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16 妖精が見せる夢
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愛しい我が子の叫び声に導かれるように、その姿が俺達の前に現れた。
「ああ、リック!リック!」
レイナがリックを抱きしめようとするけど、その手は空を切るだけだった。
俺はレイナの肩を抱きしめた。
「おそらくこれは幻影だ。だけど、この幻影は幻影であってそうではない。神に祈った時に俺が言ったことが現実になったな。リックを置き去りにした俺たちには、何かしらの試練があるかもと。おそらく、これがそれなのだろう」
リックを置き去りにしたのは、1週間前。
さっきリックはこう言った。「おいてかれる」と。なら、これは1週間前の出来事なのだろう。
時々、リックが何を言っているのか聞き取れない部分がある。読唇術をマスターしているセバスを見たけど、首を振られた。
うまい具合に唇の動きもぼかしているからだ。
「子供はよく見ているものだな。まさか、非常用のランプの場所や使い方を知っているとは」
「まぁ、あんな所にステッキを隠してあったなんて」
「リックは相変わらずなのだな」
「ふふ」
俺を筆頭にレイナ、父上、母上と続いた。
リリーは気づかなったと落ち込み、セバスは少し眉を動かしただけで、いつもの顔に戻った。
子供達はだいぶ静かだが、もしかしたら子供達だけ本当に夢を見ているだけなのかもしれない。
リックは厨房へ行くと、真っ先に冷蔵庫に向かった。
尻もちも付きながらも開けた冷蔵庫の中は、空っぽ。冷蔵庫を親の仇見たに睨みを付けて別の場所に向かった。
次に向かったのは、根菜なんかを置いている倉庫だ。
「リックはなんで食材の置いてある場所を知っているんだ?」
俺が疑問を口にすると
「リック様の行動範囲が我々が思っているよりも広い、と言うことでしょうね」
リックは倉庫の扉を見てすぐに踵を返した。次に向かったのは使用人たちの休憩所。
「ふっ。ここにりりーたちが、おかしをかくしてるの、しってるもんね」
と言って、棚の前にランプを置き、イスを引きずってきた。
「ど、どうして、知って、、はっ!あのそのセバスさんこれはですね!」
リリーは、リックが使用人たちのお菓子の隠し場所を知っていることに驚き、慌ててセバスに言い訳をし始めた。
「私も、旦那様や奥様もご存知です。自分達の給料から出して買ったものにとやかく言いませんよ」
とセバスは淡々と言った。リリーはほっと胸をなで下ろしたけど、顔色は悪い。だから俺が少しだけフォローする事にした。
「あそこは使用人達の休憩所だ。お茶を飲もうとお菓子を食べようと、後の仕事に差し支えなせれば、それに、それが使用人達に必要な事なら何も言わないさ。だけど、勤務中に酒などを飲むのはだめだからな」
と、最後は冗談を交えて言った。だがこれは失敗だったようだ。
「だったら父上も気付けだって言って、隠してるお酒を仕事中に飲むのはダメだと思うよ?」
「お母様やセバスの目が無いとすぐサボるのもね」
今まで何の反応も示さなかった子供達の声に、俺は冷や汗が出た。
「ハハ、何を言ってるだい?ジャック、ローズ」
大人組の視線が、特にセバスの視線が痛い。
「父上。子供は大人が思うより大人を、親を見ているものです」
「お母様やセバスの事だけでなく、私たちの存在にも注意が必要という事ですわ」
ジャックは呆れたように、ローズは得意そうにそう言った。
「帰ったら執務室の大掃除が必要ですね」
「ライル?リックの無事を祈るためにも、ゲン担ぎで戻るまで禁酒、しましょうね?」
「・・・楽しみが、、、はい」
是しか許さない雰囲気に、俺は項垂れながら返事をした。
「あちゅ!」
とのリックの声に、俺達の意識はリックに戻った。
「あれは、厨房にある手洗い場?なんであんな場所にいて、何で沸騰してるんだ?」
「まぁ!ヤケドをしなかったかしら」
俺の疑問に答えたのはセバスだった。
「戸棚からお菓子を見つけたリック様が飲み物を求めてあの場所へ。そのまま飲んでしまはないかヒヤヒヤしましたが、そのまま飲まず、飲めるか悩んでいらしゃいました。すると突然、鑑定の能力に目覚められました」
「は?鑑定?」
鑑定って、あの鑑定か?リックはまだ3歳だぞ?
