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第1章 スプリング×ビギニング
第18話 ベンキョウ カイ マエヘン
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リビングに下りるとソファーに姉さんの姿はなかった
俺の毛布がきちんと畳んで置いてある
たぶん目を覚まして自分の部屋に戻ったのだろう
顔を洗い部屋に戻って着替えをする
あまり多くない服の中で1番よそ行きっぽいのを選ぶ
いや、図書館で勉強するだけとはいえ、女の子とだ
少しは好感の持てる格好で行かないと相手にも悪い
教科書やノートをバックに詰め部屋を出る
母さんは仕事で居ないようなので適当に朝食を作ることにした
みそ汁はあるみたいなので、卵とハムをフライパンで焼いたものをおかずにする
調味料は醤油だ
たまにソースにする時もあるが、俺は基本醤油
ちなみに姉さんはというとソースやケチャップ、マヨネーズなどをブレンドした謎ソースだ
あれは俺には再現できないが不思議な味わいで結構美味い
そんなありあわせの食事が終わる頃、二階から姉さんが下りてきた
「おはよん、けーくん。ゴメンねえ、昨日は先に寝ちゃって。それと毛布アリガトね」
「どういたしまして。でも、これからは眠くなったら部屋に戻って寝てくれよ」
俺は溜め息混じりのセリフを投げる
「えへへぇ、あ、チュウはしてくれた?」
「はあ?」
相変わらずの素っ頓狂な発言に、俺はげんなりとした視線を送る
「はあ?じゃないよ。そっと毛布をかけながら『おやすみ、姉さん。良い夢を・・・』ってセリフと共に頬っぺたにチュウ、でしょう?それが無いなら80点だね」
「あのな・・・」
「ちなみにそれが出来て90点だからね」
「・・・100点は?」
一応聞いておく
「もちろんお姫様抱っこでベッドまで運んでからチュウだよ」
「お姫様抱っこで階段上るとか俺には無理」
途中で足を踏み外して転落とかになったらロマンティックどころの話じゃ無い
「ちぇー・・・、けーくんもっと鍛えなきゃダメだよ。そんなんじゃ好きな子できたとき奪い去れないゾ」
「どういう状況それ?」
奪い去るって・・・
「もちろん周囲のはんたいをおしきって花嫁姿の彼女を白馬にのせて、ごうだつするときだよ」
「・・・俺、乗馬できないし、そもそも白馬をどこからもってくるんだ?・・・もういいよ、俺これから出掛けるから」
俺は話を切り上げて椅子から腰を上げる
「えー、どこ行くの?」
案の定、姉さんがそう聞いてきた
これからの俺の行動を正直に話せば、絶対くっついてくるに決まってる
姉さんとはそういう人だ
「友達とテスト勉強だよ。テスト近いんだ」
この場合のポイントは嘘をつかないって事と情報は最小限にするって事だ
姉さんに限らず女って生き物は嘘を嗅ぎ分ける能力に長けている
下手に嘘をつこうものなら瞬時に看破されるだろう
友達とテスト勉強・・・嘘はついてない
相手が女の子という情報は抜けているが
そして場所の情報も
いま姉さんはスエットのままだ
さすがに姉さんもそんな格好でくっついてはこないだろうが、場所を明かしてしまったら後から乱入とかしかねない
俺は内心の焦りに気付かれないようにリビングのドアに手をかけた
「それで相手は?男の子?女の子?」
核心を突く姉さんの質問が俺の背中に浴びせられた
俺は振り返らぬままに、
「もちろん・・・男だよ(前世が・・・ただし本人による自己申告)」
と答え、そのままドアを開けリビングを後にした
あぶねえ!
