逆らうやつなんて、いないじゃろうな。」

「まあいいや、それなら、魔道武具って俺なら買えるんだよな。」

「買えるのじゃ」

「どんな魔道武具あるか調べておいてよ、
プランのフルプレートアーマーに付けたら面白いかなと思ったんだ。」

「それは有りかもしれんのじゃ、
お前にもフルプレートアーマーの面白さが理解できるのか?」

「ロマンですね。」

「そうじゃ、ロマンじゃ、フルプレートアーマーにはロマンがいっぱい詰まっとる。
けど名前が長いから、またカッコイイ名前つけてほしいのじゃ」

「バトルスーツなんてどう?」

「なかなかいいのー、それでいくのじゃ」

これで、今日の質問タイムは、終了した。

次の日は、全員で山を登り始めた。

傾斜角度が30度を超えると板では登れなくなった。

俺たちはそこで待つことになった。

バトルスーツは、そのまま一直線に進んで行く、時速10キロくらいのスピードで頂上まで30分くらいて登りきった。

そのまま俺たちのところまでは、50キロくらいのスピードで戻ってきた。

次は俺が、バトルスーツの背中に付いてる背負子に乗り、上がって行く。
途中で引き返したが、効率化に必要なデータが揃ったので、訓練は終わりとなった。

想定していた方法ではないが、バトルスーツとフランの間で一番安全な方法を選んで、この方法に決めたと言うことだ。

明日からの数日間はベッドで寝れないので、今日は明日からの作戦に向けて、休息を取ることになった。
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