俺の混乱を他所に、セバスは続けた。
「鑑定に何と出たのか分かりませんが、厨房の方を見て❝火は使えない❞とおしゃられ、厨房の水道の方を見て困ったお顔をされました。すると、突然手洗い場の水が沸騰され、弾けた水滴がリック様の頬に飛んだのです」
セバスはリックから目を離さずに言った。
「お近くにリック様のお姿がある時はお目を離さぬよう、言ったはずですが?」
セバスの言葉にリリーが姿勢を正し、リックを凝視した。
子供達も慌ててリックの方を見て、父上達やレイナはしれっと、俺から視線を外した。
「いつも思ってたけど。セバス、俺へのあたり強くないか?」
「気のせいです」
俺の言葉に即座に返してきた。その即答が怪しいと思ったけど、今はリックが先だと、俺もリックに集中した。
手洗い場の沸騰が治まり、リックが「まだ熱そう」と言うと、急に冷めた。
「!!おい、今、コップが」
リックは手洗い場の水を見て、驚きの声を上げていて気づいてないみたいだけど、今、流し台にあったコップがひとりでに動いて、手洗い場の縁に移動した。
リックは、コップの存在に気づいて少し怯えていたけど、すぐにそれに水を入れた。
「なぁ、今のって」
今、リックはコップとランプを交互に持ちながら、休憩所に向かっている。
だけど、その前にあったことが衝撃だった。
「微かに光の粒が見えたので、もしかしたら妖精が近くにいるのかもしれません」
俺には見えなかったものが、セバスには見えていたようだ。
「妖精、、、。もしかして、本当に神がリックを助けてくれているっていうのか?」
お菓子を食べて、お腹いっぱいになったリックはそのまま寝てしまった。
だけど、何処からかブランケットが飛んできて、リックに被せてくれた。
その時、俺にも確かに見えた。妖精の光が
「ああ、神よ。感謝します」
リックが眠ったからか、リックの姿が遠くなって、俺達の目覚めが近いのがわかった。
俺は見えなくなるまでリックを見つめ続けた。
「リック、置いていってしまって済まなかった。でも必ずまた会えるから。だから、だからそれまで元気でいてくれ!生きていてくれ!皆で必ず帰るから!リック、リック!」
この声は届かないだろう。でも言いたかった。幼い息子に生きていて欲しいから。生き抜いて欲しいから。
リックの姿が完全に見えなくなったら、目が覚めた。
*****
き、気づけばお気に入り数が3桁!!沢山のお応援、ありがとうございます🙂↕️🥳🥰←(ちょっとはしゃぎすぎかな?)
「ああ、リック!リック!」
レイナがリックを抱きしめようとするけど、その手は空を切るだけだった。
俺はレイナの肩を抱きしめた。
「おそらくこれは幻影だ。だけど、この幻影は幻影であってそうではない。神に祈った時に俺が言ったことが現実になったな。リックを置き去りにした俺たちには、何かしらの試練があるかもと。おそらく、これがそれなのだろう」
リックを置き去りにしたのは、1週間前。
さっきリックはこう言った。「おいてかれる」と。なら、これは1週間前の出来事なのだろう。
時々、リックが何を言っているのか聞き取れない部分がある。読唇術をマスターしているセバスを見たけど、首を振られた。
うまい具合に唇の動きもぼかしているからだ。
「子供はよく見ているものだな。まさか、非常用のランプの場所や使い方を知っているとは」
「まぁ、あんな所にステッキを隠してあったなんて」
「リックは相変わらずなのだな」
「ふふ」
俺を筆頭にレイナ、父上、母上と続いた。
リリーは気づかなったと落ち込み、セバスは少し眉を動かしただけで、いつもの顔に戻った。
子供達はだいぶ静かだが、もしかしたら子供達だけ本当に夢を見ているだけなのかもしれない。
リックは厨房へ行くと、真っ先に冷蔵庫に向かった。
尻もちも付きながらも開けた冷蔵庫の中は、空っぽ。冷蔵庫を親の仇見たに睨みを付けて別の場所に向かった。
次に向かったのは、根菜なんかを置いている倉庫だ。
「リックはなんで食材の置いてある場所を知っているんだ?」
俺が疑問を口にすると
「リック様の行動範囲が我々が思っているよりも広い、と言うことでしょうね」
リックは倉庫の扉を見てすぐに踵を返した。次に向かったのは使用人たちの休憩所。
「ふっ。ここにりりーたちが、おかしをかくしてるの、しってるもんね」
と言って、棚の前にランプを置き、イスを引きずってきた。
