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第2章
3話
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次の日俺は悠一さんに言われた通りに8時に出社すると、そこには既に俺以外の社員が既に出社していた。
「おはよう、健斗。
健斗のデスクはここだから、」
悠一さんが真新しいデスクを指してそう言った。昨日までそこにデスクがなかったから多分俺の為に新しく用意してくれたんだろう。
俺は俺のデスクに荷物を置くとそこに居た、他の社員に挨拶をする。
「…おはようございます。臥龍岡 健斗です。今日からよろしくお願いします。」
俺がそう言うと真っ先に悠一さんの隣の美しい女性が反応してくれた。
「私は山本 あかり。この事務所で事務をしてるわ。後一応この人の妻です。
あなたのことは主人から聞いてるわ、よろしく。」
悠一の隣に居た女性は悠一の奥さんだった。
2年ほど前に、悠一さんはオメガの女性と番になり結婚したと、悠一さんから聞いていた。
悠一さんは俺の事も結婚式に招待してくれたが、俺なんかが祝いの場に居ても邪魔になるだけだと思って断っていた。
オメガと番になっても結婚しないアルファが多いのにも関わらず、結婚した悠一さんは優しくてやっぱり悠一さんだな、なんて思っていたけど、今日ここで会って悠一さんは本気であかりさんのことを愛してるのが分かる。
実際今も俺に気づかれないと思っているのか、こっそり手を繋いでいるのがこちらから見えている。
「俺は櫻井 涼!一応この事務所のマネージャーをやってます。健斗くんは俺の後輩になるのかな?よろしくね!」
櫻井さんはそう言いながら握手を戻てきたので、俺は手を差し出した。
櫻井は俺の手を握ってぶんぶんと振りながら握手をした。
櫻井さんは眼鏡をかけた優しそうな真面目な好青年と、いう第一印象だけど、彼のデスクを見てみると物が乱雑に置かれて山になっていて今にも崩れそうだ。
それにさっきの握手もそのガサツさがちょっと見えるような感じだった。
その見た目に似合わず彼は少しガサツなんだろう。
「健斗には、諸星 一のマネージャーをしてもらおうと思ってる。」
悠一さんがそう言うと、櫻井さんは何かを思い出したかのように山になっている書類の中から、数枚書類を引っ張り出して俺に渡してくれた。
「これ、一くんの予定と、宣材資料。」
俺は櫻井さんから受け取った書類に目を通す。
1枚目は彼の宣材資料で、これを元に先方がキャスティングを行うそうだ。
2枚目から3枚目は諸星一さんがアイドルとしてデビューした時のCDと、その後リリースCDの説明が書いてある。
そして、他の書類には今後、諸星一さんが行うライブや仕事の予定や説明が書いてあった。
諸星一さんはオメガだと言うのに普通のアイドルと変わらずに活躍しているようだった。
オメガである事を気にさせないカレのパフォーマンスに俺は興味が沸いた。
悠一さんの話だと諸星一さんは、今日は午後から写真撮影のお仕事が入っているので、昼ぐらいには来るとの事だった。
今日はまだ櫻井さんの後ろに着いて仕事を覚え、明日から1人で諸星一さんにつくことになるそうだ。
俺はそれまでとりあえず何もしないのもあれなので、お茶を入れてみたりあかりさんの仕事を手伝ったりしていた。
だけど俺が出来るお手伝いも限られてしまっているため1時間ほど経つと俺はまた暇になってしまった。
みんなが忙しく仕事をしているのに、俺だけ何もしていないのが申し訳なくて、俺はオフィスから出ると、地下の練習用ホールに向かう。
地下に降りはじめると聞こえてくる美しい歌声。俺はその歌声に引き寄せられるように、階段を降り、ホールの扉を開けた。
「おはよう、健斗。
健斗のデスクはここだから、」
悠一さんが真新しいデスクを指してそう言った。昨日までそこにデスクがなかったから多分俺の為に新しく用意してくれたんだろう。
俺は俺のデスクに荷物を置くとそこに居た、他の社員に挨拶をする。
「…おはようございます。臥龍岡 健斗です。今日からよろしくお願いします。」
俺がそう言うと真っ先に悠一さんの隣の美しい女性が反応してくれた。
「私は山本 あかり。この事務所で事務をしてるわ。後一応この人の妻です。
あなたのことは主人から聞いてるわ、よろしく。」
悠一の隣に居た女性は悠一の奥さんだった。
2年ほど前に、悠一さんはオメガの女性と番になり結婚したと、悠一さんから聞いていた。
悠一さんは俺の事も結婚式に招待してくれたが、俺なんかが祝いの場に居ても邪魔になるだけだと思って断っていた。
オメガと番になっても結婚しないアルファが多いのにも関わらず、結婚した悠一さんは優しくてやっぱり悠一さんだな、なんて思っていたけど、今日ここで会って悠一さんは本気であかりさんのことを愛してるのが分かる。
実際今も俺に気づかれないと思っているのか、こっそり手を繋いでいるのがこちらから見えている。
「俺は櫻井 涼!一応この事務所のマネージャーをやってます。健斗くんは俺の後輩になるのかな?よろしくね!」
櫻井さんはそう言いながら握手を戻てきたので、俺は手を差し出した。
櫻井は俺の手を握ってぶんぶんと振りながら握手をした。
櫻井さんは眼鏡をかけた優しそうな真面目な好青年と、いう第一印象だけど、彼のデスクを見てみると物が乱雑に置かれて山になっていて今にも崩れそうだ。
それにさっきの握手もそのガサツさがちょっと見えるような感じだった。
その見た目に似合わず彼は少しガサツなんだろう。
「健斗には、諸星 一のマネージャーをしてもらおうと思ってる。」
悠一さんがそう言うと、櫻井さんは何かを思い出したかのように山になっている書類の中から、数枚書類を引っ張り出して俺に渡してくれた。
「これ、一くんの予定と、宣材資料。」
俺は櫻井さんから受け取った書類に目を通す。
1枚目は彼の宣材資料で、これを元に先方がキャスティングを行うそうだ。
2枚目から3枚目は諸星一さんがアイドルとしてデビューした時のCDと、その後リリースCDの説明が書いてある。
そして、他の書類には今後、諸星一さんが行うライブや仕事の予定や説明が書いてあった。
諸星一さんはオメガだと言うのに普通のアイドルと変わらずに活躍しているようだった。
オメガである事を気にさせないカレのパフォーマンスに俺は興味が沸いた。
悠一さんの話だと諸星一さんは、今日は午後から写真撮影のお仕事が入っているので、昼ぐらいには来るとの事だった。
今日はまだ櫻井さんの後ろに着いて仕事を覚え、明日から1人で諸星一さんにつくことになるそうだ。
俺はそれまでとりあえず何もしないのもあれなので、お茶を入れてみたりあかりさんの仕事を手伝ったりしていた。
だけど俺が出来るお手伝いも限られてしまっているため1時間ほど経つと俺はまた暇になってしまった。
みんなが忙しく仕事をしているのに、俺だけ何もしていないのが申し訳なくて、俺はオフィスから出ると、地下の練習用ホールに向かう。
地下に降りはじめると聞こえてくる美しい歌声。俺はその歌声に引き寄せられるように、階段を降り、ホールの扉を開けた。
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