19 / 65
18 夢の続き
しおりを挟む
願いが届いたのか、俺達はまた全員揃って夢を見た。今度はジャンとアレイも居た。
「これは驚きました」
「突然強い眠気が来たと思ったら。まさか我々まで」
どうやら、いつものように明日の準備をしていたら、急に抗いきれない眠気に襲われて、気がつけばここに居たとの事だ。
「おそらく、あの場に居た事で呼ばれたのかもしれないな」
父上がそう予想を立てた。
「あっ!父上、リックです!」
俺達が話している間に、場面はリックを映していた。
どうやら昨日の続きらしく、休憩所で寝ていたリックが目を覚ました所らしい。リックが起きると同時に、ブランケットは休憩所の椅子にかけられた。
「う~ん、りりー、おしっこ」
「!!リック様、りりーはここに居ります!」
と、リリーがリックを抱っこしようとして、昨日のレイナのようにすり抜けた。
リックは目を擦りながら、今自分のいる場所に気づくと、目に涙を溜めだした。
「リック、、、」
俺も、すり抜けと分かってはいるけどリックを慰めたくて、リックの頭に手を置いた。
「いまはにゃくときじゃにゃい!ぼうこうの、きき!」
と言って、ゆっくりと立ち上がり、トテトテと音がしそうな足取りで休憩所を後にした。
俺はリックの頭に手を置いた形で
「どこであんな言葉を覚えたんだ?」
「・・・あらあらあら。まだ早いけど、リックに言葉遣いを覚えてもらわないと」
「わかりやすい教本をご用意致します」
リックよ。お前の知らぬ所で、早々とマナーの練習が決まってしまったぞ。
リックはどうやら自分の部屋へ向かったようだ。
部屋の入り口は開けたままだったので、そのまま入ったけど、トイレのドアはステッキで少し開けたと思ったら、バン!と音がするくらいに勢いよく開けた。
「追加の教本も探しておきます」
レイナの笑顔が深くなったのに気づいたセバスがすかさず言った。
トイレをすませたあと、また余計な言葉を言ったけど、俺はスルーした。レイナの笑顔は深いままだが
「ああ~、そんなチョンチョンとしただけで顔を洗ったことにはなりません~。服も床もビチョビチョ~。え~!そんなちょっと含んだだけで、歯磨き終わりなんですか?」
と、セバスの隣でリリーが叫んでいた。
当のリックは満足したような顔で部屋を出ていった。
部屋を出て、また休憩所へ向かい、手洗い場の水をコップに入れ、昨日の残りのお菓子を食べた。
「あしゃからおかし。おかしゃまにばれたらおこられるあんけんだね」
と言いながら食べている。怒られることは分かってるんだな
「確かに、朝からお菓子なんてだめだけど。今回は非常時ですからね。大目に見ますよ」
とレイナは、さっきとは違い優しい顔でリックを見ている。だけど、俺が気になったのは
「昨日は気付かなかったが、あの水。普通の水なのか?」
普通の水は無色透明だ。だが、あの水は薄く水色の色が付いているように見える。まるでポーションみたいに
「そういえば昨日、洗い場の水を見てリック様がポツリと何かを言ってましたね?」
セバスの言葉に、全員の視線がセバスに集中した。
「ああ、❝エクサリー❞と言ってましたね」
「・・・・はあ!エクサリー?」
俺達はジャバジャバと手洗い場の水でコップを濯いでいるリックを見た。
「あれが、エクサリー、、、、」
俺達が呆然とその様子を見ていたら、
「うーん。これいじょう、しようにんのおかしを、もらうわけにはいかにゃい。だけど、ぼくがたべられるもののこってにゃい」
「リック様!そんな事はありません!全部食べていいですよ!使用人全員、そんな事で怒ったりはしませんから!」
リックに聞こえるはずはないのに、リリーはリックに必死に訴えた。
でも確かに、リックが食べられるものは使用人達のお菓子しかない。だけど
「リリー、お菓子の在庫はどのくらいあるんだ?」
俺の問いかけに、リリーは考えてから
「リック様のペースだと、10日あるかないかかと」
申し訳なさそうにそう言った。
約10日。スタンピードの終息のおおよそは2ヶ月。どう考えても食料が足りない。
俺達が絶望している中、リックは休憩所を出て、何処かへ向かっていた。その途中で
「ひっく。おとしゃまの、ばかぁ。おかしゃまぁ~、どこ?ににしゃまぁ、ねねしゃまぁ。りりー。うぇ、ひっく、うぅ」
