真巨人転生~腹ペコ娘は美味しい物が食べたい~

秋刀魚妹子

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キャラ紹介&背景紹介 その2

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 キャラ紹介&背景紹介


 星空 和樹《ほしぞら かずき》


 短髪の黒髪で、活発で明るいイメージを持つ腹黒な勇者。

 初対面の人にも好印象を与える人柄から高校2年生で生徒会長を務めていた。 何でも完璧だと思い込んでいる節が有る。

 地球で修学旅行の帰りに死んだ11人の内の1人、自分が主人公でありリーダーだと疑わない典型的な阿呆。

 本人はノーマルだと言っているが、何故か異世界に召喚されてから真昼の事が異常に可愛く見えている。

 真昼と恋人関係になれて幸せだが、元クラスメイトの視線は冷たい。 しかし、和樹は好きなら性別何て関係無いと悟る。

 ダンジョン最下層で手に入れた白銀の鎧に、両手剣を装備している。

 亜人最強と名高い巨人トールを易々と殺害した。

 ◆◇◆

 三山 結月《みやま ゆずき》

 金髪に褐色の肌、何処かチャラチャラしているギャル。 顔は間違いなく美人に入る女性。

 職業は聖女を選んだが、生粋のドS女。

 しかし、聖女を極めている為回復のスペシャリストでパーティーメンバーの蘇生も可能。 誰かを癒すよりも、拷問が大好きなイカれた美人。

 拷問の次はお金が好き。 何でこんな奴が逮捕されて無かったのか、前世の不可思議である。

 聖女のローブに聖女の杖を装備している。

 聖女の杖の先は棘付きの棍棒になっている為、拷問をする時に役に立つ。

 ◆◇◆

 阿賀 小次郎《あが こじろう》 

 黒髪坊主で剣道部副部長をしていた男子。

 ガチガチに堅物な事で有名で、指示された事や命令は必ず達成してきた真面目な男。 剣道の大会での優勝経験も有り、現代の佐々木小次郎だと称賛される。

 職業は剣聖を選び、メンバーも天職だと思っている。 しかし、その本性は何かを斬りたいだけの人斬りだった。

 一緒に召喚された、元クラスメイトの光香と最近良い感じだが本人は否定。
 
 クウネル達を追いつめた1人で、クウネルの母エルザを切り捨て殺害。

 しかし、何故かクウネルをわざと逃がしたと真昼から疑われている。 本人は又もや否定。

 聖王国で特注で作ってもらった武者の鎧と、日本刀を装備している。

 ◆◇◆

 天童 光香《てんどう みか》

 黒髪を両サイドで三つ編みにしてる眼鏡っ娘。

 地球での学生時代は、趣味も兼ねて図書委員として図書館に入り浸っていた。 あの腹黒勇者のカズキが褒める程に、メンバーを気遣える縁の下の力持ち。

 チートを貰える際に賢者を選んだのは、まだ読んだ事の無い本を沢山読めるかもと思ったから。 実際は、ひたすらレベル上げの毎日で辟易している。

 最近、元クラスメイトの小次郎と良い雰囲気になれて嬉しい。

 実はラノベオタクで、自分達は死んでから今の世界に喚ばれたのに転生では無く召喚扱いな事に疑問を持つ。

 クウネルを逃がす切っ掛けになったと真昼から密かに疑われているが、詳細は不明。

 賢者のローブに賢者の杖を装備。

 賢者の杖には使える魔法が込められており、其処から自由に魔法を行使する事が可能である。

 ◆◇◆

 如月 潤《きさらぎ るう》

 目元まで伸ばした黒髪と無表情なのが特徴な僕っ子。

 職業は魔導王を選ぶほど、ゲームの魔法が大好き。

 好き過ぎて、異世界オリジンでは独学で研究し新魔法を開発する程。

 リアクションはするのに表情が変わらない事が面白く、よくメンバーにはちょっかいを出されている。 何を考えているのか分からない、とよく言われるが実際は魔法の事しか考えていない。

 最近の最高の研究成果は魔法の鞄。 容量がほぼ無限で何でも収納可能だが、潤にしか所持出来ない。

 クウネル達を追いつめた1人で、高等魔法に値するサンダーレインでクウネルの父ロスを殺害した。

 魔導王のローブに魔導王の杖を装備し付属として、魔法の鞄を肩から掛けている。

 装備品の前に職業の名前が付く装備は、全て聖王国からの支給品。 何故魔法職のメンバーにだけ、専用装備が準備して有ったのか潤だけ疑問に思っていが研究に忙しく多分直ぐに忘れるだろう。

