7 / 10
お弁当
しおりを挟む
俺はなんだかぽけぽけしたまま教室にたどり着いた、何を話したのかもう覚えていない。
弁当を渡すのなら、もっと上手に作れるようになってからにすればよかった。あんな見た目だし、味付けもうまくできていない。今から取り戻そうか?ああでも先輩って何組だっけ?そんなことも知らないのになんで恋人になってしまったのか。それに通学路ではふたりして顔真っ赤にさせて、傍から見たら絶対におかしかった。あの時はもういっぱいいっぱいで叶先輩しか目に入っていなかったら何も考えられなかったけど、思い返せば恥ずかしいことばかりしている。
ああ、もう!!机に突っ伏して唸る。
「なに唸ってるんだ?」
康成のちょっと引いた声が聞こえた。今まで口に出していたつもりなどなかったけれど、もしかしたらひとりでぺらぺらと喋っていたのかもしれないと思うと怖くなった。
「なんでもない!」
ぶんぶんと首を横に振るう。
「挙動不審だぞ」
康成には言われたくないが、実際挙動不審なのだから言われても仕方が無い。
昼休みの時間に近づくと次第にそわそわしてしまう、渡してしまった弁当のことが気にかかって仕方が無い。今すぐにでも何かの間違いだったと取り戻したほうがいいような気がする、そんなことばかりをぐるぐると考えていたせいで授業が全然頭に入ってこず昼休みがあっとゆう間にやってきてしまった。
ああ。結局結論が出ていない!!机に突っ伏す。今日の俺は机とやらと仲良しだ。
「挙動不審だ」
朝に言われた言葉をまた言われた。
「まいいや。飯くおーぜ、飯」
がたがたと音を立てて前の席に座る康成、俺も康成も毎日弁当組み。母親が毎日弁当を作ってくれるし、康成は五月さんが作ってくれるらしい。康成は幼い頃に1度だけ母親の料理を食べたことがあるらしいのだが、それが食べられたものではないらしく一口食べて全て残してしまったらしい。それ以来母親の料理は口にしたことが無いらしく、どんな料理だったのか気になって聞いたけれど真っ青な顔をしてトイレへと直行された。
康成が弁当を広げるとつやつやの白米に煮物のにんじんは紅葉形に模られ、肉団子には綺麗な餡がかかっていた。眩しい、光り輝くように見えた弁当に目を細める。
この前に自分で作った弁当を広げるのは抵抗があるけれど仕方が無い、俺だってがんばって作ったんだ!鞄から弁当をいそいそと出す。
「望、先輩がお前に用があるんだってさ」
そこへクラスメイトから声がかかって驚いて飛び上がった、先輩と聞いて思い当たる人物は1人しかいない。焦って立ち上がったせいで椅子が音を立ててひっくり返った。クラスメイトは不思議そうに首を傾げたが、先輩に礼を言われて自分の席へと戻っていった。その場から動けずに立ち尽くしながら教室の入り口にいる叶先輩を見ていると、俺に気づいた叶先輩がふわりと笑って手を振った。
「叶先輩、わざわざ来てくれたんですか」
俺ははっとして、急いでドアへと向かった。
「うん、望君が1組でよかったよ。3組だったら全部の教室を回っていたところだよ」
先輩は俺の学年は知っていたがクラスは知らない、それなのにわざわざ探しに出向いてくれたんだ。嬉しくて頬が熱くなる。
「そ、そうですか」
「うん。一緒に食べようかと思ったんだけど、康成君と約束してた?」
「康成とは流れでいつも食べてるだけだから問題ないです!すぐに持ってきますね」
慌てながら席へと戻る、どうにも叶先輩を前にしてしまうと心が落ち着かない。
「どうした望?」
おいしそうな肉団子を口に運んでいた手を止めて康成が俺を見る。
「えと、叶先輩が一緒に食べようって」
「そっか、じゃあこっちの机を借りるか」
肉団子を弁当に戻して、近くの机を移動させようと康成は立ち上がった。
「い、いや!あの……」
先輩は俺の作った弁当を持っている。つまり俺の持ってきた弁当と同じものが入っているということで、それを見られるのはなんか恥ずかしい。顔が火照ったままどう言葉を続ければいいのか迷っていると、康成は動かそうとしていた机から手を離した。
「そっか」
康成らしからぬ大人ぽい笑顔。
「ゆっくりしてこいよ」
康成になにか勘ぐられたような気がして恥ずかしくてさらに顔が熱くなったが、俺はそれを隠すように塞ぎがちに頷くと、まだ開いていなかった弁当を持って先輩の元へと向かった。
俺と叶先輩が向かった場所は中庭で、少し肌寒いかとも思ったが日が当たる場所は心地よくて丁度よかった。
紅葉が赤く色づく下に、ベンチもテーブルもあるので弁当を広げるにはうってつけの場所、わざわざ外に出て食べるのも面倒くさいのか外にはあまり人は居なかった。俺が座るとその隣に叶先輩が座って弁当の包みを広げはじめる、心臓がばくばくと煩くなる。落ち着いていられなくて俺は立ち上がった。
「お茶!自販機でお茶買ってきます!」
叶先輩は目を丸くして、お茶くらいは奢るよ。と言ってくれたような気がするけれど逃げるように駆け出していた。
「逃げ出してどうするんだよ」
はあ。とひとつため息を吐く、逃げ出したところでどうにもならないけれど、弁当を開けた後に叶先輩から落胆の声があがるのではないかと想像してしまって、怖くなった。
財布には500円玉が2枚。1枚を自販機のなかへと滑り込ませてふたりぶんのお茶を購入して、出てきたお茶で熱くなった頬を冷やしてから先輩のところへと戻る。
「お待たせしてごめんなさい」
戻ると、お世辞にも上手とはいえない卵焼きに、水気の多いナポリタンなどが入った弁当を前に叶先輩が座って居た、なんだか申し訳なくて泣きそうだ。
「あの、あまり上手に出来なくて!味もそんなによくないと思いますし、今から、売店でパンでも買ってきます」
先輩が弁当をじっと見ていたので焦る。やっぱり上手ではなかったことに落胆しているんだ。
「待って。僕はこれがいい」
大きなはっきりとした口調で言われて体が止まる。
「あ、その、てっきり冷凍食品のようなものを入れてくれているのかと思ったから、ちゃんとした手作りで嬉しくて」
顔を赤らめる叶先輩。冷凍食品、そんなこと考えも及ばなかった、こんなみっともないような弁当よりよっぽどそっちのほうが美味しいはずなのに、そんなふうに言ってもらえるなんて思わなくて、嬉しい。
「お茶、ありがとう。―食べようか」
先輩に促されて隣に座り、いただきますと両手を合わせる、最初に先輩の箸が向かった先は卵焼きだった。箸で摘むとぽろぽろと崩れてしまって、それでも先輩は口に運んでくれた。
「うん、おいしいよ。僕この味付け好きだ」
叶先輩の言葉に俺は嬉しくなる。
「よかった」
ほっとしながらも自分の分の弁当も広げる、卵焼きは形は悪いけれど味付けはちゃんとできたと思っていたからよかった。鮭は塩を振りすぎたから心配だ。自分の分を食べ始めながら先輩を盗み見ていると、鮭を一口食べた先輩の箸が止まってしまった。あ、やっぱりしょっぱいんだ。
「塩を振りすぎて!食べれなかったら無理しないで下さい」
先輩は優しいから無理して食べてしまいそうだ。
「うん、少し。でもそうじゃなくて。…こうやってお弁当を作ってもらったことが無かったから、すごく嬉しくて、気持ちがいっぱいなんだ、食べたいけどたくさん食べれる気がしなくて」
顔を赤らめつつ先輩が微笑むので、俺の顔も熱くなった。
「そんなにすごいことじゃないです。あの、俺いつでも作ります、頑張って上達するし!!」
先輩の言葉はいちいち心臓に悪い。
「ありがとう、嬉しいよ」
先輩は嬉しそうに微笑んでくれた。
弁当を渡すのなら、もっと上手に作れるようになってからにすればよかった。あんな見た目だし、味付けもうまくできていない。今から取り戻そうか?ああでも先輩って何組だっけ?そんなことも知らないのになんで恋人になってしまったのか。それに通学路ではふたりして顔真っ赤にさせて、傍から見たら絶対におかしかった。あの時はもういっぱいいっぱいで叶先輩しか目に入っていなかったら何も考えられなかったけど、思い返せば恥ずかしいことばかりしている。
ああ、もう!!机に突っ伏して唸る。
「なに唸ってるんだ?」
康成のちょっと引いた声が聞こえた。今まで口に出していたつもりなどなかったけれど、もしかしたらひとりでぺらぺらと喋っていたのかもしれないと思うと怖くなった。
「なんでもない!」
ぶんぶんと首を横に振るう。
「挙動不審だぞ」
康成には言われたくないが、実際挙動不審なのだから言われても仕方が無い。
昼休みの時間に近づくと次第にそわそわしてしまう、渡してしまった弁当のことが気にかかって仕方が無い。今すぐにでも何かの間違いだったと取り戻したほうがいいような気がする、そんなことばかりをぐるぐると考えていたせいで授業が全然頭に入ってこず昼休みがあっとゆう間にやってきてしまった。
ああ。結局結論が出ていない!!机に突っ伏す。今日の俺は机とやらと仲良しだ。
「挙動不審だ」
朝に言われた言葉をまた言われた。
「まいいや。飯くおーぜ、飯」
がたがたと音を立てて前の席に座る康成、俺も康成も毎日弁当組み。母親が毎日弁当を作ってくれるし、康成は五月さんが作ってくれるらしい。康成は幼い頃に1度だけ母親の料理を食べたことがあるらしいのだが、それが食べられたものではないらしく一口食べて全て残してしまったらしい。それ以来母親の料理は口にしたことが無いらしく、どんな料理だったのか気になって聞いたけれど真っ青な顔をしてトイレへと直行された。
康成が弁当を広げるとつやつやの白米に煮物のにんじんは紅葉形に模られ、肉団子には綺麗な餡がかかっていた。眩しい、光り輝くように見えた弁当に目を細める。
この前に自分で作った弁当を広げるのは抵抗があるけれど仕方が無い、俺だってがんばって作ったんだ!鞄から弁当をいそいそと出す。
「望、先輩がお前に用があるんだってさ」
そこへクラスメイトから声がかかって驚いて飛び上がった、先輩と聞いて思い当たる人物は1人しかいない。焦って立ち上がったせいで椅子が音を立ててひっくり返った。クラスメイトは不思議そうに首を傾げたが、先輩に礼を言われて自分の席へと戻っていった。その場から動けずに立ち尽くしながら教室の入り口にいる叶先輩を見ていると、俺に気づいた叶先輩がふわりと笑って手を振った。
「叶先輩、わざわざ来てくれたんですか」
俺ははっとして、急いでドアへと向かった。
「うん、望君が1組でよかったよ。3組だったら全部の教室を回っていたところだよ」
先輩は俺の学年は知っていたがクラスは知らない、それなのにわざわざ探しに出向いてくれたんだ。嬉しくて頬が熱くなる。
「そ、そうですか」
「うん。一緒に食べようかと思ったんだけど、康成君と約束してた?」
「康成とは流れでいつも食べてるだけだから問題ないです!すぐに持ってきますね」
慌てながら席へと戻る、どうにも叶先輩を前にしてしまうと心が落ち着かない。
「どうした望?」
おいしそうな肉団子を口に運んでいた手を止めて康成が俺を見る。
「えと、叶先輩が一緒に食べようって」
「そっか、じゃあこっちの机を借りるか」
肉団子を弁当に戻して、近くの机を移動させようと康成は立ち上がった。
「い、いや!あの……」
先輩は俺の作った弁当を持っている。つまり俺の持ってきた弁当と同じものが入っているということで、それを見られるのはなんか恥ずかしい。顔が火照ったままどう言葉を続ければいいのか迷っていると、康成は動かそうとしていた机から手を離した。
「そっか」
康成らしからぬ大人ぽい笑顔。
「ゆっくりしてこいよ」
康成になにか勘ぐられたような気がして恥ずかしくてさらに顔が熱くなったが、俺はそれを隠すように塞ぎがちに頷くと、まだ開いていなかった弁当を持って先輩の元へと向かった。
俺と叶先輩が向かった場所は中庭で、少し肌寒いかとも思ったが日が当たる場所は心地よくて丁度よかった。
紅葉が赤く色づく下に、ベンチもテーブルもあるので弁当を広げるにはうってつけの場所、わざわざ外に出て食べるのも面倒くさいのか外にはあまり人は居なかった。俺が座るとその隣に叶先輩が座って弁当の包みを広げはじめる、心臓がばくばくと煩くなる。落ち着いていられなくて俺は立ち上がった。
「お茶!自販機でお茶買ってきます!」
叶先輩は目を丸くして、お茶くらいは奢るよ。と言ってくれたような気がするけれど逃げるように駆け出していた。
「逃げ出してどうするんだよ」
はあ。とひとつため息を吐く、逃げ出したところでどうにもならないけれど、弁当を開けた後に叶先輩から落胆の声があがるのではないかと想像してしまって、怖くなった。
財布には500円玉が2枚。1枚を自販機のなかへと滑り込ませてふたりぶんのお茶を購入して、出てきたお茶で熱くなった頬を冷やしてから先輩のところへと戻る。
「お待たせしてごめんなさい」
戻ると、お世辞にも上手とはいえない卵焼きに、水気の多いナポリタンなどが入った弁当を前に叶先輩が座って居た、なんだか申し訳なくて泣きそうだ。
「あの、あまり上手に出来なくて!味もそんなによくないと思いますし、今から、売店でパンでも買ってきます」
先輩が弁当をじっと見ていたので焦る。やっぱり上手ではなかったことに落胆しているんだ。
「待って。僕はこれがいい」
大きなはっきりとした口調で言われて体が止まる。
「あ、その、てっきり冷凍食品のようなものを入れてくれているのかと思ったから、ちゃんとした手作りで嬉しくて」
顔を赤らめる叶先輩。冷凍食品、そんなこと考えも及ばなかった、こんなみっともないような弁当よりよっぽどそっちのほうが美味しいはずなのに、そんなふうに言ってもらえるなんて思わなくて、嬉しい。
「お茶、ありがとう。―食べようか」
先輩に促されて隣に座り、いただきますと両手を合わせる、最初に先輩の箸が向かった先は卵焼きだった。箸で摘むとぽろぽろと崩れてしまって、それでも先輩は口に運んでくれた。
「うん、おいしいよ。僕この味付け好きだ」
叶先輩の言葉に俺は嬉しくなる。
「よかった」
ほっとしながらも自分の分の弁当も広げる、卵焼きは形は悪いけれど味付けはちゃんとできたと思っていたからよかった。鮭は塩を振りすぎたから心配だ。自分の分を食べ始めながら先輩を盗み見ていると、鮭を一口食べた先輩の箸が止まってしまった。あ、やっぱりしょっぱいんだ。
「塩を振りすぎて!食べれなかったら無理しないで下さい」
先輩は優しいから無理して食べてしまいそうだ。
「うん、少し。でもそうじゃなくて。…こうやってお弁当を作ってもらったことが無かったから、すごく嬉しくて、気持ちがいっぱいなんだ、食べたいけどたくさん食べれる気がしなくて」
顔を赤らめつつ先輩が微笑むので、俺の顔も熱くなった。
「そんなにすごいことじゃないです。あの、俺いつでも作ります、頑張って上達するし!!」
先輩の言葉はいちいち心臓に悪い。
「ありがとう、嬉しいよ」
先輩は嬉しそうに微笑んでくれた。
2
あなたにおすすめの小説