と、泣き出した。多分広い屋敷にひとりぼっちなのを思い出したのだろう。それでも歩みを止めることなく歩いている。だけど
「リック。何で俺だけばかなんだ?」
レイナや子供達、リリーはリックに「ここにいるよ」「大丈夫?」などと声をかけていた。
その中、セバスは冷たい視線を俺に向け
「リック様も分かってらしゃるのですよ。最終的に誰が置いていったのかを」
と言った。その言葉が心の奥深くに突き刺さり、その場に崩れ落ちた。
「ううっ。リック、済まない。俺がちゃんと確認しなかったばかりに。いくらでも謝るから、だから嫌いにだけはならないでくれ」
そんな俺を一瞥したセバスは、またリックに視線を戻した。俺もショックを受けつつも立ち上がり、リックに集中した。
そして、リックが泣きながら向かったのは、書庫だった。
リックは書庫に着くなり、泣き疲れたのかそのまま寝てしまった。そんなリックの元に妖精の光が濡れタオルを持って現れ、そっとリックの目元に置いた。
そして場面は変わり、リックが目を覚ました。
目元に濡れタオルがある事から、誰か居るのかと叫んだ。2回目で妖精の光が見えたのか
「ようせいしゃん?」
と問いかけ、その問いかけに答えるように光が丸を作った。
「何と!リックは妖精と意志を交わせるのか!」
妖精の光自体は見える者は多い。だけど、その光に声をかけても、あのように答えることなど無かった。
「これは、ちょっと大変な事になったな。でも、妖精が手伝ってくれてるみたいだし、大丈夫か?」
と言った側から、
「じゅっといっちょ?」
とリックが聞くと、妖精の光は✖️を作った。
「そんな!それじゃ、幼いリックだけでまた残されるの!」
安堵からの絶望でレイナが取り乱した。
だけど、リックは冷静に魔法に関する本を探し出した。
「?リックは文字を読めましたっけ?」
ジャックの疑問はもっともだ。3歳のリックは文字を読むことはおろか、書くことも出来ないはずだ。案の定、本を見たリックは
「よめにゃい」 「かけなにゃい」
と言って、鑑定に何か言っていたみたいだけど、そこはハッキリとは聞こえなかった。
だけど何を思ったのか、いつも寝る前に読んでもらっている絵本を妖精に頼んだ。だけど、リックの発音が微妙だった為、書庫にある絵本を全部持ってきた。
「リック様の考えは柔軟ですね。何度も読んでもらっているご本なら、読めなくても内容を覚えていればそこだけでも読むことが出来る。素晴らしいです」
どうやら、セバスはリックの行動の意味を正確に理解したみたいだ。だけど
「なぁ、リックが妖精から受け取ったあの袋。もしかしなくてもマジックバッグか?」
リックがお腹すいたと言って、妖精がリンゴを与えた。少し食べたあと、残ったリンゴをどうしようかと悩んでいたら、妖精が今度は袋を与えた。
リックが妖精に袋を開けるのを頼んで開けてもらったら、スッとリンゴが袋に入ったけど、袋に膨らみが無かった。しかも「?ほんちょにはいっちゃ?」と言ったあと「あっ、ちゃんとはいちぇる」と言ったのだ。
俺がマジックバッグに気を取られている間も、リックの行動は続いていて、
「かんちぇいしゃん、ぼくはまほう、つかえる?」
と、言ったと思ったら
「まほうはおーけー。つぎは、ましぇき、、、、どこあるの?」
と呟き、いきなり眠りについた。
「まだ3歳のリックが魔法を使える?鑑定もそうだけど、神はリック本人に自衛させようとしているのか?」
(確かにあそこにはリックしか居ない。だからといって)
俺はここで見ているしか出来ない。その事が歯がゆかった。
「これは驚きました」
「突然強い眠気が来たと思ったら。まさか我々まで」
どうやら、いつものように明日の準備をしていたら、急に抗いきれない眠気に襲われて、気がつけばここに居たとの事だ。
「おそらく、あの場に居た事で呼ばれたのかもしれないな」
父上がそう予想を立てた。
「あっ!父上、リックです!」
俺達が話している間に、場面はリックを映していた。
どうやら昨日の続きらしく、休憩所で寝ていたリックが目を覚ました所らしい。リックが起きると同時に、ブランケットは休憩所の椅子にかけられた。
「う~ん、りりー、おしっこ」
