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スピンオフ/ネル家編
リザベル
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ルシアーノが神殿を出ようとするといく人かの聖職者が声をかけてきた。日頃から懇意にしている人々だ。彼らはネル家の寄進に礼を言い、ルシアーノの献身やネル家の神殿への従順さを褒めた。
「名門ネル家が子爵とは、おいたわしい陛下とて、あなたを蔑ろにはなさらぬはず。今少しの我慢ですよ」
「子爵の地位も、私には過ぎたものですよ」
微笑んで手を差し出すと老人から恭しく口付けられる。馬車にイグナシオと乗り込んだルシアーノは無言で手袋を外して、対面の座席に座ったイグナシオに投げつけた。
「汚れた」
「へいへい……」
勝手知ったるイグナシオは懐から新しい手袋を差し出すとぽいっとルシアーノに放り投げた。
「つけてよ」
「自分でやりなよ、赤ちゃん!……ワガママが過ぎるようなら、リズに言いつけてやるからな。尻を打ってくださいって」
「ご褒美だね。あの人は僕にそんなことしないけど」
ルシアーノのは頬を膨らませたが、イグナシオに視線で怒られて渋々と自分で手袋をはめた。
「手袋は娼館の女にやろう。上等だから喜ぶよ」
「好きにしなよ」
ルシアーノは鼻で笑って馬車の座席に背中を預けた。心地よい揺れが眠気を誘う。
「で?あとは?」
「ダンテ夫人のご機嫌伺いに行く」
国王陛下の側室だ。
ルシアーノはここ半月ほど叙勲の礼と挨拶回りで忙しい。歓迎と、あるいはあからさまな侮蔑の言葉で対応される事も少なくはなかったが、それは全く構わない。誰が自分にどんな悪感情を……つまりは興味を持っているのかを把握するまたとない機会だから。興味を持たれないよりはよほどいい。悪感情は反転していつでも興味に、ひいては執着に変わる。そうなればしめたものだ。
ダンテ夫人はそう言う意味ではルシアーノを忌避しながらも、渋々、という形で挨拶を受け入れてくれる。彼女の慈悲や興味にこちらとしては縋るしかない。
現国王の側室で銀色の髪をした美しい婦人は父親は人間の豪商だが母親は半魔族。
魔族でも高貴な血筋のものは美しい銀色の髪をしていると言うから、おそらく彼女の母もそうなのだろう。滅多に見ない美しい銀色の髪は彼女の一人娘、フィオナ王女に受け継がれた。彼女は国王の唯一の王女で、両親はもとより、兄、さらにはダンテ夫人と仲の良い王妃にまで可愛がられている。
可愛らしく、朗らかで、聡く、皆がその未来に幸あれと願わずにはいられないような、絵に描いたような「幸福な」子供だった。
「平等論、ね」
シェーファの平等論、ルシアーノはキース神官の天使のような横顔と冷たい口調を思い起こしていた。
「うん?」
「キース神官が言うように、神は意図せずに人の生まれに貴賤を作ったと思うか?本当に、悪意なく?そして、どうして親になる資格のないものに神は新しい命を与えるのだと思う?」
「子づくりしたからだろ。避妊もせずにやったらガキができる。あたりまえじゃん」
「おまえに聞いたのが間違いだったよ、ナシオ」
腹立ち紛れに脛を蹴ると、痛い痛いーとナシオは口を窄めた。
「俺が答えられないってわかっていて聞くのは意地が悪いよな、ルシアーノ?俺の馬鹿さ加減を毎回確認しようとすんなよ」
「おまえはバカじゃない。僕の思考に興味がなくて、不真面目なだけだ」
めんどくさーい、とイグナシオは思考を放棄した。
まったく、と舌打ちをする。
「子供は生まれたくて生まれるんだろ、親なんか関係ないじゃん」
イグナシオは一族のものだが歪な事情があって親はとうにない。彼の常識からするとそうかもしれない。
「ナシオは生まれたくて、生まれてきたわけ?」
「そーだよ」
明快な答えに苦笑するしかない。
イグナシオの思考には躊躇がない。黒か白か好きか嫌いかやるかやらないか。快か不快か。その場を生きるための本能だけで構成されているイグナシオが、ルシアーノには羨ましくもある。思考の波に囚われて溺れる己とは全く違う。つい、色々を考えすぎる。
(グダグダと考えすぎるやがって、根暗なガキだな)
いつぞや、ハインツに苦々しく言われた言葉を思い出して眉間に皺がよる。
ああ、いやだ。
あんな辛気臭い奴の顔なんて思い出したくもない。
少なくともこれから、美しく可愛らしいものを見に行くのに、邪魔されたくない。
目を閉じて鴉の親玉みたいなハインツの面影を打ち消して、ウトウトとすれば、あっという間にダンテ夫人の屋敷だった。
いつも出迎えをしてくれる気のいい侍女は、フィオナ王女と共に現れた。
「呼んでもいないのに現れるなんて!本当に厚かましい人ね、ルシアーノ!」
相変わらずフィオナ王女は完璧に愛らしい顔と表情で、思いっきり眉間に皺をよせて腕組みをして客間でルシアーノを迎えてくれた。
「殿下におかれましては、ご機嫌麗しゅう」
「悪いわよ!お母様はお留守なの。さあ、帰りなさい!」
わざわざ出てきてはくれたが、すぐに帰れと言われてしまった。
いつにも増してつれない。
べ、と舌を出して拒絶されて、ルシアーノはニヤニヤと笑った。
今日も何と、王女は可愛いことか。
侍女は「はしたない」と怒るが、フィオナはフン!とそっぽを向く。
イグナシオは少女には興味がないので、フニャッと気が抜けた表情で天井を見ている。
やる気のなさを隠さない護衛にフィオナの背後にいた騎士……名前はゼグだがガジだか……なんだったか……が呆れた表情をよこした。
「ダンテ夫人がお留守?おかしいな、お約束をしていたのですが」
「お母様は忙しいの!約束を忘れることくらいあるでしょう」
きっと、ダンテ夫人は屋敷にいるだろう。
だが、王女の強固な反対にあってここには来れなかったのだ。そうルシアーノは予測した。侍女が目を逸らしたのを見ると推察は違わないはずだ。
毛の長い高級な猫が怒ったらこんな感じだな、とルシアーノは微笑んで、食い下がった。
「悲しいことです、王女殿下。ダンテ夫人が都に縁者のいない私を慮って叙勲の祝いに、と招いてくださったのに……。それを忘れておしまいになるなんて。やはり、田舎の子爵などとるに足らない存在なのでしょうか……」
「白々しい……、とるに足らない……?あなたほど有名であなたほど裕福な子爵がこの国のどこにいるのよ」
目に見えてシュン、としてみせると、フィオナは舌打ちをした。
お行儀が、と侍女が目を剥く。
フィオナはそれ横目で睨んで、なおも言い募った。
「お母様が忙しいのも急用なのも本当よ。だから、今日のところは帰りなさい。どちらにしろ、あなたが望むことにお母様も私も簡単に乗ってやったりしないんだから」
「望むことなんて何もないですよ、殿下」
「嘘ばっかり!それに、あなたが来ると、リザベルが……」
王女が言いかけた時、控えめに扉がノックされ、ゆっくりと開いた。
集中した視線に僅かに困ったかのように扉の外で足を止めた彼女はゆるく首を傾げた。どう言うことですか?と言いたげな視線が王女に飛ぶ。
王女は悪戯が見つかった時のように首をすくめた。
「私がどうかしましたか、殿下」
「……リザベル!あなた、出かけたんじゃ?」
「戻ってまいりました。殿下のご様子がおかしくていらしたので」
騎士姿の女性は、足音も立てずに室内に入ってくる。
蜜色の金の髪をした、明るい緑の瞳の麗人はにこりともせずに王女の横に並び、それからようやくルシアーノを視界に入れた。
何の感情もない、と言いたげな平坦な表情で。
ルシアーノは両手を広げて彼女に近寄ってハグをした。
麗人は身じろぎもせずにそれを受けて、僅かにため息を漏らした。
うんざりだ、と心の声が漏れた吐息を耳元で味わって、微かに胸が痛む。
彼女の明るい瞳の中に沈む己のを眺めてから、ルシアーノはニィと唇を笑みの形にした。
「やあ、姉さん。リズ。元気にしていた?」
「名門ネル家が子爵とは、おいたわしい陛下とて、あなたを蔑ろにはなさらぬはず。今少しの我慢ですよ」
「子爵の地位も、私には過ぎたものですよ」
微笑んで手を差し出すと老人から恭しく口付けられる。馬車にイグナシオと乗り込んだルシアーノは無言で手袋を外して、対面の座席に座ったイグナシオに投げつけた。
「汚れた」
「へいへい……」
勝手知ったるイグナシオは懐から新しい手袋を差し出すとぽいっとルシアーノに放り投げた。
「つけてよ」
「自分でやりなよ、赤ちゃん!……ワガママが過ぎるようなら、リズに言いつけてやるからな。尻を打ってくださいって」
「ご褒美だね。あの人は僕にそんなことしないけど」
ルシアーノのは頬を膨らませたが、イグナシオに視線で怒られて渋々と自分で手袋をはめた。
「手袋は娼館の女にやろう。上等だから喜ぶよ」
「好きにしなよ」
ルシアーノは鼻で笑って馬車の座席に背中を預けた。心地よい揺れが眠気を誘う。
「で?あとは?」
「ダンテ夫人のご機嫌伺いに行く」
国王陛下の側室だ。
ルシアーノはここ半月ほど叙勲の礼と挨拶回りで忙しい。歓迎と、あるいはあからさまな侮蔑の言葉で対応される事も少なくはなかったが、それは全く構わない。誰が自分にどんな悪感情を……つまりは興味を持っているのかを把握するまたとない機会だから。興味を持たれないよりはよほどいい。悪感情は反転していつでも興味に、ひいては執着に変わる。そうなればしめたものだ。
ダンテ夫人はそう言う意味ではルシアーノを忌避しながらも、渋々、という形で挨拶を受け入れてくれる。彼女の慈悲や興味にこちらとしては縋るしかない。
現国王の側室で銀色の髪をした美しい婦人は父親は人間の豪商だが母親は半魔族。
魔族でも高貴な血筋のものは美しい銀色の髪をしていると言うから、おそらく彼女の母もそうなのだろう。滅多に見ない美しい銀色の髪は彼女の一人娘、フィオナ王女に受け継がれた。彼女は国王の唯一の王女で、両親はもとより、兄、さらにはダンテ夫人と仲の良い王妃にまで可愛がられている。
可愛らしく、朗らかで、聡く、皆がその未来に幸あれと願わずにはいられないような、絵に描いたような「幸福な」子供だった。
「平等論、ね」
シェーファの平等論、ルシアーノはキース神官の天使のような横顔と冷たい口調を思い起こしていた。
「うん?」
「キース神官が言うように、神は意図せずに人の生まれに貴賤を作ったと思うか?本当に、悪意なく?そして、どうして親になる資格のないものに神は新しい命を与えるのだと思う?」
「子づくりしたからだろ。避妊もせずにやったらガキができる。あたりまえじゃん」
「おまえに聞いたのが間違いだったよ、ナシオ」
腹立ち紛れに脛を蹴ると、痛い痛いーとナシオは口を窄めた。
「俺が答えられないってわかっていて聞くのは意地が悪いよな、ルシアーノ?俺の馬鹿さ加減を毎回確認しようとすんなよ」
「おまえはバカじゃない。僕の思考に興味がなくて、不真面目なだけだ」
めんどくさーい、とイグナシオは思考を放棄した。
まったく、と舌打ちをする。
「子供は生まれたくて生まれるんだろ、親なんか関係ないじゃん」
イグナシオは一族のものだが歪な事情があって親はとうにない。彼の常識からするとそうかもしれない。
「ナシオは生まれたくて、生まれてきたわけ?」
「そーだよ」
明快な答えに苦笑するしかない。
イグナシオの思考には躊躇がない。黒か白か好きか嫌いかやるかやらないか。快か不快か。その場を生きるための本能だけで構成されているイグナシオが、ルシアーノには羨ましくもある。思考の波に囚われて溺れる己とは全く違う。つい、色々を考えすぎる。
(グダグダと考えすぎるやがって、根暗なガキだな)
いつぞや、ハインツに苦々しく言われた言葉を思い出して眉間に皺がよる。
ああ、いやだ。
あんな辛気臭い奴の顔なんて思い出したくもない。
少なくともこれから、美しく可愛らしいものを見に行くのに、邪魔されたくない。
目を閉じて鴉の親玉みたいなハインツの面影を打ち消して、ウトウトとすれば、あっという間にダンテ夫人の屋敷だった。
いつも出迎えをしてくれる気のいい侍女は、フィオナ王女と共に現れた。
「呼んでもいないのに現れるなんて!本当に厚かましい人ね、ルシアーノ!」
相変わらずフィオナ王女は完璧に愛らしい顔と表情で、思いっきり眉間に皺をよせて腕組みをして客間でルシアーノを迎えてくれた。
「殿下におかれましては、ご機嫌麗しゅう」
「悪いわよ!お母様はお留守なの。さあ、帰りなさい!」
わざわざ出てきてはくれたが、すぐに帰れと言われてしまった。
いつにも増してつれない。
べ、と舌を出して拒絶されて、ルシアーノはニヤニヤと笑った。
今日も何と、王女は可愛いことか。
侍女は「はしたない」と怒るが、フィオナはフン!とそっぽを向く。
イグナシオは少女には興味がないので、フニャッと気が抜けた表情で天井を見ている。
やる気のなさを隠さない護衛にフィオナの背後にいた騎士……名前はゼグだがガジだか……なんだったか……が呆れた表情をよこした。
「ダンテ夫人がお留守?おかしいな、お約束をしていたのですが」
「お母様は忙しいの!約束を忘れることくらいあるでしょう」
きっと、ダンテ夫人は屋敷にいるだろう。
だが、王女の強固な反対にあってここには来れなかったのだ。そうルシアーノは予測した。侍女が目を逸らしたのを見ると推察は違わないはずだ。
毛の長い高級な猫が怒ったらこんな感じだな、とルシアーノは微笑んで、食い下がった。
「悲しいことです、王女殿下。ダンテ夫人が都に縁者のいない私を慮って叙勲の祝いに、と招いてくださったのに……。それを忘れておしまいになるなんて。やはり、田舎の子爵などとるに足らない存在なのでしょうか……」
「白々しい……、とるに足らない……?あなたほど有名であなたほど裕福な子爵がこの国のどこにいるのよ」
目に見えてシュン、としてみせると、フィオナは舌打ちをした。
お行儀が、と侍女が目を剥く。
フィオナはそれ横目で睨んで、なおも言い募った。
「お母様が忙しいのも急用なのも本当よ。だから、今日のところは帰りなさい。どちらにしろ、あなたが望むことにお母様も私も簡単に乗ってやったりしないんだから」
「望むことなんて何もないですよ、殿下」
「嘘ばっかり!それに、あなたが来ると、リザベルが……」
王女が言いかけた時、控えめに扉がノックされ、ゆっくりと開いた。
集中した視線に僅かに困ったかのように扉の外で足を止めた彼女はゆるく首を傾げた。どう言うことですか?と言いたげな視線が王女に飛ぶ。
王女は悪戯が見つかった時のように首をすくめた。
「私がどうかしましたか、殿下」
「……リザベル!あなた、出かけたんじゃ?」
「戻ってまいりました。殿下のご様子がおかしくていらしたので」
騎士姿の女性は、足音も立てずに室内に入ってくる。
蜜色の金の髪をした、明るい緑の瞳の麗人はにこりともせずに王女の横に並び、それからようやくルシアーノを視界に入れた。
何の感情もない、と言いたげな平坦な表情で。
ルシアーノは両手を広げて彼女に近寄ってハグをした。
麗人は身じろぎもせずにそれを受けて、僅かにため息を漏らした。
うんざりだ、と心の声が漏れた吐息を耳元で味わって、微かに胸が痛む。
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