サンタからの贈り物
未瑠
BL
ずっと片思いをしていた冴木光流(さえきひかる)に想いを告げた橘唯人(たちばなゆいと)。でも、彼は出来るビジネスエリートで仕事第一。なかなか会うこともできない日々に、唯人は不安が募る。付き合って初めてのクリスマスも冴木は出張でいない。一人寂しくイブを過ごしていると、玄関チャイムが鳴る。
※別小説のセルフリメイクです。
祝福という名の厄介なモノがあるんですけど
野犬 猫兄
BL
魔導研究員のディルカには悩みがあった。
愛し愛される二人の証しとして、同じ場所に同じアザが発現するという『花祝紋』が独り身のディルカの身体にいつの間にか現れていたのだ。
それは女神の祝福とまでいわれるアザで、そんな大層なもの誰にも見せられるわけがない。
ディルカは、そんなアザがあるものだから、誰とも恋愛できずにいた。
イチャイチャ……イチャイチャしたいんですけど?!
□■
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです!
完結しました。
応援していただきありがとうございます!
□■
第11回BL大賞では、ポイントを入れてくださった皆様、またお読みくださった皆様、どうもありがとうございましたm(__)m
僕の恋人は、超イケメン!!
八乙女 忍
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
サラリーマン二人、酔いどれ同伴
風
BL
久しぶりの飲み会!
楽しむ佐万里(さまり)は後輩の迅蛇(じんだ)と翌朝ベッドの上で出会う。
「……え、やった?」
「やりましたね」
「あれ、俺は受け?攻め?」
「受けでしたね」
絶望する佐万里!
しかし今週末も仕事終わりには飲み会だ!
こうして佐万里は同じ過ちを繰り返すのだった……。
学園の俺様と、辺境地の僕
そらうみ
BL
この国の三大貴族の一つであるルーン・ホワイトが、何故か僕に構ってくる。学園生活を平穏に過ごしたいだけなのに、ルーンのせいで僕は皆の注目の的となってしまった。卒業すれば関わることもなくなるのに、ルーンは一体…何を考えているんだ?
【全12話になります。よろしくお願いします。】
無口なきみの声を聞かせて ~地味で冴えない転校生の正体が大人気メンズアイドルであることを俺だけが知っている~
槿 資紀
BL
人と少し着眼点がズレていることが密かなコンプレックスである、真面目な高校生、白沢カイリは、クラスの誰も、不自然なくらい気にしない地味な転校生、久瀬瑞葵の正体が、大人気アイドルグループ「ラヴィ」のメインボーカル、ミズキであることに気付く。特徴的で魅力的な声を持つミズキは、頑ななほどに無口を貫いていて、カイリは度々、そんな彼が困っているところをそれとなく助ける毎日を送っていた。
ひょんなことから、そんなミズキに勉強を教えることになったカイリは、それをきっかけに、ミズキとの仲を深めていく。休日も遊びに行くような仲になるも、どうしても、地味な転校生・久瀬の正体に、自分だけは気付いていることが打ち明けられなくて――――。
刺されて始まる恋もある
神山おが屑
BL
ストーカーに困るイケメン大学生城田雪人に恋人のフリを頼まれた大学生黒川月兎、そんな雪人とデートの振りして食事に行っていたらストーカーに刺されて病院送り罪悪感からか毎日お見舞いに来る雪人、罪悪感からか毎日大学でも心配してくる雪人、罪悪感からかやたら世話をしてくる雪人、まるで本当の恋人のような距離感に戸惑う月兎そんなふたりの刺されて始まる恋の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる