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第四章 あの日憧れたあの人のように
⑨ 『理由』
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ジェノはリニアに話をした。自分が強くなりたい理由を。
昨年に、ゴブリンと呼ばれる魔物二匹に殺されそうになったこと。そして、その際に一番仲良しの友達だった愛猫のロウが、自分を守るために戦い、ゴブリン達に殺されてしまったことを。
「なるほどね。そんな事があったんだ」
リニアは同情するではなく、悲しむでもなく、そう言って頷いた。
そして、ジェノに質問を投げかけてくる。
「ねぇ、ジェノ。もしも剣を使えるようになったら、君はそのゴブリンという魔物を沢山殺したいと思うのかな?」
「……えっ?」
思いもかけない問に、ジェノは驚く。
「あら、どうして驚くの? 剣を使えるようになるっていうのは、上手く相手を殺せるようになるという事よ。そして、それはもちろん魔物だけではなくて人間相手でも同じよ。
たとえば、君に嫌がらせをしてくる友達……ロディ君だったかしら? その子も殺せるわ。ああ、でも、それよりも優先する相手がいたわね」
リニアは笑顔でとんでもないことを喜々として語る。
「やっぱり最初は、優しいペントさんを苛める、あのメイド長のキュリアさんかな? それとも、子供を愛そうともしないで、君とお兄さんとペントさんに嫌がらせをし続けてくるっていう、君のお父さんかな?
まぁ、見つかったら大変だけれど、上手く見つからないようにやれば、自警団の人達も、幼い君が殺したなんて想像も出来ないはずだものね。だから、君は剣術を早く覚えたいと思っているのかな?」
笑顔を微塵も崩さずに言うリニア。
ジェノはそんなリニアを怖いと思ったが、勇気を振り絞る。
「違うよ! 僕は、そんな事を思っていないよ!」
ジェノは大声で、リニアの発言を否定した。
「あらっ、違うの? でも、そういった理由で剣を学ぼうとする人も世の中にはいるのよ。おそらく、君が想像しているよりも沢山ね。
そして、私はそういう人達も否定はしないわ。さっきも言ったように、剣術って上手く相手を殺すための方法なんだもの」
リニアはやはり笑顔で言う。それが、どうしようもなく怖い。
でも……。
「僕は剣を覚えたら、強くなったら、皆を守れるようになりたいんだ! もう、目の前で誰かが傷ついて死んでいくのを、ただ黙って見ているのなんて嫌だから」
懸命に訴える。笑顔を崩さないリニアに向かって。
「僕が剣を使えるようになりたい理由はそれだけだよ。僕は、キュリアも、お父さんも嫌いだ。でも、嫌いだから殺すなんて間違っている! 誰だって、斬られたら痛いんだ。苦しいんだ。だから、僕はそんなことはしない!」
ジェノは言いたいことをすべて言い、震える体に活を入れてリニアを睨む。
「……うん。そうなんだ。それが、君の考えなのね」
リニアはそう言うと、楽しそうに微笑んだ。
先程までの、怖さを含んだ笑顔ではなく、心から嬉しそうに。
「うんうん。格好いいわよ、ジェノ。その歳でそこまで言えるとは、先生驚いちゃったわ」
嬉しそうにリニアはジェノに近づいてきて、ジェノの体を抱きしめた。
「まったく。君は自分の考えを内側に溜め込みすぎよ。もう少しだけでいいから、相手にも伝わるようにしなくちゃあ、分からないわよ」
その言葉に、話したつもりでいただけで、自分は先生に何も伝えていなかったことに、ジェノはようやく気がついた。
「その、ごめんなさい……」
「ふふっ。素直でよろしい」
リニアはジェノの体を離し、ジェノに片目をつぶって言うと、「それじゃあ、もう一つだけ先生に話してくれないかな」と言葉を続ける。
「えっ、何を?」
「君のお父さんとお兄さんのことについて。ペントさんから大筋では聞いているけれど、先生は君の口から聞きたいなぁ」
「はい。分かりました」
ペントから聞いているのに、どうして自分の口から聞きたいのか分からない。しかし、ジェノはリニアの要望に応え、説明する。