「ど、どうして、知って、、はっ!あのそのセバスさんこれはですね!」
リリーは、リックが使用人たちのお菓子の隠し場所を知っていることに驚き、慌ててセバスに言い訳をし始めた。
「私も、旦那様や奥様もご存知です。自分達の給料から出して買ったものにとやかく言いませんよ」
とセバスは淡々と言った。リリーはほっと胸をなで下ろしたけど、顔色は悪い。だから俺が少しだけフォローする事にした。
「あそこは使用人達の休憩所だ。お茶を飲もうとお菓子を食べようと、後の仕事に差し支えなせれば、それに、それが使用人達に必要な事なら何も言わないさ。だけど、勤務中に酒などを飲むのはだめだからな」
と、最後は冗談を交えて言った。だがこれは失敗だったようだ。
「だったら父上も気付けだって言って、隠してるお酒を仕事中に飲むのはダメだと思うよ?」
「お母様やセバスの目が無いとすぐサボるのもね」
今まで何の反応も示さなかった子供達の声に、俺は冷や汗が出た。
「ハハ、何を言ってるだい?ジャック、ローズ」
大人組の視線が、特にセバスの視線が痛い。
「父上。子供は大人が思うより大人を、親を見ているものです」
「お母様やセバスの事だけでなく、私たちの存在にも注意が必要という事ですわ」
ジャックは呆れたように、ローズは得意そうにそう言った。
「帰ったら執務室の大掃除が必要ですね」
「ライル?リックの無事を祈るためにも、ゲン担ぎで戻るまで禁酒、しましょうね?」
「・・・楽しみが、、、はい」
是しか許さない雰囲気に、俺は項垂れながら返事をした。
「あちゅ!」
とのリックの声に、俺達の意識はリックに戻った。
「あれは、厨房にある手洗い場?なんであんな場所にいて、何で沸騰してるんだ?」
「まぁ!ヤケドをしなかったかしら」
俺の疑問に答えたのはセバスだった。
「戸棚からお菓子を見つけたリック様が飲み物を求めてあの場所へ。そのまま飲んでしまはないかヒヤヒヤしましたが、そのまま飲まず、飲めるか悩んでいらしゃいました。すると突然、鑑定の能力に目覚められました」
「は?鑑定?」
鑑定って、あの鑑定か?リックはまだ3歳だぞ?
俺の混乱を他所に、セバスは続けた。
「鑑定に何と出たのか分かりませんが、厨房の方を見て❝火は使えない❞とおしゃられ、厨房の水道の方を見て困ったお顔をされました。すると、突然手洗い場の水が沸騰され、弾けた水滴がリック様の頬に飛んだのです」
セバスはリックから目を離さずに言った。
「お近くにリック様のお姿がある時はお目を離さぬよう、言ったはずですが?」
セバスの言葉にリリーが姿勢を正し、リックを凝視した。
子供達も慌ててリックの方を見て、父上達やレイナはしれっと、俺から視線を外した。
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手洗い場の沸騰が治まり、リックが「まだ熱そう」と言うと、急に冷めた。
「!!おい、今、コップが」
リックは手洗い場の水を見て、驚きの声を上げていて気づいてないみたいだけど、今、流し台にあったコップがひとりでに動いて、手洗い場の縁に移動した。
リックは、コップの存在に気づいて少し怯えていたけど、すぐにそれに水を入れた。
「なぁ、今のって」
今、リックはコップとランプを交互に持ちながら、休憩所に向かっている。
だけど、その前にあったことが衝撃だった。
「微かに光の粒が見えたので、もしかしたら妖精が近くにいるのかもしれません」
俺には見えなかったものが、セバスには見えていたようだ。
「妖精、、、。もしかして、本当に神がリックを助けてくれているっていうのか?」
お菓子を食べて、お腹いっぱいになったリックはそのまま寝てしまった。
だけど、何処からかブランケットが飛んできて、リックに被せてくれた。
その時、俺にも確かに見えた。妖精の光が
「ああ、神よ。感謝します」
リックが眠ったからか、リックの姿が遠くなって、俺達の目覚めが近いのがわかった。
俺は見えなくなるまでリックを見つめ続けた。
「リック、置いていってしまって済まなかった。でも必ずまた会えるから。だから、だからそれまで元気でいてくれ!生きていてくれ!皆で必ず帰るから!リック、リック!」
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