 ◆◇◆

 菅藤 琉斗《かんどう りゅうと》

 茶髪にピアスを耳にしており、チャラチャラした印象を周囲に与えるが昔は真面目だった。

 出身は関西ではないが、何故か関西弁を話す。

 周りからはエセ関西弁と揶揄されるが、本人は気にしていない。

 非常に身体能力に長けており、地球ではムエタイ、空手、テコンドー、柔道の大会で優勝経験あり。 正に天性の格闘センスを持つ。

 職業は格闘王を選んでおり、内心では本気で殺れば勇者カズキにも勝てると天狗。

 クウネル達を追いつめた1人だが、自分達の方が圧倒的に強いと油断しまくりクウネルを逃がす切っ掛けを作ってしまう。

 良い見せ場も無く、クウネルの首(エルザの首)を持ち帰る役目をさせられ内心では反省している。 ざまぁ。

 ダンジョン下層で手に入れた、魔獣の皮製格闘着と黒檀のガントレットをお気に入りで装備している。

 ◆◇◆

 九藤 光里《くどう ひかり》

 自称アイドルを名乗るが、地球では正式な活動は無し。 学校でのみ、自分はアイドルだと言い続けていた。 理由は不明。

 髪をピンクに染めてセットしていたが、異世界オリジンにはそんな道具も無く今は色あせたピンクの髪を両サイドで結びツインテールにしている。

 於多福はそれを見て、推しが尊いと叫んだ。

 創造神オリジンから与えらた使命を、既に殆ど忘れている残念な頭脳の持ち主。 光里の脳内には、異世界オリジンで初めてのアイドルとなりアイドル文化を広める事しか無い。

 選んだ職業、精霊王使いが非常に強く強力で無ければとっくの昔に和樹に追放されていた程の天然ポンコツ。

 現時点のファンは、元クラスメイトの於多福と精霊王と数十人の竜人達と数百人の鬼人達。

 初めて精霊王喚んだ時に、精霊王から贈られた精霊巫女の羽衣をアイドルの衣装と呼び装備している。
 
 ◆◇◆

 珍念 於多福《ちんねん おたふく》

 地球では、光里を推す唯一のファン。

 喋り方が特徴的で嫌われやすいが、異世界に来てからはかなりの常識人として和樹に認識される。

 光里の事が絡むと、一気にアイドル脳に切り替わり常識がぶっ壊れるのが難点。

 見た目は、黒髪にそれなりにふくよかな体型。

 奴隷使い王という珍しい職業を選んたが、理由は凄く真面目だ。

 創造神オリジンからの説明の際に希少な職業は1つしか世界には存在できないと聞き、光里を奴隷にするような奴が出ないように率先して選んだのだ。

 地球に居た時から熱心な光里のファンだが何故ファンになったのかは不明。

 奴隷使い王のスキルを使い、奴隷にするのは魔物だけと心に決めているナイスガイ。

 特注サイズの迷彩柄の服に、魔物の尻尾から作った鞭を装備している。

 ◆◇◆

 小鳥 真昼《ことり まひる》

 首もとまで伸ばした茶髪に、中性な顔立ちをしているが明らかに美人? 美形? な男の娘。

 地球で学生をしていた時は、モテる事も無く目立たない存在だった。 しかし、職業を選ぶ際に今までの自分を変えるべく性王を選ぶ。

 職の影響力が大きいのか、地球に居た頃とは性格も趣味も喋り方も変化している。 そのお陰で誰からでもモテるスキルや魔法を手に入れたので本人は気に入っているとか、いないとか。

 元クラスメイトですら、地球での真昼を思い出す事は無い。

 和樹とは親密な関係ではあるものの、真昼と和樹の想いには大きな擦れ違いが有る様だ。

 クウネル達を追いつめた1人だが、特にクウネル達を害してはいない。

 小次郎と光香が何やら考えがあり、クウネルを態と逃がしたとも思っているが、その方が都合も良いので潤の魔法と真昼の変装術を使いクウネルの母エルザの首をクウネルに見立てて隠蔽した。