「!!リック様、りりーはここに居ります!」
と、リリーがリックを抱っこしようとして、昨日のレイナのようにすり抜けた。
リックは目を擦りながら、今自分のいる場所に気づくと、目に涙を溜めだした。
「リック、、、」
俺も、すり抜けと分かってはいるけどリックを慰めたくて、リックの頭に手を置いた。
「いまはにゃくときじゃにゃい!ぼうこうの、きき!」
と言って、ゆっくりと立ち上がり、トテトテと音がしそうな足取りで休憩所を後にした。
俺はリックの頭に手を置いた形で
「どこであんな言葉を覚えたんだ?」
「・・・あらあらあら。まだ早いけど、リックに言葉遣いを覚えてもらわないと」
「わかりやすい教本をご用意致します」
リックよ。お前の知らぬ所で、早々とマナーの練習が決まってしまったぞ。
リックはどうやら自分の部屋へ向かったようだ。
部屋の入り口は開けたままだったので、そのまま入ったけど、トイレのドアはステッキで少し開けたと思ったら、バン!と音がするくらいに勢いよく開けた。
「追加の教本も探しておきます」
レイナの笑顔が深くなったのに気づいたセバスがすかさず言った。
トイレをすませたあと、また余計な言葉を言ったけど、俺はスルーした。レイナの笑顔は深いままだが
「ああ~、そんなチョンチョンとしただけで顔を洗ったことにはなりません~。服も床もビチョビチョ~。え~!そんなちょっと含んだだけで、歯磨き終わりなんですか?」
と、セバスの隣でリリーが叫んでいた。
当のリックは満足したような顔で部屋を出ていった。
部屋を出て、また休憩所へ向かい、手洗い場の水をコップに入れ、昨日の残りのお菓子を食べた。
「あしゃからおかし。おかしゃまにばれたらおこられるあんけんだね」
と言いながら食べている。怒られることは分かってるんだな
「確かに、朝からお菓子なんてだめだけど。今回は非常時ですからね。大目に見ますよ」
とレイナは、さっきとは違い優しい顔でリックを見ている。だけど、俺が気になったのは
「昨日は気付かなかったが、あの水。普通の水なのか?」
普通の水は無色透明だ。だが、あの水は薄く水色の色が付いているように見える。まるでポーションみたいに
「そういえば昨日、洗い場の水を見てリック様がポツリと何かを言ってましたね?」
セバスの言葉に、全員の視線がセバスに集中した。
「ああ、❝エクサリー❞と言ってましたね」
「・・・・はあ!エクサリー?」
俺達はジャバジャバと手洗い場の水でコップを濯いでいるリックを見た。
「あれが、エクサリー、、、、」
俺達が呆然とその様子を見ていたら、
「うーん。これいじょう、しようにんのおかしを、もらうわけにはいかにゃい。だけど、ぼくがたべられるもののこってにゃい」
「リック様!そんな事はありません!全部食べていいですよ!使用人全員、そんな事で怒ったりはしませんから!」
リックに聞こえるはずはないのに、リリーはリックに必死に訴えた。
でも確かに、リックが食べられるものは使用人達のお菓子しかない。だけど
「リリー、お菓子の在庫はどのくらいあるんだ?」
俺の問いかけに、リリーは考えてから
「リック様のペースだと、10日あるかないかかと」
申し訳なさそうにそう言った。
約10日。スタンピードの終息のおおよそは2ヶ月。どう考えても食料が足りない。
俺達が絶望している中、リックは休憩所を出て、何処かへ向かっていた。その途中で
「ひっく。おとしゃまの、ばかぁ。おかしゃまぁ~、どこ?ににしゃまぁ、ねねしゃまぁ。りりー。うぇ、ひっく、うぅ」
と、泣き出した。多分広い屋敷にひとりぼっちなのを思い出したのだろう。それでも歩みを止めることなく歩いている。だけど
「リック。何で俺だけばかなんだ?」
レイナや子供達、リリーはリックに「ここにいるよ」「大丈夫?」などと声をかけていた。
その中、セバスは冷たい視線を俺に向け
「リック様も分かってらしゃるのですよ。最終的に誰が置いていったのかを」
と言った。その言葉が心の奥深くに突き刺さり、その場に崩れ落ちた。
「ううっ。リック、済まない。俺がちゃんと確認しなかったばかりに。いくらでも謝るから、だから嫌いにだけはならないでくれ」
そんな俺を一瞥したセバスは、またリックに視線を戻した。俺もショックを受けつつも立ち上がり、リックに集中した。
そして、リックが泣きながら向かったのは、書庫だった。
リックは書庫に着くなり、泣き疲れたのかそのまま寝てしまった。そんなリックの元に妖精の光が濡れタオルを持って現れ、そっとリックの目元に置いた。
そして場面は変わり、リックが目を覚ました。
目元に濡れタオルがある事から、誰か居るのかと叫んだ。2回目で妖精の光が見えたのか
「ようせいしゃん?」
と問いかけ、その問いかけに答えるように光が丸を作った。
「何と!リックは妖精と意志を交わせるのか!」
妖精の光自体は見える者は多い。だけど、その光に声をかけても、あのように答えることなど無かった。
「これは、ちょっと大変な事になったな。でも、妖精が手伝ってくれてるみたいだし、大丈夫か?」
と言った側から、
「じゅっといっちょ?」
とリックが聞くと、妖精の光は✖️を作った。
「そんな!それじゃ、幼いリックだけでまた残されるの!」
安堵からの絶望でレイナが取り乱した。
だけど、リックは冷静に魔法に関する本を探し出した。
「?リックは文字を読めましたっけ?」
ジャックの疑問はもっともだ。3歳のリックは文字を読むことはおろか、書くことも出来ないはずだ。案の定、本を見たリックは
「よめにゃい」 「かけなにゃい」
と言って、鑑定に何か言っていたみたいだけど、そこはハッキリとは聞こえなかった。
だけど何を思ったのか、いつも寝る前に読んでもらっている絵本を妖精に頼んだ。だけど、リックの発音が微妙だった為、書庫にある絵本を全部持ってきた。
「リック様の考えは柔軟ですね。何度も読んでもらっているご本なら、読めなくても内容を覚えていればそこだけでも読むことが出来る。素晴らしいです」
どうやら、セバスはリックの行動の意味を正確に理解したみたいだ。だけど
「なぁ、リックが妖精から受け取ったあの袋。もしかしなくてもマジックバッグか?」
リックがお腹すいたと言って、妖精がリンゴを与えた。少し食べたあと、残ったリンゴをどうしようかと悩んでいたら、妖精が今度は袋を与えた。
リックが妖精に袋を開けるのを頼んで開けてもらったら、スッとリンゴが袋に入ったけど、袋に膨らみが無かった。しかも「?ほんちょにはいっちゃ?」と言ったあと「あっ、ちゃんとはいちぇる」と言ったのだ。
俺がマジックバッグに気を取られている間も、リックの行動は続いていて、
「かんちぇいしゃん、ぼくはまほう、つかえる?」
と、言ったと思ったら
「まほうはおーけー。つぎは、ましぇき、、、、どこあるの?」
と呟き、いきなり眠りについた。
「まだ3歳のリックが魔法を使える?鑑定もそうだけど、神はリック本人に自衛させようとしているのか?」
(確かにあそこにはリックしか居ない。だからといって)
俺はここで見ているしか出来ない。その事が歯がゆかった。
976
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…
無自覚人たらしマシュマロ令嬢、王宮で崇拝される ――見た目はぽっちゃり、中身は只者じゃない !
恋せよ恋
ファンタジー
富豪にして美食家、オラニエ侯爵家の長女ステファニー。
もっちり体型から「マシュマロ令嬢」と陰口を叩かれる彼女だが、
本人は今日もご機嫌に美味しいものを食べている。
――ただし、この令嬢、人のオーラが色で見える。
その力をひけらかすこともなく、ただ「気になるから」と忠告した結果、
不正商会が摘発され、運気が上がり、気づけば周囲には信奉者が増えていく。
十五歳で王妃に乞われ、王宮へ『なんでも顧問』として迎えられたステファニー。
美食を愛し、人を疑わず、誰にでも礼を尽くすその姿勢は、
いつの間にか貴族たちの心を掴み、王子たちまで惹きつけていく。
これは、
見た目はぽっちゃり、されど中身は只者ではないマシュマロ令嬢が、
無自覚のまま王宮を掌握していく、もっちり系・人たらし王宮譚。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 エール📣いいね❤️励みになります!
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる