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📒第六章 特別授業:舌で壊される『大人の威厳』
しおりを挟む羽生は新城の身体から一度身を引くと、にこやかに、しかし確固とした力で彼を押し倒した。
ずるり、と二人の身体がベッドの上で滑り、69の体位に持ち込まれてしまう。新城は抵抗しようと身体を捩った。
新城:
「離せ…っ!何をする…!くそっ…!」
喉から絞り出すような声で叫ぶ。
目の前には、硬く昂った羽生のペニスが横たわっていた。
新城の表情が、一瞬にして凍りつく。生理的な嫌悪感が、胃の底からせり上がってくるような感覚に襲われ、彼は反射的に顔を背ける。「ん…っ!」と喉の奥から呻き声を漏らし、口元を手で覆った。
羽生:
「……ふうん、もう賢者タイム? 早いなぁ、先生。…でも、僕の『特別授業』はまだ終わってないよ。」
新城は、何も答えなかった。ただ虚ろな目で、シーツを睨んでいる。
羽生:
「…そんな顔しないでよ。もったいないじゃん。さっき、あんなに可愛かったのに。」
羽生は構わず、ペニスの先端をゆっくりと舐め上げ、水気を吸いとる。羽生は先端だけでなく、根元の竿筋を舌の裏側でざらりと這わせるように舐め上げ、水気と熱を吸いとる。
れろれろ、ちゅぽちゅぽ……。
熱を帯びた皮膚が、ゾクリと粟立つ。
羽生:
「んん……ほら、また硬くなってきたじゃん?…やだなぁ、いやらしすぎ。」
新城は必死に股間を隠そうと足を閉じるが、羽生の大きな手がそれを許さない。
新城:
「…っ、やめ……っ、見、るな……っ、恥ずかしい……っ、んぅ……」
羽生は優しく、しかし確固とした力で新城の太腿を開かせる。羽生の瞳は、その視線を一度も外すことなく、新城の股間に注がれていた。
羽生:
「隠さなくていいって。見ろよ、こんなにプルプルして、可愛らしいじゃん。ほんと、おいしい……。」
しと、しと、つーッ
羽生の舌が、新城の竿筋をなぞるように這い、ざらりとした感触が神経を直接刺激する。そして舌先が、最も敏感なカリ首の溝へと辿り着き、執拗に、まるで獲物の秘密を探るように舐める。
新城:
「んんっ……ああ、っ、そこ……っ、やめ……っ、ぁ……!ひゅ……っ、んんんっ……!」
新城の腰が、意思に反して勝手に跳ね上がる。
羽生:
「こんな声、僕以外には聞かせちゃダメ!」
羽生の舌先が、カリ首をちろ、ちろと、まるで遊びのように突く。
羽生:
「ねぇ、今どんな顔してるか教えて。…ああ、鏡があるからよく見えるね。」
新城の身体が大きく弓なりに反った。鏡に映る自分の姿は、目が潤み、頬が真っ赤に染まっていた。
羽生:
「…真っ赤になって、可愛い顔してる。僕がこんなことしてるからか。」
新城:
「っ……あ、あ、あああああ……っ!くぅ……っ!はぁ……っ、なに……っ、これ……っ、ひっ、ひぃ……だ、だめ、もう……っ!」
新城の口から堪えきれない嗚咽が漏れた。快感の波が脳髄を直接揺さぶる。
新城:
「っ…くそ……っ!は、はぁ……やめろ、馬鹿なこと言うな……ッ!い、いく……っ、んんんっ……ちがう……っ、こんなはずじゃ……っ!」
羽生:
「まだ早いよ!? 僕の許可なくイかせないから。もっと、僕の舌で、あんたの理性、全部壊してあげるから!」
羽生の言葉が、新城の意識をかき乱す。羞恥と快感が混ざり合い、彼の思考はすでに曖昧になり始めていた。
(違う、俺はこんなはずじゃ……!こんな、男に……!ああ、俺は、もう……人間じゃない……っ!)
新城:
「っ……うぅ……っ、や、め……っ、あああ……っ!ふ、ふざけるな……っ、はぁ、はぁ……っ、もう……っ!だ、だめだ……っ、もう……っ!」
新城のペニスから、少量透明な液が滲み出す。
羽生:
「ねぇ、先生のここ、もうこんなに漏らしてちゃってるよ。あぁ!……隠さなくていいから」
新城の身体に、ゾクリと鳥肌が走る。腹の奥からどうしようもない焦燥が、じわじわと這い上がり、意思とは関係なく、頭をもたげ始める。
羽生は新城のペニスに顔を寄せた。
ふうっ……
湿った鼻息がふわりと吹きかけられ、新城の肌がぴくりと跳ねる。
そして、羽生は躊躇なく、そのすべてを口の中に丸ごと含み込んだ。
羽生は、顎を軋ませるほど深く吸い上げ、新城の理性を完全に破壊するかのように、深く、強く、貪るようにしゃぶり始めた。
羽生:
「んむぐ……せんせ……」
新城は、喉からヒュッと、まるで獣が獲物にかぶりつかれたかのような音が漏れる。
べちゃ…ジュポ…ベロベロ…じゅぽ…!
新城:
「っ……ああ、ああああああ……!やだ、こんな、俺……っ!……もっと……っ、はやく……っ、……やめろ……っ!」
新城の身体に、雷が落ちたような痺れが走る。彼の呼吸はまるで溺れているかのように乱れている。
羽生は、絶頂が近いと知ると、一度動きを止め、わざと低く囁く。
羽生:
「んんぐ……せんせぇ……もう終わりにしていいだろ?」
「っ、僕に……ぜんぶ……みせてくれる、よね?」
羽生の口は、もごもごと言葉を吐き出しながらも、舌全体で先端を螺旋状に締め上げ、ズボズボと激しく往復する。
最後に深く吸い込み、舌全体で一気に締め上げる。
新城:
「っ……ぁ……あああああ……っ!」
その一撃が、新城の最後の理性を吹き飛ばした。彼は、もはや意味をなさない言葉にならない叫びをあげ、完全に理性を手放した。
べろっ!ぐぽっ……!ぐぷぷっ!
羽生の舌が内側から何度も締め上げ、新城の身体は快感に支配され、痙攣を繰り返した。
ズルルルル……べちゃーーっ……!
羽生は、すべて見逃すまいと食い入るように見つめながら、極上の汁と言わんばかりに貪り尽くした。
羽生:
「んっ…はは、先生。…赤ん坊みたいに、僕にミルクを差し出すなんて。……僕、もっと欲しい。」
羽生はうっとりしながら唇をペロペロと舐めている。
新城:
「……はぁ、はぁ……っ……気持ち、悪い……。お前は……っ……、どうかしてる……。こんな……っ、ご、み……みたいな俺を見て……っ……何が、楽しいんだ……っ……?」
羽生は新城の秘所から立ち上る熱と、甘やかな匂いを深く吸い込んだ。
羽生:
「すぅ、はぁ……うん、いい! 僕の好きなあんたの匂いだ……。あぁ、たまんない……このエロい匂いが僕を狂わせる!」
新城の瞳は潤み、完全に理性を手放した表情で羽生を見つめていた。その表情こそが、羽生が最も欲していた「ご褒美」だった。
あとがき
読んでいただきありがとうございます。
他にもこの二人が主人公のお話を投稿しているのでよかったら読んでみてくださいね。
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