だが嘘はついてない!(笑)
場所の方まで尋ねられる前に俺は慌てて家を後にした
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
家を出て駅までの道を歩く
図書館は駅二つ分隣にあるこの辺で1番大きいところ
園崎のところの駅からはひとつ隣だ
駅前のコンビニ前まで来たとき『ひゃん』という犬の声に振り返る
店先に繋がれた小型犬が俺に向かってしきりにしっぽを振っている
あれ、この犬って・・・
「あ、先輩。おはようございます」
コンビニから出て来たその人物は案の定、例の後輩女子だった
「先輩、今日は園崎センパイとは一緒じゃないんですか?」
にんまりとした視線を向ける後輩女子に俺は溜め息混じりにジト目で返す
「そんないつも一緒にいるわけないだろ、これから図書館で待ち合わせだ」
俺のセリフに後輩女子は赤面して声を震わす
「じょ、冗談のつもりだったのに・・・、休日も図書館でラブラブデートですか!?園崎センパイ羨まし過ぎます!!」
「い、いやデートじゃなくて勉強会なんだが」
俺は慌ててそう付け足すが後輩女子は相変わらず人の話を聞いてない
「そうやって日々親密度を着実にアップさせていくんですね~素敵です~恋愛のお勉強をお互いに手取り足取りステップアップですか~」
なんかまた一人で身をくねらせて勝手な妄想を始めたぞ・・・
ご主人さまのそんな姿に愛犬が『ひゃん』と鳴いてしっぽを振る
「やれやれ・・・あ、そういえは名前なんていうんだ?」
「あ、すいません。言ってませんでした?」
「聞いてない」
「それは失礼を・・・、プリッツです」
「は?」
「あ、変な名前って思いました?まあ、私の好きなお菓子から取った名前なんですけどね~」
そんな彼女のセリフに飼い犬が『ひゃん』と鳴く
「い、いや・・・犬の名前じゃなくてな」
ぴろぴろぴろぴろ・・・
その時、彼女のポケットから電子音が鳴り出した
「あ、いけない!時間だ」
取り出したケータイで時間を確認した後輩女子は慌てて踵を返す
「それじゃ先輩、失礼します。いくよプリッツ」
『ひゃん』
後輩女子は子犬を従え足早に去っていった
また名前を聞きそびれてしまった
まあ、いいか・・・個人的な用があるわけじゃないし
俺は再び駅へと足を向けた
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
図書館のロビーに着いたのは約束の10時の5分前だった
園崎の事だからだいぶ先に来て待ってるんじゃないかと思ったのだが、ロビーにその姿はない
長椅子に座って園崎の到着を待つことにした
遅いな・・・
もう待ち合わせの10時から10分は過ぎた
まさか事故にでもあったわけじゃないだろうな
こんな時、相手がケータイを持ってないってのは、じれったいものだな
ロビーから正面玄関へと移動して入り口の外で待つことにする
「・・・あ」
こちらに向かって走ってくる姿が見えた
いつもよりスピードが緩いが間違いなく園崎だ
遠目にも人目を引く容貌
若干小柄な背丈に反して自己主張の強過ぎる二つのふくらみ
それを弾ませながら走ってくる姿は道行く男共の視線を否応なしに集めていた
「ゴ、ゴメン、経吾、遅れた」
弾む息でそう謝罪する園崎に、俺は激しく視線をブレさせながら言葉を紡ぐ
「いや、遅いから、心配した、事故にでもあったかと思って」
ダメだ!
どんなに他のところに視線を向けても『そこ』に戻ってきてしまう
膝に両手をついて肩で息をする園崎の『その部分』は、前屈みの体勢と両の二の腕に押し潰されたことにより、深い谷間を形成していた
それが襟ぐりの広い今日の服のせいで際どいところまであらわになっている
かなり大きいとは思ってはいたがここまでとは・・・
「家を出ようとしたところで叔母に捕まってな、出掛けると言ったら頭とか顔とかいじられて、服も着替えさせられて・・・おまけにこんな走りづらい靴まで穿かされたから、すっかり遅くなってしまったんだ」
改めて園崎の姿を見ると髪型はほぼいつも通りだが、何かつけているようでしっとりと輝いている
顔もうっすらと化粧が施されていて、特にその唇など瑞々しく濡れたように光を照り返し思わず目を奪われる
服装はこの前見たお嬢様ぽい雰囲気にセクシーさがプラスされたような装いのものでかなり大人っぽい
