R18 短編集

上島治麻

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⚠️童話パロ

「ちょっ!とっ!待てぇぇぇっ!?」
「大丈夫大丈~夫♪あ。もしかして初めてとか?だったら優しくしてあげるから」
「そーいう問題じゃねーよ!どけ!放せ変態オオカミー!!」
真っ赤な頭巾を被った可愛い男の子を、陽気なお花畑にまんまと押し倒した黒髪眼鏡のオオカミさんはニッコリ微笑みました。
「やだなぁ。知らない人にホイホイ付いてきて被害者面しても裁判では信憑性にかけるんだよ?」
「なに!?裁判とか何の話!?ーひっ!」
意味が解らないオオカミさんの言葉に怯える赤ずきんちゃんの首筋にオオカミさんの長い舌が這います。
思わず悲鳴を飲み込んだ赤ずきんちゃんに気を良くしたオオカミさんはすかさずふわふわなスカートの中に手を滑らせ、可愛らしい下着の上から幼い茎を握り締めました。
「っっ!?き、ぁーっ、痛っ~!」
「痛い?じゃあ、痛くしないからいい子に出来るかな?」
随分な言い分を優しく甘ったるい声で囁くオオカミさんに、急所を握られる恐怖に涙を滲ませて怯えた赤ずきんちゃんは意味も良く考えずにコクコク頷きます。
「いい子だね、赤ずきんちゃん」
「あぅ!んぁ、やぁぁっ…」
そのまま下着を剥ぎ取られ、足の間に挟み込んだオオカミさんに震える肉茎を熱い咥内に喰わえられて、赤ずきんちゃんが弱々しくも甘い嬌声をあげ始めます。
長いフサフサの尻尾を機嫌よく降り、ニヤリと悪い顔で笑ったオオカミさん。
「いぁーひっ!きゃぁぁあっ!?」
すっかり立ち上がった赤ずきんちゃんの肉茎の先を思い切り吸い上げ、鋭い爪で服の上から薄い胸の突起を引っ掻いた途端、赤ずきんちゃんの身体がビクンと跳ね上がりました。
「ぁ、あん…は、ぁー」
達した余韻で痙攣する太ももに頬擦りし、ペロリと唇を嘗めたオオカミさんは黒い目を細めて涙で濡れた赤ずきんちゃんの目蓋にキスをしました。
ほんのり塩味は格好のスパイスです。
「じゃあ、いただきます」



