異世界召喚され、話したこともないクラスメイトと冒険者になる。

きんさん

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第2章

2-11 スマホの記憶

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夕方になってようやく目が覚めた。

寝室には誰もいない。

とりあえず外に出たが、頭が覚醒していない。

目を覚ますために頭の上にウォーター魔法で、水を出して被った。

クリーン魔法をかけて、乾かした。

腹が減ってるので、工房の食堂に向かうことにした。

「何か食べるものある?」

「まだ、煮込みが足りてないけど、いいかしら?」

「いいよ」

この国の味付けは、バターの木から採れる実の種を発酵させて作るバターが基本になっている。
日本でたとえると、昆布とか鰹節かな。

バターをお湯に溶かして、塩で味付けして煮込むのがほとんどである。

香草で香りをつけている。

「大きめの肉入れておいたからね」

「ありがとう」

一人で食べていると、

「やっぱり、ここにいた。」

「おはよー」

メンバー全員と師匠と先生とアレクさんもいた。

「おばさん、全員同じ物をおねがいします。」

「はーい」

師匠がワインを取り出して、

「まあ、反省会でもはじまめるか」

ユウカと立花さんが取りに行き食事を並べると、アレクがフランに、肘で合図した。

「ごめんなさい、まだ姫だった時の習慣が抜けきれてません。」

あわてて、全員のコップを取りにいった。

支度が終わり全員が席についた。

「アレクさんを無事に奪還できたことに乾杯!」

「乾杯!」

「今回は、私のために命をかけて助け出してくれたことを感謝します。」

「先生からも聞いているとは思いますが、アレクさんを助けたのは、僕らもアレクさんの力を借りたいからです。」

「アレクから聞いたのじゃが、お前の言っておった通りの改造を、浮遊城にする計画みたいじゃ」

「アレクも、開発に参加させられそうになったのを、断ったから幽閉されたそうじゃ」

「あれを完成させてはいけません。この国、いやこの世界が大谷翔也に支配されます。」

「ダムールは、既に翔也の支配下にあるということ?」

「そうです。この国に留学していた第2王子とダンジョンで知り合い結託して、父と第1王子の兄を殺害しました。
父と兄の死は、国民にも知らされてません。
兄ではあるのですが、第2王子は、力はあるのですが、頭の方は残念なんです。
大谷翔也がダムールの全権力を握ってます。
前勇者の最後を知り、アイーンの国を滅ぼすために動くと思われます。」

へー、始めてこの国の名前を知ったよ。

「この国は竜族との契約があるので守って貰えないのですか?」

「その為の浮遊城だと思いください。
竜族もマナを使います。あまり高いとこまでは、飛べません。
竜族ですらあの山は自分の力では、登れません。」

「俺達、異世界人は多分あの山の倍くらいまでは、問題なく生きていけますからね。
それでどこまで、開発は進んでるの?」

「噂では、魔法理論とその証明はされましたが、魔道具作成には1年はかかると思われます。
完成した場合には、首都にあるダムール城を浮かせるつもりです。
今の浮遊城は、アイーン城に落とすつもりです。」

「想像通りの展開になってきたな。」

「このことは、王様には伝えた?」

「全て伝えたのじゃ、私らだけでは、手におえんのじゃ」

「じゃあ、明日、首都に行きます。」

「そのつもりじゃ、アレクの奴隷の魔道具も外さんといかんしな」

「そうだ、アレクさん、俺たちのスマホ持ってるよね、返してもらっていい?」

「ああ、もう二人には返したよ、
ケンタ君のも返したよ」

「えっ、まだですけど」

「ユウカさんに預けましたよ」

「只今、中身のチェックしてます。
もう少しでお待ちください。」

「なんのチェックしてるんだよ」

「後で、少しお話があります。よろしいですね」

「はい」

ユウカの目が怖い。

思い出せ、思い出せ、なにがあった?

あっ、思い出した。立花さんの隠し撮り
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