走りづらいと形容したその靴はヒールの少し高いサンダルだった
はっきり言ってめちゃくちゃかわいい
園崎の叔母さん、グッジョブ過ぎ
「あー、うん。よく、似合ってる、いいんじゃ、ない、かな」
気恥ずかしさを抑えこんで精一杯の褒め言葉を口にする
俺は幼い頃から『女の子がお洒落をした時は必ず褒めてあげなさい』と母さんから躾けられた
最大の問題はその『女の子』の範疇に母さん自身が含まれていることだったが・・・
しかし、姉さんとかに言う時と違って物凄く恥ずかしいな
だが、そんなぎこちない俺の褒め言葉に園崎はびっくりしたように目を見開く
「ぅえっ!?似合っ・・・てる?いい・・・って、え、えぇ!?そんな・・・えっ?えっ?・・・・・・あ、アリガト・・・・」
耳たぶまで真っ赤にして俯いてしまった
ヤベ・・・なんか、スゲェかわいいぞ
もうあの誓いが揺らぎはじめてる
ダメだ気を引き締めないと
「じゃ、は、入るか」
「う、うん」
俺達は妙な空気を纏ったまま図書館の自動ドアをくぐった
(つづく)
俺の毛布がきちんと畳んで置いてある
たぶん目を覚まして自分の部屋に戻ったのだろう
顔を洗い部屋に戻って着替えをする
あまり多くない服の中で1番よそ行きっぽいのを選ぶ
いや、図書館で勉強するだけとはいえ、女の子とだ
少しは好感の持てる格好で行かないと相手にも悪い
教科書やノートをバックに詰め部屋を出る
母さんは仕事で居ないようなので適当に朝食を作ることにした
みそ汁はあるみたいなので、卵とハムをフライパンで焼いたものをおかずにする
調味料は醤油だ
たまにソースにする時もあるが、俺は基本醤油
ちなみに姉さんはというとソースやケチャップ、マヨネーズなどをブレンドした謎ソースだ
あれは俺には再現できないが不思議な味わいで結構美味い
そんなありあわせの食事が終わる頃、二階から姉さんが下りてきた
「おはよん、けーくん。ゴメンねえ、昨日は先に寝ちゃって。それと毛布アリガトね」
「どういたしまして。でも、これからは眠くなったら部屋に戻って寝てくれよ」
俺は溜め息混じりのセリフを投げる
「えへへぇ、あ、チュウはしてくれた?」
「はあ?」
相変わらずの素っ頓狂な発言に、俺はげんなりとした視線を送る
「はあ?じゃないよ。そっと毛布をかけながら『おやすみ、姉さん。良い夢を・・・』ってセリフと共に頬っぺたにチュウ、でしょう?それが無いなら80点だね」
「あのな・・・」
「ちなみにそれが出来て90点だからね」
「・・・100点は?」
一応聞いておく
「もちろんお姫様抱っこでベッドまで運んでからチュウだよ」
「お姫様抱っこで階段上るとか俺には無理」
途中で足を踏み外して転落とかになったらロマンティックどころの話じゃ無い
「ちぇー・・・、けーくんもっと鍛えなきゃダメだよ。そんなんじゃ好きな子できたとき奪い去れないゾ」
「どういう状況それ?」
奪い去るって・・・
「もちろん周囲のはんたいをおしきって花嫁姿の彼女を白馬にのせて、ごうだつするときだよ」
「・・・俺、乗馬できないし、そもそも白馬をどこからもってくるんだ?・・・もういいよ、俺これから出掛けるから」
俺は話を切り上げて椅子から腰を上げる
「えー、どこ行くの?」
案の定、姉さんがそう聞いてきた
これからの俺の行動を正直に話せば、絶対くっついてくるに決まってる
姉さんとはそういう人だ
「友達とテスト勉強だよ。テスト近いんだ」
この場合のポイントは嘘をつかないって事と情報は最小限にするって事だ
姉さんに限らず女って生き物は嘘を嗅ぎ分ける能力に長けている
下手に嘘をつこうものなら瞬時に看破されるだろう
友達とテスト勉強・・・嘘はついてない
相手が女の子という情報は抜けているが
そして場所の情報も
いま姉さんはスエットのままだ
さすがに姉さんもそんな格好でくっついてはこないだろうが、場所を明かしてしまったら後から乱入とかしかねない
俺は内心の焦りに気付かれないようにリビングのドアに手をかけた
「それで相手は?男の子?女の子?」
核心を突く姉さんの質問が俺の背中に浴びせられた
俺は振り返らぬままに、
「もちろん・・・男だよ(前世が・・・ただし本人による自己申告)」
と答え、そのままドアを開けリビングを後にした
あぶねえ!
だが嘘はついてない!(笑)
場所の方まで尋ねられる前に俺は慌てて家を後にした
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
家を出て駅までの道を歩く
図書館は駅二つ分隣にあるこの辺で1番大きいところ
園崎のところの駅からはひとつ隣だ
駅前のコンビニ前まで来たとき『ひゃん』という犬の声に振り返る
店先に繋がれた小型犬が俺に向かってしきりにしっぽを振っている
あれ、この犬って・・・
「あ、先輩。おはようございます」
コンビニから出て来たその人物は案の定、例の後輩女子だった
「先輩、今日は園崎センパイとは一緒じゃないんですか?」
にんまりとした視線を向ける後輩女子に俺は溜め息混じりにジト目で返す
「そんないつも一緒にいるわけないだろ、これから図書館で待ち合わせだ」
俺のセリフに後輩女子は赤面して声を震わす
「じょ、冗談のつもりだったのに・・・、休日も図書館でラブラブデートですか!?園崎センパイ羨まし過ぎます!!」
「い、いやデートじゃなくて勉強会なんだが」
俺は慌ててそう付け足すが後輩女子は相変わらず人の話を聞いてない
「そうやって日々親密度を着実にアップさせていくんですね~素敵です~恋愛のお勉強をお互いに手取り足取りステップアップですか~」
なんかまた一人で身をくねらせて勝手な妄想を始めたぞ・・・
ご主人さまのそんな姿に愛犬が『ひゃん』と鳴いてしっぽを振る
「やれやれ・・・あ、そういえは名前なんていうんだ?」
「あ、すいません。言ってませんでした?」
「聞いてない」
「それは失礼を・・・、プリッツです」
「は?」
「あ、変な名前って思いました?まあ、私の好きなお菓子から取った名前なんですけどね~」
そんな彼女のセリフに飼い犬が『ひゃん』と鳴く
「い、いや・・・犬の名前じゃなくてな」
ぴろぴろぴろぴろ・・・
その時、彼女のポケットから電子音が鳴り出した
「あ、いけない!時間だ」
取り出したケータイで時間を確認した後輩女子は慌てて踵を返す
「それじゃ先輩、失礼します。いくよプリッツ」
『ひゃん』
後輩女子は子犬を従え足早に去っていった
また名前を聞きそびれてしまった
まあ、いいか・・・個人的な用があるわけじゃないし
俺は再び駅へと足を向けた
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
図書館のロビーに着いたのは約束の10時の5分前だった
園崎の事だからだいぶ先に来て待ってるんじゃないかと思ったのだが、ロビーにその姿はない
長椅子に座って園崎の到着を待つことにした
遅いな・・・
もう待ち合わせの10時から10分は過ぎた
まさか事故にでもあったわけじゃないだろうな
こんな時、相手がケータイを持ってないってのは、じれったいものだな
ロビーから正面玄関へと移動して入り口の外で待つことにする
「・・・あ」
こちらに向かって走ってくる姿が見えた
いつもよりスピードが緩いが間違いなく園崎だ
遠目にも人目を引く容貌
若干小柄な背丈に反して自己主張の強過ぎる二つのふくらみ
それを弾ませながら走ってくる姿は道行く男共の視線を否応なしに集めていた
「ゴ、ゴメン、経吾、遅れた」
弾む息でそう謝罪する園崎に、俺は激しく視線をブレさせながら言葉を紡ぐ
「いや、遅いから、心配した、事故にでもあったかと思って」
ダメだ!
どんなに他のところに視線を向けても『そこ』に戻ってきてしまう
膝に両手をついて肩で息をする園崎の『その部分』は、前屈みの体勢と両の二の腕に押し潰されたことにより、深い谷間を形成していた
それが襟ぐりの広い今日の服のせいで際どいところまであらわになっている
かなり大きいとは思ってはいたがここまでとは・・・
「家を出ようとしたところで叔母に捕まってな、出掛けると言ったら頭とか顔とかいじられて、服も着替えさせられて・・・おまけにこんな走りづらい靴まで穿かされたから、すっかり遅くなってしまったんだ」
改めて園崎の姿を見ると髪型はほぼいつも通りだが、何かつけているようでしっとりと輝いている
顔もうっすらと化粧が施されていて、特にその唇など瑞々しく濡れたように光を照り返し思わず目を奪われる
服装はこの前見たお嬢様ぽい雰囲気にセクシーさがプラスされたような装いのものでかなり大人っぽい
走りづらいと形容したその靴はヒールの少し高いサンダルだった
はっきり言ってめちゃくちゃかわいい
園崎の叔母さん、グッジョブ過ぎ
「あー、うん。よく、似合ってる、いいんじゃ、ない、かな」
気恥ずかしさを抑えこんで精一杯の褒め言葉を口にする
俺は幼い頃から『女の子がお洒落をした時は必ず褒めてあげなさい』と母さんから躾けられた
最大の問題はその『女の子』の範疇に母さん自身が含まれていることだったが・・・
しかし、姉さんとかに言う時と違って物凄く恥ずかしいな
だが、そんなぎこちない俺の褒め言葉に園崎はびっくりしたように目を見開く
「ぅえっ!?似合っ・・・てる?いい・・・って、え、えぇ!?そんな・・・えっ?えっ?・・・・・・あ、アリガト・・・・」
耳たぶまで真っ赤にして俯いてしまった
ヤベ・・・なんか、スゲェかわいいぞ
もうあの誓いが揺らぎはじめてる
ダメだ気を引き締めないと
「じゃ、は、入るか」
「う、うん」
俺達は妙な空気を纏ったまま図書館の自動ドアをくぐった
(つづく)
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