ジェノの父親であるヒルデは、一代で大商会を立ち上げるほど商才に溢れた人物だったが、人間的には決して褒められた人物ではなく、冷徹で、冷酷で、金にがめつい男だった。
それでも、ジェノの母親であるイヨのことは、彼も少しは愛していたらしい。けれど、自分の血を分けた子ども達には愛情がまったくなかった。
そのため、イヨが病で亡くなると、ジェノと彼の兄達を家から追い出そうとした。
けれど、母のイヨと仲の良かったペントが、自分がこの子達を育てると名乗り出た。
そして、せめてジェノがもう少し大きくなるまでは、母親の生活していたこの家に置いて欲しいと懇願したのである。
ヒルデがどうしてそのペントの願いを聞き届けたのかは分からない。
世間体をいまさら気にするような人間ではなかったので、おそらくは息子達の存在を商売敵に利用されるのを嫌ったのではないかというのがもっぱらの噂だ。
だが、金にがめついヒルデは、ペントに家の部屋の使用料を毎月請求すると言ってきた。
ベテランの侍女ということもあり、ペントもそれなりの給金を得ていたが、それでもかなり厳しい金額設定だった。
ペントを助けるために、ジェノの兄デルクが、七歳でヒルデの商会の見習いになって仕事を始めた。二束三文の給金だったが、それでもかなり助かったらしい。
さらに成長するにつれて、デルクはその才能を開花させ、十五歳になった今では、並の職員以上に仕事をこなし、誰からも一目置かれる存在になっている。
ジェノの自慢でもあり、目標でもある大好きな兄さんだ。
「……なるほどね。君のお父さんはそんなことをしているのね。そして、ペントさんとデルクさんが頑張って、君を守ってくれているのね」
決して上手い説明ではなかったが、ジェノの話をリニアは理解してくれた。
「はい。だから、僕は早く一人前になって、ペントと兄さんに協力できるようになりたい。
本当は、兄さんはもう僕の歳の頃には働いていたんだから、僕も働きたいのだけれど、ペントも兄さんも、家のことは心配ないからって言って認めてくれなくて……」
ジェノは顔を少し俯ける。
「その事が不満なの?」
「ううん。違うよ。ペントと兄さんが僕のために言ってくれていることは分かっているもん。だから、僕は今、勉強と剣術を頑張りたいんだ」
満面の笑みを浮かべて言うジェノの頭を、リニアは優しく撫でてくれた。
「よぉ~し。ジェノ。君の気持ちはよく分かったわ。それなら、先生も今まで以上に協力しちゃう」
「えっ? 本当?」
「ええ。嘘は言わないわ。今日は午前中の勉強はお休みにして、先生のとっておきを教えてあげるわ」
ジェノはリニアの言葉に目を輝かせる。
ようやく、剣を握らせてもらえるのだろうか?
うん。きっとそうだ。
その上、とっておきと言うからには、すごい技に違いない。
ジェノは高揚感を隠せずに、嬉しそうに両手を強く握る。
……けれど、ジェノのその期待は、また裏切られることになってしまうのだった。
昨年に、ゴブリンと呼ばれる魔物二匹に殺されそうになったこと。そして、その際に一番仲良しの友達だった愛猫のロウが、自分を守るために戦い、ゴブリン達に殺されてしまったことを。
「なるほどね。そんな事があったんだ」
リニアは同情するではなく、悲しむでもなく、そう言って頷いた。
そして、ジェノに質問を投げかけてくる。
「ねぇ、ジェノ。もしも剣を使えるようになったら、君はそのゴブリンという魔物を沢山殺したいと思うのかな?」
「……えっ?」
思いもかけない問に、ジェノは驚く。
「あら、どうして驚くの? 剣を使えるようになるっていうのは、上手く相手を殺せるようになるという事よ。そして、それはもちろん魔物だけではなくて人間相手でも同じよ。
たとえば、君に嫌がらせをしてくる友達……ロディ君だったかしら? その子も殺せるわ。ああ、でも、それよりも優先する相手がいたわね」
リニアは笑顔でとんでもないことを喜々として語る。
「やっぱり最初は、優しいペントさんを苛める、あのメイド長のキュリアさんかな? それとも、子供を愛そうともしないで、君とお兄さんとペントさんに嫌がらせをし続けてくるっていう、君のお父さんかな?