「んあぁー、も…やぁ、め…」
「なんで?気持ちいいくせに」
温かい陽射しの下、四つん這いになった赤ずきんちゃんの服は胸元のブラウスは引き裂かれ、スカートは辛うじて腰の辺りにたわんでいるだけとぐちゃぐちゃです。
開かさせられた足の間、片手で抱えられた白い双丘の奥をグチグチと嘗められ、舌で抉られる度に上がる濡れた音に赤ずきんちゃんがイヤイヤと首を振りますが、オオカミさんは知らんぷり。
「じゃあ、コッチの方が良いかな?」
クスクス笑いながら顔を上げて、散々味わって溶けた蕾に揃えた指を勢いよく沈め、抉ります。
「あ、あぁ…っくぅ、ひっ!」
奥まで入った指が狭い処を広げるように動くのに、赤ずきんちゃんは必死で首を振り、腰に回ったオオカミさんの腕に爪を立てました。
「ふふ、あんまり暴れると中で爪が当たっちゃって危ないよ」
「っ!ゃ、だめ!抜い…て、よぉ!!」
オオカミさんの、意地悪を通り越して最早恐怖しか煽らない言葉に赤ずきんちゃんの血の気が引きます。
だって中に入っていないもう片方の掌は、鋭い爪を持って赤ずきんちゃんの胸やお臍、果てはドロドロに濡れそぼった肉茎を緩く引っ掻いているのですから。
「もう抜いて欲しいの?どうしても?」
なのに震える赤ずきんちゃんの首筋に噛み付くオオカミさんは素知らぬふりでグチグチと掻き回しているだけ。
「ど、しても!ふぇ、やぁ…っ」
「じゃあ君のお願い聞いてあげるから、僕のお願いも聞いてくれるかな」
等々しゃくり上げはじめてしまった薄い胸を擦り、どうする?と真っ赤に染まった耳朶を甘噛みしてくるオオカミさんの声に、恐る恐る赤ずきんちゃんはオオカミを振り返りました。
世の中には流石に頷けないお願いだってあります。
「なに?」と怯えた瞳で見上げてくる赤ずきんちゃんに、オオカミさんはソッと耳打ちしました。
「ー!?や、やだ!!そんなの、無、無理っ」
ですが、サッと青ざめた赤ずきんちゃんはそのお願いにブンブンと首を振りました。完全アウトな全速力での御断りです。
震えていたのも忘れたのか、赤ずきんちゃんが力の抜けた腕で這うように逃げ出そうとしました。
でも、長い指が中で引っ掻く真似をするのが恐くて上手くいきません。
「も、抜いて…抜け、よぉ!」
等々真剣に泣き出してしまった小さな身体を面白そうに眺めていたオオカミさんでしたが、涙でぐちゃぐちゃになった赤ずきんちゃんの頬っぺたにキスをすると、ゆっくりと指を引き抜きました。
「ーふぁ?」
「そんなに泣いたら目が溶けちゃうよ、ほら」
大きな身体が背中から赤ずきんちゃんを包み、優しく背中を撫でてくれます。
抜いて貰った指に安心した赤ずきんちゃんがホッと息をつくと、オオカミさんは小さな赤ずきんちゃんの身体をそのまま膝の上に抱き上げました。
そして…。
「っいぁ!?ひゃあぁぁぁ、んっっ!!」
「あはは。凄いね、全部はいっちゃったよ」
ガクン、と赤ずきんちゃんの身体が仰け反りました。指でグズグズにされてしまった蕾に、オオカミさんの太い肉棒がいっぱいに飲み込まされて、赤ずきんちゃんの小さな口から悲鳴と涎が溢れます。
「きゃあ、あ、ぅぅっ。痛、ふぁ…くぅ!」
「あぁ、息をして?ちゃんと力抜かないから痛いんだよ」
「む、りぃ!やぁ、あぁ…」
狭い処を無理に拓かれた痛みに暴れる事も出来ず、背中を丸めて硬くなる赤ずきんちゃん。オオカミさんはそんな様子に優しく微笑むと、震えて萎えてしまった肉茎と無理矢理繋がった蕾へと指を伸ばしました。
いっぱいに広がった其処を爪先で撫でると、赤ずきんちゃんの身体がはねあがります。ツン、と鼻を突くのは微かな甘い血の匂いでしょうか。
「…ほら。言うこと聞いてくれないと、もっと酷くなっちゃうよ」
そんな匂いに煽られ、ヒクヒクと背中を痙攣させる赤ずきんちゃんに甘く囁き、柔くひくつく場所へ思い切り腰を押し付けました。
「ひっ!ゃ、い、やぁぁぁっ!?あ、ぁぁ…」
グチュグチュと酷い音をさせながら、上がる息もそのまま滅茶苦茶に腰を突き入れるオオカミさんに揺さぶられるままに赤ずきんちゃんは泣き声を上げます。
初めて胎内を荒らされ、肉茎すら無茶苦茶に擦られ揉まれると段々と赤ずきんちゃんの紫瞳の焦点がボンヤリ遠くなってきました。
カクンと首の力が抜けた頃合いを見計らって、オオカミさんがソッと耳に口付けます。
「ねぇ、僕のお願い…聞いてくれる、よね?」
そしたら、助けてあげる。
優しく優しく囁いたオオカミさんの言葉が解ったのかどうかは兎も角、揺さぶられるに任せていた腕を持ち上げ、何かにすがるように指を噛んだ赤ずきんちゃんは小さくコクリと頷きました。
「本当に…いい子♪」
『僕のお嫁さんになってくれる?』
そう初めにお願いした時とは大違いの可愛らしさです。
そんな姿に目を細めたオオカミさんは立ち上がった赤ずきんちゃんの肉茎の先に尖った爪先を潜り込ませ、細い身体をかき抱き思い切り中を突き上げました。
「やぁ、ぐっ!あぁぁ…あ、ぁぁー」
「ーーっ、ふ…」
身体の中に熱いモノが溢れる感覚に、赤ずきんちゃんの背が思い切り跳ね上がり、震える肉茎に立てられた爪の隙間から白い精液が溢れて白い胸に飛び散りました。
荒い息をつき、クッタリと意識をさ迷わせている赤ずきんちゃんの頬に軽く口付けたオオカミさんは満足そうに笑いました。
「ご馳走様でしたー」
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