 装備は、和樹がダンジョン最下層で入手しプレゼントした踊り子の衣を気に入って装備している。

 ◆◇◆

 新井 小豆《あらい あずき》

 黒髪ロンゲのスケバンヤンキー。黙っていれば美人と地球では有名だったが、口が悪く嫌われていた。

 しかし、義理と情を重んじる性格から慕われる事もしばしば。

 職業は破壊王、能力やスキルは不明だが戦闘力は非常に高いと思われる。

 クウネル殺害の計画に反対し、聖王国で留守番中。

 名前にコンプレックスを持ち、オマメやコマメと呼ばれるとキレてしまう。

 ◆◇◆

 チートについて。

 上記の召喚されたメンバーに記載が有った様に、召喚される時にチートとして強力な職業をスキルとして創造神から得ている。

 クウネルは知らずに種族と鑑定スキルを得る。 何故創造神から訂正が無かったのかは不明だが、多分クウネルが説明を最後聞かなかったのが原因。

 人の話しは最後まで聞きましょう。

 ◆◇◆

 世界樹の都と癒しの森

 世界樹周辺にエルフが暮らす都が、その都の周りを囲む様に妖精達の住む癒しの森が有る。

 エルフの都は木製の建造物で出来ており、世界樹自体にも木製の大きな館を建設し其処にエルフの王女が住んでいる。

 エルフは寿命の有る亜人では最も長生きな種族で有り、都の頂点に君臨しているエルフの女王は200歳を軽く越えても若い見た目のままだとか。

 エルフは民全員が弓術を扱え、兵士と言える。 人口は大戦でかなり戦死したが、一万人程のエルフが住んでいる。

 亜人を癒し、魔物を迷わせる不思議な癒しの森には妖精達が住んでおり家等は持たず木の上や地べたに直接寝る等、逞しい面も持つ。

 身長は30cm程で、非常に小さい。 背中に生えた、薄い二枚の羽でパタパタと飛ぶ可愛らしい亜人。

 性別は無く、見た目は少女寄りが多い。 繁殖方法は妖精達の秘密とされ誰も知らない。

 争いを好まないが、いざとなれば全ての妖精が強力な元素魔法を扱える。 寿命は平均的な長さ、数万程の妖精が住んでいる。

 エルフ達とは太古からの友好関係に有り、お隣という事も有るので非常に仲良し。

 妖精王と呼ばれる存在はいない為、基本的に妖精の方針や命令を下すのはエルフの女王となっている。

 大戦で唯一現存している国が、世界樹の都と癒しの森のみである。

 ◆◇◆

 鬼人の集落

 山岳地帯に住む鬼人の集落。

 天性の狩人として、動物や魔物を狩って生活している。

 集落との名の通り、建造物は基本テントのみである。 魔物の皮や、骨を利用し狩った獲物を飾るようにテントを建てる文化が有る。

 鬼人は総じて言葉が流暢で無い為、他の亜人から下に見られがちだが情に厚く一族全てを大切にしている優しい種族。

 人口は大昔の大戦でかなり死亡している為、二千人程が暮らしている。

 寿命は100年と、少し長生き。

 武器を好まず、伝統的な格闘術を使用する。
 
 鬼人の男は見た目が鬼そのものだが女性は美しい者が多い為、大戦の時には人間達から奴隷狩りの標的となっていた。

 大戦の時に世界樹の都に逃げ延びた過去が有り、未だにエルフには頭が上がらない。

 ◆◇◆

 地底王国

 頑固過ぎて有名な地底王を頂点としたドワーフの王国。人口は数万人。

 ドワーフの男は総じて身長が低く、髭モジャだが女性は身長が低いものの美少女が多い。

 鍛冶や建築、穴堀に大工と何でもこなせる職人の王国と言えるだろう。

 かなり頑固な所が有り、他の亜人達とはあまり上手くいっていない。

 しかし、ドワーフは男女共に非常に酒好き。

 機嫌を損ねても、酒を持っていけば許されると逸話が有る程。

 ドワーフの一番推す酒は、鬼人の集落で作られる鬼殺し。

 大戦の後に鉱物目当てに穴を掘り、魔の森の地下に地底王国を作った。 現在の地底王国の面積は、ドワーフ達ですら把握出来ていない。

 穴堀は計画的に。

 鬼人と同じく大戦の際に世界樹の都に逃げ延びた過去がある為、エルフには頭が上がらない。
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