まぁ、見つかったら大変だけれど、上手く見つからないようにやれば、自警団の人達も、幼い君が殺したなんて想像も出来ないはずだものね。だから、君は剣術を早く覚えたいと思っているのかな?」
笑顔を微塵も崩さずに言うリニア。
ジェノはそんなリニアを怖いと思ったが、勇気を振り絞る。
「違うよ! 僕は、そんな事を思っていないよ!」
ジェノは大声で、リニアの発言を否定した。
「あらっ、違うの? でも、そういった理由で剣を学ぼうとする人も世の中にはいるのよ。おそらく、君が想像しているよりも沢山ね。
そして、私はそういう人達も否定はしないわ。さっきも言ったように、剣術って上手く相手を殺すための方法なんだもの」
リニアはやはり笑顔で言う。それが、どうしようもなく怖い。
でも……。
「僕は剣を覚えたら、強くなったら、皆を守れるようになりたいんだ! もう、目の前で誰かが傷ついて死んでいくのを、ただ黙って見ているのなんて嫌だから」
懸命に訴える。笑顔を崩さないリニアに向かって。
「僕が剣を使えるようになりたい理由はそれだけだよ。僕は、キュリアも、お父さんも嫌いだ。でも、嫌いだから殺すなんて間違っている! 誰だって、斬られたら痛いんだ。苦しいんだ。だから、僕はそんなことはしない!」
ジェノは言いたいことをすべて言い、震える体に活を入れてリニアを睨む。
「……うん。そうなんだ。それが、君の考えなのね」
リニアはそう言うと、楽しそうに微笑んだ。
先程までの、怖さを含んだ笑顔ではなく、心から嬉しそうに。
「うんうん。格好いいわよ、ジェノ。その歳でそこまで言えるとは、先生驚いちゃったわ」
嬉しそうにリニアはジェノに近づいてきて、ジェノの体を抱きしめた。
「まったく。君は自分の考えを内側に溜め込みすぎよ。もう少しだけでいいから、相手にも伝わるようにしなくちゃあ、分からないわよ」
その言葉に、話したつもりでいただけで、自分は先生に何も伝えていなかったことに、ジェノはようやく気がついた。
「その、ごめんなさい……」
「ふふっ。素直でよろしい」
リニアはジェノの体を離し、ジェノに片目をつぶって言うと、「それじゃあ、もう一つだけ先生に話してくれないかな」と言葉を続ける。
「えっ、何を?」
「君のお父さんとお兄さんのことについて。ペントさんから大筋では聞いているけれど、先生は君の口から聞きたいなぁ」
「はい。分かりました」
ペントから聞いているのに、どうして自分の口から聞きたいのか分からない。しかし、ジェノはリニアの要望に応え、説明する。
ジェノの父親であるヒルデは、一代で大商会を立ち上げるほど商才に溢れた人物だったが、人間的には決して褒められた人物ではなく、冷徹で、冷酷で、金にがめつい男だった。
それでも、ジェノの母親であるイヨのことは、彼も少しは愛していたらしい。けれど、自分の血を分けた子ども達には愛情がまったくなかった。
そのため、イヨが病で亡くなると、ジェノと彼の兄達を家から追い出そうとした。
けれど、母のイヨと仲の良かったペントが、自分がこの子達を育てると名乗り出た。
そして、せめてジェノがもう少し大きくなるまでは、母親の生活していたこの家に置いて欲しいと懇願したのである。
ヒルデがどうしてそのペントの願いを聞き届けたのかは分からない。
世間体をいまさら気にするような人間ではなかったので、おそらくは息子達の存在を商売敵に利用されるのを嫌ったのではないかというのがもっぱらの噂だ。
だが、金にがめついヒルデは、ペントに家の部屋の使用料を毎月請求すると言ってきた。
ベテランの侍女ということもあり、ペントもそれなりの給金を得ていたが、それでもかなり厳しい金額設定だった。
ペントを助けるために、ジェノの兄デルクが、七歳でヒルデの商会の見習いになって仕事を始めた。二束三文の給金だったが、それでもかなり助かったらしい。
さらに成長するにつれて、デルクはその才能を開花させ、十五歳になった今では、並の職員以上に仕事をこなし、誰からも一目置かれる存在になっている。
ジェノの自慢でもあり、目標でもある大好きな兄さんだ。
「……なるほどね。君のお父さんはそんなことをしているのね。そして、ペントさんとデルクさんが頑張って、君を守ってくれているのね」
決して上手い説明ではなかったが、ジェノの話をリニアは理解してくれた。
「はい。だから、僕は早く一人前になって、ペントと兄さんに協力できるようになりたい。
本当は、兄さんはもう僕の歳の頃には働いていたんだから、僕も働きたいのだけれど、ペントも兄さんも、家のことは心配ないからって言って認めてくれなくて……」
ジェノは顔を少し俯ける。
「その事が不満なの?」
「ううん。違うよ。ペントと兄さんが僕のために言ってくれていることは分かっているもん。だから、僕は今、勉強と剣術を頑張りたいんだ」
満面の笑みを浮かべて言うジェノの頭を、リニアは優しく撫でてくれた。
「よぉ~し。ジェノ。君の気持ちはよく分かったわ。それなら、先生も今まで以上に協力しちゃう」
「えっ? 本当?」
「ええ。嘘は言わないわ。今日は午前中の勉強はお休みにして、先生のとっておきを教えてあげるわ」
ジェノはリニアの言葉に目を輝かせる。
ようやく、剣を握らせてもらえるのだろうか?
うん。きっとそうだ。
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